バロックちゃんの卒業
[No.1375] 2023/08/06 (Sun) 08:57
こんにちは。
更新が大変遅くなり申し訳ありません。
7月27日木曜日、ロングコートチワワのバロックちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました

↑向かって右がバロックちゃん。
左はカフェ卒業生ぽんずくん(元のお名前はオッテイくん)です。
バロックちゃんがカフェに来てくれたのは6月20日のことです。

カフェに7ヶ月滞在していたララッタちゃんが卒業して、3日後にやってきたバロックちゃん。
最初の印象は「ララッタちゃんに似てる…」
で、確かに体格(体重4.7㎏)、被毛の色といった体つきが似ていました。


それ以外にも似ている個所がいくつか。
それはケージの隙間に鼻先を出す仕草。

そして…オヤツ大大好きぶり。
ララッタちゃんもおやつを察知すると、猫部屋前の侵入防止柵を前足で思い切りカリカリしてましたけれど、バロックちゃんはそれに輪をかけてカリカリバリョバリョ。

そのせいでカチャっと閉まる部分にちょっとヒビが入ったのは内緒です
身体能力も抜群だし、頭も賢くて…。
ベンチに軽やかにシュタっと登るのは朝飯前。

犬舎側の低い侵入防止柵は、助走無しで簡単に飛び越えます。
猫部屋前の侵入防止柵はさすがに飛び越えられないけれど、前足でカリカリしているうちにストッパーが振動で外れることを知って、それからは激しくカリカリして何度も侵入。


更には、机の下の侵入防止柵と防止柵の隙間からグイって頭を割り込んで侵入。

いつの間にか厨房やバックヤードに入ってしまっていました。
「え? いつの間に?」
っていうのが何度もあって、それはまるで忍者のよう。
私は密かに「にんにん
」と呼んでいました(笑)
お散歩は最初は全く歩けず。
2~3歩いては抱っこを繰り返していたけれど、カフェに来て5日目にショートコースを完走。

それからはお散歩でうんちもおしっこもできるようになって。
暑いけれど、しっかり首に保冷剤をまいてもらってご機嫌に歩いてくれました。

バロックちゃん、カフェに来てヒートになりました。
ヒート期間の後半は、実はちょっと困ったちゃんでした。
オヤツは食べるけれど、今まで食べていたご飯を食べないのです。
必殺「あの手この手」。
食べて欲しいのでカフェに置いてあるドライフード以外にもAmazonで買ったりもしたし、ウエットフードも日替わり。
でもやっぱり食いつきが悪くて心配でした。
また、色んなワンちゃんにマウントするので、さすがにその時はボランティアスタッフさんの抱っこかフロアケージに入ってもらうことも…。


だけど、ヒートが終わると嘘のようにご飯も食べてくれるようになり、マウントも終了。
日中はカフェに一つだけある契約席の下やケージに入って静かに過ごしていました。
(オヤツタイム以外ですけど…笑)


そして…あどけない顔立ちでしたが、どちらかというといつもポーカーフェイス。
感情を表情に表すことはあまりありませんでした。
でも、時折楽しそうにオモチャで遊んだり、スタッフさんにはお腹を見せてくれたりもしました。




でも、私はバロックちゃんが本当は寂しがりで甘えん坊なところも知っています。
夜の犬舎。
他の子達は眠りについた20時~21時ころ。
バロックちゃんはよくワンワン鳴いていました。

言葉を話せないので何を訴えていたのかはわかりませんが、時には抱っこしてよしよししてあげることもあって。
「大丈夫よ」と背中をポンポンしてしばらくすると落ち着いて眠りにつきました。
バロックちゃんは5歳。
歯石歯肉炎は中等度。
お耳も汚れてはいましたが大丈夫。
カフェに来たときからうんちが緩めで、検査をしてもらったけれど悪玉菌はおらず大腸のお薬で様子見。
食欲に少しムラがあるけれど、概ね良好な体調でした。

少し大きめな体格に加えて、足は白い靴下
を履いているところがチャームポイントでした。
里親様ご夫婦が揃ってバロックちゃんに会いに来てくださったのは7月22日のことでした。
少しだけその前にお話しさせていただきたいことがあります。
里親様のご家族は、2018年4月6日にカフェからパグのトランクスくん(その後改め:だいずくん)をお家に迎えてくださったお家です。

初めてワンちゃんを飼われたのがだいずくんでした。
大切に大切にご家族で愛してくださっていて、時折可愛いお写真をお送りくださっていました。




でも、本当に残念なことに今年3月17日に10歳で虹の橋を渡って行ってしまいました。
今年の年明けから体調を崩してずっと病院に通い、お薬でコントロールしてくださっていたけれど炎症値が下がらず…。
翌週に大阪府立大に検査に連れていかれるという矢先のことだったそうです。
食いしん坊のだいずくんの食欲が無くなって動かかなくなって、その夜突然天使になってお空に帰っていったそうです。
まさかのご報告。
頭が真っ白になりました。
いただいた最後の動画に映っていただいちゃんは、相変わらずの優しい眼差しで可愛くて…。
その動画を拝見すると、今でも涙があふれてきます。
だけど、お嬢様の大学合格をちゃんと見届けてくれただいちゃん。

亡くなった日の夜はご主人の帰りを待って少し元気を取り戻し、お目目をキョロキョロさせて可愛い顔を見せてくれてから、静かに天国へ旅立っただいちゃん。
5年の月日は短かったかもしれないけれど、ご家族に一生分愛された5年間でした。
幸せだっただいちゃんを想い、幸せにしてくださった里親様ご一家を想い、ただ心の中で「ありがとう」と念じ続けました。
そしてその後、少しお気持ちが落ち着かれた5月27日。
お嬢様とカフェを訪れてくださった里親様。
だいずくんを忍びながら、色々とお話をさせていただきました。
そしてその時カフェにいた、少し気になられていたララッタちゃんを抱っこしてくださっていました。


少し長い時間を過ごしてくださった里親様とお嬢様。
混みあう土曜日でしたので、離れてその様子を窺わせていただいていました。
その時、里親様はきっと亡くなっただいずくんと心で会話しておられたのでしょうか。
お帰り際、まだ決めることが出来なくて…とおっしゃられてカフェを後にされました。
私はきっとまだお気持ちが整われていないのだと感じ、そっと見送らせていただきました。
それからその3週間後の6月17日、里親様とご主人がカフェにお越しくださいました。
それはララッタちゃんをお迎えしたいというご意思でお越しくださったものでした。
でも、この日はララッタちゃんに既に会いに来てくださったご家族がいらっしゃって、審査等も通りご契約の日でした。
なので私は、本当に残念なお伝えをさせていただきました。
でも里親様は潔くこう言ってくださったのです。
「まだ、だいちゃんはOKじゃないって言ってるんだと思います」…と。
新しいワンちゃんをお迎えする時。
それは何か目に見えないものが動きます。
ご家族それぞれの想いや、運命のようなものが出会いを運んでくれるもの。
いつもそう思っていて、私はただ見守らせていただくだけです。
今回は繋がらなかったけれど、里親様にはきっとまた新しいご縁が繋がっていただけると思いました。
そしてその時がやって来ました。
7月22日。
ご主人とご一緒にカフェを訪れてくださいました。
バロックちゃんに会いに来てくださったのです。


抱っこはあまり得意ではなくて、すぐさまお膝から降りてしまうバロックちゃんではあったのですが、この日は違っていました。
里親様は難なく抱っこしてくださっていて、またバロックちゃんもお膝からしばらくは降りようとしませんでした。

そしてバロックちゃんを「可愛い、可愛い」と何度も言ってくださって。
いつも真顔だけれど、私もバロックちゃんの可愛さをたくさん知っていましたので、もうただただ嬉しくて嬉しくて。
この日お帰りになられて、お嬢様にもご相談くださって、そして引き取られたいご意思をお電話で伝えてくださったのが翌日。
水曜日(7/26)にご契約くださり、翌木曜日にお迎えに来ていただきました。
今度はだいちゃんのOKがでた模様…(^^)v
お迎えは、カフェ卒業生ダックスのぽんずくん(元オッティくん)と里親様もご一緒。
(※ぽんずくんの卒業の時は、バロックちゃんの里親様がご一緒に来てくださっていて、お二人はご友人です)

お久しぶりのぽんずくんはとっても元気印。
一緒に楽しく時間を過ごさせていただき、その後大拍手に見送られてバロックちゃんは卒業していきました。

里親様へ
この度も素敵なご縁をありがとうございました。

再び優しい優しいご縁を繋いでくださいましたこと、本当に感謝しています。
まだまだだいずくんのことはお心の中にいらっしゃって、その存在は消えることはないと思いますが、だいずくんがワンちゃんの素晴らしさを教えてくれたからこそ、また新しいご縁を繋いでいただけたのだと思います。
辛さや悲しみを温かい幸せな思い出に変えていただき、またご家族で幸せな時間を重ねて行っていただけましたら幸いです、
今度はだいずくんに見守ってもらいながら…。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
そしてぽんずくんの里親様へ
一緒にお迎えに来てくださってありがとうございました。

お久しぶりにぽんずくんの元気な様子を見せていただいて嬉しかったです。
これからもまた、遊びにきてくださいね。
せひバロックちゃんとご一緒に…。
里親様は帰られてから、様子を送ってくださいました。
お家を駆け回って探索を終えた後、キャリーケースにスンと入って澄ましていたそうですが。

しばらくするとシッポブンブン
お嬢様たちと遊び回ってたそうですよ。
「可愛すぎて目じりが下がりっぱなしです。しばらくはお互いに探り合いながら、仲良く家族になっていけたらなぁって思います
」
と言っていただきました。
よほど楽しいと思ったのでしょうね。
カフェではめったに見せてくれなかったバロックちゃんのこの満面の笑顔を見てあげてください。

バロックちゃんのご縁はこのお家だっんだなぁと、改めて納得させていただいたり、嬉しかったりでした。
バロックちゃんへ

最初会った時に、行動や見た目がとってもララッタちゃんと似ている気がしたから
みんなに「バロッタ」・「コラッタ」とか呼ばれちゃって(笑)
結果、こんがらがって何度も名前を呼び間違えたりしたけど…。
ごめんね。
とにかく身体能力が高くて、
フロアのベンチにシュタッと難なく登るところや
音もなく厨房に忍びこむ「忍び」の天才。
常に厨房が気になって、侵入防止柵の前にいて笑


オヤツほんとに大大大好きなところ。
そして本当は甘えん坊なところ。
カフェではいろんなバロックがいて
楽しかったよ。
でもカフェはお家に行くまでの通過点。
本当の未来はこれからで
家族と一緒に暮らす未来はオンリーワンの未来だからね。
優しいお家で、幸せになってください。

卒業おめでとう
バロックちゃんの新しい名前は…。
「ユキちゃん」になりました。
里親様がバロックちゃんを見て、ふっと頭に浮かんだお名前だそうです。
里親様、可愛いお名前をありがとうございました。
では。
更新が大変遅くなり申し訳ありません。
7月27日木曜日、ロングコートチワワのバロックちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました


↑向かって右がバロックちゃん。
左はカフェ卒業生ぽんずくん(元のお名前はオッテイくん)です。
バロックちゃんがカフェに来てくれたのは6月20日のことです。

カフェに7ヶ月滞在していたララッタちゃんが卒業して、3日後にやってきたバロックちゃん。
最初の印象は「ララッタちゃんに似てる…」
で、確かに体格(体重4.7㎏)、被毛の色といった体つきが似ていました。


それ以外にも似ている個所がいくつか。
それはケージの隙間に鼻先を出す仕草。

そして…オヤツ大大好きぶり。
ララッタちゃんもおやつを察知すると、猫部屋前の侵入防止柵を前足で思い切りカリカリしてましたけれど、バロックちゃんはそれに輪をかけてカリカリバリョバリョ。

そのせいでカチャっと閉まる部分にちょっとヒビが入ったのは内緒です

身体能力も抜群だし、頭も賢くて…。
ベンチに軽やかにシュタっと登るのは朝飯前。

犬舎側の低い侵入防止柵は、助走無しで簡単に飛び越えます。
猫部屋前の侵入防止柵はさすがに飛び越えられないけれど、前足でカリカリしているうちにストッパーが振動で外れることを知って、それからは激しくカリカリして何度も侵入。


更には、机の下の侵入防止柵と防止柵の隙間からグイって頭を割り込んで侵入。

いつの間にか厨房やバックヤードに入ってしまっていました。
「え? いつの間に?」
っていうのが何度もあって、それはまるで忍者のよう。
私は密かに「にんにん

お散歩は最初は全く歩けず。
2~3歩いては抱っこを繰り返していたけれど、カフェに来て5日目にショートコースを完走。

それからはお散歩でうんちもおしっこもできるようになって。
暑いけれど、しっかり首に保冷剤をまいてもらってご機嫌に歩いてくれました。

バロックちゃん、カフェに来てヒートになりました。
ヒート期間の後半は、実はちょっと困ったちゃんでした。
オヤツは食べるけれど、今まで食べていたご飯を食べないのです。
必殺「あの手この手」。
食べて欲しいのでカフェに置いてあるドライフード以外にもAmazonで買ったりもしたし、ウエットフードも日替わり。
でもやっぱり食いつきが悪くて心配でした。
また、色んなワンちゃんにマウントするので、さすがにその時はボランティアスタッフさんの抱っこかフロアケージに入ってもらうことも…。


だけど、ヒートが終わると嘘のようにご飯も食べてくれるようになり、マウントも終了。
日中はカフェに一つだけある契約席の下やケージに入って静かに過ごしていました。
(オヤツタイム以外ですけど…笑)


そして…あどけない顔立ちでしたが、どちらかというといつもポーカーフェイス。
感情を表情に表すことはあまりありませんでした。
でも、時折楽しそうにオモチャで遊んだり、スタッフさんにはお腹を見せてくれたりもしました。




でも、私はバロックちゃんが本当は寂しがりで甘えん坊なところも知っています。
夜の犬舎。
他の子達は眠りについた20時~21時ころ。
バロックちゃんはよくワンワン鳴いていました。

言葉を話せないので何を訴えていたのかはわかりませんが、時には抱っこしてよしよししてあげることもあって。
「大丈夫よ」と背中をポンポンしてしばらくすると落ち着いて眠りにつきました。
バロックちゃんは5歳。
歯石歯肉炎は中等度。
お耳も汚れてはいましたが大丈夫。
カフェに来たときからうんちが緩めで、検査をしてもらったけれど悪玉菌はおらず大腸のお薬で様子見。
食欲に少しムラがあるけれど、概ね良好な体調でした。

少し大きめな体格に加えて、足は白い靴下

里親様ご夫婦が揃ってバロックちゃんに会いに来てくださったのは7月22日のことでした。
少しだけその前にお話しさせていただきたいことがあります。
里親様のご家族は、2018年4月6日にカフェからパグのトランクスくん(その後改め:だいずくん)をお家に迎えてくださったお家です。

初めてワンちゃんを飼われたのがだいずくんでした。
大切に大切にご家族で愛してくださっていて、時折可愛いお写真をお送りくださっていました。




でも、本当に残念なことに今年3月17日に10歳で虹の橋を渡って行ってしまいました。
今年の年明けから体調を崩してずっと病院に通い、お薬でコントロールしてくださっていたけれど炎症値が下がらず…。
翌週に大阪府立大に検査に連れていかれるという矢先のことだったそうです。
食いしん坊のだいずくんの食欲が無くなって動かかなくなって、その夜突然天使になってお空に帰っていったそうです。
まさかのご報告。
頭が真っ白になりました。
いただいた最後の動画に映っていただいちゃんは、相変わらずの優しい眼差しで可愛くて…。
その動画を拝見すると、今でも涙があふれてきます。
だけど、お嬢様の大学合格をちゃんと見届けてくれただいちゃん。

亡くなった日の夜はご主人の帰りを待って少し元気を取り戻し、お目目をキョロキョロさせて可愛い顔を見せてくれてから、静かに天国へ旅立っただいちゃん。
5年の月日は短かったかもしれないけれど、ご家族に一生分愛された5年間でした。
幸せだっただいちゃんを想い、幸せにしてくださった里親様ご一家を想い、ただ心の中で「ありがとう」と念じ続けました。
そしてその後、少しお気持ちが落ち着かれた5月27日。
お嬢様とカフェを訪れてくださった里親様。
だいずくんを忍びながら、色々とお話をさせていただきました。
そしてその時カフェにいた、少し気になられていたララッタちゃんを抱っこしてくださっていました。


少し長い時間を過ごしてくださった里親様とお嬢様。
混みあう土曜日でしたので、離れてその様子を窺わせていただいていました。
その時、里親様はきっと亡くなっただいずくんと心で会話しておられたのでしょうか。
お帰り際、まだ決めることが出来なくて…とおっしゃられてカフェを後にされました。
私はきっとまだお気持ちが整われていないのだと感じ、そっと見送らせていただきました。
それからその3週間後の6月17日、里親様とご主人がカフェにお越しくださいました。
それはララッタちゃんをお迎えしたいというご意思でお越しくださったものでした。
でも、この日はララッタちゃんに既に会いに来てくださったご家族がいらっしゃって、審査等も通りご契約の日でした。
なので私は、本当に残念なお伝えをさせていただきました。
でも里親様は潔くこう言ってくださったのです。
「まだ、だいちゃんはOKじゃないって言ってるんだと思います」…と。
新しいワンちゃんをお迎えする時。
それは何か目に見えないものが動きます。
ご家族それぞれの想いや、運命のようなものが出会いを運んでくれるもの。
いつもそう思っていて、私はただ見守らせていただくだけです。
今回は繋がらなかったけれど、里親様にはきっとまた新しいご縁が繋がっていただけると思いました。
そしてその時がやって来ました。
7月22日。
ご主人とご一緒にカフェを訪れてくださいました。
バロックちゃんに会いに来てくださったのです。


抱っこはあまり得意ではなくて、すぐさまお膝から降りてしまうバロックちゃんではあったのですが、この日は違っていました。
里親様は難なく抱っこしてくださっていて、またバロックちゃんもお膝からしばらくは降りようとしませんでした。

そしてバロックちゃんを「可愛い、可愛い」と何度も言ってくださって。
いつも真顔だけれど、私もバロックちゃんの可愛さをたくさん知っていましたので、もうただただ嬉しくて嬉しくて。
この日お帰りになられて、お嬢様にもご相談くださって、そして引き取られたいご意思をお電話で伝えてくださったのが翌日。
水曜日(7/26)にご契約くださり、翌木曜日にお迎えに来ていただきました。
今度はだいちゃんのOKがでた模様…(^^)v
お迎えは、カフェ卒業生ダックスのぽんずくん(元オッティくん)と里親様もご一緒。
(※ぽんずくんの卒業の時は、バロックちゃんの里親様がご一緒に来てくださっていて、お二人はご友人です)

お久しぶりのぽんずくんはとっても元気印。
一緒に楽しく時間を過ごさせていただき、その後大拍手に見送られてバロックちゃんは卒業していきました。

里親様へ
この度も素敵なご縁をありがとうございました。

再び優しい優しいご縁を繋いでくださいましたこと、本当に感謝しています。
まだまだだいずくんのことはお心の中にいらっしゃって、その存在は消えることはないと思いますが、だいずくんがワンちゃんの素晴らしさを教えてくれたからこそ、また新しいご縁を繋いでいただけたのだと思います。
辛さや悲しみを温かい幸せな思い出に変えていただき、またご家族で幸せな時間を重ねて行っていただけましたら幸いです、
今度はだいずくんに見守ってもらいながら…。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
そしてぽんずくんの里親様へ
一緒にお迎えに来てくださってありがとうございました。

お久しぶりにぽんずくんの元気な様子を見せていただいて嬉しかったです。
これからもまた、遊びにきてくださいね。
せひバロックちゃんとご一緒に…。
里親様は帰られてから、様子を送ってくださいました。
お家を駆け回って探索を終えた後、キャリーケースにスンと入って澄ましていたそうですが。

しばらくするとシッポブンブン

「可愛すぎて目じりが下がりっぱなしです。しばらくはお互いに探り合いながら、仲良く家族になっていけたらなぁって思います

と言っていただきました。
よほど楽しいと思ったのでしょうね。
カフェではめったに見せてくれなかったバロックちゃんのこの満面の笑顔を見てあげてください。

バロックちゃんのご縁はこのお家だっんだなぁと、改めて納得させていただいたり、嬉しかったりでした。
バロックちゃんへ

最初会った時に、行動や見た目がとってもララッタちゃんと似ている気がしたから
みんなに「バロッタ」・「コラッタ」とか呼ばれちゃって(笑)
結果、こんがらがって何度も名前を呼び間違えたりしたけど…。
ごめんね。
とにかく身体能力が高くて、
フロアのベンチにシュタッと難なく登るところや
音もなく厨房に忍びこむ「忍び」の天才。
常に厨房が気になって、侵入防止柵の前にいて笑


オヤツほんとに大大大好きなところ。
そして本当は甘えん坊なところ。
カフェではいろんなバロックがいて
楽しかったよ。
でもカフェはお家に行くまでの通過点。
本当の未来はこれからで
家族と一緒に暮らす未来はオンリーワンの未来だからね。
優しいお家で、幸せになってください。

卒業おめでとう

バロックちゃんの新しい名前は…。
「ユキちゃん」になりました。
里親様がバロックちゃんを見て、ふっと頭に浮かんだお名前だそうです。
里親様、可愛いお名前をありがとうございました。
では。
パンゴちゃんの卒業
[No.1374] 2023/08/04 (Fri) 12:02
こんにちは。
大変遅くなってしまいましたが、7月17日(月・祝)にトイプードルのパンゴちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました

パンゴちゃんがカフェに来てくれたのは7月11日です。
このところ小さめトイプードルちゃんが多い中、パンゴちゃんは少し大きめ。
体重5.1キロの女の子でした。

それに対してお顔はベビーフェイス
私はゴールデンレトリバーの子犬みたいなあどけないお顔に思えました。

年齢は6歳。
まだまだカフェでは若手です。
でも物怖じ全く無し。
初めてのカフェでは自由奔放さ炸裂。
要するにお転婆さんでした。


人も大好き、ワンちゃんも大好き。
大好きが高じて、実は最初はちょっと困ったちゃんなところがあって。
それはワンちゃん達にマウントしました。
被害者…ブリトくん、ハイミーちゃん、ヒヨコマメちゃん。
ハイミーちゃんは怒らないのと、体格差でしょっちゅう押しつぶされそうになってました
その度、ちょっと𠮟られ引き離されて…。
何度も繰り返した結果は、抱っこされていました。

でも、抱っこは嫌がらないし大好きなようでした。
お転婆さんでフロアを駆け回るけれど、抱っこされたら赤ちゃん。



まさにベビーフェイスならず、ベビーパンゴ。
そのギャップも可愛さの一つでした。
きっと全てがワンダーランド。
好奇心旺盛なパンゴちゃんにとって、とっても楽しかったんだと思います。

それはお散歩にも表れていて…。
最初から好奇心満載。
初日に遊歩道に降ろした時からクン活開始。
テンポよく歩くし、時折アイコンタクトもできるし、めっちゃ優等生。
ご飯も初日から完食。


オヤツも大好き。
食べるということにも、もちろん好奇心満々でした(笑)
先住犬がいらっしゃるお家は相性が合わない場合もあるかなとは思いますが、1頭飼いなら何の問題もありません。
また昨今では住宅事情から小さなワンちゃんが人気。
でも、一軒家のお家なら全然大丈夫。
パンゴちゃんはちょっと大きめだけど、そんなこと関係なく望んでくださる方を待っていたところ…。

ぴったりのお家に見つけていただきました。
そしてそれはまさに、運命的でした。
里親様は7月16日に初めて、少し遠方からお越しくださったご家族です。

お席でお話をさせていたいたところ、ワンちゃんを飼いたいと思っておられたそうですが、もう2年ほど迷われながら過ごしておられたそうです。
今のご家族でワンちゃんを飼われるのは初めて。
保護犬をお迎えしたいけれど、その命という責任の重さに奥様は迷われ続けていらっしゃいました。
でも勇気を出してこの日、ご主人とお嬢様とご一緒にカフェのドアを開けてくださったのです。
どなたでも「初めて」の経験を経て今に至ります。
でもまず、ワンちゃんを引き取って育てる責任がなくては務まりません。
ですが、考えすぎて最初の一歩が出ないこともある。
保護犬のことや、飼われるうえでの不安材料。
体調や既往症、性格など。
そんな色々を、この日たくさんお話をさせていただきました。
もちろん、わからないことや困ったことがあればフォローもさせていただくことも一緒にお伝えしました。
そして閉店まであと30分くらいのお時間になったころでしょうか。
パンゴちゃんについて詳しく教えて欲しいとおっしゃられたのです。

里親様がカフェにこられたきっかけは、パンゴちゃんを見つけてくださったから。
でも、まだその時は不安の方が大きく、とりあえずカフェに来てくださったとのこと。
ただ、残念ながらパンゴちゃんは前日土曜日に会いに来られた方がいて、翌日月曜日の12時にご予約いただいていて、あとは先住犬との相性を見ていただくだけの、ほぼご契約が決まっている方がいらっしゃいました。

少し落胆された里親様。
そのお時間からのご契約は、閉店を大きく過ぎてしまいます。
現在、猫のぐらびーちゃんの皮下点滴に朝と夜毎日通っていて、それさえも病院に無理をお願いして行かせていただいているため閉店時間のオーバーができません。
せっかくお気持ちが動かれたのに、タイミングが少し遅すぎたことに、私も少なからず残念でした。
ただ…。
絶対100%はありませんので、もしよろしければ翌日お家が決まったかどうかをお電話していただけたらとお伝えしました。
そして翌日のこと。
12時30分にお電話をくださった里親様に「奇跡」が起きました。
予定してくださっていた方からのキャンセルがあったのです。
そのことをお伝えさせていただくと…。
「今からすぐそちらに向かいます」
とおっしゃられて。
私は運命に導かれることを幾度となくカフェで見てきました。
今回もそう思ったひとつです。
さらには、里親様がご到着する数分前にもパンゴちゃんを見に来てくださった方がいらっしゃいました。
でも運命は里親様にあった。


重なる糸の中でもつれながらも繋がった、たった一つだと。
2年間悩まれて考えられて、それでも会いに来てくださった里親様。

(↑ご契約中、里親様の横で見守るパンゴちゃん)
そんな方がワンちゃん達を優しさで包んでくださる場面に何度も出会わせていただきました。
この日、嬢様とご一緒にお越しくださり、ご契約後笑顔でいっぱいの卒業となりました。

里親様へ

パンゴちゃんとのご縁、繋がりましたね。
長い間躊躇されていたけれど、この日会いに行こうと思い立たれたのはまさにご縁だったですね。
私自身もとても嬉しく思います。
遠方から会いに来てくださって、パンゴちゃんを望んでくださって本当にありがとうございました。
これからはパンゴちゃんと一緒に楽しい毎日を願っていますね。
もちろん、何かわからないことやお悩みがあればいつでもご連絡いただけたらと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
里親様は連れて帰られた日と7月31日にお便りをくださいました。

最初はご飯も思うように食べなかったり、お水も飲んでくれなかったりと心配されていましたが、昨日はしっかり改善してくれていて、お散歩も上手にできるようになってくれていました
そしてお嬢様にべったりの様子。

病院もいい病院を見つけてくださって、さっそく受診。
8月中に歯科処置、その後避妊と乳腺腫瘍を摘出してもらうことになったそうです。
おしっこのトレーニングだけがなかなか出来ないとおっしゃられていましたが…💦
気長にめげずに頑張ってもらえたらと思います。
「この運命に感謝しながら、少しづつ一緒に幸せになれたらと思います」
といつも温かなお言葉をくださっています。
パンちゃんへ

カフェにくると緊張する子が多い中、
パンちゃんは最初から全力で「楽しい」を表してくれたよね。
たった1週間のカフェ滞在だったけれど
パンちゃんの魅力は計り知れないと思った。
でもね、
幸せの本番はこれからなんだよ。
優しい優しいご家族に囲まれて、
いっぱい可愛がってもらって、
楽しくご機嫌な毎日を
心から願ってるからね。
幸せに…。

卒業おめでとう
パンゴちゃんの新しい名前は…。
「モカちゃん」になりました。
里親様、可愛いお名前をありがとうございました。
では。
大変遅くなってしまいましたが、7月17日(月・祝)にトイプードルのパンゴちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました


パンゴちゃんがカフェに来てくれたのは7月11日です。
このところ小さめトイプードルちゃんが多い中、パンゴちゃんは少し大きめ。
体重5.1キロの女の子でした。

それに対してお顔はベビーフェイス

私はゴールデンレトリバーの子犬みたいなあどけないお顔に思えました。

年齢は6歳。
まだまだカフェでは若手です。
でも物怖じ全く無し。
初めてのカフェでは自由奔放さ炸裂。
要するにお転婆さんでした。


人も大好き、ワンちゃんも大好き。
大好きが高じて、実は最初はちょっと困ったちゃんなところがあって。
それはワンちゃん達にマウントしました。
被害者…ブリトくん、ハイミーちゃん、ヒヨコマメちゃん。
ハイミーちゃんは怒らないのと、体格差でしょっちゅう押しつぶされそうになってました

その度、ちょっと𠮟られ引き離されて…。
何度も繰り返した結果は、抱っこされていました。

でも、抱っこは嫌がらないし大好きなようでした。
お転婆さんでフロアを駆け回るけれど、抱っこされたら赤ちゃん。



まさにベビーフェイスならず、ベビーパンゴ。
そのギャップも可愛さの一つでした。
きっと全てがワンダーランド。
好奇心旺盛なパンゴちゃんにとって、とっても楽しかったんだと思います。

それはお散歩にも表れていて…。
最初から好奇心満載。
初日に遊歩道に降ろした時からクン活開始。
テンポよく歩くし、時折アイコンタクトもできるし、めっちゃ優等生。
ご飯も初日から完食。


オヤツも大好き。
食べるということにも、もちろん好奇心満々でした(笑)
先住犬がいらっしゃるお家は相性が合わない場合もあるかなとは思いますが、1頭飼いなら何の問題もありません。
また昨今では住宅事情から小さなワンちゃんが人気。
でも、一軒家のお家なら全然大丈夫。
パンゴちゃんはちょっと大きめだけど、そんなこと関係なく望んでくださる方を待っていたところ…。

ぴったりのお家に見つけていただきました。
そしてそれはまさに、運命的でした。
里親様は7月16日に初めて、少し遠方からお越しくださったご家族です。

お席でお話をさせていたいたところ、ワンちゃんを飼いたいと思っておられたそうですが、もう2年ほど迷われながら過ごしておられたそうです。
今のご家族でワンちゃんを飼われるのは初めて。
保護犬をお迎えしたいけれど、その命という責任の重さに奥様は迷われ続けていらっしゃいました。
でも勇気を出してこの日、ご主人とお嬢様とご一緒にカフェのドアを開けてくださったのです。
どなたでも「初めて」の経験を経て今に至ります。
でもまず、ワンちゃんを引き取って育てる責任がなくては務まりません。
ですが、考えすぎて最初の一歩が出ないこともある。
保護犬のことや、飼われるうえでの不安材料。
体調や既往症、性格など。
そんな色々を、この日たくさんお話をさせていただきました。
もちろん、わからないことや困ったことがあればフォローもさせていただくことも一緒にお伝えしました。
そして閉店まであと30分くらいのお時間になったころでしょうか。
パンゴちゃんについて詳しく教えて欲しいとおっしゃられたのです。

里親様がカフェにこられたきっかけは、パンゴちゃんを見つけてくださったから。
でも、まだその時は不安の方が大きく、とりあえずカフェに来てくださったとのこと。
ただ、残念ながらパンゴちゃんは前日土曜日に会いに来られた方がいて、翌日月曜日の12時にご予約いただいていて、あとは先住犬との相性を見ていただくだけの、ほぼご契約が決まっている方がいらっしゃいました。

少し落胆された里親様。
そのお時間からのご契約は、閉店を大きく過ぎてしまいます。
現在、猫のぐらびーちゃんの皮下点滴に朝と夜毎日通っていて、それさえも病院に無理をお願いして行かせていただいているため閉店時間のオーバーができません。
せっかくお気持ちが動かれたのに、タイミングが少し遅すぎたことに、私も少なからず残念でした。
ただ…。
絶対100%はありませんので、もしよろしければ翌日お家が決まったかどうかをお電話していただけたらとお伝えしました。
そして翌日のこと。
12時30分にお電話をくださった里親様に「奇跡」が起きました。
予定してくださっていた方からのキャンセルがあったのです。
そのことをお伝えさせていただくと…。
「今からすぐそちらに向かいます」
とおっしゃられて。
私は運命に導かれることを幾度となくカフェで見てきました。
今回もそう思ったひとつです。
さらには、里親様がご到着する数分前にもパンゴちゃんを見に来てくださった方がいらっしゃいました。
でも運命は里親様にあった。


重なる糸の中でもつれながらも繋がった、たった一つだと。
2年間悩まれて考えられて、それでも会いに来てくださった里親様。

(↑ご契約中、里親様の横で見守るパンゴちゃん)
そんな方がワンちゃん達を優しさで包んでくださる場面に何度も出会わせていただきました。
この日、嬢様とご一緒にお越しくださり、ご契約後笑顔でいっぱいの卒業となりました。

里親様へ

パンゴちゃんとのご縁、繋がりましたね。
長い間躊躇されていたけれど、この日会いに行こうと思い立たれたのはまさにご縁だったですね。
私自身もとても嬉しく思います。
遠方から会いに来てくださって、パンゴちゃんを望んでくださって本当にありがとうございました。
これからはパンゴちゃんと一緒に楽しい毎日を願っていますね。
もちろん、何かわからないことやお悩みがあればいつでもご連絡いただけたらと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
里親様は連れて帰られた日と7月31日にお便りをくださいました。

最初はご飯も思うように食べなかったり、お水も飲んでくれなかったりと心配されていましたが、昨日はしっかり改善してくれていて、お散歩も上手にできるようになってくれていました

そしてお嬢様にべったりの様子。

病院もいい病院を見つけてくださって、さっそく受診。
8月中に歯科処置、その後避妊と乳腺腫瘍を摘出してもらうことになったそうです。
おしっこのトレーニングだけがなかなか出来ないとおっしゃられていましたが…💦
気長にめげずに頑張ってもらえたらと思います。
「この運命に感謝しながら、少しづつ一緒に幸せになれたらと思います」
といつも温かなお言葉をくださっています。
パンちゃんへ

カフェにくると緊張する子が多い中、
パンちゃんは最初から全力で「楽しい」を表してくれたよね。
たった1週間のカフェ滞在だったけれど
パンちゃんの魅力は計り知れないと思った。
でもね、
幸せの本番はこれからなんだよ。
優しい優しいご家族に囲まれて、
いっぱい可愛がってもらって、
楽しくご機嫌な毎日を
心から願ってるからね。
幸せに…。

卒業おめでとう

パンゴちゃんの新しい名前は…。
「モカちゃん」になりました。
里親様、可愛いお名前をありがとうございました。
では。
ヒヨコマメちゃんの卒業
[No.1373] 2023/07/27 (Thu) 11:48
こんにちは。
保護犬・保護猫カフェ川西店は7月23日、開店8周年を迎えさせていただくことが出来ました。
毎年夏休みが始まり暑い夏が訪れると、不安と決意が入り混じるカフェを始めた8年前が蘇ります。
あの日から月日が流れ、現在もたくさんの方のご協力と支援のお陰で続けさせていただけています。
改めて心から感謝を伝えさせていただけたらと思います。
本当にありがとうございます。

これからも誠心誠意頑張りますので、9年目のカフェも変わらずどうぞよろしくお願いいたします。
さて、7月16日日曜日、ロングコートチワワのヒヨコマメちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました

「ヒヨコマメ」
名前だけで可愛いチワワの女の子。
実際会っても本当に可愛い女の子でした。
カフェに来てくれたのは7月11日のことです。


表情は硬く、うつむきがち。
初日は知らない場所だからなのか、ケージに逃げ込みました。
SNS用の写真を撮りたいので夜フロアに降ろすと、ベッドからケージめがけて猛ダッシュ。
ですが、ベッドからケージへ向かって走る前に…。


前足は出るけど、後ろ足をフロアに付けれない。
意を決して出る⇒超高速ダッシュでケージに逃げ込む。
というのを繰り返しました(笑)



私たちはくすっと笑って可愛いなぁって思う行動でも、本人にとっては怖くて仕方がなかったのかもしれません。
だから…。
翌日からはきっと「ケージ引きこもり組」になるのかなって思っていました。
翌日…。
あれ?
基本はケージに入っているのですが、出てきてうろうろし始めました。
ケージから出て、ケージの裏を通って、お水の器までの3~4mの距離を往復。
シッポも上がっていて、なんだかウォーミングアップしているいるような感じ。



私たちはその様子がとっても微笑ましくて、そっと見守っていました。
ご飯は初日から完食。
お散歩は、歩き出すまで少し時間がかかるときもあるけれど予想を裏切って歩いてくれました。
抱っこはなんだかぺったんこだけどさせてくれて。


オヤツも好きなようで、ちゃっかりみんなの中に入ってもらいに行けていて。

じゃあ初日のビビりぶりは何だったのかって思うくらいに馴染んでくれたのです。
伏し目がちで抱っこも下を向いてしまうけれど、きっと慣れていないせい。

チワワちゃん女子だからメンタルは強いはずだから、きっときっと大丈夫。
口角が上がる本当に可愛いお顔を見ながら、笑ってくれる日が待ち遠しくなりました。
そんな中…。
ヒヨコマメちゃんのカフェデビュー2日目の7月13日のことでした。
一組のご家族がヒヨコマメちゃんに会いに来てくださいました。

お母様とお嬢様のお2人で、お嬢様はお顔を拝見したことがありました。
お伺いすると、以前アマーンちゃんに会いに来てくださった方でした。
里親様のお家は代々チワワちゃんを飼われいてたお家で、一番多い時で4頭いらっしゃったとのこと。

昨年1頭が亡くなられたとのことで、現在はチワワ男子1頭だけになられたとお伝えくださいました。
その男の子の相棒にと、以前はアマーンちゃん、今回はヒヨコマメちゃんに会いに来てくださいました。
以前お越しくださった時も少しお話をさせていただいていましたが、この日も既往症や譲渡に関することをたくさんお話をさせていただきました。
ヒヨコマメちゃんの既往症は…。
5歳の若さでしたが、両眼初発白内障。
歯石も結構付いていて、中等度から重度。
左足パテラGⅠ。


さらに譲渡に関する必要事項。
加えて、お家にいるワンちゃんと相性を合わせてみてはいかがでしょうか?
お伝えしました。
ヒヨコマメちゃんはカフェに来てまだ3日目。
まだ発展途上です。
ですが…お家のワンちゃんと相性が合わなければどちらもストレスを抱いてしまいます。
ただカフェでは、「きっとこれはやめといた方がいい」と思うダメな相性ぐらいしかわかりません。
でも里親様はすぐさま行動に移してくださいました。
お家はカフェからそう遠くない場所でいらっしゃったので、この日お母様をカフェに残してお家に戻って、ワンちゃんを連れてきてくださったのです。
お家のワンちゃんの名前は怜音(レオン)くん。

チョコタンで可愛いアップルヘッドの男の子でした
早速フロアケージとバックヤードでマッチング。



結果は問題なくて、まだどちらも興味がない感じ。
お家に行ってから距離が縮まるまでの時間はわからないですが、大丈夫だと思いました。

この日は閉店までの時間があまり残っていなかったこともあり、またご家族でご相談もされるとのことで一旦カフェを後にされました。
そしてご家族でご相談くださって全員賛成でOK。
ただ…次回カフェに来ていただけるのは7月16日の日曜日とのこと。
それまでヒヨコマメちゃんにお家が決まらなければ…が前提となります。
ドキドキの2日間を経て…。
そして日曜日にヒヨコマメちゃんを迎えに来てくださった里親様。
二次的飼育場所になってくださった妹さんもご一緒でした。


待っててくれたヒヨコマメちゃん。
嬉しい笑顔の卒業になりました
里親様へ

この度は素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。
安易に引取るということではなく、しっかり既往症を獣医師さんにご相談くださったりと、ワンちゃん達に真摯に向き合ってくださるお気持ちがとても嬉しく思います。
ヒヨコマメちゃんのこと、安心してお任せさせていただくことが出来ました。
今回も早速病院を受診してくださってありがとうございました。
まだまだ未知の要素たっぷりなヒヨちゃんですが…。
気長に見守っていただけましたら幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたしますね。
里親様は帰られてからも、それからもヒヨコマメちゃんの様子をたびたびお知らせくださいました。
初日、ご家族大集合してくださったお写真や、お子様がまだ慣れないヒヨちゃんによりそっていただくお写真やヒヨちゃんの動画を送ってくださいました。



そして…最初は怜音くんがマウントしていたようですが、次第にそれにヒヨちゃんが怒るようになって…。
落ち着きなくお部屋をウロウロいていたけれど、ケージに入るようになって…。
さらには扉を開けていたら入るけれど、扉を閉めたら嫌がるようになって…。
最近では怜音くんを押しのけておやつをもらえるようにまでなって…。
ちょっとづつちょっとづつ、絶好調になりつつあるそうです。


まだまだ伸びしろありそうで、楽しくご報告を拝見させていただいています(笑)
ヒヨちゃんへ

里親様からのお便りをいただいたけど
ヒヨちゃんのケージ、めちゃ豪邸ね。
お父さんがヒヨちゃんのために作ってくれたんだって。
始まったばかりのお家生活だけど
皆さん本当に優しい方達ばかり。
ヒヨちゃんのこれからの成長を見守ってくださると思うよ。
まだまだ幸せはこれからだから
安心して、お家生活にちょっとづつ慣れて
怜音くんとも仲良くなって
素敵な毎日を過ごして欲しいと思います。

ヒヨちゃん、幸せに…。
卒業おめでとう
ヒヨコマメちゃんの新しい名前は…。
「天音(てんね)ちゃん」になりました
里親様のお家のワンちゃんは歴代「音」の文字が付くそうです。
今回ヒヨコマメちゃんもお仲間に入れてもらって「音」の付いたお名前をいただきました。
里親様、可愛いお名前をありがとうございました。
では。
保護犬・保護猫カフェ川西店は7月23日、開店8周年を迎えさせていただくことが出来ました。
毎年夏休みが始まり暑い夏が訪れると、不安と決意が入り混じるカフェを始めた8年前が蘇ります。
あの日から月日が流れ、現在もたくさんの方のご協力と支援のお陰で続けさせていただけています。
改めて心から感謝を伝えさせていただけたらと思います。
本当にありがとうございます。

これからも誠心誠意頑張りますので、9年目のカフェも変わらずどうぞよろしくお願いいたします。
さて、7月16日日曜日、ロングコートチワワのヒヨコマメちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました


「ヒヨコマメ」

名前だけで可愛いチワワの女の子。
実際会っても本当に可愛い女の子でした。
カフェに来てくれたのは7月11日のことです。


表情は硬く、うつむきがち。
初日は知らない場所だからなのか、ケージに逃げ込みました。
SNS用の写真を撮りたいので夜フロアに降ろすと、ベッドからケージめがけて猛ダッシュ。
ですが、ベッドからケージへ向かって走る前に…。


前足は出るけど、後ろ足をフロアに付けれない。
意を決して出る⇒超高速ダッシュでケージに逃げ込む。
というのを繰り返しました(笑)



私たちはくすっと笑って可愛いなぁって思う行動でも、本人にとっては怖くて仕方がなかったのかもしれません。
だから…。
翌日からはきっと「ケージ引きこもり組」になるのかなって思っていました。
翌日…。
あれ?
基本はケージに入っているのですが、出てきてうろうろし始めました。
ケージから出て、ケージの裏を通って、お水の器までの3~4mの距離を往復。
シッポも上がっていて、なんだかウォーミングアップしているいるような感じ。



私たちはその様子がとっても微笑ましくて、そっと見守っていました。
ご飯は初日から完食。
お散歩は、歩き出すまで少し時間がかかるときもあるけれど予想を裏切って歩いてくれました。
抱っこはなんだかぺったんこだけどさせてくれて。


オヤツも好きなようで、ちゃっかりみんなの中に入ってもらいに行けていて。

じゃあ初日のビビりぶりは何だったのかって思うくらいに馴染んでくれたのです。
伏し目がちで抱っこも下を向いてしまうけれど、きっと慣れていないせい。

チワワちゃん女子だからメンタルは強いはずだから、きっときっと大丈夫。
口角が上がる本当に可愛いお顔を見ながら、笑ってくれる日が待ち遠しくなりました。
そんな中…。
ヒヨコマメちゃんのカフェデビュー2日目の7月13日のことでした。
一組のご家族がヒヨコマメちゃんに会いに来てくださいました。

お母様とお嬢様のお2人で、お嬢様はお顔を拝見したことがありました。
お伺いすると、以前アマーンちゃんに会いに来てくださった方でした。
里親様のお家は代々チワワちゃんを飼われいてたお家で、一番多い時で4頭いらっしゃったとのこと。

昨年1頭が亡くなられたとのことで、現在はチワワ男子1頭だけになられたとお伝えくださいました。
その男の子の相棒にと、以前はアマーンちゃん、今回はヒヨコマメちゃんに会いに来てくださいました。
以前お越しくださった時も少しお話をさせていただいていましたが、この日も既往症や譲渡に関することをたくさんお話をさせていただきました。
ヒヨコマメちゃんの既往症は…。
5歳の若さでしたが、両眼初発白内障。
歯石も結構付いていて、中等度から重度。
左足パテラGⅠ。


さらに譲渡に関する必要事項。
加えて、お家にいるワンちゃんと相性を合わせてみてはいかがでしょうか?
お伝えしました。
ヒヨコマメちゃんはカフェに来てまだ3日目。
まだ発展途上です。
ですが…お家のワンちゃんと相性が合わなければどちらもストレスを抱いてしまいます。
ただカフェでは、「きっとこれはやめといた方がいい」と思うダメな相性ぐらいしかわかりません。
でも里親様はすぐさま行動に移してくださいました。
お家はカフェからそう遠くない場所でいらっしゃったので、この日お母様をカフェに残してお家に戻って、ワンちゃんを連れてきてくださったのです。
お家のワンちゃんの名前は怜音(レオン)くん。

チョコタンで可愛いアップルヘッドの男の子でした

早速フロアケージとバックヤードでマッチング。



結果は問題なくて、まだどちらも興味がない感じ。
お家に行ってから距離が縮まるまでの時間はわからないですが、大丈夫だと思いました。

この日は閉店までの時間があまり残っていなかったこともあり、またご家族でご相談もされるとのことで一旦カフェを後にされました。
そしてご家族でご相談くださって全員賛成でOK。
ただ…次回カフェに来ていただけるのは7月16日の日曜日とのこと。
それまでヒヨコマメちゃんにお家が決まらなければ…が前提となります。
ドキドキの2日間を経て…。
そして日曜日にヒヨコマメちゃんを迎えに来てくださった里親様。
二次的飼育場所になってくださった妹さんもご一緒でした。


待っててくれたヒヨコマメちゃん。
嬉しい笑顔の卒業になりました

里親様へ

この度は素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。
安易に引取るということではなく、しっかり既往症を獣医師さんにご相談くださったりと、ワンちゃん達に真摯に向き合ってくださるお気持ちがとても嬉しく思います。
ヒヨコマメちゃんのこと、安心してお任せさせていただくことが出来ました。
今回も早速病院を受診してくださってありがとうございました。
まだまだ未知の要素たっぷりなヒヨちゃんですが…。
気長に見守っていただけましたら幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたしますね。
里親様は帰られてからも、それからもヒヨコマメちゃんの様子をたびたびお知らせくださいました。
初日、ご家族大集合してくださったお写真や、お子様がまだ慣れないヒヨちゃんによりそっていただくお写真やヒヨちゃんの動画を送ってくださいました。



そして…最初は怜音くんがマウントしていたようですが、次第にそれにヒヨちゃんが怒るようになって…。
落ち着きなくお部屋をウロウロいていたけれど、ケージに入るようになって…。
さらには扉を開けていたら入るけれど、扉を閉めたら嫌がるようになって…。
最近では怜音くんを押しのけておやつをもらえるようにまでなって…。
ちょっとづつちょっとづつ、絶好調になりつつあるそうです。


まだまだ伸びしろありそうで、楽しくご報告を拝見させていただいています(笑)
ヒヨちゃんへ

里親様からのお便りをいただいたけど
ヒヨちゃんのケージ、めちゃ豪邸ね。
お父さんがヒヨちゃんのために作ってくれたんだって。
始まったばかりのお家生活だけど
皆さん本当に優しい方達ばかり。
ヒヨちゃんのこれからの成長を見守ってくださると思うよ。
まだまだ幸せはこれからだから
安心して、お家生活にちょっとづつ慣れて
怜音くんとも仲良くなって
素敵な毎日を過ごして欲しいと思います。

ヒヨちゃん、幸せに…。
卒業おめでとう

ヒヨコマメちゃんの新しい名前は…。
「天音(てんね)ちゃん」になりました

里親様のお家のワンちゃんは歴代「音」の文字が付くそうです。
今回ヒヨコマメちゃんもお仲間に入れてもらって「音」の付いたお名前をいただきました。
里親様、可愛いお名前をありがとうございました。
では。
アマーンちゃんの卒業
[No.1372] 2023/07/22 (Sat) 09:28
おはようございます。
更新が遅くなって申し訳ありません。
7月10日月曜日、ロングコートチワワのアマーンちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました
少しだけ長くなりますが、お付き合い下さい。

遂にその日が来たんだなぁと感慨深い気持ちと、寂しさと、嬉しさと感動が交差しています。
可愛すぎる正統派チワワちゃん。
約半年お家が決まりませんでした。

だけどその間カフェのみんなを癒してくれた、小さくて、でもとてもとても大きな存在でした。
アマーンちゃんがカフェに来てくれたのは今年の1月24日。
まだ寒い冬のことです。
アマーンちゃんの顔は口角が上がっていつも笑っているような愛らしい顔つき。

でも実は、カフェに来てくれたばかりの頃はそうではありませんでした。
下を向き、口角も上がらず、シッポが上がることもあまりあり無く、おそらく緊張で動かず抱っこもさせてくれていました。


白いチワワちゃんは人気。
抱っこご希望が多く、初めの頃は抱っこも大丈夫でしたが…。

いつの頃からかお膝は得意ではなくなり、ボランティアさんのお膝は大丈夫でも、お客様のお膝は最近では秒で降りていました。

日中はフロアケージでずっと寝ているのがアマーンちゃんスタイル。
今思えば、アマーンちゃんはカフェの喧騒が好きではなかったのかなって思います。




でもそれはアマーンちゃんが望む自由。
知らない場所からだんだん慣れてくれていた証拠で、自分の「意志」が出てきてくれたから。
「嫌なこと」「好きなこと」を自分で選ぶようになりました。
最初は地面にうつ伏せになっていたお散歩も、10日後にはテチテチ歩けるようになって、散歩は大好きになってくれました。
カフェに来てくれたワンちゃんはお散歩を知らなくて、歩けない子も多いです。
そんな子達を、いつの頃からか「ついておいで」って言わんばかりに先導するようにもなって。
アマーンちゃんのお陰で、歩けるようになったワンちゃんもいます。

ほとんどがロングコース。
6月ころからは暑くなったのか少しペースダウンすることもありましたが…。
ボランティアさんが書いてくれたお散歩日記には
かすみちゃん、八丁くん、ジョータくん、エルブちゃん、ブリトくん達と
「並んで歩きました」「楽しそう」「ロングコース」の文字がびっしり並んでいました。

そしてアマーンちゃんと言えば「食いしん坊さん」。
夜のご飯は即完食。
早く食べた過ぎて、ガウガウ焦って食べるもんだから途中で喉に詰まらせてケホケホ。
「誰も取らないからゆっくり食べなよ」
っていうほどでした(笑)
お客様が注文してくれたり、私がおやつあげようと作り始めるとき、
冷凍保存している手作りハンバーグを取り出すために冷凍庫を開ける音をすぐに察知。
猫部屋前の侵入防止策の前で早くも待機。



それでもって、たぶん4月後半ころから妙な声で鳴き始めました。
それはまるでヤギさんのような「めぇ~めぇ~」という、ちょっと高音の声です。

名付けて「ヤギ鳴き」
いえ、普段はちゃんと低音でワンワンと鳴くのですが、この時は絶対にヤギ鳴きなのです。
早く早くと急かされているようで。
でもおやつを作るときには必ず聞こえてくるその声。
お家が決まって、その声が聞こえなくなって、ちょっと寂しいです。
そんな食いしん坊過ぎるアマーンちゃんの体重は、気が付くと増えてしまいました。
ちゃんと夜ご飯は体重どおりにあげていました。
もちろん、食べたであろうおやつの分は減らしてです。
何でやろう?
と増えた理由を探るうち、気が付いたことがありました。
アマーンちゃんがおやつをもらう時の「位置取り」です。




決してグイグイ最前線に出てもらっていません。
少し離れたところに佇んでいます。
私もそうですが、まだもらってないオーラを少し離れた位置で放っていると、つい優先的にあげてしまう。
要するに…
「あ、まだもらってない?」と思って、前でグイグイしている子より優先してあげてしまうという心理になるのです。
結果…ほかのワンちゃんより多めにいただいてしまうということになっている気がしました。
まぁそれだけではないと思いますが、あまりにお腹がポンポンなのでもしかして腹水でも溜まっているのでは?
と思って6月にエコー検査までしてもらいました。

でも全くの杞憂に終わったのは笑い話です。
それからは残念ながら、夜のご飯をちょっと減らしていました
カフェで過ごすうち、アマーンは優しい顔立ちになりました。
口角はいつだって上がっていて、いつも笑っているような余裕の笑み。
最初は酷かった涙焼けもほとんど目立たなくなっていて、本当に可愛くなりました。

⬆️カフェに来た頃

⬆️卒業前
でも…お電話でのお問合せや、会いに来てくださるかたもいらしゃいましたがお家が決まることはありませんでした。
その理由は、おそらく…。
アマーンちゃんの少なくない既往症にあったように思います。
両目は過熟白内障。
歯石歯肉炎重度。
パテラ両足GⅡ。
足元の付け根の両鼠径のヘルニア大。

そして乳腺腫瘍右に1か所、左に5~6か所です。
それらすべてをご説明すると悩まれる…。
それは仕方がないことなのだと思います。
同じ内容をお伝えしても、すべてがイエスとは限らない。
お答えや考えは一つではありません。
だけど受け入れていただける方を見つけてあげたい。
そんな日々でした。
まだカフェに来た時は6歳だったアマーンちゃんも、6月23日に7歳になりました。
カフェではボランティアさんに買っていただいたケーキとHappybirthdayの歌を歌ってお祝いしました


自分の誕生日をわかっているかのような可愛い笑み。
みんなで分けていただいたケーキは、もちろん完食でした。
そんな折、里親様はカフェに来てくださったのは7月1日土曜日のことです。
実は里親様の妹さんは鶴橋店から1頭(ぐしけんくん)、川西店から3頭をお家に迎えてくださった方です。
川西店からの一番最初は2018年8月、アメリカンコッカスパニエルのマヨちゃん(8歳)でした。

そして本当に悲しいことに翌年の5月、蛋白漏出性腸症のためマヨちゃんは虹の橋を渡ってしまいました。
でも里親様は出会ってくださったときに体調のことをお伝えしていましたが、それでもマヨちゃんをお家に迎えてくださった素敵なお家。
たった9ヶ月だけだったけれど、ご家族皆さんは一生分マヨちゃんを愛してくださいました。
その後、2019年8月にMダックスフンドのユウキちゃん。

2021年1月にMダックスフンドのちょこらちゃんをお家に迎えてくださいました。

何度もお伝えしますが、温かくて本当に優しいご一家。
お嬢様は今でもカフェボランティアでトリミングを担当してくださっています。
いつもならワンちゃん達とカフェに来てくださるのですが、この日はお姉様(里親様)を伴われてお二人でカフェに来てくださいました。
お姉様は遠方にお住まいでしたが、お二人でご実家に帰られる途中でカフェにお寄りくださったとのこと。
それはお姉様がカフェに行ってみたいとおっしゃってくださったそうです。
そしてその時、お姉様が飼われていたワンちゃんが先日虹の橋を渡られたとお伝えくださいました。

⬆️亡くなられたワンちゃん
ご案内したお席が猫部屋前にある侵入防止柵の前のお席。
そこにいたのがアマーンちゃんでした。
アマーンちゃんはフロアケージの中でいることが多いのですが、最近侵入防止柵の前にいることも多くなっていました。

何故かは不明。でもオヤツを察知する冷凍庫の音が一番聞こえる場所だからなんじゃない?
ってささやかれていました(笑)
それが出会っていただく運命だったように思います。
お姉様(里親様)はアマーンちゃんのことを可愛いとおっしゃられて、抱っこもしてくださっていました。


尋ねてくださったので、既往症もお伝えしました。
一定のところから動かないし目立たないアマーンちゃんです。
そのお席でなければ、きっと出会わなかった。
今でも私はそう思っています。
カフェにいらっしゃったお時間はおそらく1時間くらいだったと思いますが、その短い間で里親様はアマーンちゃんをお家に迎えたいと強く思ってくださったそうです。
でもご主人の同意や、アマーンちゃんの少なくない既往症のこともあります。
その日ご自宅に帰られて、ご主人の同意を得てくださり、その後動物病院の主治医さんにも既往症をご相談され、そして…。
7月5日に引き取られることを決めてくださいました。
でもカフェに来ていただける日は7月12日。
それまでにお家が決まってしまう可能性もゼロではありません。
結果…予定を早めてくださって、7月10日にご来店くださり、妹さんもご一緒にご契約とお迎えに来てくださいました。

妹さんがカフェからワンちゃんを引き取ってくださったから、、カフェに来てくださったこと。
加えて、たまたま侵入防止柵の前しかお席が空いていなかったこと。
けれどそれが運命だと、私は思います。

温かい拍手に見送られて、可愛い飛び切りの笑顔を残して、アマーンちゃんは卒業していきました
里親様へ
素敵な出会いをしてくださり、アマーンちゃんをお家に子にしてくださって本当にありがとうございました。

また、既往症のことも主治医にご相談くださってお引き受けいただいたことに心から感謝しています。
優しいお家の中で、ゆったりと過ごさせていただく未来を想像して、胸が温かくなります。
アマーンちゃんと出会って、選んでくださって本当にありがとうございました。
どうぞご主人とご一緒に優しい時間を過ごしていただけましたら幸いです。
そして少し遠いですが、またぜひお里帰りでお越しくださいましたら嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
里親様は帰られてからお便りをくださいました。
アマーンちゃん、初日のご飯は食べてくれたようです。

また里親様の妹さんからも後日、初ドッグランに行かれた動画もいただきました。
楽しそうにマイペースにテチテチ歩く姿を拝見して、とっても嬉しくなりました。


お外が好きなようなようで、車に乗るのもベテラン犬のようで全く大丈夫とのこと。

これからも、お目目が見えるうちは色々なところへ連れて行ってあげたいと言ってくださっているそうです。
また早速に病院にも受診してくださいました。
お散歩効果で少し体重も減って、ご飯を変えて💩も硬くなってくれました。
アマーンちゃん、よかったね
アマーンちゃんへ

もう新しいお家に慣れましたか?
カフェではお散歩も短い時間だったけれど
いっぱいしてもらっているのかな、とか
お家に慣れるまでにどれくらいかかるかなぁ、とか
色々想像してみるけれど、
大物アマーンちゃんのことだからきっとすぐに慣れて、
楽しく過ごしてくれていると思います。
これからは自然豊かな環境の中で、
のんびりと過ごして
幸せな毎日を祈ってるね。
アマーンちゃん素敵なお家ができて良かった。
本当に良かった。

卒業おめでとう
アマーンちゃんの新しい名前は…。
「まりちゃん」になりました。
里親様、可愛いお名前をありがとうございました。
では。
更新が遅くなって申し訳ありません。
7月10日月曜日、ロングコートチワワのアマーンちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました

少しだけ長くなりますが、お付き合い下さい。

遂にその日が来たんだなぁと感慨深い気持ちと、寂しさと、嬉しさと感動が交差しています。
可愛すぎる正統派チワワちゃん。
約半年お家が決まりませんでした。

だけどその間カフェのみんなを癒してくれた、小さくて、でもとてもとても大きな存在でした。
アマーンちゃんがカフェに来てくれたのは今年の1月24日。
まだ寒い冬のことです。
アマーンちゃんの顔は口角が上がっていつも笑っているような愛らしい顔つき。

でも実は、カフェに来てくれたばかりの頃はそうではありませんでした。
下を向き、口角も上がらず、シッポが上がることもあまりあり無く、おそらく緊張で動かず抱っこもさせてくれていました。


白いチワワちゃんは人気。
抱っこご希望が多く、初めの頃は抱っこも大丈夫でしたが…。

いつの頃からかお膝は得意ではなくなり、ボランティアさんのお膝は大丈夫でも、お客様のお膝は最近では秒で降りていました。

日中はフロアケージでずっと寝ているのがアマーンちゃんスタイル。
今思えば、アマーンちゃんはカフェの喧騒が好きではなかったのかなって思います。




でもそれはアマーンちゃんが望む自由。
知らない場所からだんだん慣れてくれていた証拠で、自分の「意志」が出てきてくれたから。
「嫌なこと」「好きなこと」を自分で選ぶようになりました。
最初は地面にうつ伏せになっていたお散歩も、10日後にはテチテチ歩けるようになって、散歩は大好きになってくれました。
カフェに来てくれたワンちゃんはお散歩を知らなくて、歩けない子も多いです。
そんな子達を、いつの頃からか「ついておいで」って言わんばかりに先導するようにもなって。
アマーンちゃんのお陰で、歩けるようになったワンちゃんもいます。

ほとんどがロングコース。
6月ころからは暑くなったのか少しペースダウンすることもありましたが…。
ボランティアさんが書いてくれたお散歩日記には
かすみちゃん、八丁くん、ジョータくん、エルブちゃん、ブリトくん達と
「並んで歩きました」「楽しそう」「ロングコース」の文字がびっしり並んでいました。

そしてアマーンちゃんと言えば「食いしん坊さん」。
夜のご飯は即完食。
早く食べた過ぎて、ガウガウ焦って食べるもんだから途中で喉に詰まらせてケホケホ。
「誰も取らないからゆっくり食べなよ」
っていうほどでした(笑)
お客様が注文してくれたり、私がおやつあげようと作り始めるとき、
冷凍保存している手作りハンバーグを取り出すために冷凍庫を開ける音をすぐに察知。
猫部屋前の侵入防止策の前で早くも待機。



それでもって、たぶん4月後半ころから妙な声で鳴き始めました。
それはまるでヤギさんのような「めぇ~めぇ~」という、ちょっと高音の声です。

名付けて「ヤギ鳴き」

いえ、普段はちゃんと低音でワンワンと鳴くのですが、この時は絶対にヤギ鳴きなのです。
早く早くと急かされているようで。
でもおやつを作るときには必ず聞こえてくるその声。
お家が決まって、その声が聞こえなくなって、ちょっと寂しいです。
そんな食いしん坊過ぎるアマーンちゃんの体重は、気が付くと増えてしまいました。
ちゃんと夜ご飯は体重どおりにあげていました。
もちろん、食べたであろうおやつの分は減らしてです。
何でやろう?
と増えた理由を探るうち、気が付いたことがありました。
アマーンちゃんがおやつをもらう時の「位置取り」です。




決してグイグイ最前線に出てもらっていません。
少し離れたところに佇んでいます。
私もそうですが、まだもらってないオーラを少し離れた位置で放っていると、つい優先的にあげてしまう。
要するに…
「あ、まだもらってない?」と思って、前でグイグイしている子より優先してあげてしまうという心理になるのです。
結果…ほかのワンちゃんより多めにいただいてしまうということになっている気がしました。
まぁそれだけではないと思いますが、あまりにお腹がポンポンなのでもしかして腹水でも溜まっているのでは?
と思って6月にエコー検査までしてもらいました。

でも全くの杞憂に終わったのは笑い話です。
それからは残念ながら、夜のご飯をちょっと減らしていました

カフェで過ごすうち、アマーンは優しい顔立ちになりました。
口角はいつだって上がっていて、いつも笑っているような余裕の笑み。
最初は酷かった涙焼けもほとんど目立たなくなっていて、本当に可愛くなりました。

⬆️カフェに来た頃

⬆️卒業前
でも…お電話でのお問合せや、会いに来てくださるかたもいらしゃいましたがお家が決まることはありませんでした。
その理由は、おそらく…。
アマーンちゃんの少なくない既往症にあったように思います。
両目は過熟白内障。
歯石歯肉炎重度。
パテラ両足GⅡ。
足元の付け根の両鼠径のヘルニア大。

そして乳腺腫瘍右に1か所、左に5~6か所です。
それらすべてをご説明すると悩まれる…。
それは仕方がないことなのだと思います。
同じ内容をお伝えしても、すべてがイエスとは限らない。
お答えや考えは一つではありません。
だけど受け入れていただける方を見つけてあげたい。
そんな日々でした。
まだカフェに来た時は6歳だったアマーンちゃんも、6月23日に7歳になりました。
カフェではボランティアさんに買っていただいたケーキとHappybirthdayの歌を歌ってお祝いしました



自分の誕生日をわかっているかのような可愛い笑み。
みんなで分けていただいたケーキは、もちろん完食でした。
そんな折、里親様はカフェに来てくださったのは7月1日土曜日のことです。
実は里親様の妹さんは鶴橋店から1頭(ぐしけんくん)、川西店から3頭をお家に迎えてくださった方です。
川西店からの一番最初は2018年8月、アメリカンコッカスパニエルのマヨちゃん(8歳)でした。

そして本当に悲しいことに翌年の5月、蛋白漏出性腸症のためマヨちゃんは虹の橋を渡ってしまいました。
でも里親様は出会ってくださったときに体調のことをお伝えしていましたが、それでもマヨちゃんをお家に迎えてくださった素敵なお家。
たった9ヶ月だけだったけれど、ご家族皆さんは一生分マヨちゃんを愛してくださいました。
その後、2019年8月にMダックスフンドのユウキちゃん。

2021年1月にMダックスフンドのちょこらちゃんをお家に迎えてくださいました。

何度もお伝えしますが、温かくて本当に優しいご一家。
お嬢様は今でもカフェボランティアでトリミングを担当してくださっています。
いつもならワンちゃん達とカフェに来てくださるのですが、この日はお姉様(里親様)を伴われてお二人でカフェに来てくださいました。
お姉様は遠方にお住まいでしたが、お二人でご実家に帰られる途中でカフェにお寄りくださったとのこと。
それはお姉様がカフェに行ってみたいとおっしゃってくださったそうです。
そしてその時、お姉様が飼われていたワンちゃんが先日虹の橋を渡られたとお伝えくださいました。

⬆️亡くなられたワンちゃん
ご案内したお席が猫部屋前にある侵入防止柵の前のお席。
そこにいたのがアマーンちゃんでした。
アマーンちゃんはフロアケージの中でいることが多いのですが、最近侵入防止柵の前にいることも多くなっていました。

何故かは不明。でもオヤツを察知する冷凍庫の音が一番聞こえる場所だからなんじゃない?
ってささやかれていました(笑)
それが出会っていただく運命だったように思います。
お姉様(里親様)はアマーンちゃんのことを可愛いとおっしゃられて、抱っこもしてくださっていました。


尋ねてくださったので、既往症もお伝えしました。
一定のところから動かないし目立たないアマーンちゃんです。
そのお席でなければ、きっと出会わなかった。
今でも私はそう思っています。
カフェにいらっしゃったお時間はおそらく1時間くらいだったと思いますが、その短い間で里親様はアマーンちゃんをお家に迎えたいと強く思ってくださったそうです。
でもご主人の同意や、アマーンちゃんの少なくない既往症のこともあります。
その日ご自宅に帰られて、ご主人の同意を得てくださり、その後動物病院の主治医さんにも既往症をご相談され、そして…。
7月5日に引き取られることを決めてくださいました。
でもカフェに来ていただける日は7月12日。
それまでにお家が決まってしまう可能性もゼロではありません。
結果…予定を早めてくださって、7月10日にご来店くださり、妹さんもご一緒にご契約とお迎えに来てくださいました。

妹さんがカフェからワンちゃんを引き取ってくださったから、、カフェに来てくださったこと。
加えて、たまたま侵入防止柵の前しかお席が空いていなかったこと。
けれどそれが運命だと、私は思います。

温かい拍手に見送られて、可愛い飛び切りの笑顔を残して、アマーンちゃんは卒業していきました

里親様へ
素敵な出会いをしてくださり、アマーンちゃんをお家に子にしてくださって本当にありがとうございました。

また、既往症のことも主治医にご相談くださってお引き受けいただいたことに心から感謝しています。
優しいお家の中で、ゆったりと過ごさせていただく未来を想像して、胸が温かくなります。
アマーンちゃんと出会って、選んでくださって本当にありがとうございました。
どうぞご主人とご一緒に優しい時間を過ごしていただけましたら幸いです。
そして少し遠いですが、またぜひお里帰りでお越しくださいましたら嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
里親様は帰られてからお便りをくださいました。
アマーンちゃん、初日のご飯は食べてくれたようです。

また里親様の妹さんからも後日、初ドッグランに行かれた動画もいただきました。
楽しそうにマイペースにテチテチ歩く姿を拝見して、とっても嬉しくなりました。


お外が好きなようなようで、車に乗るのもベテラン犬のようで全く大丈夫とのこと。

これからも、お目目が見えるうちは色々なところへ連れて行ってあげたいと言ってくださっているそうです。
また早速に病院にも受診してくださいました。
お散歩効果で少し体重も減って、ご飯を変えて💩も硬くなってくれました。
アマーンちゃん、よかったね

アマーンちゃんへ

もう新しいお家に慣れましたか?
カフェではお散歩も短い時間だったけれど
いっぱいしてもらっているのかな、とか
お家に慣れるまでにどれくらいかかるかなぁ、とか
色々想像してみるけれど、
大物アマーンちゃんのことだからきっとすぐに慣れて、
楽しく過ごしてくれていると思います。
これからは自然豊かな環境の中で、
のんびりと過ごして
幸せな毎日を祈ってるね。
アマーンちゃん素敵なお家ができて良かった。
本当に良かった。

卒業おめでとう

アマーンちゃんの新しい名前は…。
「まりちゃん」になりました。
里親様、可愛いお名前をありがとうございました。
では。
ラファエロくんの卒業
[No.1370] 2023/07/16 (Sun) 02:18
こんにちは。
7月9日日曜日、トイプードルのラファエロくんに素敵なご縁が繋がり卒業しました

ラファエロくんはつぶらな瞳がとっても可愛く、優しい表情をしたトイプードルの男の子です。


カフェに来てくれたのは7月4日でしたので、カフェに来て5日目の卒業となりました。
男の子のトイプードルは元気いっぱい過ぎてワチャワチャな子が多いのですが、ラファエロくんはちょっと控えめ。
更に言えば、誰の手も煩わすこともないお利口なワンちゃんでした。
でも、決しておどおどや怖がっているわけではなく、人懐こくて。

じっと人の目を見つめてくれることもあって、抱っこもさせてくれました。
初日のお散歩。
カフェに来て初めてのお散歩は多少緊張するものだと思うのですが、ラファエロくんは楽しそうに歩いてくれました。
すれ違う人をじっと見つめるので、まるでアイドルのように「可愛い~」って声を掛けられることも多々。
散歩してくれる人の足元にくっつきながら、頑張ってくれました。
ご飯もしっかり食べてくれるし、おやつも大好き。

抱っこもおとなしくさせてくれますが、抱っこすると前足をギュっと腕に巻きつけてくれるところが可愛すぎてきゅん💕

朝ケージから出してあげる時も、ちょっとキョトンとした表情が可愛すぎます。

走り回ったり、時折ワンワン鳴いたりするけれど、いつだって人の目を見つめてくれる本当に可愛い存在でした。

ラファくんがカフェに来て4日目の土曜日。
少し混みあう日でした。
夕刻前、一組のご家族がカフェにお越しくださいました。
お母様と高校生の息子さん。
少し前にお母様はお1人でカフェに来てくださったことがありましたが、その時はまだワンちゃんを飼いたけれど、少し迷われていたそうです。
でも…。
今まではお子様達が小さかったこともあったけれど、もう手も離れたタイミング。
だから、この日息子さん(一番下の次男さん)と一緒にカフェを訪れてくださいました。
その日出会ってくださったのがラファエロくんでした。
ワンちゃんを飼うのはほぼ初めてだけれど、とにかくずっとラファエロくんを「可愛い」と言ってくださっていて。

なので、お客様も少なくなったタイミングでお声を掛けさせていただき、ラファエロくんのことだけでなくたくさんお話をさせていただきました。
そしてわかったことは…。
息子さんはカフェに来てくださるのは初めてでしたが、ラファくんに出会っていただいてお気持ちが動かれたようでした。
言い換えれば、ラファエロくんが息子さんのワンちゃんの概念を変えたと言っても過言ではないと思います。
お母様も本当に優しくて温かなお人柄でいらっしゃいました。

こんなに望んでくださるお家にラファエロを託したいと、その時に思ったのは紛れもない事実です。
でも8人いらっしゃるご家族でしたので、やはりご家族でご相談していただきたいとも思い、そのことをお伝えしました。
すると翌日、奥様はご主人とご長男を伴われてカフェに来てくださったのです。
残念ながら次男さんは部活で不在でした。
だけど、ご家族がラファエロくんに会いに来てくださったのです。


前日と同じご説明をさせていただきましたが、既に奥様からお伝えくださっていたと思います。
みなさんOKのお答えを出してくださいました。
大勢いらっしゃるご家族の中で、みんなに可愛いと言ってもらいながら暮らさせていただけること。
本当に素敵なご家族の元へ託させていただけることが嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。
ご契約前に先にお撮りした卒業写真の後、ご主人とご長男はご都合で帰られましたが、お迎えに間に合われた次男さんが合流。

その次男さんの満面の笑顔を拝見して、また胸がいっぱいになりました。
里親様へ
この度な素敵なご縁を繋いでくださいましてありがとうございました。

素敵なタイミングが重なり、ラファエロくんと出会っていただけて嬉しい限りです。
譲渡に関することなどをご快く理解くださったこと、心から感謝しています。
これからは楽しいこといっぱいの毎日になりますよう、カフェからずっと願っています。
また何かわからないことなどありましたら、ご遠慮なくお申し出いただければ幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
そしてまたぜひ遊びに来ていただけましたら嬉しいです。
Tくん、ラファエロくんのことどうぞよろしくね。
次男さんは帰られてから、ラファエロくんの様子を送ってくださいました。
ご飯食べて、おしっこOK。


翌朝はお散歩してうんちも大丈夫とのことでした。

後程お母様もご連絡くださいましたが、Tくん一緒に寝たそうです。
更には…おじいちゃんやお孫さんまにでご家族にいっぱい撫でてもらいながら、穏やかにおうち生活がスタートしたとのことです。

ラファへ

お家生活はどうですか?
みんなに可愛がってもらって
ご機嫌ですか?
ラファは本当に可愛くてお利口だったけど
たった5日間だけだったからね。
まだまだ知らないことたくさんあると思う。
それをね、家族の皆さんと一緒に
ひとつづつ知って
愛されることもたくさん知って
幸せになって欲しいと願ってるから。
素敵なご家族に巡り合えてほんとに良かった。

卒業おめでとう
ラファエロくんの名前はそのまま…。
「ラファエロくん」になりました。
里親様、ありがとうございました。
出会うべき運命に導かれて出会うこと。
それは私達人間の力が及ぶものではないと私は思います。
たまたま出会ったとか、たまたまカフェに来た時にいたとか。
ワンちゃんを飼いたいと思った時、SNSで探していたらこの子っていう存在に出会えた、とか。
いえ、例えば…。
道を歩いていた時目の前にいた猫ちゃんであったとしても、出会うべくして出会っているのではないかと思っています。
私事ですが、2015年7月にこのカフェを始めた時にカフェで出会い、9月に家族になったチャロも同じです。
星の数ほどと言っていいほどワンちゃんがいて、でもその日、保護されて自分の目の前に現れてくれたこと。
それこそが、出会うべき運命に導かれて出会ってくれたと思います。
そして、その時も今も変わらず私にとって唯一無二の存在。
チャロもそう思ってくれていたら本当に幸せだと思います。
保護犬という存在は、最近ではメディアのおかげで知られるようになりました。
だけど、本当の意味で保護犬を引き取って家族にするということは簡単ではない場合もあります。
そしてまだまだ人知れず、「無」の世界で生きている子達もたくさん存在しています。
でも、ワンちゃんやネコちゃんは血も流れ心臓も動いている命。
人間と同じで、悲しいや辛いや楽しいや嬉しいの感情を持っています。
だけどまだまだモノとして扱われたり、殺処分という恐ろしい終わり方も存在しています。
私達が存在する意味。
それは残された命の時間を、出来ればご機嫌で過ごさせてあげること。
頑張っていた過去を忘れるくらいに、です。
その一番近道は、寄り添ってあげることから始まります。
だから、どうか。
目の前に現れたワンちゃん達が送るサインを見つけてあげてください。
行き場がないので誰か家族になってあげて、ではなく、飼えるご環境ならば温かい家族になってあげてください。
ワンちゃん達は幸せを運んでくれます。
家族を笑顔にしてくれます。
それはきっと家族になった人にしかわからない幸せだと思っています。
では。
7月9日日曜日、トイプードルのラファエロくんに素敵なご縁が繋がり卒業しました


ラファエロくんはつぶらな瞳がとっても可愛く、優しい表情をしたトイプードルの男の子です。


カフェに来てくれたのは7月4日でしたので、カフェに来て5日目の卒業となりました。
男の子のトイプードルは元気いっぱい過ぎてワチャワチャな子が多いのですが、ラファエロくんはちょっと控えめ。
更に言えば、誰の手も煩わすこともないお利口なワンちゃんでした。
でも、決しておどおどや怖がっているわけではなく、人懐こくて。

じっと人の目を見つめてくれることもあって、抱っこもさせてくれました。
初日のお散歩。
カフェに来て初めてのお散歩は多少緊張するものだと思うのですが、ラファエロくんは楽しそうに歩いてくれました。
すれ違う人をじっと見つめるので、まるでアイドルのように「可愛い~」って声を掛けられることも多々。
散歩してくれる人の足元にくっつきながら、頑張ってくれました。
ご飯もしっかり食べてくれるし、おやつも大好き。

抱っこもおとなしくさせてくれますが、抱っこすると前足をギュっと腕に巻きつけてくれるところが可愛すぎてきゅん💕

朝ケージから出してあげる時も、ちょっとキョトンとした表情が可愛すぎます。

走り回ったり、時折ワンワン鳴いたりするけれど、いつだって人の目を見つめてくれる本当に可愛い存在でした。

ラファくんがカフェに来て4日目の土曜日。
少し混みあう日でした。
夕刻前、一組のご家族がカフェにお越しくださいました。
お母様と高校生の息子さん。
少し前にお母様はお1人でカフェに来てくださったことがありましたが、その時はまだワンちゃんを飼いたけれど、少し迷われていたそうです。
でも…。
今まではお子様達が小さかったこともあったけれど、もう手も離れたタイミング。
だから、この日息子さん(一番下の次男さん)と一緒にカフェを訪れてくださいました。
その日出会ってくださったのがラファエロくんでした。
ワンちゃんを飼うのはほぼ初めてだけれど、とにかくずっとラファエロくんを「可愛い」と言ってくださっていて。

なので、お客様も少なくなったタイミングでお声を掛けさせていただき、ラファエロくんのことだけでなくたくさんお話をさせていただきました。
そしてわかったことは…。
息子さんはカフェに来てくださるのは初めてでしたが、ラファくんに出会っていただいてお気持ちが動かれたようでした。
言い換えれば、ラファエロくんが息子さんのワンちゃんの概念を変えたと言っても過言ではないと思います。
お母様も本当に優しくて温かなお人柄でいらっしゃいました。

こんなに望んでくださるお家にラファエロを託したいと、その時に思ったのは紛れもない事実です。
でも8人いらっしゃるご家族でしたので、やはりご家族でご相談していただきたいとも思い、そのことをお伝えしました。
すると翌日、奥様はご主人とご長男を伴われてカフェに来てくださったのです。
残念ながら次男さんは部活で不在でした。
だけど、ご家族がラファエロくんに会いに来てくださったのです。


前日と同じご説明をさせていただきましたが、既に奥様からお伝えくださっていたと思います。
みなさんOKのお答えを出してくださいました。
大勢いらっしゃるご家族の中で、みんなに可愛いと言ってもらいながら暮らさせていただけること。
本当に素敵なご家族の元へ託させていただけることが嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。
ご契約前に先にお撮りした卒業写真の後、ご主人とご長男はご都合で帰られましたが、お迎えに間に合われた次男さんが合流。

その次男さんの満面の笑顔を拝見して、また胸がいっぱいになりました。
里親様へ
この度な素敵なご縁を繋いでくださいましてありがとうございました。

素敵なタイミングが重なり、ラファエロくんと出会っていただけて嬉しい限りです。
譲渡に関することなどをご快く理解くださったこと、心から感謝しています。
これからは楽しいこといっぱいの毎日になりますよう、カフェからずっと願っています。
また何かわからないことなどありましたら、ご遠慮なくお申し出いただければ幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
そしてまたぜひ遊びに来ていただけましたら嬉しいです。
Tくん、ラファエロくんのことどうぞよろしくね。
次男さんは帰られてから、ラファエロくんの様子を送ってくださいました。
ご飯食べて、おしっこOK。


翌朝はお散歩してうんちも大丈夫とのことでした。

後程お母様もご連絡くださいましたが、Tくん一緒に寝たそうです。
更には…おじいちゃんやお孫さんまにでご家族にいっぱい撫でてもらいながら、穏やかにおうち生活がスタートしたとのことです。

ラファへ

お家生活はどうですか?
みんなに可愛がってもらって
ご機嫌ですか?
ラファは本当に可愛くてお利口だったけど
たった5日間だけだったからね。
まだまだ知らないことたくさんあると思う。
それをね、家族の皆さんと一緒に
ひとつづつ知って
愛されることもたくさん知って
幸せになって欲しいと願ってるから。
素敵なご家族に巡り合えてほんとに良かった。

卒業おめでとう

ラファエロくんの名前はそのまま…。
「ラファエロくん」になりました。
里親様、ありがとうございました。
出会うべき運命に導かれて出会うこと。
それは私達人間の力が及ぶものではないと私は思います。
たまたま出会ったとか、たまたまカフェに来た時にいたとか。
ワンちゃんを飼いたいと思った時、SNSで探していたらこの子っていう存在に出会えた、とか。
いえ、例えば…。
道を歩いていた時目の前にいた猫ちゃんであったとしても、出会うべくして出会っているのではないかと思っています。
私事ですが、2015年7月にこのカフェを始めた時にカフェで出会い、9月に家族になったチャロも同じです。
星の数ほどと言っていいほどワンちゃんがいて、でもその日、保護されて自分の目の前に現れてくれたこと。
それこそが、出会うべき運命に導かれて出会ってくれたと思います。
そして、その時も今も変わらず私にとって唯一無二の存在。
チャロもそう思ってくれていたら本当に幸せだと思います。
保護犬という存在は、最近ではメディアのおかげで知られるようになりました。
だけど、本当の意味で保護犬を引き取って家族にするということは簡単ではない場合もあります。
そしてまだまだ人知れず、「無」の世界で生きている子達もたくさん存在しています。
でも、ワンちゃんやネコちゃんは血も流れ心臓も動いている命。
人間と同じで、悲しいや辛いや楽しいや嬉しいの感情を持っています。
だけどまだまだモノとして扱われたり、殺処分という恐ろしい終わり方も存在しています。
私達が存在する意味。
それは残された命の時間を、出来ればご機嫌で過ごさせてあげること。
頑張っていた過去を忘れるくらいに、です。
その一番近道は、寄り添ってあげることから始まります。
だから、どうか。
目の前に現れたワンちゃん達が送るサインを見つけてあげてください。
行き場がないので誰か家族になってあげて、ではなく、飼えるご環境ならば温かい家族になってあげてください。
ワンちゃん達は幸せを運んでくれます。
家族を笑顔にしてくれます。
それはきっと家族になった人にしかわからない幸せだと思っています。
では。