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保護犬・保護猫カフェ 川西店

保護犬・保護猫ちゃん達の新しい家族を探しています!

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ファーキーちゃんの卒業。

こんばんは。
ミニチュアダックスフンドのファーキーちゃんに素敵なご縁が繋がり、昨年12月4日卒業しました



11月21日、ファーキーちゃんは川西にやって来ました。
でもカフェに着いてキャリーケースを開けると、緊張からなのか、車酔いなのか…。
フードを戻して(吐いて)いました。

しんどかったね。
ごめんね。
そう言いながら、シャンプーをしてもらったファーキーちゃん。

お腹には帝王切開の跡があって、乳腺にも一箇所腫瘤。
鼠径ヘルニアもありました。

お母さん犬だった軌跡は残っていたけれど、でもそれ以外は大丈夫。
キラキラの大きな瞳。

ファーキーは本当に美しいダックスフンドの女の子でした。

先輩ワンちゃん達とは全く大丈夫。
抱っこもさせてくれますが、とにかく常に緊張しているように感じました。
日中は気が付くとケージの中やベッドで過ごすことがほとんど。

その時在籍していた「おとなしい組」…レイトンくん(雑種:現ラティくん)、ポラレちゃん(チワワ:現姫ちゃん)と一緒にケージの中やフロアベッドで過ごしてくれていました。


楽しいのかそうでないのかは不明。
でも抱っこするとそのまま過ごしてくれました。

知らない場所に、知らない人たち。
ファーキーちゃんの脳内は色んなことを考えて理解しようときっとパツパツな状態。
頑張ってくれていたと思います。


それはお散歩にも表れていました。
初日は伏せポーズであたりをキョロキョロ。
草むらや植木の陰に隠れて動こうともしなかったそうです。
だけど3日目、同僚のサンホちゃん(現るんるちゃん)と一緒に歩いたら、サンホちゃんを追いかけて数歩。
でもプルプル震えていました。
更に3日後、ゆっくりショートコースを完歩。
少しづつシッポも上がっていたようです。

カフェの散歩は朝の10時から11時半くらいまで。
ボランティアスタッフさん3人で、交代で川西市役所の裏にある遊歩道に行きます。
途中の車道は抱っこして、遊歩道に着くと降ろしてスタートです。

途中で曲がる道かあって、そこを曲がって帰るのかショートコース(約10分程度)。
遊歩道を最後まで行って曲がって帰ってくるのがロングコース(約15~20分程度)。
途中でカフェの同僚達に出会うこともあって、お散歩が得意なワンちゃんに出会うと釣られて歩けるようになることもあります。

アミコ先輩(2/24卒)やツヨト先輩、モウカちゃんはお散歩上手なので、途中で出会うと「ついておいでよ」っていう感じで先導してくれることもあるそうです。


知らないことを少しづつ知っていく過程。
それは何より嬉しい出来事です。
最初は戸惑って前に行けなかったオヤツ争奪戦。
デリバリーしてもらって食べていたけど

やがては最前線へ(笑)

オモチャでも遊べるし、侵入防止柵でもカリカリ。


本当のお家に出会うまでの間に、色んなことが少しでも楽しくなってくれたらいいな。
そう思いながら、ボランティアスタッフさん達と過ごしています。

そんな中、少しだけお散歩が出来るようになったファーキーちゃん。
運命の出会いをしていただきました。

最初にカフェにお越しくださったのは、私の記憶が正しければ11月19日のこと。
里親様のご家族は昨年お家にいたワンちゃんを2頭亡くされていました。
さくらちゃんとやまとくん。

どちらも本当に可愛い、ご家族にとってかけがえのない大切な存在でいらっしゃいました。
そして…さくらちゃんとやまとくんもお互いかけがえのない存在だったのでしょう。
まるで後を追うように二人は逝ってしまったのです……。

どれほどの辛さがご家族に降りかかったのかは想像に難くありません。
この日のお2人は涙を溜めながら…、多くを語られるわけではありませんでしたが、お聞きする私も胸がいっぱいになってしまほど憔悴されているように感じました。
この日は、カフェのワンちゃんを抱っこされただけでお帰りになられたご夫婦。
まだまだ新しいワンちゃんを迎えられる…というご意思はありませんでした。
「またいつでも遊びにきてくださいね」
そう言ってお見送りさせていただいたことを思い出します。

その2日後の11月21日にファーキーちゃんがカフェに来てくれたのですが、ご夫婦が再度カフェを訪れてくださったのが11月23日。
ファーキーちゃんは亡くなったワンちゃんと同じ犬種のダックスですが、抱っこしてくださっていたけれどお家に引き取られる…とういお気持ちではなく、涙がまだ溢れておられました。
律儀で優しくて誠実なご夫婦でいらっしゃるがゆえ。
改めてワンちゃんへの深い愛情を感じさせていただきました。

でも…11月27日。
今度は奥様とお嬢様でお越しくださいました。
最初2回のご夫婦のご来店くださった時は、お嬢様はお仕事で遠征のためご不在でいらっしゃったため、お嬢様はこの日が初カフェ。

そして、その後11月29日、12月1日と奥様とお嬢様とでカフェに来てくださいました。
ファーキーちゃんと触れ合ってくださったり、他のワンちゃん達とも触れ合ってくださったり。

ご主人はお仕事でカフェにはお見えではありませんでしたが、
「娘に任せたい」
そうご伝言くださっていて、すべてはお嬢様に託されていました。

さくらちゃんとやまとくんが旅立った時、ご家族は悲しみの中で息も出来ないくらいの日々を過ごされていらっしゃっいました。
でもその中で、おそらく一番悲しまれたのがお嬢様だったと思います。
ゆえに新しいワンちゃんを迎えるという選択肢を考えた時にお嬢様のお気持ちを一番優先してあげたい。
お父様はそうお考えになられたのだと思います。

お嬢様もたくさんお考えになられたと思います。
ファーキーちゃんと一緒に過ごす未来。
きっとお心の中で、さくらちゃんとやまとくんにたくさん話しかけられたことでしょう。
悩まれ、何度も会いに来てくださった。
そして…。

遂にはファーキーちゃんをお家に連れて帰られることを選んでくださったのです。

新しいワンちゃんは亡くなったワンちゃんの代役ではありません。
でも、ワンちゃんを亡くした空虚さを埋めるのはまたワンちゃんの存在でしかないと、私は思っています。
それは決して亡くなったワンちゃんを忘れるということではなく、その存在を感じながら新しいドアを開くという感覚に似ていると思います。
私はこんな優しく愛情深いご家族に託させていただけることに、ただただ胸がいっぱいになりました。

12月2日にご契約のあと、12月4日に晴れて卒業となったファーキーちゃん。
その時皆さん笑顔。

私達もたくさんの笑顔でお見送りさせていただきました。

里親様へ
この度は素敵な素敵なご縁を繋いでくださいましてありがとうございました。

勇気を出して、ワンちゃんに触れたくて、初めてカフェを訪れてくださった11月19日。
それはきっと涙や悲しみの中にいるご家族を見かねて、さくらちゃんとやまとくんが導いてくれたのかもしれませんね。
出会うべくして出会うこと。
それは偶然ではなく、必然ではないかと思っています。
最初は緊張でいっぱいのファーキーちゃん。
リラックスできるまでの時間がそれぞれですが、優しいご家族の中で本来ワンちゃんが過ごす楽しい日常を心から願っています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

卒業してからは、お嬢様もお母様もお父様からも何度もお便りを送ってくださいました。
最初は歩かなかったお散歩も、だんだん歩けるようになって、遂には走れるようになって。
最近いただいたお写真は、リラックスして微笑んでいるようでした。


そして何度か里帰りしてくださいましたが、完全に過保護犬になっていました(笑)

ご縁をありがとうございます。
大切にします。
いつもそんなお言葉を綴ってくださっています。

ファーキーちゃんへ

ファーキーちゃんのお陰で
里親様のお家に笑顔が戻ったんだって。
ファーキーちゃんは皆んなを幸せにする天使だと思う。
でも今までいっぱい頑張って来たからね。
今度は自分自身が幸せになる番だよ。
優しい優しい、本当に優しくて温かなお家だから
いっぱい甘えて、
可愛がってもらって、
しっかり食べて、
健康で、
たくさんの季節を過ごしてね。
幸せになってください。

卒業おめでとう

ファーキーちゃんの新しい名前は…。
「ランちゃん」になりました。
里親様、可愛いお名前をありがとうございました。

では。


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