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保護犬・保護猫カフェ 川西店

保護犬・保護猫ちゃん達の新しい家族を探しています!

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ラレイちゃんの卒業

こんにちは。
昨年11月18日、ミニチュアダックスフンドのラレイちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました



ラレイちゃんがカフェに来てくれたのは11月7日でした。

その日、SNS用に写真を撮るためにお洋服を着せようとしたところ…。
断固拒否
お袖を通そうとするとイヤイヤしてお口が出るほどに…。
お洋服を着せるのはもちろん可愛くなるからですが、それ以外にもワンちゃん同志がケンカになった場合に咄嗟につかめる、というメリットがあります。

なのでなんとかなだめすかして着てもらいました。
それからすぐにいつもカフェのワンちゃん達にお洋服を作ってくださる方にお願いして、背中で留める着せやすいお洋服を作っていただきました。


年齢7歳。
優しい顔立ち。

人懐っこくて、抱っこ好き。
朝ケージから出すときにはケージからダイブ。
飛び出して胸に飛び込んできます。
ご飯もオヤツも大好きで、朝のオヤツの時間は最前線。

ご飯はドライだけっでペロリ。
でもカフェが始まると、隅っこ。

「楽しい」けど賑やかさや知らない人がいるのは「怖い」。
そんなスタートでした。

特筆すべきはお散歩。
フロアでは慣れてくれていたのに、お外は全く震えてしまいます。

遊歩道へ行くまでもなく、お散歩のために玄関で抱っこされた瞬間からブルブル震えました。
知らない世界。
未知の体験。
今までもお外が怖くて失禁してしまうワンちゃんもいたほどで、ワンちゃんは無条件に「お散歩が好き」という概念はここにはありません。
だからラレイちゃんにとって、7歳までいた場所とは全く違う環境は試練。
カフェに滞在していたのは11日間だけでしたが、最初から最後までお外は怖いままでした。

ただほかのワンちゃんとのトラブルもなく、日中はお客様に抱っこされたり、気に入ったベッドで休んだり。

オヤツの時間はハッスルしてもらいに行って。
ちょっとづつちょっとづつ馴染んでくれるまでになってくれました。

里親様がカフェに来てくれたのは11月12日のことで、たしか夕刻のご来店でいらっしゃいました。
里親様は実は以前にもカフェに来てくださったことがありました。
その時、飼われていたダックスのベリーちゃんを5月に20歳で亡くされたとお話くださっていました。
私はその時、保護犬のことをお話をさせていだいたと記憶しています。
それから里親様は他店にもワンちゃんに会いに出向かれたこともあったとお伝えくださいました。

だけどこの日は、気になったラレイちゃんに、お電話をくださって会いに来てくださったもの。
閉店までそうお時間が無かったため、既往症などをお伝えするにだけに留まりましたが…。

その時に愛おしそうに、まるで何かを確かめられるかのようにラレイちゃんを優しく抱きしめておられていました。
お帰りになられてからも、その光景がずっと頭から離れなかったことを今も思い出します。

そして11月15日。
再度ご友人の方とお2人でお越しくださいました。
ご来店は午後2時くらいにお越しになるとおっしゃっておられたのに、開店前に既にカフェにご到着。
あれ?
と思ってお聞きしたところ、気になって、ご都合を変えられて。
ラレイちゃんをお家に迎えたいと来てくださったとのことでした。

ここでどうしてもお伝えしたいことは…里親様のお人柄です。
本当に優しくて愛情深い方。
もちろん亡くなられたベリーちゃんのことも一生懸命愛しておられました。

↑ベリーちゃん
でも、ラレイちゃんのことも一生懸命愛してあげたいというお気持ちが溢れておられたのです。
保護犬のことをお知りになった上で、巡り合っていただいたのがラレイちゃんだった。
運命の子だと思ってくださった。
そう私は思ったのです。
だからもちろん異論などなく、優しさに胸震えながらご契約をさせていただきました。

そして11月18日にお嬢様とお迎えに来てくださり、ラレイちゃんは晴れてお家の子になりました。


里親様へ
この度は素敵なご縁を繋いでくださいましてありがとうございました。

優しく寄り添ってくださり本当に嬉しく思います。
未だ人との生活は未知。
繁殖引退犬のワンちゃん達は年齢に比べて、気持ちはまだ子供のように幼いです。
でも、それが今まで頑張って来たからうゆえ。
お時間をかけていただきながら、ゆっくり成長してもらえたらと願っています。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

それから…卒業してからこのブログ更新まで時間がたってしまいました。
その間、里親様はたくさんお便りを寄せてくださいました。

最初はお散歩動かず…。

お家の中でもベリーちゃんのお写真の前であまり動かず…。
でしたが。
まずは2週間目からトイレは100%トイレでできるようになったそうです。
そして、3週間目に鳥の鳴き声で急に走り出してからというもの、シッポは丸まったまま走るようになって。
5週間にはお散歩に出かけて歩いてくれるようになって。

でもあまり歩いたことがなかったので、肉球を擦りむいてしまってからは靴下を履いてお散歩。
結構ハイスピードなのでハラハラドキドキしながら…。
そして今ではお散歩大好きになって、1日3回行ってるとのことです(笑)
<
お家の中ではお腹見せもしてくれるようになって。

そしていい感じに体重も増えてくれたそうですよ。
「毎日全速疾走です。きっと7年分走っているのかなと思います。家の中ではダラリとなってリラックス。きっとパピーからやり直しているのだろうと、可愛く手しかたがないです」
と温かなお言葉を綴ってくださいました。

ラレイちゃんへ

良かったね。
ラレイちゃんにとっての一番のお家が出来たね。
最初は分からないことが多かったと思う。
でも、お母さんはラレイちゃんのことを想って
ラレイちゃんに幸せになって欲しくて
一生懸命色々してくれてたよね。
それにラレイちゃんも応えてくれてるのは
スゴイと思うよ。

きっと亡くなったベリーちゃんがラレイちゃんを
お家に引き寄せてくれたんだって思う。
お母さんが言うように、今からが本番の犬生。
急がなくてもいいからラレイちゃんのペースで
楽しい毎日をね。

卒業、心からおめでとう

ラレイちゃんの名前は…。
「ランちゃん」になりました
里親様、可愛いお名前をありがとうございました。

では。

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ハイミーちゃんの卒業

おはようございます。
2023年11月16日、ポメラニアンのハイミーちゃんに素敵なご縁が繋がり、卒業しました



「ハイミー!」って名前を呼ぶと、必ず振り向いてくれて、シャシャ~って駆け寄って来てくれたハイミーちゃん。
そしてその時は必ず「満面の笑」。

その笑顔を見たくて、何度名前を呼んだことかわかりません。
自分の名前を認識していて、呼ばれたら笑顔で飛んできてくれました。
薔薇の花がパっと咲いたようなその笑顔に何度癒されたことか。
ハイミーちゃんは周りや私の心を癒してくれる本当に愛おしい存在でした。

保護は6月中旬頃で川西に来てくれたのは6月27日のことです。


その日に行った動物病院で診てもらった体調は…。
まず、歯石歯肉炎超重度でしかも下顎は斜めに傾いていました。


おそらく、歯を支えている筋肉(腱?)が伸びてしまっているか切れてしまっているか、の診断。
更にはガーガーと喉が音を立てていました。
レントゲンで確認してもらったところ、喉ではなくて胸部に入ったところで期間が細くなっている軽い気管虚脱。

お耳はもともと耳ダニがいたようですが、カフェに来た時には耳ダニはいなくなっていたけれど、マラセチア菌がいました。

パテラも左GⅡ。
お腹には帝王切開の跡と思われる手術痕。

頑張って来たんやね。
偉かったね。
と…何度も声を掛けました。
でも当の本人はいたってご機嫌さん。

人もワンコも大好きでした。

誰のお膝にも乗ってくれましたが、実はナデナデされるのが大好きさん。
ボランティアスタッフさんやご来店くださったお客様に「撫ででください」と言わんばかりに背を向けて。

そして撫でてもらったら目を細めてご満悦なご様子でした(笑)。
誰にでも愛想たっぷり。
抱っこが難しいワンちゃんが多かった時期には、たくさんお客様が来られる土日も一人でお客様担当をしてくれたことも多々。

お子様にも人気絶大で、ハイミーちゃん目当てに会いに来てくださるお客様もいらっしゃるほどでした。

またワンちゃん達とも上手に遊び、おもちゃでも上手に遊んでいて、言わばトラブル無しの「優等生」。

特に7月にカフェに来たツヨトくんとは仲良し。
毎日たいていワンプロで遊んでいました。

そう、ハイミーはカフェが楽しくて仕方がないと思うくらい、楽しそうに過ごしてくれました。

フォルムは真ん丸のころっころ。
少しだけダイエットを獣医師さんに勧められたのは、気管虚脱がある喉の周りに少し脂肪がついていたからでした。
でも実際は…。
カフェに来てからしばらくの間、ご飯の食べがよくありませんでした。
それはお口の状態が悪くて食べないというよりは、今まで食べてきたフードと違うからなような気がしました。
歯が悪い子の多くは柔らかい食べ物を好みます。
でもこれ以上歯石が付かないようにとドライフードをご提供させていただくのですが、それがなかなか難しい。
ドライフードにウエットを混ぜ混ぜしても、好みもあるので試行錯誤が始まります。

ドライを変えて、ウエットもたくさん試してみて、それでも残してしまう毎日が続き…。
それから残しても夜中に完食してくれるようになり、即完食してくれたのは8月17日から。

2ヵ月かかったけれど、即完食してくれたのが本当に嬉しかったことを思い出します。

喉に関しては、お薬を飲むほどの咳はなかったものの、興奮したらガーガーと喉が音をたててしまうので先生と相談してサプリからスタートしました。
でも夏のお散歩は高温で発作を誘発リスクが高く、呼吸困難になる場合があるため行きませんでした。
皆がお散歩に行く朝の時間は、ハイミーはカフェでお留守番。
お散歩デビューは涼しくなった10月2日で、最初はクン活中心にゆっくり歩きからでした。
なんでも楽しいと思えるのでしょう。

とにかくいろんなことに興味津々で、匂いを嗅いだり足をケリケリしたり。
11月からはルンルンとショートコースを完走するようになっていました。

知らないことや慣れないこともあっただろうに、ハイミーはいつだってポジティブシンキング。
私自身も見習うことも多くて、ちょっと辛い時もハイミーと過ごすとハイミーは私にいっぱい元気をくれました。
こんなに愛らしくて、人気もあった。
でも、不思議になかなかご縁は繋がらなかったのです。

だけど…。
たった一つだけ繋がるご縁は、もともと運命で決まっていたから。
それ以外考えられない「お家」が決まったのです。

里親様は2021年1月13日に川西店から卒業したロングコートチワワのチップーくん(その後福くんに改名)の里親様です。
福くんは8歳。
心臓に疾患を持っていて、トリミングすると呼吸が止まってしまうというメモとともにカフェに来てくれていました。
でも、それをお伝えしても福くんの里親様はお家の子に選んでくださった本当に優しくて温かな方。
引取って下さってからは、ご自身がされているトリミングサロンの看板犬として頑張ってくれていました。

そして昨年8月終わり頃、カフェのハイミーちゃんが気になっていますとお便りをいただきました。
だけど福くんはワンちゃんのことはあまり好きではないかもしれないからと、相性を見るためにカフェに連れて来てくださった。
それが9月1日のことでした。

ハイミーちゃんはどんなワンちゃんでも大丈夫。

福くんも特に嫌がる様子もなく、それどころかカフェにいた時やお家でもあまり行動派ではないのに、この日は歩き回ったり、のんびり寝そべったりと、自由にカフェを満喫してくれていたようでした。

相性はきっと大丈夫。
そう思ったのですが…。
福くんは心臓疾患があるので去勢手術は麻酔リスクが多く、していませんでした。
去勢が出来ていないと、未避妊女子を譲渡することが出来ない。
それはまた子供ができてしまう可能性があるからです。
もう二度と繁殖はさせないようにと決めた、それはカフェのルールでした。

せっかく遠いところ来てくださったのに、快いお返事が出来なくて…。
本当に申し訳ないとお伝えしました。
でも里親様は…。
福くんがカフェで怖がらずにマイペースに過ごしてくれた姿が見れたことに
「連れて来てよかった」
と、優しい言葉を私にかけてくださったのです。
そして
「これからも福くん一頭にたくさん愛情を注いであげます」
とも言ってくださって。
福くんをお譲りしたことは間違いではなかった。
こんなに温かで優しい方に託せて良かった。
そう思ったと同時に、優しい里親様の元で出来るだけ長い時間を過ごしてもらえたらと改めて思ってのお見送りでした。

でも…。
福くんは翌日から体調を崩してしまいました。
そして9月28日。
信じられないことに、天使になってしまったのです。
あまりに突然のお別れに、里親様はもちろんのことながら私も心が付いていけませんでした。
あんなに元気に過ごしてくれていたのに、いったい何が?
と思ったけれど、下痢嘔吐の後に病院での診断は腎不全。
心臓との治療は真逆。
厳しい状況が続き、3日間昏睡状態の後、眠るように旅立ったそうです。
無理して遠いところカフェに連れて行ってしまったのがいけなかったのかもしれない。
そう、里親様は最初ご自身を攻められました。

でも私は後に、こう考えました。
自分自身の命がもし短いのであれば、この子がいいとお母さんが思ったハイミーに、福くん自身がご縁を繋いでくれたのではないか、と。
福くんを連れて川西まで来られたこと。
それはまさに…。
福くんからハイミーちゃんへと渡された、命のバトンのように思えました。

深い悲しみの中に沈みかけていた里親様が、また前を向くくとが出来たのはきっと…。
福くんが生きている間、最後に繋いでくれたハイミーちゃんとのご縁。
それは福くんからお母さんへの
「差配」=「ありがとう」
だったように思います。

しかも…福くんの四十九日を終えるまでハイミーはカフェで待っててくれたんです。
この事実はその「証」。
運命はもう決まっていた。
そう思える優しくて、ちょっぴり切なくて、そして温かで、心痺れるご縁。


まぎれもなく福くんが繋いでくれたバトンだと、私は思います。

11月16日。
お母様とお迎えに来てくださってた日、お見送りのハイミーファンのお客様に作っていただいた華やかなピンクのお洋服に身を包み、ボランティアスタッフに見送られて卒業していったハイミーちゃん。

その顔は、やはり…最高に可愛い笑顔でした。

里親様へ

悲しみを乗り越えてくださって、ハイミーちゃんを迎えたいとおっしゃられた時の喜びを今でも思い出します。
なんの躊躇もなく、いえ心から、里親様の元へ託させていただけて本当に嬉しく思います。
お便りのやり取りの中で、里親様の優しさや温かさ、愛情深さを何度も感じさせていた来ました。
何より、サロンをされているトリマーさんでいらっしゃいます。
カフェにいるときに毛玉が出来てしまい、短くカットしてもらったトリマーさんには…まめにブラッシングしてあげて欲しいと言われていましたが、なかなか出来なくて反省しきり。
でもこれからは専属トリマーさんでいらっしゃるのと、サロンの看板犬としてはきっと優秀スタッフ犬として頑張ってくれると思います。
福ちゃんと一緒に、福ちゃんの分まで、幸せな毎日を心から願っています。
また時折、ファンがいる川西にも遊びに来ていただけたら嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

里親様は何度もお便りをくださって、サロンの看板犬の様子をお伝えくださっていました。
「福ちゃんとのお別れは今も寂しいですが、でもだからこそ毎日元気なことが当たり前ではなく、1日1日を大切にしたいです」
と綴ってくださいました。
そして1月にハイミーちゃんの避妊と歯科処置も終えてくださり、2月5日に里帰りをしてくださいました。
その時の様子です。

変わらず本当に尊い笑顔をみせてくれて、仲良しのツヨトくんとも遊んで、あっという間に時間が過ぎたことは言うまでもありませんでした。


ハイミーへ

天性の癒し犬。
私はずっと、今でも、そう思っているよ。
どんな時でも笑顔で呼びかけに答えてくれたもんね。

きっと辛いこともあったかもしれない。
お母さんとしてたくさん頑張ったかもしれない。
でもこんなにも人が好きでいてくれたこと。
ほんとに良かった。
そしてその笑顔が、ハイミーに素敵なお家を運んできてくれたのかなって思ってる。

私達カフェの皆んなはたくさんハイミーちゃんに癒されたから
これからは里親様のお家でそのパワーを発揮してほしいです。
サロンでの接客はきっと
ハイミーにとって天職よね。
みんなに愛されて、
お家でもご家族に愛されて、
幸せな毎日を。
遠い川西から、ハイミーの健康と幸せを
ずっと祈っています。

ハイミー、卒業本当におめでとう

そして心からありがとう。

ハイミーちゃんの新しい名前は…。
「幸(ゆき)ちゃん」になりました。
亡くなった福くんと合わせると「幸福」になります
里親様、素敵なお名前をありがとうございました。

では。