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保護犬・保護猫カフェ 川西店

保護犬・保護猫ちゃん達の新しい家族を探しています!

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ゼリヤちゃん卒業

おはようございます。
昨日、お迎え待ちだったミニチュアダックスフンドのゼリアちゃんが卒業しました。



美し過ぎる犬、ゼリヤ。

漆黒の瞳、黒い鼻、綺麗な身体。
神様はその美貌と引き換えに、ゼリヤから光を奪いました。
初めてゼリヤを見た時に
「少しでいいから見えていて欲しい」
と願い、2日後に病院で詳しく目を見てもらいました。

ですが、結果は進行性網膜萎縮症の症状が出ていて、
おそらく見えていないという診断でした。

それでもゼリヤは繁殖をしていました。
乳首は垂れ下がり、吸われた跡。
ゼリヤが見えていた時に見た景色は、どんな景色だったのだろう。
花や空、木々の緑を見たことがあったのだろうか・・。
閉ざされた檻の中でしか生きてこなかったのではないのだろうか・・。

それを想うと胸が詰まり、心は痛いでした。

でもワンちゃんは、見えなくても強いです。
人は見えないと一歩を踏み出すのに勇気が要ります。
一方、犬は人の一億倍の嗅覚を持っているので、反対に臭いを嗅がないと不安。
だから鼻で臭いを辿り、動きます。
ゼリヤもそうでした。
初めての場所のカフェのフロア。
川西に来た夜は、臭いを嗅ぎながらフロアをくまなくチェック。

そして徐々にレイアウトを覚えていきます。
一週間後には完全制覇。
カフェに来られたお客様は、ゼリヤが見えていないことに気づかないほどにまでなりました。
また、どういうわけかふくろうくんが大好き。
いつもふくろうくんの側で過ごしていました。


里親様はそんなゼリアに、少し遠い場所からご家族で会いに来てくださいました。
7月18日の土曜日のことでした。
実家にいたワンちゃんに似ています。
そうお話しくださりながら、お母様の目には少し光るものがありました。
私はゼリアちゃんの身体の状態や保護犬の現実などをお話させいただきました。
その時、私は里親様から不思議な共鳴に似た気持ちを感じていました。

目が見えないというビハインド。
それは誰しも飼いたいということにはなりません。
可哀想だと思っても、飼いたいに繋がるには覚悟が必要になるからです。
しかも、ゼリヤちゃんの既往症はそれだけではありませんでした。

歯が歯石歯肉炎重度。

保護時は耳ダニ+。
乳腺腫瘍もありました。

その日はカフェを後にされた里親様ご一家でした。
そして、2日後の月曜日にお電話をくださりカフェに里親様は戻って来てくださいました。
「昨日一日、家族で話し合いました」
それはゼリヤちゃんを迎えるかどうか。
迎えるならばどうするかというお話合いでした。
ゼリヤちゃんが少しでも快適に過ごしてもらえるように、家具や車のこと。
それ以外にも繰り返しお話しくださったとのことでした。

「お聞きしたいことがあるから」
と来てくださったこの日ですが、
私はもう、お心が決まって来てくださったのだと思いました。

お聞きしながら、私は涙をこらえるのに必死。
温かく優しいこんなお家があるんだと、胸がいっぱいでした。
ほんとに嬉しいお気持ちでした。

火曜日の定休を経て、水曜日にご契約。
どうしても外せない行事のために、卒業は7/27の月曜の予定でした。
ですが、一日早めてくださり土曜の夜車を走らせて昨日、ご家族揃ってカフェにお迎えにきてくださいました。


水曜のご契約時も、卒業の昨日も、
里親様は私がお話する内容を、少しでも聞き漏らさないようにとメモを取ってくださいました。
その様子を拝見していて・・
これからはご家族がゼリアの目になってもらる。
手と足になり、守ってもらえる。
大切に大切に育ててもらえる。
光を失ったことで、愛をたくさんもらうことが出来る。

そう感じていました。

里親様。
この度はゼリヤちゃんをお家にお迎えすることを決めていただき、本当にありがとうございました。

最初に感じた不思議な共鳴。
それは昨夜いただいたメールの中に答えがありました。
「小さなころ、いつか家庭を持っても辛い思いをしてる子達を絶対に幸せにしたいと思い続けてきた」
という里親様の想い。
それは、私と同じだったからです。
だから、ゼリヤちゃんに向き合ってくださったことを改めて嬉しく思います。
最初は戸惑うこともおありかと思います。
食べてくれるご飯を特定できずご苦労をお掛けすると思います。
分からないことがあれば、なんでもご相談いただければ幸いです。
どうぞゼリヤちゃんの事、よろしくお願い致します。

新しくつけてくださった名前は・・。
「ダリアちゃん」
今まで呼ばれていた名前と似ていて、
お嬢様達のお名前もお花の名前なのでと、一緒のお花の名前を付けてくださいました。
花言葉は「優雅、華麗、気品」。
まさに、美し過ぎるゼリヤちゃんにピッタリのお名前をいただきました。

さらに昨夜送ってくださったメールには、たくさんのお写真と動画を添付してくださっていました。

「最初はしっぽが下がりすぎて見えなくなっていましたが、すぐにクンクン探索が始まり、水も飲みおやつも食べ、名前を呼べばシッポフリフリ。子供たちのナデナデで寝てしまう程のびのびしてくれています」
とのこと。
そして最後に・・。
「ダリアちゃんに携わってくださった皆さま、本当に本当にありがとうございました。心よりお礼を申し上げます」
「ダリアちゃんの最善を探し、皆んなで愛していきます」
と、温かなお言葉で綴ってくださいました。

ダリアちゃんへ


新しいお家はどうですか?
楽しいですか?
カフェではたくさんの人が往来し、落ち着かないこともあったけど、
今日からは素敵なお家がダリアちゃんのお家になったよ。
お家の臭いを感じ、ご家族みんなの臭いを覚えて
愛される日々を満喫して欲しいです。
だから、ご飯をしっかり食べて元気で長生きしてください。

幸せにね・・
卒業ほんとにおめでとう

では。

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