フミちゃん卒業しました
[No.776] 2019/08/20 (Tue) 07:39
こんばんは。
今日、ロングコートチワワのフミちゃんの里親様が決まり、卒業しました

5月30日にカフェに来て約3か月。




こんなにも可愛いフミになぜ里親様が決まらないのか・・・。
最初は私は分かりませんでした。
愛くるしい大きな瞳で
気がつくとひっそりと至近距離にいて、じっと見つめてくれていた日々。


自分からお膝に乗って来ることはありませんでしたが、いじらしいくらいに側で寄り添っていました。
「フミ!」って呼ぶと、遠くにいても駆け寄って来てくれました。

ボランティアスタッフさんにはとっても懐いて、身体を預けてお腹を見せていました。


だけどほんとは人見知りで、一日のほとんどを契約席に下で過ごす日々。

お客様や、お子様連れには激しく鳴いていました。
お客様が手を出すと逃げてしまい、抱っこも断固拒否。
お客様のお膝に乗せても慌てて降りていました。
慣れたボランティアスタッフさんには心を許すのに・・・。

フミは人見知りなんだ。
チワワは本当にナーバスな性格が多く、フミはチワワの性格そのもの。
残念やなぁ・・。
惜しいなぁ・・。
こんなんじゃ、お家決まらないよ。
こんなに可愛いのにねぇ。
そう言われ続けていました。
私もそう思っていました。
もし里親様が決まる時が来るならば、それはきっとフミが自分で選ぶのかもしれないな。
抱っこされても降りないお膝。
それをフミは探しているのかもしれない。
そのお膝を待ってるのかもしれない。
それなら、それまで待ってあげたい・・。
いつしかそう思うようになりました。
フミが自然に溶け込める居場所を・・。
そして8月18日の日曜日のこと。
あるご夫婦がカフェに初めてご来店くださいました。
お席にお伺いしてお話をさせていただいたところ、初めて飼われていたチワワちゃんが5月に虹の橋を渡ってしまわれたことをお話しくださいました。
その後、お母様がカフェを見つけてくださって一度行ってみようと、訪れてくださったものでした。
だから、フミをピンポイントで見に来られた訳でも、引き取る強いご意思があったわけではなかったと思います。
でも・・・。
チワワを飼っていらっしゃったからと、フミをお母様のお膝に恐る恐る乗せると・・。
フミは・・・。
嫌がらずに、それどころか満面の笑みでニコっと笑っていたのです。

あれ?
もしかして、フミは嫌じゃないの?
その後しばらくして、奥様がご主人のお膝に乗せてみると・・・。
同じくニコっ。

フミにだけ感じるOKサインを私に送っているように思いました。
まるで・・・。
「フミ、このお家に決めたからね」
そう言ってるように思いました。
その後、長い時間をフミと過ごしてくださったご夫婦が出された結論は・・。

フミをお家の子にしてくださるというものでした。
その日はもう閉店間際でしたので、月曜の今日ご契約させていただくことになりました。
川西にやって来たあの日から、約3か月探し続けていたお家。
フミはそのお家を自分で選びました。
このお家を待っていたフミ。

相思相愛のお家が決まりました。
ご契約とお迎えには、お父様と真ん中のお嬢様、3番目のお嬢様も来てくださいました。
フミはお嬢様達のお膝でも同じでした。


満面の笑みを私に向けるフミを見ていて、涙をこらえるのに必死でした。
そして同時に心から安堵していました。
フミのお家は5人家族。
お父様お母様と、3人のお嬢様達。
真ん中のお嬢様はトリマーさん。
7年間を人のために尽くしてきたフミは、残りの犬生を飼犬として愛されて過ごすことができます。
里親様。

こんな奇跡を待っていました。
フミが自分で選ぶ奇跡があるなら、そうしてあげたい・・。
そう思っていたことが現実となりました。
素敵なご縁を繋いでくださったことを、心から感謝しています。
保護犬の説明をさせてただいていた時のお母様の温かな涙を、私は絶対に忘れないと思います。

これからのフミの未来を、どうかよろしくお願いします。
そしてお近いのでまた、ぜひ飼い犬になったフミちゃんと一緒に遊びに来ていただければ嬉しいです。
帰られてからお嬢様が動画を送ってくださいました。
そこには・・・。
隅っこではなく、お家を楽しそうに走り回るフミの姿がありました。
夜にはお母様がご帰宅。
その時頂いたお写真は・・。
お母様にお腹を撫でられるフミの姿。

あの仰向けでお腹を出すフミの姿でした。
そして新しくつけてくださった名前は・・・。
「ふくちゃん」
違和感のないように、ずっと呼ばれていた名前の響きを入れてくださった里親様。
とっても可愛い名前になりました。
フミへ。
ちょっと不器用なところも
穴が開くほど見つめてくれた瞳も

犬舎でひっくり返って寝るところも

ケージの網にお鼻を突っ込むところも




全部大好きだったよ。
そのフミが自分でお家を選んだこともフミらしくて大好きです。
幸せになるために生まれて来たんだから
愛されるために生まれて来たんだから
これからはご家族にたくさん甘えて幸せにね。

フミ・・。
卒業本当におめでとう
では。
今日、ロングコートチワワのフミちゃんの里親様が決まり、卒業しました


5月30日にカフェに来て約3か月。




こんなにも可愛いフミになぜ里親様が決まらないのか・・・。
最初は私は分かりませんでした。
愛くるしい大きな瞳で
気がつくとひっそりと至近距離にいて、じっと見つめてくれていた日々。


自分からお膝に乗って来ることはありませんでしたが、いじらしいくらいに側で寄り添っていました。
「フミ!」って呼ぶと、遠くにいても駆け寄って来てくれました。

ボランティアスタッフさんにはとっても懐いて、身体を預けてお腹を見せていました。


だけどほんとは人見知りで、一日のほとんどを契約席に下で過ごす日々。

お客様や、お子様連れには激しく鳴いていました。
お客様が手を出すと逃げてしまい、抱っこも断固拒否。
お客様のお膝に乗せても慌てて降りていました。
慣れたボランティアスタッフさんには心を許すのに・・・。

フミは人見知りなんだ。
チワワは本当にナーバスな性格が多く、フミはチワワの性格そのもの。
残念やなぁ・・。
惜しいなぁ・・。
こんなんじゃ、お家決まらないよ。
こんなに可愛いのにねぇ。
そう言われ続けていました。
私もそう思っていました。
もし里親様が決まる時が来るならば、それはきっとフミが自分で選ぶのかもしれないな。
抱っこされても降りないお膝。
それをフミは探しているのかもしれない。
そのお膝を待ってるのかもしれない。
それなら、それまで待ってあげたい・・。
いつしかそう思うようになりました。
フミが自然に溶け込める居場所を・・。
そして8月18日の日曜日のこと。
あるご夫婦がカフェに初めてご来店くださいました。
お席にお伺いしてお話をさせていただいたところ、初めて飼われていたチワワちゃんが5月に虹の橋を渡ってしまわれたことをお話しくださいました。
その後、お母様がカフェを見つけてくださって一度行ってみようと、訪れてくださったものでした。
だから、フミをピンポイントで見に来られた訳でも、引き取る強いご意思があったわけではなかったと思います。
でも・・・。
チワワを飼っていらっしゃったからと、フミをお母様のお膝に恐る恐る乗せると・・。
フミは・・・。
嫌がらずに、それどころか満面の笑みでニコっと笑っていたのです。

あれ?
もしかして、フミは嫌じゃないの?
その後しばらくして、奥様がご主人のお膝に乗せてみると・・・。
同じくニコっ。

フミにだけ感じるOKサインを私に送っているように思いました。
まるで・・・。
「フミ、このお家に決めたからね」
そう言ってるように思いました。
その後、長い時間をフミと過ごしてくださったご夫婦が出された結論は・・。

フミをお家の子にしてくださるというものでした。
その日はもう閉店間際でしたので、月曜の今日ご契約させていただくことになりました。
川西にやって来たあの日から、約3か月探し続けていたお家。
フミはそのお家を自分で選びました。
このお家を待っていたフミ。

相思相愛のお家が決まりました。
ご契約とお迎えには、お父様と真ん中のお嬢様、3番目のお嬢様も来てくださいました。
フミはお嬢様達のお膝でも同じでした。


満面の笑みを私に向けるフミを見ていて、涙をこらえるのに必死でした。
そして同時に心から安堵していました。
フミのお家は5人家族。
お父様お母様と、3人のお嬢様達。
真ん中のお嬢様はトリマーさん。
7年間を人のために尽くしてきたフミは、残りの犬生を飼犬として愛されて過ごすことができます。
里親様。

こんな奇跡を待っていました。
フミが自分で選ぶ奇跡があるなら、そうしてあげたい・・。
そう思っていたことが現実となりました。
素敵なご縁を繋いでくださったことを、心から感謝しています。
保護犬の説明をさせてただいていた時のお母様の温かな涙を、私は絶対に忘れないと思います。

これからのフミの未来を、どうかよろしくお願いします。
そしてお近いのでまた、ぜひ飼い犬になったフミちゃんと一緒に遊びに来ていただければ嬉しいです。
帰られてからお嬢様が動画を送ってくださいました。
そこには・・・。
隅っこではなく、お家を楽しそうに走り回るフミの姿がありました。
夜にはお母様がご帰宅。
その時頂いたお写真は・・。
お母様にお腹を撫でられるフミの姿。

あの仰向けでお腹を出すフミの姿でした。
そして新しくつけてくださった名前は・・・。
「ふくちゃん」
違和感のないように、ずっと呼ばれていた名前の響きを入れてくださった里親様。
とっても可愛い名前になりました。
フミへ。
ちょっと不器用なところも
穴が開くほど見つめてくれた瞳も

犬舎でひっくり返って寝るところも

ケージの網にお鼻を突っ込むところも




全部大好きだったよ。
そのフミが自分でお家を選んだこともフミらしくて大好きです。
幸せになるために生まれて来たんだから
愛されるために生まれて来たんだから
これからはご家族にたくさん甘えて幸せにね。

フミ・・。
卒業本当におめでとう

では。
スポンサーサイト