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保護犬・保護猫カフェ 川西店

保護犬・保護猫ちゃん達の新しい家族を探しています!

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アマーンちゃんの卒業

おはようございます。
更新が遅くなって申し訳ありません。
7月10日月曜日、ロングコートチワワのアマーンちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました
少しだけ長くなりますが、お付き合い下さい。



遂にその日が来たんだなぁと感慨深い気持ちと、寂しさと、嬉しさと感動が交差しています。
可愛すぎる正統派チワワちゃん。
約半年お家が決まりませんでした。

だけどその間カフェのみんなを癒してくれた、小さくて、でもとてもとても大きな存在でした。

アマーンちゃんがカフェに来てくれたのは今年の1月24日。
まだ寒い冬のことです。
アマーンちゃんの顔は口角が上がっていつも笑っているような愛らしい顔つき。


でも実は、カフェに来てくれたばかりの頃はそうではありませんでした。
下を向き、口角も上がらず、シッポが上がることもあまりあり無く、おそらく緊張で動かず抱っこもさせてくれていました。


白いチワワちゃんは人気。
抱っこご希望が多く、初めの頃は抱っこも大丈夫でしたが…。

いつの頃からかお膝は得意ではなくなり、ボランティアさんのお膝は大丈夫でも、お客様のお膝は最近では秒で降りていました。


日中はフロアケージでずっと寝ているのがアマーンちゃんスタイル。
今思えば、アマーンちゃんはカフェの喧騒が好きではなかったのかなって思います。



でもそれはアマーンちゃんが望む自由。
知らない場所からだんだん慣れてくれていた証拠で、自分の「意志」が出てきてくれたから。
「嫌なこと」「好きなこと」を自分で選ぶようになりました。

最初は地面にうつ伏せになっていたお散歩も、10日後にはテチテチ歩けるようになって、散歩は大好きになってくれました。
カフェに来てくれたワンちゃんはお散歩を知らなくて、歩けない子も多いです。
そんな子達を、いつの頃からか「ついておいで」って言わんばかりに先導するようにもなって。
アマーンちゃんのお陰で、歩けるようになったワンちゃんもいます。

ほとんどがロングコース。
6月ころからは暑くなったのか少しペースダウンすることもありましたが…。
ボランティアさんが書いてくれたお散歩日記には
かすみちゃん、八丁くん、ジョータくん、エルブちゃん、ブリトくん達と
「並んで歩きました」「楽しそう」「ロングコース」の文字がびっしり並んでいました。


そしてアマーンちゃんと言えば「食いしん坊さん」。
夜のご飯は即完食。
早く食べた過ぎて、ガウガウ焦って食べるもんだから途中で喉に詰まらせてケホケホ。
「誰も取らないからゆっくり食べなよ」
っていうほどでした(笑)

お客様が注文してくれたり、私がおやつあげようと作り始めるとき、
冷凍保存している手作りハンバーグを取り出すために冷凍庫を開ける音をすぐに察知。
猫部屋前の侵入防止策の前で早くも待機。

それでもって、たぶん4月後半ころから妙な声で鳴き始めました。
それはまるでヤギさんのような「めぇ~めぇ~」という、ちょっと高音の声です。

名付けて「ヤギ鳴き」
いえ、普段はちゃんと低音でワンワンと鳴くのですが、この時は絶対にヤギ鳴きなのです。
早く早くと急かされているようで。
でもおやつを作るときには必ず聞こえてくるその声。
お家が決まって、その声が聞こえなくなって、ちょっと寂しいです。

そんな食いしん坊過ぎるアマーンちゃんの体重は、気が付くと増えてしまいました。
ちゃんと夜ご飯は体重どおりにあげていました。
もちろん、食べたであろうおやつの分は減らしてです。
何でやろう?
と増えた理由を探るうち、気が付いたことがありました。
アマーンちゃんがおやつをもらう時の「位置取り」です。


決してグイグイ最前線に出てもらっていません。
少し離れたところに佇んでいます。
私もそうですが、まだもらってないオーラを少し離れた位置で放っていると、つい優先的にあげてしまう。
要するに…
「あ、まだもらってない?」と思って、前でグイグイしている子より優先してあげてしまうという心理になるのです。
結果…ほかのワンちゃんより多めにいただいてしまうということになっている気がしました。

まぁそれだけではないと思いますが、あまりにお腹がポンポンなのでもしかして腹水でも溜まっているのでは?
と思って6月にエコー検査までしてもらいました。

でも全くの杞憂に終わったのは笑い話です。
それからは残念ながら、夜のご飯をちょっと減らしていました

カフェで過ごすうち、アマーンは優しい顔立ちになりました。
口角はいつだって上がっていて、いつも笑っているような余裕の笑み。
最初は酷かった涙焼けもほとんど目立たなくなっていて、本当に可愛くなりました。

⬆️カフェに来た頃

⬆️卒業前


でも…お電話でのお問合せや、会いに来てくださるかたもいらしゃいましたがお家が決まることはありませんでした。
その理由は、おそらく…。
アマーンちゃんの少なくない既往症にあったように思います。

両目は過熟白内障。
歯石歯肉炎重度。
パテラ両足GⅡ。
足元の付け根の両鼠径のヘルニア大。

そして乳腺腫瘍右に1か所、左に5~6か所です。
それらすべてをご説明すると悩まれる…。
それは仕方がないことなのだと思います。
同じ内容をお伝えしても、すべてがイエスとは限らない。
お答えや考えは一つではありません。
だけど受け入れていただける方を見つけてあげたい。
そんな日々でした。

まだカフェに来た時は6歳だったアマーンちゃんも、6月23日に7歳になりました。
カフェではボランティアさんに買っていただいたケーキとHappybirthdayの歌を歌ってお祝いしました

自分の誕生日をわかっているかのような可愛い笑み。
みんなで分けていただいたケーキは、もちろん完食でした。

そんな折、里親様はカフェに来てくださったのは7月1日土曜日のことです。
実は里親様の妹さんは鶴橋店から1頭(ぐしけんくん)、川西店から3頭をお家に迎えてくださった方です。
川西店からの一番最初は2018年8月、アメリカンコッカスパニエルのマヨちゃん(8歳)でした。

そして本当に悲しいことに翌年の5月、蛋白漏出性腸症のためマヨちゃんは虹の橋を渡ってしまいました。
でも里親様は出会ってくださったときに体調のことをお伝えしていましたが、それでもマヨちゃんをお家に迎えてくださった素敵なお家。
たった9ヶ月だけだったけれど、ご家族皆さんは一生分マヨちゃんを愛してくださいました。

その後、2019年8月にMダックスフンドのユウキちゃん

2021年1月にMダックスフンドのちょこらちゃんをお家に迎えてくださいました。

何度もお伝えしますが、温かくて本当に優しいご一家。
お嬢様は今でもカフェボランティアでトリミングを担当してくださっています。

いつもならワンちゃん達とカフェに来てくださるのですが、この日はお姉様(里親様)を伴われてお二人でカフェに来てくださいました。
お姉様は遠方にお住まいでしたが、お二人でご実家に帰られる途中でカフェにお寄りくださったとのこと。
それはお姉様がカフェに行ってみたいとおっしゃってくださったそうです。
そしてその時、お姉様が飼われていたワンちゃんが先日虹の橋を渡られたとお伝えくださいました。

⬆️亡くなられたワンちゃん

ご案内したお席が猫部屋前にある侵入防止柵の前のお席。
そこにいたのがアマーンちゃんでした。
アマーンちゃんはフロアケージの中でいることが多いのですが、最近侵入防止柵の前にいることも多くなっていました。

何故かは不明。でもオヤツを察知する冷凍庫の音が一番聞こえる場所だからなんじゃない?
ってささやかれていました(笑)

それが出会っていただく運命だったように思います。
お姉様(里親様)はアマーンちゃんのことを可愛いとおっしゃられて、抱っこもしてくださっていました。

尋ねてくださったので、既往症もお伝えしました。
一定のところから動かないし目立たないアマーンちゃんです。
そのお席でなければ、きっと出会わなかった。
今でも私はそう思っています。

カフェにいらっしゃったお時間はおそらく1時間くらいだったと思いますが、その短い間で里親様はアマーンちゃんをお家に迎えたいと強く思ってくださったそうです。
でもご主人の同意や、アマーンちゃんの少なくない既往症のこともあります。
その日ご自宅に帰られて、ご主人の同意を得てくださり、その後動物病院の主治医さんにも既往症をご相談され、そして…。
7月5日に引き取られることを決めてくださいました。
でもカフェに来ていただける日は7月12日。
それまでにお家が決まってしまう可能性もゼロではありません。
結果…予定を早めてくださって、7月10日にご来店くださり、妹さんもご一緒にご契約とお迎えに来てくださいました。


妹さんがカフェからワンちゃんを引き取ってくださったから、、カフェに来てくださったこと。
加えて、たまたま侵入防止柵の前しかお席が空いていなかったこと。
けれどそれが運命だと、私は思います。

温かい拍手に見送られて、可愛い飛び切りの笑顔を残して、アマーンちゃんは卒業していきました

里親様へ
素敵な出会いをしてくださり、アマーンちゃんをお家に子にしてくださって本当にありがとうございました。

また、既往症のことも主治医にご相談くださってお引き受けいただいたことに心から感謝しています。
優しいお家の中で、ゆったりと過ごさせていただく未来を想像して、胸が温かくなります。
アマーンちゃんと出会って、選んでくださって本当にありがとうございました。
どうぞご主人とご一緒に優しい時間を過ごしていただけましたら幸いです。
そして少し遠いですが、またぜひお里帰りでお越しくださいましたら嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

里親様は帰られてからお便りをくださいました。
アマーンちゃん、初日のご飯は食べてくれたようです。

また里親様の妹さんからも後日、初ドッグランに行かれた動画もいただきました。
楽しそうにマイペースにテチテチ歩く姿を拝見して、とっても嬉しくなりました。

お外が好きなようなようで、車に乗るのもベテラン犬のようで全く大丈夫とのこと。

これからも、お目目が見えるうちは色々なところへ連れて行ってあげたいと言ってくださっているそうです。
また早速に病院にも受診してくださいました。
お散歩効果で少し体重も減って、ご飯を変えて💩も硬くなってくれました。
アマーンちゃん、よかったね

アマーンちゃんへ

もう新しいお家に慣れましたか?
カフェではお散歩も短い時間だったけれど
いっぱいしてもらっているのかな、とか
お家に慣れるまでにどれくらいかかるかなぁ、とか
色々想像してみるけれど、
大物アマーンちゃんのことだからきっとすぐに慣れて、
楽しく過ごしてくれていると思います。
これからは自然豊かな環境の中で、
のんびりと過ごして
幸せな毎日を祈ってるね。
アマーンちゃん素敵なお家ができて良かった。
本当に良かった。

卒業おめでとう

アマーンちゃんの新しい名前は…。
「まりちゃん」になりました。
里親様、可愛いお名前をありがとうございました。

では。

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