ワタルくん卒業
[No.1345] 2023/02/11 (Sat) 06:50
更新が遅れてしまい申し訳ありません。
2月4日土曜日、マルチーズとトイプードルmixのワタルくんにとても素敵なご縁が繋がり、翌日2月5日に卒業しました

ワタルくんがカフェに来てくれたのは1月24日で、その時の年齢は10ヶ月齢。
まだパピーちゃんでした

あどけなさが残る顔立ちで、両目は生まれた時から見えていないと診察メモに書かれていて、とても綺麗な漆黒の瞳でしたが、確かに威嚇反応も対光反射もありませんでした。

言葉を話せないので本当のところはわからないですが、フロアで最初あちこちぶつかっていました。
生まれた時から光を知らない…。
そう思うと、胸が痛みました。

でも、当のワタルくんはそんなマイナーなイメージを全く払拭し、メジャー変えてくれるパワーを持ち合わせていました。
そう、本人至ってご機嫌エブリディ。
ワンコ大好き。
オヤツ大大大好き。




それこそハンディキャップを忘れてしまうくらいに、嫌がられようが、怒られようが全く意に介さず、メンタル強強な男の子。
ワンちゃんにグイグイ近づいて遊びたがりましたので、ボランティアさん達に抱き上げられながらカフェの日々を過ごしました。

ワチャワチャな性格はやっぱり若さゆえ。
どんなワンちゃんにも至近距離まで近づいて、それはまるで怖いもの知らず、的な様子。
匂いを嗅いだり、とりあえず触ってみたりで大忙し。
見えてないので、お目目を傷つけたりしないようにと目が離せません。
でも、不思議に抱っこすると赤ん坊の様になります。


そのギャップが可愛くて、憎めないワタル。
2~3日で早くもフロアには慣れてくれて、ほとんどぶつかったりすることも無くなり、フロアに置いているベッドもぴょんと飛びこえていたので、ワタルが見えていないことすら忘れてしまうくらいでした。
何より本人が楽しそうでした。
お客様に抱っこしていただいても、気がついたらそのお膝に寝ていました。

ご飯も大好きで、オヤツも大好き。
オヤツは本当に、カフェ仲間の食いしん坊さん達に引けを取らないくらい、最前線でしっかり貰いに行って食べてくれていました。


里親様は1月29日日曜日に、ワタルくんに会いに来てくださった方です。
お1人の男性の方でしたので、最初私はてっきりふれあいでお越しくださった方だと思っていました。
でも、カフェにいらっしゃる間…今思うと何度もワタルを抱っこされていました。
そしてワタルはお膝で寝ていたりと、くつろいでいました。
フロアに降ろした後も、ずっとワタルを目で追いかけてくださっていて。

そして、ボランティアさんから
「里親様ご希望とおっしゃられているので、お話をお聞きしたいそうです」
と呼びに来ていただきました。
お話をさせていただいて感じたことは、里親様の本当に優しくて穏やかで温かな「お心」でした。
色々な質問をさせていただきましたが、一つ一つ丁寧にお答えくださったことに加えて…。
過去に障害を持った子犬を亡くされたご経験があり、同じようなハンディキャップを持ったワタルくんをお迎えして、亡くなった子の分でまで幸せにしたいと言ってくださったのです。
そのお気持ちは紛れもなく私の心の琴線に触れ、また勇気づけてくださるのに時間はかかりませんでした。
カフェで見ていた限りでは仲間と暮らす日々が楽しいと思っていましたので、先輩4頭いるお家でしたが、在宅ワークとおっしゃられていましたのでそれも安心させていただいた理由のひとつでした。
ご契約に関しては、少し確認事項もありましたのでこの日ご契約とはいきませんでしたが、真摯に対応してくださった里親様。
その6日後に全てクリアしてくださりご契約。

そして翌日の2月5日にお迎えに来てくださり、ワタルくんは望まれて優しい里親様のご家族にしていただきました。

里親様へ
この度は素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。

色々なことに丁寧にご対応くださり、心から感謝しています。
ワンちゃんと遊ぶのが大好きなワタルくんですので、先輩達がいるお家はきっと楽しいワンダーランド。
1日も早くお家のレイアウトに慣れて、しっかりご飯も食べて、先輩達にも遊んでもらって、逞しく育ってもらえたらと願っています。
まだまだ長い犬生をどうぞよろしくお願い致します。
こうめちゃん、こむぎちゃん、こなみちゃん、こまろちゃんも、どうぞよろしくお願いしますね。
里親様は帰られてから、夜、私達カフェの人達に見ていただきたいと動画を送ってくださいました。
それは帰り道の様子、先輩方と1頭1頭個別に会わせてくださっている様子、ご飯食べる様子などを音楽に乗せて作ってくださった本当に優しい動画。
お家生活が始まったばかりの映像でしたが、なんだか温かくて涙腺が崩壊してしまい、何度も何度も再生を繰り返していました。
少しだけスクショですが、見てあげてください。




「のんびり慣れてもらって、楽しく暮らしてもらえるように、他の子共々たくさん愛情注ぎます
」
と優しいお言葉も添えてくださいました。
ワタルくんへ

もしかして見えてるんじゃないかって何度も思ったよ。
それくらいなんでも全力だったよね。
お散歩だって耳と鼻を駆使して、後についてしっかり足早に歩いてくれたし、

オヤツだって他のワンちゃんを押し退けていっぱい食べてくれた。
神様はワタルから光を奪ったけれど
元気と勇気と可愛さと逞しく生きる力をくれたんだって思うことにした。
そして何より、素敵な里親様に家族にしてもらったこと。
守ってくれる1番の味方に出会わせてもらえた。

温かい優しさの中で、先輩達と思い切り遊んで、
ワタルはワタルの犬生を思いっきり走ってください。
超ワチャワチャだったけど…笑
本当に可愛かったよ。
卒業おめでとう
ワタルくんの新しい名前は…。
「こたるくん」になりました。
先輩達と並んで「こ」の文字をいただきましたよ。
里親様、可愛いお名前ありがとうございました。
では。
2月4日土曜日、マルチーズとトイプードルmixのワタルくんにとても素敵なご縁が繋がり、翌日2月5日に卒業しました


ワタルくんがカフェに来てくれたのは1月24日で、その時の年齢は10ヶ月齢。
まだパピーちゃんでした

あどけなさが残る顔立ちで、両目は生まれた時から見えていないと診察メモに書かれていて、とても綺麗な漆黒の瞳でしたが、確かに威嚇反応も対光反射もありませんでした。

言葉を話せないので本当のところはわからないですが、フロアで最初あちこちぶつかっていました。
生まれた時から光を知らない…。
そう思うと、胸が痛みました。

でも、当のワタルくんはそんなマイナーなイメージを全く払拭し、メジャー変えてくれるパワーを持ち合わせていました。
そう、本人至ってご機嫌エブリディ。
ワンコ大好き。
オヤツ大大大好き。




それこそハンディキャップを忘れてしまうくらいに、嫌がられようが、怒られようが全く意に介さず、メンタル強強な男の子。
ワンちゃんにグイグイ近づいて遊びたがりましたので、ボランティアさん達に抱き上げられながらカフェの日々を過ごしました。

ワチャワチャな性格はやっぱり若さゆえ。
どんなワンちゃんにも至近距離まで近づいて、それはまるで怖いもの知らず、的な様子。
匂いを嗅いだり、とりあえず触ってみたりで大忙し。
見えてないので、お目目を傷つけたりしないようにと目が離せません。
でも、不思議に抱っこすると赤ん坊の様になります。


そのギャップが可愛くて、憎めないワタル。
2~3日で早くもフロアには慣れてくれて、ほとんどぶつかったりすることも無くなり、フロアに置いているベッドもぴょんと飛びこえていたので、ワタルが見えていないことすら忘れてしまうくらいでした。
何より本人が楽しそうでした。
お客様に抱っこしていただいても、気がついたらそのお膝に寝ていました。

ご飯も大好きで、オヤツも大好き。
オヤツは本当に、カフェ仲間の食いしん坊さん達に引けを取らないくらい、最前線でしっかり貰いに行って食べてくれていました。


里親様は1月29日日曜日に、ワタルくんに会いに来てくださった方です。
お1人の男性の方でしたので、最初私はてっきりふれあいでお越しくださった方だと思っていました。
でも、カフェにいらっしゃる間…今思うと何度もワタルを抱っこされていました。
そしてワタルはお膝で寝ていたりと、くつろいでいました。
フロアに降ろした後も、ずっとワタルを目で追いかけてくださっていて。

そして、ボランティアさんから
「里親様ご希望とおっしゃられているので、お話をお聞きしたいそうです」
と呼びに来ていただきました。
お話をさせていただいて感じたことは、里親様の本当に優しくて穏やかで温かな「お心」でした。
色々な質問をさせていただきましたが、一つ一つ丁寧にお答えくださったことに加えて…。
過去に障害を持った子犬を亡くされたご経験があり、同じようなハンディキャップを持ったワタルくんをお迎えして、亡くなった子の分でまで幸せにしたいと言ってくださったのです。
そのお気持ちは紛れもなく私の心の琴線に触れ、また勇気づけてくださるのに時間はかかりませんでした。
カフェで見ていた限りでは仲間と暮らす日々が楽しいと思っていましたので、先輩4頭いるお家でしたが、在宅ワークとおっしゃられていましたのでそれも安心させていただいた理由のひとつでした。
ご契約に関しては、少し確認事項もありましたのでこの日ご契約とはいきませんでしたが、真摯に対応してくださった里親様。
その6日後に全てクリアしてくださりご契約。

そして翌日の2月5日にお迎えに来てくださり、ワタルくんは望まれて優しい里親様のご家族にしていただきました。

里親様へ
この度は素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。

色々なことに丁寧にご対応くださり、心から感謝しています。
ワンちゃんと遊ぶのが大好きなワタルくんですので、先輩達がいるお家はきっと楽しいワンダーランド。
1日も早くお家のレイアウトに慣れて、しっかりご飯も食べて、先輩達にも遊んでもらって、逞しく育ってもらえたらと願っています。
まだまだ長い犬生をどうぞよろしくお願い致します。
こうめちゃん、こむぎちゃん、こなみちゃん、こまろちゃんも、どうぞよろしくお願いしますね。

それは帰り道の様子、先輩方と1頭1頭個別に会わせてくださっている様子、ご飯食べる様子などを音楽に乗せて作ってくださった本当に優しい動画。
お家生活が始まったばかりの映像でしたが、なんだか温かくて涙腺が崩壊してしまい、何度も何度も再生を繰り返していました。
少しだけスクショですが、見てあげてください。




「のんびり慣れてもらって、楽しく暮らしてもらえるように、他の子共々たくさん愛情注ぎます

と優しいお言葉も添えてくださいました。
ワタルくんへ

もしかして見えてるんじゃないかって何度も思ったよ。
それくらいなんでも全力だったよね。
お散歩だって耳と鼻を駆使して、後についてしっかり足早に歩いてくれたし、

オヤツだって他のワンちゃんを押し退けていっぱい食べてくれた。
神様はワタルから光を奪ったけれど
元気と勇気と可愛さと逞しく生きる力をくれたんだって思うことにした。
そして何より、素敵な里親様に家族にしてもらったこと。
守ってくれる1番の味方に出会わせてもらえた。

温かい優しさの中で、先輩達と思い切り遊んで、
ワタルはワタルの犬生を思いっきり走ってください。
超ワチャワチャだったけど…笑
本当に可愛かったよ。
卒業おめでとう

ワタルくんの新しい名前は…。
「こたるくん」になりました。
先輩達と並んで「こ」の文字をいただきましたよ。
里親様、可愛いお名前ありがとうございました。
では。
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