パンゴちゃんの卒業
[No.1374] 2023/08/04 (Fri) 12:02
こんにちは。
大変遅くなってしまいましたが、7月17日(月・祝)にトイプードルのパンゴちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました

パンゴちゃんがカフェに来てくれたのは7月11日です。
このところ小さめトイプードルちゃんが多い中、パンゴちゃんは少し大きめ。
体重5.1キロの女の子でした。

それに対してお顔はベビーフェイス
私はゴールデンレトリバーの子犬みたいなあどけないお顔に思えました。

年齢は6歳。
まだまだカフェでは若手です。
でも物怖じ全く無し。
初めてのカフェでは自由奔放さ炸裂。
要するにお転婆さんでした。


人も大好き、ワンちゃんも大好き。
大好きが高じて、実は最初はちょっと困ったちゃんなところがあって。
それはワンちゃん達にマウントしました。
被害者…ブリトくん、ハイミーちゃん、ヒヨコマメちゃん。
ハイミーちゃんは怒らないのと、体格差でしょっちゅう押しつぶされそうになってました
その度、ちょっと𠮟られ引き離されて…。
何度も繰り返した結果は、抱っこされていました。

でも、抱っこは嫌がらないし大好きなようでした。
お転婆さんでフロアを駆け回るけれど、抱っこされたら赤ちゃん。



まさにベビーフェイスならず、ベビーパンゴ。
そのギャップも可愛さの一つでした。
きっと全てがワンダーランド。
好奇心旺盛なパンゴちゃんにとって、とっても楽しかったんだと思います。

それはお散歩にも表れていて…。
最初から好奇心満載。
初日に遊歩道に降ろした時からクン活開始。
テンポよく歩くし、時折アイコンタクトもできるし、めっちゃ優等生。
ご飯も初日から完食。


オヤツも大好き。
食べるということにも、もちろん好奇心満々でした(笑)
先住犬がいらっしゃるお家は相性が合わない場合もあるかなとは思いますが、1頭飼いなら何の問題もありません。
また昨今では住宅事情から小さなワンちゃんが人気。
でも、一軒家のお家なら全然大丈夫。
パンゴちゃんはちょっと大きめだけど、そんなこと関係なく望んでくださる方を待っていたところ…。

ぴったりのお家に見つけていただきました。
そしてそれはまさに、運命的でした。
里親様は7月16日に初めて、少し遠方からお越しくださったご家族です。

お席でお話をさせていたいたところ、ワンちゃんを飼いたいと思っておられたそうですが、もう2年ほど迷われながら過ごしておられたそうです。
今のご家族でワンちゃんを飼われるのは初めて。
保護犬をお迎えしたいけれど、その命という責任の重さに奥様は迷われ続けていらっしゃいました。
でも勇気を出してこの日、ご主人とお嬢様とご一緒にカフェのドアを開けてくださったのです。
どなたでも「初めて」の経験を経て今に至ります。
でもまず、ワンちゃんを引き取って育てる責任がなくては務まりません。
ですが、考えすぎて最初の一歩が出ないこともある。
保護犬のことや、飼われるうえでの不安材料。
体調や既往症、性格など。
そんな色々を、この日たくさんお話をさせていただきました。
もちろん、わからないことや困ったことがあればフォローもさせていただくことも一緒にお伝えしました。
そして閉店まであと30分くらいのお時間になったころでしょうか。
パンゴちゃんについて詳しく教えて欲しいとおっしゃられたのです。

里親様がカフェにこられたきっかけは、パンゴちゃんを見つけてくださったから。
でも、まだその時は不安の方が大きく、とりあえずカフェに来てくださったとのこと。
ただ、残念ながらパンゴちゃんは前日土曜日に会いに来られた方がいて、翌日月曜日の12時にご予約いただいていて、あとは先住犬との相性を見ていただくだけの、ほぼご契約が決まっている方がいらっしゃいました。

少し落胆された里親様。
そのお時間からのご契約は、閉店を大きく過ぎてしまいます。
現在、猫のぐらびーちゃんの皮下点滴に朝と夜毎日通っていて、それさえも病院に無理をお願いして行かせていただいているため閉店時間のオーバーができません。
せっかくお気持ちが動かれたのに、タイミングが少し遅すぎたことに、私も少なからず残念でした。
ただ…。
絶対100%はありませんので、もしよろしければ翌日お家が決まったかどうかをお電話していただけたらとお伝えしました。
そして翌日のこと。
12時30分にお電話をくださった里親様に「奇跡」が起きました。
予定してくださっていた方からのキャンセルがあったのです。
そのことをお伝えさせていただくと…。
「今からすぐそちらに向かいます」
とおっしゃられて。
私は運命に導かれることを幾度となくカフェで見てきました。
今回もそう思ったひとつです。
さらには、里親様がご到着する数分前にもパンゴちゃんを見に来てくださった方がいらっしゃいました。
でも運命は里親様にあった。


重なる糸の中でもつれながらも繋がった、たった一つだと。
2年間悩まれて考えられて、それでも会いに来てくださった里親様。

(↑ご契約中、里親様の横で見守るパンゴちゃん)
そんな方がワンちゃん達を優しさで包んでくださる場面に何度も出会わせていただきました。
この日、嬢様とご一緒にお越しくださり、ご契約後笑顔でいっぱいの卒業となりました。

里親様へ

パンゴちゃんとのご縁、繋がりましたね。
長い間躊躇されていたけれど、この日会いに行こうと思い立たれたのはまさにご縁だったですね。
私自身もとても嬉しく思います。
遠方から会いに来てくださって、パンゴちゃんを望んでくださって本当にありがとうございました。
これからはパンゴちゃんと一緒に楽しい毎日を願っていますね。
もちろん、何かわからないことやお悩みがあればいつでもご連絡いただけたらと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
里親様は連れて帰られた日と7月31日にお便りをくださいました。

最初はご飯も思うように食べなかったり、お水も飲んでくれなかったりと心配されていましたが、昨日はしっかり改善してくれていて、お散歩も上手にできるようになってくれていました
そしてお嬢様にべったりの様子。

病院もいい病院を見つけてくださって、さっそく受診。
8月中に歯科処置、その後避妊と乳腺腫瘍を摘出してもらうことになったそうです。
おしっこのトレーニングだけがなかなか出来ないとおっしゃられていましたが…💦
気長にめげずに頑張ってもらえたらと思います。
「この運命に感謝しながら、少しづつ一緒に幸せになれたらと思います」
といつも温かなお言葉をくださっています。
パンちゃんへ

カフェにくると緊張する子が多い中、
パンちゃんは最初から全力で「楽しい」を表してくれたよね。
たった1週間のカフェ滞在だったけれど
パンちゃんの魅力は計り知れないと思った。
でもね、
幸せの本番はこれからなんだよ。
優しい優しいご家族に囲まれて、
いっぱい可愛がってもらって、
楽しくご機嫌な毎日を
心から願ってるからね。
幸せに…。

卒業おめでとう
パンゴちゃんの新しい名前は…。
「モカちゃん」になりました。
里親様、可愛いお名前をありがとうございました。
では。
大変遅くなってしまいましたが、7月17日(月・祝)にトイプードルのパンゴちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました


パンゴちゃんがカフェに来てくれたのは7月11日です。
このところ小さめトイプードルちゃんが多い中、パンゴちゃんは少し大きめ。
体重5.1キロの女の子でした。

それに対してお顔はベビーフェイス

私はゴールデンレトリバーの子犬みたいなあどけないお顔に思えました。

年齢は6歳。
まだまだカフェでは若手です。
でも物怖じ全く無し。
初めてのカフェでは自由奔放さ炸裂。
要するにお転婆さんでした。


人も大好き、ワンちゃんも大好き。
大好きが高じて、実は最初はちょっと困ったちゃんなところがあって。
それはワンちゃん達にマウントしました。
被害者…ブリトくん、ハイミーちゃん、ヒヨコマメちゃん。
ハイミーちゃんは怒らないのと、体格差でしょっちゅう押しつぶされそうになってました

その度、ちょっと𠮟られ引き離されて…。
何度も繰り返した結果は、抱っこされていました。

でも、抱っこは嫌がらないし大好きなようでした。
お転婆さんでフロアを駆け回るけれど、抱っこされたら赤ちゃん。



まさにベビーフェイスならず、ベビーパンゴ。
そのギャップも可愛さの一つでした。
きっと全てがワンダーランド。
好奇心旺盛なパンゴちゃんにとって、とっても楽しかったんだと思います。

それはお散歩にも表れていて…。
最初から好奇心満載。
初日に遊歩道に降ろした時からクン活開始。
テンポよく歩くし、時折アイコンタクトもできるし、めっちゃ優等生。
ご飯も初日から完食。


オヤツも大好き。
食べるということにも、もちろん好奇心満々でした(笑)
先住犬がいらっしゃるお家は相性が合わない場合もあるかなとは思いますが、1頭飼いなら何の問題もありません。
また昨今では住宅事情から小さなワンちゃんが人気。
でも、一軒家のお家なら全然大丈夫。
パンゴちゃんはちょっと大きめだけど、そんなこと関係なく望んでくださる方を待っていたところ…。

ぴったりのお家に見つけていただきました。
そしてそれはまさに、運命的でした。
里親様は7月16日に初めて、少し遠方からお越しくださったご家族です。

お席でお話をさせていたいたところ、ワンちゃんを飼いたいと思っておられたそうですが、もう2年ほど迷われながら過ごしておられたそうです。
今のご家族でワンちゃんを飼われるのは初めて。
保護犬をお迎えしたいけれど、その命という責任の重さに奥様は迷われ続けていらっしゃいました。
でも勇気を出してこの日、ご主人とお嬢様とご一緒にカフェのドアを開けてくださったのです。
どなたでも「初めて」の経験を経て今に至ります。
でもまず、ワンちゃんを引き取って育てる責任がなくては務まりません。
ですが、考えすぎて最初の一歩が出ないこともある。
保護犬のことや、飼われるうえでの不安材料。
体調や既往症、性格など。
そんな色々を、この日たくさんお話をさせていただきました。
もちろん、わからないことや困ったことがあればフォローもさせていただくことも一緒にお伝えしました。
そして閉店まであと30分くらいのお時間になったころでしょうか。
パンゴちゃんについて詳しく教えて欲しいとおっしゃられたのです。

里親様がカフェにこられたきっかけは、パンゴちゃんを見つけてくださったから。
でも、まだその時は不安の方が大きく、とりあえずカフェに来てくださったとのこと。
ただ、残念ながらパンゴちゃんは前日土曜日に会いに来られた方がいて、翌日月曜日の12時にご予約いただいていて、あとは先住犬との相性を見ていただくだけの、ほぼご契約が決まっている方がいらっしゃいました。

少し落胆された里親様。
そのお時間からのご契約は、閉店を大きく過ぎてしまいます。
現在、猫のぐらびーちゃんの皮下点滴に朝と夜毎日通っていて、それさえも病院に無理をお願いして行かせていただいているため閉店時間のオーバーができません。
せっかくお気持ちが動かれたのに、タイミングが少し遅すぎたことに、私も少なからず残念でした。
ただ…。
絶対100%はありませんので、もしよろしければ翌日お家が決まったかどうかをお電話していただけたらとお伝えしました。
そして翌日のこと。
12時30分にお電話をくださった里親様に「奇跡」が起きました。
予定してくださっていた方からのキャンセルがあったのです。
そのことをお伝えさせていただくと…。
「今からすぐそちらに向かいます」
とおっしゃられて。
私は運命に導かれることを幾度となくカフェで見てきました。
今回もそう思ったひとつです。
さらには、里親様がご到着する数分前にもパンゴちゃんを見に来てくださった方がいらっしゃいました。
でも運命は里親様にあった。


重なる糸の中でもつれながらも繋がった、たった一つだと。
2年間悩まれて考えられて、それでも会いに来てくださった里親様。

(↑ご契約中、里親様の横で見守るパンゴちゃん)
そんな方がワンちゃん達を優しさで包んでくださる場面に何度も出会わせていただきました。
この日、嬢様とご一緒にお越しくださり、ご契約後笑顔でいっぱいの卒業となりました。

里親様へ

パンゴちゃんとのご縁、繋がりましたね。
長い間躊躇されていたけれど、この日会いに行こうと思い立たれたのはまさにご縁だったですね。
私自身もとても嬉しく思います。
遠方から会いに来てくださって、パンゴちゃんを望んでくださって本当にありがとうございました。
これからはパンゴちゃんと一緒に楽しい毎日を願っていますね。
もちろん、何かわからないことやお悩みがあればいつでもご連絡いただけたらと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
里親様は連れて帰られた日と7月31日にお便りをくださいました。

最初はご飯も思うように食べなかったり、お水も飲んでくれなかったりと心配されていましたが、昨日はしっかり改善してくれていて、お散歩も上手にできるようになってくれていました

そしてお嬢様にべったりの様子。

病院もいい病院を見つけてくださって、さっそく受診。
8月中に歯科処置、その後避妊と乳腺腫瘍を摘出してもらうことになったそうです。
おしっこのトレーニングだけがなかなか出来ないとおっしゃられていましたが…💦
気長にめげずに頑張ってもらえたらと思います。
「この運命に感謝しながら、少しづつ一緒に幸せになれたらと思います」
といつも温かなお言葉をくださっています。
パンちゃんへ

カフェにくると緊張する子が多い中、
パンちゃんは最初から全力で「楽しい」を表してくれたよね。
たった1週間のカフェ滞在だったけれど
パンちゃんの魅力は計り知れないと思った。
でもね、
幸せの本番はこれからなんだよ。
優しい優しいご家族に囲まれて、
いっぱい可愛がってもらって、
楽しくご機嫌な毎日を
心から願ってるからね。
幸せに…。

卒業おめでとう

パンゴちゃんの新しい名前は…。
「モカちゃん」になりました。
里親様、可愛いお名前をありがとうございました。
では。
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