カーネギーちゃん卒業
[No.1318] 2022/11/19 (Sat) 07:59
おはようございます。
11月16日水曜日、ロングコートチワワのカーネギーちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました

カーネギーちゃんの保護は4月で、その後6月に避妊と歯科処置してもらっていました。
カフェに来てくれたのは、その後の真夏、8月23日でした。
チョコレートカラーの優しい顔立ち。
透き通った綺麗な瞳。


お耳がパピヨンみたくフリンジ風でとても可愛い女の子。

初めてのフロアではオヤツもいただいて、ご飯もしっかり。
なのに、カーネギーちゃんには怖いものがありました。
それは抱っこしようとしたり、撫でようとしたりする「手」。
こんにちは、と前から手を差し出すと怖がってお口がでました。
撫でようとしてもダメ。
抱っこしようと差し伸べた手を避けて、一目散に逃げていきました。


フロアの隅っこまで行って、背を向けてやっと止まる。
そこまで行かないと、抱き上げることが出来ませんでした。
ちょっと悲しいような寂しいような、切ない初対面。
翌朝、ケージから出すときも同じ。
手を差し出すとまずは威嚇からでした。

過去に何があったのかは分からないし、性格がただ怖がりさんなのかも分からない。
ちょっとづつ行こうね、って話しかけました。
数日後には威嚇は無くなり、お客様のお膝抱っこも少しならさせてくれました。

9月最初のある日。
開店前のフロアで笑顔で寄って来てくれて、私の膝に手をかけてくれました。


え?
驚いたけれど、ちょっとだけカーネギーちゃんに認めてもらえたように思えて、とても嬉しかったことを思い出します。
でもそれは開店前だけで、懐いてくれたというには程遠い感じで。



営業が始まると、フロアケージにやカフェ玄関横の隅っこに引きこもるのが日常。


オヤツの時間だけ出てきては引きこもりの繰り返しで、何事も無かったようにまた、ポーカーフェイスでした。

9月12日。
鶴橋店のスタッフさんお2人が、カーネギーちゃんに会いに来てくださいました。
その時、カーネギーちゃんはシッポを振ってスタッフさんの側に駆け寄って、全身で喜びを現わしていました。

初めて見たカーネギーちゃんのそんなテンションが上がっている姿。
驚いたり嬉しかったり。
可愛がってもらった人のことをちゃんと覚えていることに加えて、嬉しいことをこんなにも現わすことが出来るんだなって思って、ちょっと感動でした。

このときに鶴橋店のスタッフさんが、カーネギーちゃんの呼び名を「ネギーちゃん」って呼んでおられたので、その日からカフェの皆で「ネギーちゃん」に呼び方を統一。
ちょっとでも慣れた呼び方で呼んであげることにしました。
それからの日々は…。
朝、お客様がいないフロアは結構楽しそう…。
表情も出てきて、ちょっと活発。

でも営業時間は、やっぱり相変わらずでした。
逆に、お客様のお膝にはだんだん乗ってくれなくなり、引きこもる場所はフロアケージからカフェの隅っこONLYに変化。

それからフロアケージには入らなくなりました。
隅っこにベッドを置いてもらって、営業時間中は気配を消して。


オヤツの時間になると出てきて、終わるとそそくさと戻って行きました。
でもこれがネギーちゃんのカフェでの過ごし方。
ネギーちゃんがそうしたいのなら、それが正解なのです。
ご飯大好きで、即完食。
オヤツも大好き。
お散歩も大好きなって、上手にルンルンで歩けました。


体調も良好、ウンチも正常。
手のかからない、お利口さん。
お客様の抱っこはダメだけれど、ボランティアスタッフさんの抱っこは大丈夫。
内弁慶の真逆で外弁慶。
これら全て、ネギーちゃんの愛すべき個性でした。
そして、私にとっては特別な感情がありました。
それは…私の後追いをするようになってくれたからです。
最初はアピールするでなく、ただそっとついて来てくれて。
お客様がいない時間には、立っている私の膝や座っている背中に前足を掛けてアピールしてくれるようになって。


最後は限定された時間帯でしたが、自分からお膝にちょこんと乗ってくれるようにまでなってくれました。


ほんの短い時間ではあったけれど、可愛い意思表示。
その事実が、実は嬉しくて仕方がありませんでした。
最初から懐くワンちゃんではありません。
カラに閉じこもって、様子を伺って。
不器用ではあったけれど、時間をかけて馴染んでいくタイプ。
これがネギーちゃんです。
近頃は、オヤツの注文が入ると隅っこから出て、柵の一番前で待っていたり、お客様が来られるとワンワンと他のワンちゃん達に混じって出迎えたりと、少しづつの変化も見られました。



馴染むまで待ってあげること。
それが信頼関係に繋がります。

ネギーちゃんのお家は、そんな見守ってくださる優しいお家がいいなって思いました。
里親様は11月6日の日曜日にご家族4人で来てくださったお家です。
それまでにもお母様とお嬢様で一度カフェに来てくださったことがあったそうです。
ワンちゃんをご家族で飼われるのは初めてでいらっしゃいました。
混み合う日でしたが、確か夕刻になってネギーちゃんのことを教えて欲しいとお声を掛けてくださったのが始まりでした。
初めてワンちゃんを飼われるお家。
そしてお子様が2人いらっしゃるお家。
ネギーちゃんを見守っていただくには少し難しいお家なのかなと、この時私は思いました。
保護犬の事や、譲渡に関する必要事項に加えて、ネギーちゃんは最初に飼われるワンちゃんとしてはおそらく難しい。
慣れるまでどれだけの時間が必要になるのかもわからない。

お子様は悪意無く、必要以上に構ってしまうことも多い。
だから、ご家族には年齢や性格など、もう少し飼い易い子がいいのではないか。
…と、ご提案をさせていただきました。
更には、新しいワンちゃん達が水曜に3頭カフェにやって来るので、また会いに来ていただければ…。
そうお伝えし、ご家族もそんな私の説明を受け止めて、聞いてくださっていました。
木曜日。
お母様とお嬢様でご来店。
新しいメンバーのワンちゃんと触れ合ってくださいました。
懐こいワンちゃんもいて、楽しそうにしてくださっていましたが、この日はペリーくんのご契約をさせていただいていてお話をゆっくりすることができませんでした。
翌金曜日に再度ご来店。
最初は新しいメンバーのチュンリーちゃんやララッタちゃんを抱っこしてくださっていました。
でも、お席にお伺いしてお話をさせていただくと…。
お嬢様はやっぱり、
「ネギーちゃん」をお迎えしたいとのこと。
それはお嬢様の強い意志でした。

それは最初からずっと一筋で、色々なことをお伝えしてもなお、ネギーちゃんが好きと言ってくださって。
私の気持ちは揺れ始めました。
私が思う、ネギーちゃんにとってのいいお家とは…。
そう、ネギーちゃんが「大好き」と言ってくれるお家だからです。
ネギーちゃんだけを好きと言ってくれるお家。
お嬢様の想いが痛いほど感じられたからこそ、託させていただくことがネギーちゃんの幸せなんだと。
そう感じました。
お散歩も行ったことがないご家族のために、ボランティアスタッフさんにネギーちゃんと一緒にお散歩に連れて行ってもらって。
たくさんの知らないことをいっぱい質問してくださって、それにひとつひとつお答えさせていただくうちに…。
私の中の「大丈夫かな?」が少しづつ「大丈夫!」に変化。
そしてお嬢様は遂に、ネギーちゃんを抱っこすることに成功。


自分からネギーちゃんのいるトイレ前まで行って、そっと。
本当に優しい抱っこでした。
それはきっと、お嬢様とネギーちゃんにだけ存在するシンパシーだったように思います。
この日はもう一度ご家族でご相談されるとおっしゃられて、カフェを後にされたお母様とお嬢様でしたが、日曜日夕刻にお電話をいただき水曜日にお迎えに行きたいとの連絡いただきました。
そしてその水曜日。
ご契約はお嬢様もずっとご一緒に立ち会われて。
晴れて卒業となりました。
卒業写真は、大好きなネギーちゃんと家族になれる嬉しさを物語っているような笑顔で写ってくださったお2人。
「一目惚れ」
「絶対にネギーちゃん」
その笑顔は、ネギーちゃんを幸せへと導いてくださる笑顔。

胸がいっぱいになりました。
里親様へ
この度素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。

厳しいお伝えをしてしまったのにも関わらず、それでもネギーちゃんを望んでくださったお気持ちに心から感謝しています。
お家に慣れてくれるまでの時間は未知ですが、皆さんのチームワークできっとそう遠くないと感じています。
ゆっくり寄り添っていただけましたら幸いです。
またなにかございましたら、どうぞご遠慮なくご相談くださいね。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
里親様は帰られてからお便りをくださいました。
早速一緒にお散歩に行ってくださって、その後オヤツを食べてくれたそうです。


翌日のお便りは、嬉しい誤算の連続でした。
用意していただいたケージやベッドには入らなかったので、ブランケットを敷いた上に寝ていたそうで、お嬢様と一緒に寝ているお写真も添えてくださいました。

そして夜ご飯はしっかり食べてくれたそうで、おシッコも何と、シートでしてくれて失敗無しとのこと。
また、お母様とお嬢様の後を追って、足に飛びつく様子もお伝え下さり、私の心配を見事に裏切ってくれています。
ほんとに嬉しいお便りに、飛び上がって喜んでしまいました。
ネギちゃんへ

ちょっと過保護すぎたかなって思うよ。
だって、ネギちゃんほんとに人見知りだったからね。
でも、ネギちゃんのしたいようにしてもらいたかったから。
やっと少しだけ懐いてくれたと感じたのは、
カフェに来てくれて数週間経ってた頃だった。
それも恐る恐る。
少しづつ。
自らの意思で。

嬉しくて何度もシャッターを切ったよ。
たまに見せてくれた笑顔は最高で
ほんとに可愛かった。
これからは、ネギちゃんスマイルを
大好きだって言ってもらったネギちゃんの家族に
見せてあげてね。
ちょっとづつで大丈夫だから
ネギーちゃんらしくで大丈夫だから
楽しい毎日を過ごしてもらえたらって思う。
ネギちゃん、ほんとに良かったね。

ネギちゃんを包むすべてが大好きで溢れますように…。
卒業、心からおめでとう
カーネギーちゃんの新しい名前は…。
「あんちゃん」
になりました。
お嬢様が付けてくださったそうですよ。
お嬢様、可愛い呼びやすいお名前をありがとうございました。
では。
11月16日水曜日、ロングコートチワワのカーネギーちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました


カーネギーちゃんの保護は4月で、その後6月に避妊と歯科処置してもらっていました。
カフェに来てくれたのは、その後の真夏、8月23日でした。
チョコレートカラーの優しい顔立ち。
透き通った綺麗な瞳。


お耳がパピヨンみたくフリンジ風でとても可愛い女の子。

初めてのフロアではオヤツもいただいて、ご飯もしっかり。
なのに、カーネギーちゃんには怖いものがありました。
それは抱っこしようとしたり、撫でようとしたりする「手」。
こんにちは、と前から手を差し出すと怖がってお口がでました。
撫でようとしてもダメ。
抱っこしようと差し伸べた手を避けて、一目散に逃げていきました。


フロアの隅っこまで行って、背を向けてやっと止まる。
そこまで行かないと、抱き上げることが出来ませんでした。
ちょっと悲しいような寂しいような、切ない初対面。
翌朝、ケージから出すときも同じ。
手を差し出すとまずは威嚇からでした。

過去に何があったのかは分からないし、性格がただ怖がりさんなのかも分からない。
ちょっとづつ行こうね、って話しかけました。
数日後には威嚇は無くなり、お客様のお膝抱っこも少しならさせてくれました。

9月最初のある日。
開店前のフロアで笑顔で寄って来てくれて、私の膝に手をかけてくれました。


え?
驚いたけれど、ちょっとだけカーネギーちゃんに認めてもらえたように思えて、とても嬉しかったことを思い出します。
でもそれは開店前だけで、懐いてくれたというには程遠い感じで。



営業が始まると、フロアケージにやカフェ玄関横の隅っこに引きこもるのが日常。


オヤツの時間だけ出てきては引きこもりの繰り返しで、何事も無かったようにまた、ポーカーフェイスでした。

9月12日。
鶴橋店のスタッフさんお2人が、カーネギーちゃんに会いに来てくださいました。
その時、カーネギーちゃんはシッポを振ってスタッフさんの側に駆け寄って、全身で喜びを現わしていました。

初めて見たカーネギーちゃんのそんなテンションが上がっている姿。
驚いたり嬉しかったり。
可愛がってもらった人のことをちゃんと覚えていることに加えて、嬉しいことをこんなにも現わすことが出来るんだなって思って、ちょっと感動でした。

このときに鶴橋店のスタッフさんが、カーネギーちゃんの呼び名を「ネギーちゃん」って呼んでおられたので、その日からカフェの皆で「ネギーちゃん」に呼び方を統一。
ちょっとでも慣れた呼び方で呼んであげることにしました。
それからの日々は…。
朝、お客様がいないフロアは結構楽しそう…。
表情も出てきて、ちょっと活発。

でも営業時間は、やっぱり相変わらずでした。
逆に、お客様のお膝にはだんだん乗ってくれなくなり、引きこもる場所はフロアケージからカフェの隅っこONLYに変化。

それからフロアケージには入らなくなりました。
隅っこにベッドを置いてもらって、営業時間中は気配を消して。


オヤツの時間になると出てきて、終わるとそそくさと戻って行きました。
でもこれがネギーちゃんのカフェでの過ごし方。
ネギーちゃんがそうしたいのなら、それが正解なのです。
ご飯大好きで、即完食。
オヤツも大好き。
お散歩も大好きなって、上手にルンルンで歩けました。


体調も良好、ウンチも正常。
手のかからない、お利口さん。
お客様の抱っこはダメだけれど、ボランティアスタッフさんの抱っこは大丈夫。
内弁慶の真逆で外弁慶。
これら全て、ネギーちゃんの愛すべき個性でした。
そして、私にとっては特別な感情がありました。
それは…私の後追いをするようになってくれたからです。
最初はアピールするでなく、ただそっとついて来てくれて。
お客様がいない時間には、立っている私の膝や座っている背中に前足を掛けてアピールしてくれるようになって。


最後は限定された時間帯でしたが、自分からお膝にちょこんと乗ってくれるようにまでなってくれました。


ほんの短い時間ではあったけれど、可愛い意思表示。
その事実が、実は嬉しくて仕方がありませんでした。
最初から懐くワンちゃんではありません。
カラに閉じこもって、様子を伺って。
不器用ではあったけれど、時間をかけて馴染んでいくタイプ。
これがネギーちゃんです。
近頃は、オヤツの注文が入ると隅っこから出て、柵の一番前で待っていたり、お客様が来られるとワンワンと他のワンちゃん達に混じって出迎えたりと、少しづつの変化も見られました。



馴染むまで待ってあげること。
それが信頼関係に繋がります。

ネギーちゃんのお家は、そんな見守ってくださる優しいお家がいいなって思いました。
里親様は11月6日の日曜日にご家族4人で来てくださったお家です。
それまでにもお母様とお嬢様で一度カフェに来てくださったことがあったそうです。
ワンちゃんをご家族で飼われるのは初めてでいらっしゃいました。
混み合う日でしたが、確か夕刻になってネギーちゃんのことを教えて欲しいとお声を掛けてくださったのが始まりでした。
初めてワンちゃんを飼われるお家。
そしてお子様が2人いらっしゃるお家。
ネギーちゃんを見守っていただくには少し難しいお家なのかなと、この時私は思いました。
保護犬の事や、譲渡に関する必要事項に加えて、ネギーちゃんは最初に飼われるワンちゃんとしてはおそらく難しい。
慣れるまでどれだけの時間が必要になるのかもわからない。

お子様は悪意無く、必要以上に構ってしまうことも多い。
だから、ご家族には年齢や性格など、もう少し飼い易い子がいいのではないか。
…と、ご提案をさせていただきました。
更には、新しいワンちゃん達が水曜に3頭カフェにやって来るので、また会いに来ていただければ…。
そうお伝えし、ご家族もそんな私の説明を受け止めて、聞いてくださっていました。
木曜日。
お母様とお嬢様でご来店。
新しいメンバーのワンちゃんと触れ合ってくださいました。
懐こいワンちゃんもいて、楽しそうにしてくださっていましたが、この日はペリーくんのご契約をさせていただいていてお話をゆっくりすることができませんでした。
翌金曜日に再度ご来店。
最初は新しいメンバーのチュンリーちゃんやララッタちゃんを抱っこしてくださっていました。
でも、お席にお伺いしてお話をさせていただくと…。
お嬢様はやっぱり、
「ネギーちゃん」をお迎えしたいとのこと。
それはお嬢様の強い意志でした。

それは最初からずっと一筋で、色々なことをお伝えしてもなお、ネギーちゃんが好きと言ってくださって。
私の気持ちは揺れ始めました。
私が思う、ネギーちゃんにとってのいいお家とは…。
そう、ネギーちゃんが「大好き」と言ってくれるお家だからです。
ネギーちゃんだけを好きと言ってくれるお家。
お嬢様の想いが痛いほど感じられたからこそ、託させていただくことがネギーちゃんの幸せなんだと。
そう感じました。
お散歩も行ったことがないご家族のために、ボランティアスタッフさんにネギーちゃんと一緒にお散歩に連れて行ってもらって。
たくさんの知らないことをいっぱい質問してくださって、それにひとつひとつお答えさせていただくうちに…。
私の中の「大丈夫かな?」が少しづつ「大丈夫!」に変化。
そしてお嬢様は遂に、ネギーちゃんを抱っこすることに成功。


自分からネギーちゃんのいるトイレ前まで行って、そっと。
本当に優しい抱っこでした。
それはきっと、お嬢様とネギーちゃんにだけ存在するシンパシーだったように思います。
この日はもう一度ご家族でご相談されるとおっしゃられて、カフェを後にされたお母様とお嬢様でしたが、日曜日夕刻にお電話をいただき水曜日にお迎えに行きたいとの連絡いただきました。
そしてその水曜日。
ご契約はお嬢様もずっとご一緒に立ち会われて。
晴れて卒業となりました。
卒業写真は、大好きなネギーちゃんと家族になれる嬉しさを物語っているような笑顔で写ってくださったお2人。
「一目惚れ」
「絶対にネギーちゃん」
その笑顔は、ネギーちゃんを幸せへと導いてくださる笑顔。

胸がいっぱいになりました。
里親様へ
この度素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。

厳しいお伝えをしてしまったのにも関わらず、それでもネギーちゃんを望んでくださったお気持ちに心から感謝しています。
お家に慣れてくれるまでの時間は未知ですが、皆さんのチームワークできっとそう遠くないと感じています。
ゆっくり寄り添っていただけましたら幸いです。
またなにかございましたら、どうぞご遠慮なくご相談くださいね。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
里親様は帰られてからお便りをくださいました。
早速一緒にお散歩に行ってくださって、その後オヤツを食べてくれたそうです。


翌日のお便りは、嬉しい誤算の連続でした。
用意していただいたケージやベッドには入らなかったので、ブランケットを敷いた上に寝ていたそうで、お嬢様と一緒に寝ているお写真も添えてくださいました。

そして夜ご飯はしっかり食べてくれたそうで、おシッコも何と、シートでしてくれて失敗無しとのこと。
また、お母様とお嬢様の後を追って、足に飛びつく様子もお伝え下さり、私の心配を見事に裏切ってくれています。
ほんとに嬉しいお便りに、飛び上がって喜んでしまいました。
ネギちゃんへ

ちょっと過保護すぎたかなって思うよ。
だって、ネギちゃんほんとに人見知りだったからね。
でも、ネギちゃんのしたいようにしてもらいたかったから。
やっと少しだけ懐いてくれたと感じたのは、
カフェに来てくれて数週間経ってた頃だった。
それも恐る恐る。
少しづつ。
自らの意思で。

嬉しくて何度もシャッターを切ったよ。
たまに見せてくれた笑顔は最高で
ほんとに可愛かった。
これからは、ネギちゃんスマイルを
大好きだって言ってもらったネギちゃんの家族に
見せてあげてね。
ちょっとづつで大丈夫だから
ネギーちゃんらしくで大丈夫だから
楽しい毎日を過ごしてもらえたらって思う。
ネギちゃん、ほんとに良かったね。

ネギちゃんを包むすべてが大好きで溢れますように…。
卒業、心からおめでとう

カーネギーちゃんの新しい名前は…。
「あんちゃん」
になりました。
お嬢様が付けてくださったそうですよ。
お嬢様、可愛い呼びやすいお名前をありがとうございました。
では。
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オーナー様のブログを拝読し、あんちゃんが保護されて、そして川西のカフェに来てからもずっと温かく見守られ、愛情を注がれてきた事がわかり、胸がいっぱいになりました。
これからは、その想いを繋ぎ、家族みんなで幸せになっていきたいと思います。
まだまだ不慣れなことも多いですが、あんちゃんと一緒に少しずつ少しずつ…
ありがとうございました。