キュロコちゃんの卒業
[No.1380] 2023/10/03 (Tue) 09:21
おはようございます。
9月9日土曜日、トイプードルのキュロコちゃんに素敵なご縁が繋がり、卒業しました

キュロちゃんがカフェにやって来てくれたのは8月29日のこと。


なんとも控えめなおとなしいトイプードルちゃん。
声帯がカットされていたのですが、そもそも全く鳴かないのでその記録がなければ気づかないほどでした。
キュロちゃんは人は嫌いではありませんでした。
そっと近づいてきてくれて、最初は差し伸べた手にちょっとだけお口をつけてタッチ。

その様子はまるでモジモジしながら仲良くしたいと、精一杯頑張ってくれようとしていたのかもしれません。
抱っこもぎこちなくはありましたが、お膝は好き。


小さく丸まって、お客様のお膝を暖めてくれていました。
オヤツをもらう時も、みんなに混じって参加できるようになって。


朝の散歩前の時間はみんなに混じってバックヤードを覗いたり、ご飯もしっかり完食してくれたり。

お散歩は初日、3分くらい座り込んだ後から楽しそうに歩いてくれました。
クン活したり、カフェの仲間と会ったら一緒に歩いたり…。
10日後にはシッポフリフリで歩いてくれたキュロちゃん。
その様子をボランティアさんからお聞きして、本当に嬉しかったです。
個性豊かなワンちゃん達がいる中で、みんなに混じって戸惑いながらも、少しづつ少しづつ。


まだまだ隅っこも多かったけれど…


キュロちゃんは、日に日に元気にフロアを走り回ったり、おもちゃでも遊べるようになってくれました。
楽しいと思ってもらいたい。
快適だと思ってもらいたい。
だけど、見えない過去に阻まれることも多いです。
「散歩ができる」
「シッポを振る」
「抱っこできる」
それらは一つのバロメータだとは思います。
けれど私はいつも自然体を心がけています。
最初は戸惑っていても、時間とともに変わること。
それも楽しみのひとつ。
いえ、それは最大の楽しみです。

キュロちゃんも、カフェ滞在はたった10日だけでしたけれど伸びしろを感じながらの毎日でした。
そんな折、お1人の方がお電話をくださって9月7日にキュロちゃんに会いに来てくださいました。
亡くなられたワンちゃんに似ているから…とお伝えくださいました。

色々な譲渡に関するお話をさせていただく間、キュロちゃんはその方のお膝でまったり…と、ずっと収まっておりました(笑)

温かで優しい方。
お話をさせていただいてそう感じさせていただいて…。
それは、ずっと大切にワンちゃんと暮らしてこられたご経験からくるものだった思います。
きっと大事にしてくださるお家…そう思いました。
この日はお決めにならずにカフェを後にされたのですが。
その2日後、お嬢様とお母様を伴われて再びカフェにお越しくださいました。
やっぱり温かくて優しいお母様とお嬢様。

過去を知ることは出来ないけれど、頑張ったであろう過去に目を向けてくださり、お嬢様はキュロちゃんをそっと…ぎゅっと抱きしめてくださいました。
似ていると思われて会いに来てくださったのは、単なるきっかけに過ぎません。
出会うべくして出会ってくださったご縁に感謝しつつ、ご契約。

そして卒業となりました。
里親様へ

この度は優しいご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。
お母様とお嬢様もご一緒にお越しくださって、キュロちゃんのことを見染ていただき心から感謝しています。
まだ本当に何も知らないところからのスタートになります。
でも知らないことをひとつづつ知って、楽しいことを経験しながら、きっと未来は希望に満ちていると信じています。
どうか再び、キュロコちゃんと一緒に笑顔溢れる時間を過ごしていただけましたら嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
またぜひ、ご一緒にカフェにも遊びに来ていただけましたら幸いです。
里親様は帰られてから、お便りをくださっていました。
ご飯もよく食べて、便もしっかり普通便。
まだ不安で後追いしていたそうですが、息子さんとお散歩に行って上手に歩けたそうです。
その後、お散歩でオシッコもウンチもできるようになって、嬉しい時はシッポを振って喜んでくれるようにもなってくれたとのこと
「これから楽しいって思えること、いっぱいさせてあげたいです」
と優しいお言葉を綴ってくださいました。
キュロちゃんへ

カフェに来たときは、
楽しいとか嬉しいとかの感情を
出していいのかどうかもわからなくて
本当におっかなびっくりだったね。
でもね、
じっと見つめてくれたり
そっと近寄ってきてくれたり
そんな仕草がたまらなくいじらしかったよ。
だから「大丈夫だからね」って何度も声をかけたんね。
これからの日々は
幸せでいっぱいになるから。
一日も早く楽しい毎日が
キュロちゃんに訪れますように。

卒業おめでとう
キュロコちゃんの新しい名前は…。
「コロちゃん」になりました。
息子さんが名付けてくださったそうです。
息子さん、可愛いお名前をありがとうございました。
では。
9月9日土曜日、トイプードルのキュロコちゃんに素敵なご縁が繋がり、卒業しました


キュロちゃんがカフェにやって来てくれたのは8月29日のこと。


なんとも控えめなおとなしいトイプードルちゃん。
声帯がカットされていたのですが、そもそも全く鳴かないのでその記録がなければ気づかないほどでした。
キュロちゃんは人は嫌いではありませんでした。
そっと近づいてきてくれて、最初は差し伸べた手にちょっとだけお口をつけてタッチ。

その様子はまるでモジモジしながら仲良くしたいと、精一杯頑張ってくれようとしていたのかもしれません。
抱っこもぎこちなくはありましたが、お膝は好き。


小さく丸まって、お客様のお膝を暖めてくれていました。
オヤツをもらう時も、みんなに混じって参加できるようになって。


朝の散歩前の時間はみんなに混じってバックヤードを覗いたり、ご飯もしっかり完食してくれたり。

お散歩は初日、3分くらい座り込んだ後から楽しそうに歩いてくれました。
クン活したり、カフェの仲間と会ったら一緒に歩いたり…。
10日後にはシッポフリフリで歩いてくれたキュロちゃん。
その様子をボランティアさんからお聞きして、本当に嬉しかったです。
個性豊かなワンちゃん達がいる中で、みんなに混じって戸惑いながらも、少しづつ少しづつ。


まだまだ隅っこも多かったけれど…


キュロちゃんは、日に日に元気にフロアを走り回ったり、おもちゃでも遊べるようになってくれました。
楽しいと思ってもらいたい。
快適だと思ってもらいたい。
だけど、見えない過去に阻まれることも多いです。
「散歩ができる」
「シッポを振る」
「抱っこできる」
それらは一つのバロメータだとは思います。
けれど私はいつも自然体を心がけています。
最初は戸惑っていても、時間とともに変わること。
それも楽しみのひとつ。
いえ、それは最大の楽しみです。

キュロちゃんも、カフェ滞在はたった10日だけでしたけれど伸びしろを感じながらの毎日でした。
そんな折、お1人の方がお電話をくださって9月7日にキュロちゃんに会いに来てくださいました。
亡くなられたワンちゃんに似ているから…とお伝えくださいました。

色々な譲渡に関するお話をさせていただく間、キュロちゃんはその方のお膝でまったり…と、ずっと収まっておりました(笑)

温かで優しい方。
お話をさせていただいてそう感じさせていただいて…。
それは、ずっと大切にワンちゃんと暮らしてこられたご経験からくるものだった思います。
きっと大事にしてくださるお家…そう思いました。
この日はお決めにならずにカフェを後にされたのですが。
その2日後、お嬢様とお母様を伴われて再びカフェにお越しくださいました。
やっぱり温かくて優しいお母様とお嬢様。

過去を知ることは出来ないけれど、頑張ったであろう過去に目を向けてくださり、お嬢様はキュロちゃんをそっと…ぎゅっと抱きしめてくださいました。
似ていると思われて会いに来てくださったのは、単なるきっかけに過ぎません。
出会うべくして出会ってくださったご縁に感謝しつつ、ご契約。

そして卒業となりました。
里親様へ

この度は優しいご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。
お母様とお嬢様もご一緒にお越しくださって、キュロちゃんのことを見染ていただき心から感謝しています。
まだ本当に何も知らないところからのスタートになります。
でも知らないことをひとつづつ知って、楽しいことを経験しながら、きっと未来は希望に満ちていると信じています。
どうか再び、キュロコちゃんと一緒に笑顔溢れる時間を過ごしていただけましたら嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
またぜひ、ご一緒にカフェにも遊びに来ていただけましたら幸いです。
里親様は帰られてから、お便りをくださっていました。
ご飯もよく食べて、便もしっかり普通便。
まだ不安で後追いしていたそうですが、息子さんとお散歩に行って上手に歩けたそうです。
その後、お散歩でオシッコもウンチもできるようになって、嬉しい時はシッポを振って喜んでくれるようにもなってくれたとのこと

「これから楽しいって思えること、いっぱいさせてあげたいです」
と優しいお言葉を綴ってくださいました。
キュロちゃんへ

カフェに来たときは、
楽しいとか嬉しいとかの感情を
出していいのかどうかもわからなくて
本当におっかなびっくりだったね。
でもね、
じっと見つめてくれたり
そっと近寄ってきてくれたり
そんな仕草がたまらなくいじらしかったよ。
だから「大丈夫だからね」って何度も声をかけたんね。
これからの日々は
幸せでいっぱいになるから。
一日も早く楽しい毎日が
キュロちゃんに訪れますように。

卒業おめでとう

キュロコちゃんの新しい名前は…。
「コロちゃん」になりました。
息子さんが名付けてくださったそうです。
息子さん、可愛いお名前をありがとうございました。
では。
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