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保護犬・保護猫カフェ 川西店

保護犬・保護猫ちゃん達の新しい家族を探しています!

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チュンリーちゃん卒業

おはようございます。
12月4日日曜日、ポメラニアンのチュンリーちゃんに素敵なご縁が繋がり、卒業しました



チュンリーちゃんがカフェに来てくれたのは11月8日のことでした。
確か初日は怖くて、フロアを歩けませんでした。
抱っこ抱っこと勝手にお膝に乗りこんできて…。

それは人が好きというよりかは、人のお膝に逃げ込んでいるという表現がぴったり。

少し慣れると手を、ただひたすらペロペロするペロペロ星人。
なんか、チュンリーだけが持つ独特の甘え方のようで、ちょっと不思議な初対面でした。

今も、フロアには足を着けるのが苦手です。
フロアが冷たくて嫌なのか…は不明です。
ベッドやお客様用の座布団に乗って、フロアに前足までは着けたとしても、後ろ足は残していました。

オヤツの時間も、ベッドの上かケージの中にいて、デリバリー待ち。

可愛いそのこだわりに、カフェはいつも笑顔で溢れていました。

そして最初からずっと抱っこ大好きでした。
抱っこしてもらうと、目を細めてウトウトすることもあって。

結構ずっと同じお膝でいてくれるので、お客様には
「おとなしいワンちゃんですね」
って言われることも多くて。
確かに最初は怖くて抱っこしてもらっていたこともありましたが…。
最近ではそう言われるたびに、
「いえいえ、お転婆ですよ」
ってお伝えしていました(笑)

本当のチュンリーのお転婆要素はたっぷりあります。
初めてピープー鳴るおもちゃを知った時には、ずっと独り占めして遊んでいました。

お客様がご来店した時や、チャロやブリトくんがお客様のご来店と勘違いして吠えた時。
一緒に元気に吠えていました。
ただし、その時お膝にいたらお膝で。
ケージの中だと、ケージの中から。
離れた場所からで…。

決して玄関に行くことは無いけれど、その時いる(安全な)場所からいっちょ前にワンワン賑やかに吠えていました。

お散歩はそんな勢いで歩くのか…と思いきや、最初は歩きませんでした。

ただ、怖がってるという感じではなくて、クン活はしていました。
名前を呼ぶと歩いてくれるようになることっもあって、最近は市役所広場を歩いたり、散歩コースを歩いたり出来るようになっていました。


それらすべて、愛すべきチュンリーの成長です。
抱っこも、オヤツも、散歩も、何もかもが初めてからのスタート。
ご飯もすぐに完食してくれるようになっていました。

見た目も可愛いですが、見た目以上にその性格が面白くて可愛いチュンリー。
何より、抱っこが大好きです。
会いに来てくださって、何時間が一緒に過ごしてもらえたらきっとその唯一無二の可愛さに気づいてもらえます。

実際には、何組かの方がチュンリーのことを気にしてくださっていました。
でもまだご縁は繋がらずにいたさ中…。
里親様との出会いがありました。

里親様は11月27日の日曜日に、カフェに来てくださったご家族です。
1年ほど前に、里親様(?)でいらした方からカフェの事を教えてもらっていたとのことで、ご家族4人でカフェに来てくださいました。
多くを語られる訳では無くて、ワンちゃん達の保護経緯などをお話させていただいたと思います。

ワンちゃんを引き取りたいお気持ちがおありだと私はこの時は全く思っていなくて、ただ遊びに来てくださったと思っていました。
お家にトイプードルの男の子がいらっしゃって、もし新しいワンちゃんをお迎えになるのなら相性を見た方がいいと思いますよ…となんとなくお伝えしていました。
でもこの時、お嬢様のお膝にはずっとチュンリーさんが鎮座していました。

その後ご家族はカフェを後にされたのですが、お帰りになる途中でお電話をくださいました。
「チュンリーちゃんのことが気になっているので、今から帰って家のワンちゃんを連れてもう一度カフェに戻って相性をみてもらってもいいですか」
という内容のお電話でした。
里親様のお家は、少し遠くてカフェからお車で1時間以上かかるお家です。
チュンリーの既往症や、譲渡に関する必要事項なども全くお伝えしておらず、もしもう一度カフェに来られてもおそらく夕刻。
この日の夕方はうーぱんちゃんの卒業も控えているので、もし相性が問題なくてもご契約は時間的に難しいとお伝えしました。

けれど、相談してくださったご一家は、それでも相性だけでも合わせて見たいので、と再度カフェを訪れてくださいました。
マロンくん10歳は、それはそれはお愛想バツグンのトイプードルの男の子。

人見知りや場所見知りは全く無くて、シッポをフリフリと初めてのカフェを楽しんでおられました(笑)
だからチュンリーとの相性を合わしてみても、なんだか全く問題ない様子。

チュンリーもまた同じで、全く気にならない様子でした。
それから譲渡に関する必要事項などを詳しくお伝えしました。

ただ、ご家族は次週の日曜日(12/4)は用事がおありになって、次にカフェに来ていただけるのは再来週の日曜日。
それまでにチュンリーにお家が決まってしまう可能性はあります。
もし次に来てくださるまでまだ在籍していたら…。
とお伝えしました。

でも、12/4の日曜日。
ご用事を早く済ませて、急ぎ駆けつけてくださいました。
おそらくですが、すごく頑張ってくださったのだと思います。
そしていくつかご質問を受け、お答えさせていただき、やはりお家に連れて帰りたいとのご意思をくださいました。

少し厳し目な内容もお伝えしたのにも関わらず、その間、温かで優しくずっと頷いてくださってた皆さん。
全てご理解くださって…。
チュンリーはようやくご縁が繋がってお家に子にしていただきました。
特にチュンリーを望んでくださったのが、下のお嬢様。

最後に、嬉しそうにチュンリーを抱っこしてくださった笑顔が印象的で、本当に素敵な卒業になりました。

里親様へ
この度は、チュンリーちゃんとのご縁を繋いでくださいましてありがとうございました。

色々なお伝えをご理解くださいましたこと、本当に感謝しています。
一度お膝に乗せてもらうと、ずっとそのまんまなチュンリーさん。
どんな過去を過ごして来たかは分からないですし、最初は知らないことばかりだと思います。
大切なことは家族していただき、長さでは計れない「深さ」で愛していただけたら思います。
チュンリーはまだ6歳。
マロンくんと一緒に、そんな幸せな日を心から願っています。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

里親様は帰られてからお便りをくださいました。
最初は怯えてキャリーから20分ほど出てこなかったそうです。
ご飯も10粒ほど。
でも翌日は、オヤツをお昼に食べてからウンチもでたそうで、夜はご飯もたくさん食べてくれたようです。
トレードマークのくるくると回る回数も前日よりは増えてきたり、お家のおもちゃにも興味を示してくれたりと、少しづつだけど慣れてきている様子。
まだお家の中では動かないそうですが、そのうち…お転婆が炸裂するかも…(笑)
とにかくチュンリーなりに、頑張ってくれています。

気になるマロンくんとの相性も全く問題なし。
マロンくんはソワソワしているそうですが、普段からそんな感じだそうなので大丈夫のよう。

一緒に並んでご飯を食べているお写真も添えてくださいました。
「一日も早く、のびのびとチュンリーらしく自由に生活して欲しいです」
と優しいお言葉を綴ってくださいました。

チュンリーへ

最初はあんなに震えていたけどね。
いつの頃からだろうか、なんだかチュンリーらしさが炸裂してたよね(笑)
相変わらず音には敏感だったようだけれど
お客様が来られたら、安全な場所から
めっちゃワンワン言うてたのが可笑しくて。
あとは、後ろ足をフロアに着けるのがなんで嫌なのかわからんけど
絶対に後ろ足だけ残してたのもほんと面白かったし、
オヤツはデリバリー専門。
なんやかんやと、いつも笑わせてもらったしね。

そんなチュンリーにお家が決まってほんとに良かったです。
最初は慣れるまで時間がかかるかもだけれど
きっと、カフェの時の同じで
気がついたらチュンリーらしさが出てると思う(笑)
だから、先輩のマロンくんと一緒に
仲良く、ご機嫌で。

楽しい毎日を祈っています。
卒業おめでとう~

チュンリーの名前は、
そのまま「チュンリーちゃん」になりました。
今まで呼ばれていたので慣れているから、とそのままにしてくださいました。
里親様、ありがとうございました。

では。
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