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保護犬・保護猫カフェⓇ 川西店

保護犬・保護猫ちゃん達の新しい家族を探しています!

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ひめちゃん、アスパラちゃん、リルちゃん卒業しました

こんばんは。
少し更新が空いてしまいました。
その久しぶりの更新はダックス女子、ひめアスパラリルの3頭揃っての嬉しい卒業のご報告になりました



3頭一緒の卒業はカフェ始まって以来です。
そして同じお家です。
少しご心配の方もいらっしゃるかもしれませんが、
このお家なら絶対に大丈夫、と心から思える素敵なお家に3頭揃って行くことが出来ました。

今日初めて来てくださったお母様とお嬢様。
開店から間もなくのご来店でした。
お席にお伺いしてゆっくりお話をさせていただきました。
お聞きすると、ダックスフンドを2頭飼っておられたのですが、相次いで亡くされていました。
1頭は18歳でお空へ。
もともと飼育放棄で保健所に連れていかれるところを引き取られていました。
もう1頭は推定14歳でお空へ。
ペットショップで繁殖犬として存在していたそうで、耳が腐っていても放置され、酷く人を怖がっていたワンちゃんだったそうです。
何としても引き取ってあげたいと思い引き取られたけれど、心臓が悪くて1年ももたないと獣医師に宣告されたワンちゃんでした。
その時の年齢はたぶん7歳くらい。
でも、それから7年も飼い犬として暮らしたそうです。

それらをお聞きしながら感じたこと。
里親様の保護犬に対する想いは、私と全く同じでした。
せっかく生まれてきた命。
生まれてきて良かったと思ってもらいたい・・・。
ペットショップの子犬に比べて、一緒に過ごせる時間は短いけれど、だからこそ・・・。
幸せになって欲しい。
幸せに暮らして欲しい。
幸せだったと思ってもらえたら。
どんなワンちゃんであっても大切な命。
そう語られる里親様とお嬢様は、本当に優しさに溢れていました。
そのお気持ちに、私自身の心が震えました。

またお嬢様は不思議なオーラがありました。
カフェのワンちゃんがみんなお嬢様に寄っていくのです。
とっても甘えたさんだけど、スタッフ以外はなかなか抱っこ出来ないリルでさえ、初対面のお嬢様のお膝で寛いでしまいました。

ひめちゃんは飼育放棄で保護されたワンちゃんです。

飼い主病気のため放棄。

もともと人が大好きだと書かれていたのですが、飼い主がいないカフェの環境に馴染めず、夜ケージで声が枯れるまで鳴き続けていました。
3晩で鳴くことは止まりましたが、そのあとは前足の肉球をカジカジカジ・・・。
かじり続け気が付けば血がいっぱい付いていました。
後ろ足もかじり出したひめちゃん。

そして、いつも寂しそうな眼をしていました。
また食いしん坊と猫好きでも有名でした。


スタッフやお客様に抱っこをしてもらって何週間かしたころ、気が付けばカジカジが無くなっていきました。

アスパラちゃんは甘えたさん。

抱っこも大好き。
そして完璧な美貌。

真直ぐに見つめてくれる大きな瞳がたまらない愛されキャラ。

人が大好きなオールマイティなワンちゃんです。

きっとすぐにお家が見つかるという予想でしたが何故か見つかっていませんでした。

そしてリルちゃん。

とにかく超甘えたさん。
マズルが短く幼顔。

特技は高速シッポフリフリとお膝よじ登り。

でもスタッフには出来てもお客様のお膝にはなかなかできず、
日中はポツンとしたり、柵の前でうろうろしたりが多い日々でした。

ケージに入ると、とにかく出して欲しくて一人鳴き続けていました。
ご飯も食が細く、手からだと食べるかまってちゃんです。


前日からカフェのワンちゃんをSNSで見ながら、既に引き取ることを考えてカフェに来てくださった里親様。
ひめちゃんは14歳で亡くなったワンちゃんにとても似ていたそうです。
レッドのスムースダックスというだけでなく、今日色々お話をさせていただいたところ、心臓に疾患があることもさることながら、行動パターンがまるで一緒。
寝る時にはフリースを頭から被って寝るところもそっくりでした。

また18歳で亡くなったワンちゃんはブラックタンのダックスなので、アスパラちゃんと一緒。
そして、一番気になっておられたのは、リルちゃん。
大勢の人が行き交うカフェの雰囲気に慣れずに、スタッフばかりに寄り添うその姿に、お2人は一生懸命に話しかけてくださっていました。

交互にひめちゃんとアスパラちゃんとリルちゃんをお膝に抱っこされて過ごしてくださった長い時間。

連休で賑わうカフェの中、お2人の空間だけが止まって見えました。

里親様とお嬢様とたくさんお話をさせていただきました。
たくさん触れ合ってくださり、たくさん考えてくださいました。
一日の大半をカフェで過ごしてくださった里親様。
その様子に私が里親様に感じさせていただいたことは、絶対に3頭を幸せにしてくださるという信頼と確信でした。
環境が変わっても、約2か月を一緒に過ごした仲間が一緒にいること。
人間だってそうであるように、ワンちゃん達にとってもきっと心強いことだと思います。


里親様のおうちはケージもなく、自由。
これからはもう寂しくて鳴き続けたり、ケージから出たくて鳴き続けたりはありません。

仲間がいて楽しく暮らせるお家。
ストレスもなく賑やかに楽しく、幸せに暮らして欲しい。

そう心から願っています。

里親様。
カフェに来てくださり、長い時間をかけて過ごしてくださり、3頭をお家の子にしてくださって本当にありがとうございました。

心から感謝しています。
里親様の愛情溢れるお人柄に触れさせていただけて、私自身とても嬉しかったです。

どうぞ賑やかな3頭をよろしくお願いいたします。
そしてまたぜひ、一緒にカフェに遊びに来ていただければ幸いです。

これからもどうぞよろしくお願い致します。

お家に帰られてからいただいたお写真には・・・。
3頭それぞれのご飯を食べているお写真をいただきましたが、
食が細くてなかなかご飯を食べないリルちゃんが、一生懸命ご飯を食べている姿が映っていました。

(もちろんひめちゃんとアスパラちゃんも問題なく食べていました


新しく付けてくださった名前は・・・。
ひめちゃん⇒りろちゃん
アスパラちゃん⇒りもちゃん
リルちゃん⇒いろはちゃん
新しい環境と新しい名前で、今日から3頭揃ってスタートです
そして行先は尼崎市です。

では。

新メンバーが来ました(ワン118期生)

今夜、ワンちゃん(118期生)2頭が新しくカフェに仲間入りしました~
早速ご紹介しますね~

ワンちゃんの部

シャナコちゃん ミニチュアシュナウザー ♀
2010年8月15日生まれ(8歳) 5.6㎏ 色:ソルト&ペッパー


久しぶりのMシュナウザーの女の子が来てくれました。
小柄。
そして穏やかさん。

更にあどけない顔立ち。

控えめに隣に寄り添うシュナコちゃん。
ふと見ると・・横からパッチリの大きなオメメでジーっと見つめてくれます。

ワンちゃんとも仲良しで、楽しそうに遊びます

カフェの様子も興味津々。
明日のフロアデビューが待ち遠しい、
抱っこも出来る、美人なシュナコちゃん。

必見です


チロルちゃん シーズー ♀
2013年1月16日生まれ(5歳) 6.9㎏ 色:ゴールド&ホワイト

ちょっと大きめシーズーのチロルちゃん。
もふっとしたフォルム。

ふわふわな感触です。
遊び大好きで元気いっぱい。

今日はカフェのあちこちをくまなく探索。

興味があると、楽しそうに一生懸命一人で大盛り上がり。


ぽっちゃりだけど、行動は俊敏で走ると早いです

お茶目でとっても可愛いチロルちゃん。

人が大好きです。

新しいワンちゃんが2頭増えて、カフェでは9頭のワンちゃんと2頭のネコちゃんが皆様をお待ちしています。
「カフェ募集メンバー」

保護犬・保護猫の里親ご希望の方、または飼おうかどうか迷っている方は、お気軽にスタッフまたはボランティアにお声をかけてください。
気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(土日祝は13:00~16:00の間は混み合っていることが多いですので、里親ご希望の方はそれ以外の時間、または平日ががお勧めです)

そしてネコちゃん部屋ですが、ネコちゃん達は警戒心が強い生き物です。
そのため色々なお客様と触れ合うことにストレスを感じ、なかなか環境に慣れてくれないなどの問題が生じています。
現在猫部屋里親希望の方のみの入室とさせて頂いております。
ご期待に沿えず申し訳ございませんが、触れ合い目的のお店ではないため、どうかご理解いただけますと幸いです。
里親希望の方、保護猫をお家にお迎えすることを少しでもお考えの方は、お気軽に近くのスタッフにお声掛けください。
よろしくお願い致します。

では。

しずちゃん、卒業しました。

こんばんは。
今日、シーズーのしずちゃんにご縁が繋がり、卒業しました



しずちゃんは先週木曜の夕方にカフェに来たばかりです。
保護は7月初旬で、他の店舗を経てやって来ました。

性格は結構マイペース。
初日の夜も、見た目のはかなげな感じとは違くてシッポフリフリでフロアを楽しそうに、また臭いを嗅ぎながら探索していました。

抱っこ大好き。
大人しくておっとりな雰囲気。
おっきなおメメはくりくり。

人気の予感でした

予想通り翌日から引っ張りだこ。
SNSを見て会いに来てくださったり、先住犬を連れてこられたお客様も何組かいました。

里親様は数か月前からカフェに来てくださっていたご家族です。
いつもたいてい先住犬の華ちゃん(mix、1歳)とご一緒でした。
華ちゃんはちょっと怖がりさん。

遊びに来てくださっていても、いつも奥様のお膝からは離れずに過ごしていました。
でも、奥様は華ちゃんと一緒に暮らせるもう一頭のワンちゃんを探していらっしゃいました。
ただ、そんな怖がりな華ちゃんでしたので、急がずゆっくり探したいとおっしゃられていたと思います。

そんな中、今まで二度ほど「この子」と思われるワンちゃんがいたそうです。
一度目ははトイプードルの女の子。
二度目はシーズーの女の子でした。
でも、会いに来られた時はすでに里親様が決まってしまっていたり、ご自身のご家族のご都合によりタイミングが合わなかったりと、ご縁が繋がらずにいました。
少なからずも、その時とても落胆されていたそうです。

そんな中、先週土曜日にカフェに来てくださった奥様。
お一人でのご来店でした。
お席に着かれた時、しずちゃんがトコトコと歩いて寄ってきてくれたのだそうです。
私が気づいた時には、既にしずちゃんを抱っこされていらっしゃいました。
お席に伺って、しずちゃんの既往症などお話をさせていただきました。

その時の事を今日お伺いすると、実は最初トイプードルのシルクちゃんに会いに来られたそうです。
でも寄って来てくれたしずちゃんが、とにかくもう可愛くて・・・。

きっとこの土日で決まってしまうかもしれない。
そう思い、急ぎ今日ご夫婦と華ちゃんで再度会いにきてくださったとのことでした。
しずちゃんとのご縁を離したくない。
その想いが背中を押してカフェへ。
そして、今回しっかりと繋がりました。

華ちゃんとのマッチングも、特に問題なし。

しずちゃんは華ちゃんに興味津々の様子でした。

ただ・・・。
もうすぐ8歳を迎えるしずちゃんにはたくさんの既往症があります。
乾性角膜炎(ドライアイ)、耳マラセチア、パテラGⅡとⅢ。
体中の毛穴は黒ずみ、汚れていました。
更に前歯まで真っ黒な歯石が覆っている状態でした。
可愛いとう言葉では決して語れない過去。

そのことをお伝えしました。

ですが、里親様は大丈夫だと言ってくださいました。
この子と決めている、そんな強いご意思でした。
保護犬を引き取るという意味を十分にご存知でした。
ご同席くださったご主人もご同意くださいました。



一週間の間、何組かの面会を経ても決まらなかったしずちゃんは、
大型台風が近畿を直撃するという日。
初めて家族が出来た、忘れられない日になりました

里親様。
何度も通ってくださって、やっと運命の子に出会ってくださってありがとうございました。

また、たくさんある既往症にも動じることなく、お家の子にしてくださってありがとうございました。
お心の深さと優しさに触れさせていただけて、本当に感謝しています。
これからのしずちゃんを、どうぞよろしくお願い致します。

そして・・・。
帰られてから、メールをくださいました。
しずちゃん、どうやら大物っぷりを発揮しているようでここでもマイペース。

華ちゃんの追っかけにも、我が道を行く感じで・・
「全く違和感もなく我が家に溶け込んでいます」
とのこと。
ご家族の皆さんも喜んでくださっていて、しずちゃんは早くも幸せモード全開です。
「これから大変な事もあると思いますが、家族皆んなでしずちゃんとの時間を楽しんでいきたいと思います」
と書いてくださっていました。


しずちゃん、良かったね。
これからは可愛がってもらって、幸せにね。

おめでとう

しずちゃんの行先は大阪府豊能郡です。
そして呼んでもらっているからと、名前はそのまま・・・。
しずちゃんです

里親様は引き続きミネルバ動物病院に通ってくださるそうですので、またしずちゃんに会えるかも・・・


では。

うららちゃん、無事卒業しました

こんばんは。
今日、ロングコートチワワのうららちゃん が卒業しました



笑顔と涙に溢れる卒業になりました
うららの卒業に立ち会ってくださるためにお客様が見送りに来てくださった小さなカフェは、その時ほぼ満席。
近くのボランティアスタッフさんも駆けつけてくれていました。

人に心を開くのが不器用で、なかなか里親が決まらなかったうらら。
だけど、控えめに寄り添うタイプのうららは本当は人が好き。

そのことは、約7か月をカフェで過ごしているからこそわかることです。
繁殖犬として望まぬ妊娠と出産を繰り返して来た過去。
推定6歳のうららは、一度も人に飼われたことが無く家族を知りません。

そんなうららを里親様のご長男は、出会った日に「可愛い」と、言って選んでくださいました。

今日はまぎれもなくうららが主役。
新しく買ってくださった真新しいハーネスとリードを、慣れない手つきでうららに付けてくださったご長男。

私は、保護犬から飼い犬へ変身するこの瞬間がとても好きです。
あまり感情を現すことがないうららでしたが、私にはちょっぴり誇らしそうに胸を張ったように思いました。

そして、そのあと・・・。

息子さんに大事そうに大切そうに抱っこしてもらって、たくさんの拍手の中卒業していったうらら。
その姿はとっても輝いていました


入口にお客様の気配がすると、いつの頃からか猛スピードで入口にお迎えに行ったうらら。
そのスピードは歴代一位。

失った声を一生懸命に出してお知らせしてくれました。

お客様がおやつをオーダーしてくださると、おやつの単語を理解し、伝票の行方を目で追い、
誰よりも早く厨房の前に行って待つうらら。
これまた歴代一位です。

ご飯は残してもおやつは残さないうららは、お客様の一番前に陣取り、器用に後ろ足で立っておやつをもらっていました。

またカフェに来て約1か月は、お散歩超苦手。
その場に4本の足でぺったんこになって動きませんでした。
でも、いつの頃からか軽快な足取りでお散歩出来るようになっていました。

ちょっとづつ、ちょっとづつ・・・。
人に慣れ、環境に慣れて行ったうらら。

だからこの7か月はうららにとって必要な時間だったと思います。

長くカフェにいても、素敵な里親様は絶対見つかります。
全ては長さで計れるものではありません。
その子に合った場所はきっと見つかると信じて、待つこと。

私はその時をいつも信じています。

里親様。
カフェに来てくださって、うららと出会ってくださってありがとうございました。
ご家族でご相談して、たくさんある既往症をもご理解くださり、
たくさん考えてくださった後、うららに辿り着いてくださった答えが本当に嬉しかったです。

うららの未来はこれからが始まりです。
もしかしたら、また緊張からのスタートからかもしれませんが、ゆっくりとお子様達と時を重ねていってもらえればと願っています。
そしてまた、カフェにも遊びに来ていただければ幸いです。

Kくん、どうぞよろしくね。

そして帰られてからいただいたメールには、やっぱりちょっぴり緊張気味のうららちゃんが映っていました


うららへ。
いつも誰かがうららの隣にいたね。

よほどのことがない限り怒ったりせず、
主張もせず。
それはうららが優しかったからだと思う。
穏やかだったからだと思う。
だけど、今日からはうららが寄り添ってもらう番。
うららには寄り添ってくれる家族ができたから。
だからもう頑張らなくても大丈夫。
たまにはわがままも言ったりして、うらららしく、元気でいて欲しい。
そう願っているから。

本当に本当に、卒業おめでとう
幸せにね。

うららの行先は三田市です。
呼び慣れてもらっているからと
名前はそのまま・・・。
うららちゃんです

うらら、笑いましたよ


では。

ウララちゃんの里親様が決まりました

こんばんは。
今日、ロングコートチワワのうららちゃんの里親様が決まりました



うららちゃんがカフェに来たのは今年の2月1日。
季節は冬でした。

抱っこするとまるで痙攣しているかのようにブルブル震えていて・・・。
今まで経験したことのない環境にひどく怯えていました。

翌日のフロアでも同じ。
カフェの隅っこでした。
抱っこも怖がって無理。

そんなスタートでした。

誕生日不明。
推定2012年生まれ。
おそらく・・・。
温もりを知らずに今までいたのだと思います。
だから、待ってあげようと思いました。

無理強いせず、うららがカフェに慣れてくれるまで。
「うらら、大丈夫やで・・・可愛いね」
そう話しかけながら。

でも確かデビュー2日目。
お客さんが振舞ってくださったおやつに反応しました。
そう。うららは食いしん坊さんでした。
1日目は隅っこまで出前しておやつをもらっていたので、美味しいことを知っていたのです。
2日目は自らもらいに行きました。
でもそれが終わればまた隅っこ。
人は拒否でした。

でも、季節は少しづつ暖かくなってきた頃
本当に少しづつでしたが環境に慣れて来てくれました。
控えめに寄って来てくれるようになりました。
朝のフロア、開店前のまったりの時間帯にわずかに尻尾を振って・・・。

でもその甘え方は、甘え上手な子に比べて
不器用なものでした。

それは今でもあまり変わりません。
今でもベンチの上が定位置。

あるいはフロアのベッドや、机の下にいることが多く
抱っこはまだ不得意です。

それでも・・・。
人の側に寄り添えるようになりました。
お客様が座るベンチの横や、フロアにいるスタッフの横。
名前を呼ぶと、寄って来てくれるようになりました。

性格は穏やかで寛容。
一緒にベッドをシェアして過ごせるワンちゃんは沢山いました。





不器用さはうららの魅力。
守ってあげたい。
そう思てくれるスタッフやお客様も多く、うららのファンがたくさんいることも事実です。


でも・・抱っこが好きで、甘え上手であれば、もっと早くに里親様が見つかっていたと思います。
今でもうららが笑った顔を見たことはありません。
半年以上の間、うららはたくさんの仲間がカフェを後にする姿を見送って来ました。
最近、気づいたのですが・・・。
仲間に里親様が決まりみんなに拍手をされているとき、うららはじっとそれを見つめていました。
そしてその後決まって、前足をカジカジ・・・。

そのカジカジが止まりませんでした。

里親様が初めてカフェに来てくださったのは、7月30日の事。
ご主人を除いた、お母様と息子さんお2人でお越しくださいました。
ワンちゃんを飼いたいけれど、ペットショップでは買いたくないな。
そう思われてカフェに来てくださったものでした。
不器用なうららはその時もベンチの上でしたが、長男のK君は最初からうらら。
ベンチにいるうららに高さをあわせて、しゃがみこんでずっと優しく優しく撫でてくれていました。
長い時間過ごされていたのですが、ずっとでした。
その姿、その光景は、あまりにも優しくて・・・。
とても印象的でした。

息子さんがとてもうららを気に入っておられたため、
夕方お帰りの前にお声を掛けていただきました。
そして保護犬や繁殖引退犬のこと、うららの既往症のことを話をさせていただきました。

うららには少なくない既往症があります。
目はチェリーアイ。

歯は歯石歯肉炎重度。
乳腺腫瘍。
そして声帯カットされているため声がありません。

その事実をお伝えしたところ、里親様の目は涙で溢れていらっしゃいました。
そして帰られた後メールをくださいました。
その大きな現実を知られた里親様。
衝動で飼うのではなく、息子にそのことを伝えて、
似た子ではなく、うららちゃんがいいのか?
成長しても変わらず愛してお世話ができるか?
等を家族で話し合います。
そうお伝えくださいました。

そしてそれから17日後の木曜日。
ご主人を含めてご家族全員でカフェに来てくださいました。
もちろん、うららちゃんでした。

この日も長く過ごしてくださいました。
ご主人ともお話をさせていただきました。

でももう一度家族で相談しましす、と帰られたのですが
翌金曜日にお電話をくださいました。

「うららちゃんをお家に迎えたい」
そのお電話で言ってくださった里親様。
「うちに迎えるのなら、うららちゃんしかいない」
そうご主人も言ってくださったのだそうです。

今日ご契約の際にも
「シャイなうららちゃんは、うちの家族にぴったりです」
「待っててくれてありがとう」
と奥様。

息子さんに、うららのどこがいいの?
とお聞きすると・・・。
「全部」
と答えが返ってきました。

ご家族全員満場一致でうらら。
不器用さもシャイなところも気に入ってくださったのです。
好きだと言ってくださったのです。
そうです。
うららは望まれて愛されてお家に行きます。

うららの川西に来た意味が今日、やっとわかりました。
半年の間、決まらなかった。
でも決まらなくて良かった。
そう思える、素敵な素敵なお家が決まりました。

今日はうららが主役。
ご契約事項を、息子さんも一緒に聞きたいとご同席してくれていたのですが
その足元には、うららがいました。

控えめに、息子さんの足元に寄り添っているうらら。
やっと自分に巡ってきた順番。
嬉しそうに寄り添う姿に、胸がいっぱいになりました。


うららは水曜日、お家の子になります

では。