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保護犬・保護猫カフェ 川西店

保護犬・保護猫ちゃん達の新しい家族を探しています!

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フリューちゃん卒業

おはようございます。
更新が遅くなりました。
一昨日の4月8日金曜日、スコティッシュフォールドのフリューちゃんにとても素敵なご縁が繋がり、卒業しました



フリューちゃんがカフェに来てくれたのは、3月29日です。

繁殖猫から家猫を経て、飼育放棄で8歳の保護でした。
今までいた環境があまり良くなかったため、約1か月隔離で様子を見て、それから川西へ移動。
フリューちゃんの運命は、人間の勝手な都合のために翻弄されていた、と言っても過言ではありませんでした。
なので愛おしくて切ない初めましての出会い。

表情は乏しくて、でも怯えるという訳では無くて。
鳴くこともせず、私には諦めに似た感情を少し感じました。


初日に行った動物病院で診てもらった口の中…。
犬歯が一本破損していて、歯茎全体が腫れて血でいっぱい。

正直ネコちゃんのお口の中がこんなに酷い状態は初めてでした。
こんなお口でご飯を食べて来たのかと胸がいっぱいで。
身体全体も脱水気味で、被毛もパサパサ。

なんとか痛みから解放してあげて、時間がかかっても快適に過ごせるようにしてあげなければ…。
そう強く思いました。

翌々日に病院のH先生から血液検査の結果が良好だったとの連絡をいただいたので、代表にOKをいただき手術を4月4日の月曜日にすることになり、歯科処置と同時に避妊手術もお願いしました。
手術の日の夜遅く、先生から無事終わったとの連絡をいただき安堵。

残った歯は切歯全てと1本の犬歯、臼歯はたった2本でした。

カフェに帰ってきた日は、さらに心を閉ざしているように思えました。

「ひどいことされたってきっと思ってるやろなぁ」
と心が痛みましたが、それでも日が経つにつれきっと痛みは消えて快適になる。
だから今だけ我慢してね、って心で念じました。

ただ、やはり懸念していたご飯はほとんど食べてくれませんでした。
ふやかしご飯かウエットしかあげれないのですが、カリカリが好きなようで拒否。
ちゅーるはなんとか一日2本くらいは舐めてくれましたが、先生からは食べないと食べれなくなってしまうと聞いていたので、それを心配してあらゆるご飯を色々と試しました。
結果はあまり良くなくて、結局液体の栄養食を病院で購入。
スポイドであげ始めたのが4月8日の朝でした。
食事との闘い。
ただ頑張って欲しいと祈りながら…。

里親様がフリューを迎えに来てくださったのはその4月8日のこと。
最初3月下旬に、本当にお久しぶりにカフェに来てくださったご夫婦です。
お家にはロシアンブルーのネコちゃんが1頭いらしゃいます。
もう一頭をお迎えしたいと思われていて、その時カフェにはロシアンブルーのアトレちゃんがいて、里親様が決まっていることはご存知でしたが、会いに来てくださいました。
ネコ部屋にお入りになってアトレちゃんとナビィちゃんと触れ合ってくださって、ワンちゃんにもおやつを振舞ってくださいました。

それから4月2日もカフェに来てくださったご夫婦。
ナビィちゃんの事を気になりながら、新メンバーのフリューちゃんに会いに来てくださいました。
この日、フリューちゃんは里親様のご夫婦と猫じゃらしで遊んでもらっていて。

こんなアクティブで楽しそうなフリューちゃんはカフェに来て初めてだったと思います。
フリューちゃんの事を気にしてくださった里親様に、私は保護経緯と歯のこと、手術を予定していることをお伝えさせていただきました。

この日ネコ部屋から出てこられたとき、ナビィちゃんも可愛いしフリューちゃんも可愛い…。
そうおっしゃられて、ワンちゃん達にもおやつ代を置いてくださって帰られた里親様でした。

そして一昨日の午後、お電話をくださった里親様。
フリューちゃんを引き取りたいと言ってくださってカフェにお越しくださいました。
ただ、手術明け4日目の退院3日目。
元気にはしていますが、課題は食事。
退院してからの水曜日と木曜日は、ちゅーるは口にするけれど栄養は足りていない状況で手がかかることは間違いありません。
そのことをお伝えして、もう少し落ち着いてからの方がいいのではないかと提案させていただきました。
里親様もその方がいいとお考えくださって、とりあえずは猫部屋にお入りいただいたのですが…。

フリューちゃんに会ってご夫婦のお気持ちは変わられました。


「大丈夫、今日連れて帰ります」
そう言ってくださったのです。
奥様は在宅ワークで、一日中目の届くところにいていただけます。
そして本当にフリューちゃんへの温かなお気持ちが溢れていらしゃいました。

ドームベッドから出てこないけれど、
ご飯を食べてくれるまで大変かもだけれど、
お薬を飲ませられたご経験もおありではないけれど、
人を信じてくれるまでにどれくらいの時間が必要になるかわからないけれど、
それでも、フリューちゃんと一日でも早く一緒に暮らしたい。
そう言ってくださった優しさが何より嬉しかったから…。
ご夫婦に託させていただく事にしました。

お薬を飲ませるのを一緒にトライしていただいて、本当に優しさで包んでくださった里親様。
↓お薬の後、ご主人にしがみつくフリューちゃん

今までは紆余曲折な日々の繰り返しだったけれど、それは最後のお家にたどり着くまでの序章に過ぎないと思わせていただけるほどの素敵な卒業になりました。

里親様へ
この度は素敵なご縁を繋いてくださいまして、本当にありがとうございました。


明るさの中に散りばめられた心が通う里親様の温かさに、私自身が救われました。
きっとフリューちゃんの未来は安泰。
過去の疑心暗鬼な気持ちもやがてはほぐれる日が来ると思うと、胸がいっぱいになりました。
手術をしていただいたミネルバ動物病院に通ってくださるとお伝えくださって、さらに安心です。
リツちゃんと一緒に素敵な日々を心から願っています。
これからもどうぞよろしくお願い致します。


里親様は帰られてからお便りをくださいました。

里親様のお家は一軒家なので…。
手術明けの体調が戻るまでの時間を、ゆっくり徐々に慣らしていっていただけるとのこと。
翌朝お薬と総合栄養食のちゅーるを2本食べてくれたそうです。
ゆっくりくつろぐお写真を添えてくださいました。

フリューちゃんへ

頑張ったね。
手術もだけれど、今まで8年間もほんとによく頑張ったよ。
でも波乱万丈は終わりで、これからが本当の暮らし。
もうちょっとしたらお口の痛みの消えて
ご飯も美味しくなって
毎日可愛いって言われて
ナデナデしてもらって
もう何も心配することはないからね。
フリューちゃんが今まで頑張って来たから
神様がそれを見てて
優しい飼い主さんに、ここっていうタイミングで出会わせてくれたんだと私は思うよ。
だから律ちゃんに仲良くしてもらって
どうか幸せに…。

心から、卒業おめでとう

フリューちゃんの新しい名前は…。
「巡(めぐる)」ちゃん。
やっと巡って来た幸せです。
里親様素敵なお名前をありがとうございました。

では。


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*** COMMENT ***

卒業おめでとうございます

先週、手術前日にフリューちゃんと会わせて頂いた者です。その後どうなったかなとずっと気になってましたが、ホントに優しい里親様と巡り会えたと知り安心しました。これからはリツちゃんとパパママに甘えてのんびり過ごせたらいいですね💕

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