アイビスちゃん卒業
2月23日木曜日にお家が決まったミニチュアダックスフンドのアイビスちゃん。
2月25日土曜日にお迎えに来ていただき、無事卒業しました


アイビスちゃんが川西に来てくれたのは2月14日のバレンタインデーの日でした。

保護されたのはその少し前。
目まぐるしく変わる環境の中、初対面は案の定ブルブルからのスタートになりました。
怖いのと不安とでいっぱいいっぱいなんだけど…。
それでも人は好きなようで、新メンバーが来た日に担当してくれるボランティアさん達の前で、シッポがお腹の方に巻き込んでいたにもかかわらず、巻き込んだままフリフリしてくれました。

頑張るアイビスちゃん。
抱っこするとピタッと身体をくっつけてくれました。

でも、ゴツゴツ骨が手に当たり痩せていてとても小さな身体。

ご飯も落ち着かなくて、最初は全く食べてくれなくて。
最初から贅沢はダメなんだけどね、って思いながらも美味しい缶詰を混ぜて出しあげました。
そうして1日1日過ごすうちに、少ししたら完食してくれるようになってくれたアイビスちゃん。
食べてくれて本当にホッとしました。
そしてカフェに来て3日後の金曜の朝、事件は起ったのです💦
朝、アイビスちゃんのケージの中のフリースに血が結構広範囲に付着…。

え、何?
どこからの血?
もうびっくりして身体をくまなくチェックしたところ…。
右後脚の肉球パッドから血が出ていました。

とりあえずは抗生剤を塗布し、テーピングしましたが、夜の間に取ってしまってまたまた出血。
その後日に日に右脚は治ってきていたのに、新たに左脚の違うところに腫れができていてそこからも出血。その後自壊。
日曜日の夜、急ぎ病院で診てもらったところ、その箇所があまりに腫れすぎているので一旦飲み薬で腫れを引かせてから細胞診をすることになりました。


そもそも、カフェに来た日の夜、ケージで夜通しずっと吠え続けていたアイビスちゃんでしたが、その日の夜カラーをつけるとさらに鳴き続けました。
だからカラーは一晩だけで断念。
それからはテーピングの上から靴下を履いてもらって頑張ってもらいました。

が、どうしても夜中に靴下を脱いで噛む。
そしてまた血だらけになる…。
を繰り返しました。
甘えん坊。
構って欲しい。
そう全力で表現するアイビス。
ゲージでは吠えちゃうし出たがります。

人がいるとご機嫌。

人のお膝では落ち着いて寝てしまう。
そのお膝が安心過ぎて、降ろしても降ろしても自ら戻って行くということを毎日。



肉球を噛むのも、構って欲しいからなのかと思いました。
ただ、肉球は投薬と薬の塗布で徐々に改善していきました。
アイビスちゃんに会いに来てくださったご家族が何組かおられる中、日曜日に少し遠方からご来店くださったご家族がいらっしゃいました。
ご一緒に来てくださったのは、息子さんと息子さんのご友人、先住犬でもうすぐ14歳のダックスのマロくんでした。

マロくんはイケメンブラックタンの男の子。
相性を見たいとおっしゃられて一緒に来てくれました。
アイビスといえばマイペースそのもの。
息子さん達に抱っこされて、背中を丸めてニャンコみたいにずっとお膝を温めていましたので、相性は…お互い特に興味も無い感じ。





相性は、お家に行ってからが本当の意味で2人の始まりにはなります。
里親様のお家には元保護犬ワイヤーダックスの女の子がいらっしゃったそうですが、残念ながら今年亡くなられていました。
マロくんは元気が無くなってしまったそうなので、アイビスの存在がまたマロくんにも生きる活力になってもらえたら…ということもあっての想いもお持ちだったと思います。
ただ…少しお留守がちなお家であったため、もう少しお考えになりたいとおっしゃられてカフェを後にされました。
それはアイビスが甘えん坊でケージが嫌い。お留守の間に寂しくて足をまた噛んでしまうかもしれない。マロくんとの相性もお家でどうなのか。
持ち帰られてお考えになられるためでした。
その後、水曜日もお電話でも色々お話をさせていただきました。
アイビスのことを想っていただくが故、悩まれて悩まれて悩まれて…。

一旦は諦められました。
でも。
翌木曜日の開店間もなくに、マロくんとご一緒にカフェに来てくださったのです。
「どうしてもアイビスちゃんが頭から離れなくて、引き取らせていただきたい」とおっしゃられて。
お車を飛ばして来てくださいました。
私は…アイビスへの強い想いに、実は胸がいっぱいになっていました。
お留守番については、息子さんとご相談くださって在宅ワークを増やしていただくことや、ご自身もお休みを取りながらしっかり見ていきたいと言っていただきました。


保護犬を育てておられたご経験や温かなお人柄の里親様。
何より、こんなにもアイビスのことを考えてくださり、悩まれ、それでもアイビスが好きといって望んでくださるお家に行かせてあげることこそがアイビスの幸せであること。

私にはもう充分過ぎるほどでした。
この日ご契約させていただき、土曜日晴れてお迎えに来てもらって卒業となりました。
里親様へ
この度は素敵なご縁を繋いでいただきましてありがとうございました。

里親様の、アイビスちゃんを想ってくださる優しいお気持ちが伝わり胸がいっぱいになりました。
お家の子にしていただき本当に感謝しています。
甘えん坊さんがお家でどう変わったりするのか、またマロくんとの仲がどうなるのか、楽しみでもあります。
またよろしかったら様子などお知らせいただけましたら幸いです。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
アイちゃんへ

お膝へのよじ登り
そのままずっとお膝にいて
最後は寝てしまう。
降ろしてもすぐまた同じ繰り返し。
アイちゃんは、何人ものお客様のお膝を痺れさせた名人だったね。
でも人のそばにいるときだけ安心やったんよね。
ご飯もオヤツも、抱っこの次で大丈夫です!
そう言ってる気がした。

そんな構っちょな可愛いアイちゃんのことを
お母さんは大好きなんだって言ってくれたよ。
これからはちょっとはお留守番できるようになったり、
マロくんと遊べるようになったり、
少しだけ頑張ってみて欲しいと思います。
アイちゃん、幸せにね。

卒業おめでとう

アイビスちゃんの新しい名前は…。
「凛(りん)ちゃん」になりました。
里親様がお顔が凛としてるとおっしゃられてつけてくださいました。
里親様ありがとうございました。
では。
ウーフくん卒業
2月17日金曜日、トイプードルのウーフくんに素敵なご縁が繋がり卒業しました


ウーフくんはバレンタインデーの2月14日に川西に来てくれました。
まだ1歳と3カ月のトイプードル男子。
そりゃあわんぱくだよね…って言うのを証明するかのように、やっぱりわんぱくでした笑


「知らない場所ですけど、僕的にはとっても楽しいのでどうぞお構いなく…」
と言わんばかりにフロアを走り回り、ワンちゃんを選ばすどのワンちゃんにもマウントを仕掛け、怒られても怒られてもワチャワチャしながら、本人至って気にせず楽しまれているご様子でした💦


楽しそうなので自由にはさせてあげたいけれど、カフェではやっぱりそうは行きません。
ケージに入っていただくと爆音で鳴き、猫部屋前の第二ゾーンは、高い防止柵を前足で懸垂しながら乗り越える勢い…💦💦
抱っこで回避を図るも、後ろ足の蹴り蹴りが強すぎで落っこちそうになる…💦💦
と、ちょっと大変(笑)
でも誤解にならないようにお伝えすると、人だけの空間ではおとなしく出来ましたし、対面だと抱っこもできて甘えん坊。


が…とにかくもワンコに興味ありすぎなウーフくん。
ブリト先輩にもしつこくマウントするのでちょっと困り果てて、十分注意を払いながらでしたが対決させてみたところ…ブリトさん圧勝。



ブリは絶対に噛まなくて、でも先輩の威厳で威嚇しながら、一度も臆することなく、一度も後退せず、ウーフを否しました👏
それからのウーフはほとんどブリトに近付きませんでした。
しかしながら、ウーフくんにとってのカフェは試練の場でもありました。
お散歩は、クン活もせず、ただひたすらお外の色んなことに興味ありすぎの、縦横無尽的歩き方笑
ご飯はもちろん即完食。オヤツも大好き。
色んなことを覚えていく過程のウーフにとって、早くにお家が見つかって、一から色々なことを教えてもらえたらいいのになぁ、って誰もが思いました。
そんな中、カフェに来て3日目の木曜日の夕刻にカフェの電話が鳴りました。
お話させていただくと、なんとウーフくんへのラブコール💕
実は、ウーフくんが鶴橋店にいた時に一度面会をされていらっしゃったお家からでした。
その後ご家族でご相談され、お引取り希望で鶴橋店にお電話をされたところ川西店に移動になったとお聞きして、お問合せいただいたものでした。
翌日12:00にご予約をいただき、お越しくださった里親様とお母様。


鶴橋店に行かれていて色々お話もされたとの事でしたが、また最初からしっかりお話をさせていただきました。
里親様のお家は一軒家でお庭もあるお家。
先住犬が亡くなっておられた事に加えて、何よりウーフくんを可愛いと言ってくださいましたので、ご契約させていただき卒業となりました。


里親様へ

少し遠方からわざわざお越しくださり、ウーフくんとのご縁を繋いでくださいまして本当にありがとうございました。
ずっとヨークシャテリアを飼われていたお家とお聞きしていましたが、今回ウーフくんはトイプードル。
でも、元気で可愛いところが大好きと言っていただきとても嬉しく思います。
今は被毛も短いですが、もう少ししたら伸びてきますので、お好みの可愛いカットをしていただける日が楽しみです。
また可愛いカットをしてくださった時にお写真などいただけましたら幸いです。
これからもお付き合いしていただけましたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
里親様は帰られた翌日にお便りと動画を送ってくださいました。
最初は落ち着かない様子だったそうですが、だんだん落ち着いて。テレビがとてもお気に入りでずっと見ているそうです。


これから色々覚えていくのが楽しみなウーフちゃんですね。
ウーちゃんへ

最初に会ってウーちゃんのことが好きで
川西まで来てくれたよ。
すごいね!
天真爛漫なところがウーちゃんのチャームポイント。
遊びたい盛りだけど
川西ではなかなか遊べなかったから
これからはいっぱい遊んでもらえたらって思う。
しっかり食べて
元気でいてください。

ウーちゃん卒業おめでとう

ウーフくんの名前は…。
「うる」くんになりました。
里親様可愛いお名前をありがとうございました。
では。
タラコちゃんの卒業
★私事で今のところblogに時間を取りにくく、更新が遅れがちになり本当に申し訳なく思います🙏
今後も少し遅れ気味にはなるかもしれませんが、更新は続けていく所存ですので、どうぞよろしくお願い致します🙇♀️
2月11日土曜日、オネモちゃんに続きましてヨークシャテリアのタラコちゃんにも素敵なご縁が繋がり卒業しました。

タラコちゃんもオネモちゃんと同じ2月7日にカフェに来てくれました。
だからオネモちゃんと同じで、たった4日のカフェ滞在ということになります。

来た日のタラコちゃんはうつむきがちでした。
お顔を上げると、ちょっとつぶら系なお目目が幼く見えてとっても可愛い女の子。
でもずっと下を向いていたのと、あまり動かなかったので、性格はとても控えめに見えました。


実際に翌日からも積極的に動くということはなく、オヤツも手からはもらえなくて下に置くと食べるという感じ。

その食べ方もゆっくりなので、結果みんなに横取りされるので、フロアケージに入れてあげてゆっくり食べてもらいました。


しかしです。
たった4日の滞在ではありましたが、オヤツは手から食べれる様になり、ご飯も少し時間が立てば完食。
ただの大人しい怖がりさんでは無くて、意外にもマイペース。
抱っこはあまりお好きでは無い様でしたが、お気に入りのお膝には長居をしていました。
ゆっくり食べていたのは、口内環境がほんとに悪かったため(歯石歯肉炎超重度)


歩きにくいのは、両足パテラGⅢとⅣだから。
加えて前右脚は少しびっこ引いていました。
また外耳炎からの耳道狭窄もあり、ラブファイブさんの本部でお耳の治療をしてもらっていました。

それでもタラコちゃんはなんでも一生懸命💪
ご飯もすぐには完食せず匂いを嗅いでいたけど、置いておくと知らない間にちゃ~んと完食。
お散歩はブルブルスタート。でも下に降ろすとクン活していて、固まることは無くお外が好きな様子だったそうです。
3日目には、オヤツを人の手から食べる様になってくれました。

ただ知らない場所で慣れていなかっただけでした(おそらく…💦)。
朝ケージから出してもらうのが待ちきれなくて、出して出してコールが日に日に活発になってきたのも、ギャップ。

タラコちゃんは逞しい子だと思えました。
早くもお問合せや面会も何件かいただく中、金曜日にタラコちゃんに会いに来てくださったのは、2021年10月に川西店からヨークシャテリアのサチヨちゃん(現イチゴちゃん)をお家に迎えてくださった里親様でした。

⬆️現在のイチゴちゃん
イチゴちゃんは、カフェに来た時はやっぱり歯石超重度でお耳も耳血腫になるほど汚れていたワンちゃんで、両後足パテラGⅣ。
全くタラコちゃんと同じ疾患を持っていました。
そして、イチゴちゃんと一緒に会いに来てくださいましたが、そのわけは…。
いつもカフェの新メンバーをSNSで見てくださっていたそうですが…。
昨年末、イチゴちゃんのお家にいた先住犬チョコくんが虹の橋を渡ってしまわれていました。

⬆️チョコくん
ヨークシャテリアがカフェに来るのはイチゴちゃん以来…。
とにかく会いに来てくださったとお話くださいました。
当のイチゴちゃんも、そしてタラコちゃんもマイペースタイプ。興味なさげな様子でした。

女の子同士はたいていはこんなスタートが多いので大丈夫かなって感じ…でした。
ご家族も気に入ってくださってる様でしたが、この日はご都合でお越しになれなかったため、ご相談くださるとのことで一旦カフェを後にされましたが…。
その夜、明日ご契約にお伺いしたいとご連絡をいただきました。
安心のお家。
ご家族皆さんが優しくてワンちゃんが大好き。
それはイチゴちゃんを引き取ってくださってからの里親様のお家とのやりとりが、私を何度も温かい気持ちにさせてくださったからに他なりません。

事あるごとにメールをいただいたり、カフェにイチゴちゃんを連れて来てくださったり、たくさんの支援物資をお持ちくださったりと、ワンちゃんやカフェのことをいつも温かいお心で包んでくださいました。
その信頼は揺るぎなく、私の心に深く浸透していました。
だから…。
心配など何一つ無く託させていただけましたし、本当に本当に嬉しかったです。
翌日、ご主人とイチゴちゃんもご一緒にお越しくださりご契約、そして卒業となりました。


里親様へ

またこの度も素敵ご縁をお繋ぎくださりありがとうございました。
優しいお家にタラコちゃんを託させていただけて、本当に嬉しく思います。
保護犬をご理解くださっていらっしゃるお気持ちに加えて、ワンちゃんを本当に大切に想ってくださるお気持ち。
そして私達にまでいつもお心を向けてくださり、感謝しかありません。
タラコちゃんも治療が必要になりますが、どうぞよろしくお願い致します。
今度は2頭一緒に里帰りしていただけることを楽しみにお待ちしていますね。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
里親様は帰られてからお便りを何度かくださいました。
カフェにいる時は引っ込み思案で、ご飯もすぐには完食してくれなかったタラコさん。
でしたが…お家に行ってからはしっかり完食してくれたとのこと。

ん?まじで?
って思ったのも束の間で、翌日早速病院に連れて行ってくださった時のことです。
「待合でも震えることなく膝の上で丸まって寝れる。診察でも歴代のチョコとミルクを診てもらっていて、今もイチゴも診てもらっている先生にも堂々たる様子でした😆」


とのご報告。
あれあれあれ?
と、本当はメンタルが強かったことに驚くやらで、嬉しい誤算にホッと胸を撫で下ろしました。


タラコちゃんへ

新しいカフェの環境に慣れなかったのは
最初だけやったね。
今思えば、全てマイペースなだけやったんかなって思うよ。
たった4日間のカフェ滞在だったから
きっとタラコちゃんの実力はこんなもんじゃないよね笑
2月14日が8歳のお誕生日。
お母さんはお家で迎えさせてあげたいって言ってくれてたから、
みんなでお祝いしてもらえたのが嬉しいよ。

これからは、イチゴちゃんと一緒に
素敵なお家ライフをね。
卒業おめでとう

タラコちゃんの新しい名前は…。
「ゆずちゃん」になりました。
美味しそうなお名前をありがとうございました。
では。
オネモちゃん卒業
2月11日土曜日、トイプードルのオネモちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました


オネモちゃんはほんとに人懐こい女の子。
初対面から誰もが驚くほど、とにかく人見知りが皆無で人が大好き。
おシッポフリフリで駆け寄ってきてくれて、とにかくペロペロ…。


それがオネモ流、初対面のご挨拶でした。
楽し過ぎて、もうしっちゃかめっちゃか。
ミネルバ動物病院での診察は、いきなり先生の頭を長い舌👅でペロペロしたり、

初日の写真撮影では笑顔炸裂しすぎ。
常に超ご機嫌スマイルとペロペロ星人笑



オモチャを出してあげたら、1人でもめっちゃ楽しく遊びました。


とにかく楽しくて仕方が無いようで、最初はじっとできなくてなかなか写真が撮れませんでした💦
だけど翌日からは…お客様が来られた時は1番にご挨拶に行くことは変わらずでしたが、それ以外は少し落ち着いてくれました。


オヤツ大好きだし、小さなお子様とも楽しそうに遊んでくれるご陽気キャラ。
抱っこはちょっとガサガサ。
カフェは「オネモちゃん可愛い」の嵐。

ヒートが来ていたせいでテンション高いのかもでしたが、カフェデビューの日から人気でした。
里親様はオネモちゃんがカフェデビューした日にお電話をいただいた方です。
カフェから2時間以上かかる遠方からのお問合せでした。
少しお話をさせていただいたあと、
「今からお伺いしてもいいですか?」とおっしゃられて、その日の夕刻カフェにお越しくださいました。
お話をお伺いしたところ、約3か月前に愛犬トイプードルの男の子を亡くされておられました。
深い悲しみに迷い込まれていた数ヶ月。
でも、今度は保護犬を幸せにしてあげたいと思ってくださって。
オネモちゃんを見つけて鶴橋店にお電話され川西に移動したことをお知りになった里親様は、川西店まで会いに来てくださいました。
お会いさせていただいて思ったのは、お電話で感じた時と同じ優しい優しいオーラでした。
お電話では少し厳しいお話をさせたいただいたのにもかかわらず、本当に穏やかに向き合ってくださって。
何よりオネモちゃんを本当に可愛いと気に入ってくださいました。
わずか1時間でしたが、素敵な時間を過ごさせていただき、ぜひお家の子にしていただけたらと思いました。

でも、次回お越しいただけるのは3日後の土曜日です。
それまで川西に在籍してくれたら…がルール。
里親様もそのことをとても気にかけておられました。
果たして…。
オネモちゃんのご縁はちゃんと繋がっていました。

土曜日、開店と同時にご主人様とご一緒にお迎えに来ていただき、ご契約のあとたくさんのお客様やボランティアさん達に見守られながら…。
オネモちゃんはやっぱり笑顔で、しかも得意げな顔つきで(笑)卒業していきました。

奥様の嬉しそうなお顔を拝見しながら、いただいたご縁に心から感謝。
繋がってくれて私も本当に嬉しい卒業になりました。
里親様へ

この度は遠方からお越しくださり本当にありがとうございました。
奥様の強く想ってくださったお気持ちが、オネモちゃんとのご縁を繋いでくださったのだと思い、本当に嬉しく思います。
見つけていただき、お家の子に選んでいただいて心から感謝しています。
ありがとうございました。
オネモちゃんはご陽気さん。
人見知りや場所見知りがないその性格は、きっとご家族を明るいる毎日に変えてくれると思います。
おそらく、カフェでいた時となんら変わらずお家でも楽しく過ごしてくれると思いますが、また何かありましたらご遠慮なくご相談いただけましたら幸いです。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
里親様は帰られてから、お便りと動画などたくさんお送りくださいました。
さすがオネモちゃん。
まず嬉しそうにお家を探検…。
お水もオヤツも、ご飯も完食!
更には翌朝ウンチももりもりで、大丈夫尽くしの大物さん。
オモチャで遊ぶ姿もありました。


ご主人共々、本当に嬉しいとおっしゃっていただけました。
オネモちゃんへ

最初っからハイテンションで
どこにいても楽しそうにしてくれて
ほんとにありがとう。
人が好きでワンちゃんも大好き。
揉め事も無くて、ご飯も残さず平らげてくれた、
オネモちゃんのキャラクターは
きっと唯一無二だと思う。
これからはその素敵さをフルに発揮して
ご家族皆さんを幸せにしてあげてね。

卒業おめでとう
オネモちゃんを包む全てが
幸せで溢れます様に…。
オネモちゃんの新しい名前は…。
「ノアちゃん」になりました。
自由という意味があるそうですよ。
とってもピッタリで可愛いお名前をありがとうございました。
では。
ワタルくん卒業
2月4日土曜日、マルチーズとトイプードルmixのワタルくんにとても素敵なご縁が繋がり、翌日2月5日に卒業しました


ワタルくんがカフェに来てくれたのは1月24日で、その時の年齢は10ヶ月齢。
まだパピーちゃんでした

あどけなさが残る顔立ちで、両目は生まれた時から見えていないと診察メモに書かれていて、とても綺麗な漆黒の瞳でしたが、確かに威嚇反応も対光反射もありませんでした。

言葉を話せないので本当のところはわからないですが、フロアで最初あちこちぶつかっていました。
生まれた時から光を知らない…。
そう思うと、胸が痛みました。

でも、当のワタルくんはそんなマイナーなイメージを全く払拭し、メジャー変えてくれるパワーを持ち合わせていました。
そう、本人至ってご機嫌エブリディ。
ワンコ大好き。
オヤツ大大大好き。




それこそハンディキャップを忘れてしまうくらいに、嫌がられようが、怒られようが全く意に介さず、メンタル強強な男の子。
ワンちゃんにグイグイ近づいて遊びたがりましたので、ボランティアさん達に抱き上げられながらカフェの日々を過ごしました。

ワチャワチャな性格はやっぱり若さゆえ。
どんなワンちゃんにも至近距離まで近づいて、それはまるで怖いもの知らず、的な様子。
匂いを嗅いだり、とりあえず触ってみたりで大忙し。
見えてないので、お目目を傷つけたりしないようにと目が離せません。
でも、不思議に抱っこすると赤ん坊の様になります。


そのギャップが可愛くて、憎めないワタル。
2~3日で早くもフロアには慣れてくれて、ほとんどぶつかったりすることも無くなり、フロアに置いているベッドもぴょんと飛びこえていたので、ワタルが見えていないことすら忘れてしまうくらいでした。
何より本人が楽しそうでした。
お客様に抱っこしていただいても、気がついたらそのお膝に寝ていました。

ご飯も大好きで、オヤツも大好き。
オヤツは本当に、カフェ仲間の食いしん坊さん達に引けを取らないくらい、最前線でしっかり貰いに行って食べてくれていました。


里親様は1月29日日曜日に、ワタルくんに会いに来てくださった方です。
お1人の男性の方でしたので、最初私はてっきりふれあいでお越しくださった方だと思っていました。
でも、カフェにいらっしゃる間…今思うと何度もワタルを抱っこされていました。
そしてワタルはお膝で寝ていたりと、くつろいでいました。
フロアに降ろした後も、ずっとワタルを目で追いかけてくださっていて。

そして、ボランティアさんから
「里親様ご希望とおっしゃられているので、お話をお聞きしたいそうです」
と呼びに来ていただきました。
お話をさせていただいて感じたことは、里親様の本当に優しくて穏やかで温かな「お心」でした。
色々な質問をさせていただきましたが、一つ一つ丁寧にお答えくださったことに加えて…。
過去に障害を持った子犬を亡くされたご経験があり、同じようなハンディキャップを持ったワタルくんをお迎えして、亡くなった子の分でまで幸せにしたいと言ってくださったのです。
そのお気持ちは紛れもなく私の心の琴線に触れ、また勇気づけてくださるのに時間はかかりませんでした。
カフェで見ていた限りでは仲間と暮らす日々が楽しいと思っていましたので、先輩4頭いるお家でしたが、在宅ワークとおっしゃられていましたのでそれも安心させていただいた理由のひとつでした。
ご契約に関しては、少し確認事項もありましたのでこの日ご契約とはいきませんでしたが、真摯に対応してくださった里親様。
その6日後に全てクリアしてくださりご契約。

そして翌日の2月5日にお迎えに来てくださり、ワタルくんは望まれて優しい里親様のご家族にしていただきました。

里親様へ
この度は素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。

色々なことに丁寧にご対応くださり、心から感謝しています。
ワンちゃんと遊ぶのが大好きなワタルくんですので、先輩達がいるお家はきっと楽しいワンダーランド。
1日も早くお家のレイアウトに慣れて、しっかりご飯も食べて、先輩達にも遊んでもらって、逞しく育ってもらえたらと願っています。
まだまだ長い犬生をどうぞよろしくお願い致します。
こうめちゃん、こむぎちゃん、こなみちゃん、こまろちゃんも、どうぞよろしくお願いしますね。

それは帰り道の様子、先輩方と1頭1頭個別に会わせてくださっている様子、ご飯食べる様子などを音楽に乗せて作ってくださった本当に優しい動画。
お家生活が始まったばかりの映像でしたが、なんだか温かくて涙腺が崩壊してしまい、何度も何度も再生を繰り返していました。
少しだけスクショですが、見てあげてください。




「のんびり慣れてもらって、楽しく暮らしてもらえるように、他の子共々たくさん愛情注ぎます

と優しいお言葉も添えてくださいました。
ワタルくんへ

もしかして見えてるんじゃないかって何度も思ったよ。
それくらいなんでも全力だったよね。
お散歩だって耳と鼻を駆使して、後についてしっかり足早に歩いてくれたし、

オヤツだって他のワンちゃんを押し退けていっぱい食べてくれた。
神様はワタルから光を奪ったけれど
元気と勇気と可愛さと逞しく生きる力をくれたんだって思うことにした。
そして何より、素敵な里親様に家族にしてもらったこと。
守ってくれる1番の味方に出会わせてもらえた。

温かい優しさの中で、先輩達と思い切り遊んで、
ワタルはワタルの犬生を思いっきり走ってください。
超ワチャワチャだったけど…笑
本当に可愛かったよ。
卒業おめでとう

ワタルくんの新しい名前は…。
「こたるくん」になりました。
先輩達と並んで「こ」の文字をいただきましたよ。
里親様、可愛いお名前ありがとうございました。
では。
アジェリちゃん卒業
2月5日日曜日、トイプードルのアジェリちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました


アジェリちゃんがカフェに来てくれたのは昨年末の12月27日です。

最初から甘えん坊さん。
場所見知りも人見知りも無く、まずは「撫でて、撫でて」って寄って来てくれたのですが、それはトイプードル好きにはたまらない可愛さ。


撫でてあげて、抱っこしてあげたらもう大満足。赤ん坊のようになりました。
カフェはたくさんのボランティアさんやお客様が来てくださいますので、アジェにとって楽しい場所になってくれました。




お散歩初日。
遊歩道に降ろしてあげると、すぐに抱っこをせがんできたアジェリちゃん。

歩けるようになってくれたきっかけは、カフェ仲間のユズトくん。
近寄って少し歩き始めました。
翌日からは少し歩いて止まってを繰り返し、5日後にはクン活しながら、ロングコースをクリア。

それからはアイコンタクトも出来て、楽しそうにお散歩出来るようになってくれました。
ご飯も優等生で、即完食。
従ってオヤツはもちろん大大大好き。
横取りするほどのハッスルぶりで、途中ホールドされることも何度か。
カフェにいた最後の方は、ヒートになってしまいお転婆ぶりに拍車がかかっていたので、抱き上げられることも多々ありましたが…笑


それ以外は手もかからなくて、接客上手。
毎日お客様に抱っこされたり、他のワンちゃんと遊んだり、オヤツも誰よりももらいにいったり…と、甘えながら楽しく過ごしてくれたアジェリちゃんでした。




里親様は1月20日、ご主人だけでアジェリちゃんに会いに来てくださいました。
お伺いすると…少し遠方からのご来店で、アジェリによく似たワンちゃんを亡くされて会いに来られたとお話くださいました。
この日は終日カフェでアジェリちゃんを始めとしたワンちゃん達に触れ合って過ごしていただきましたが、温かで優しいお人柄でいらっしゃって、ワンちゃんからご主人に寄って行くことも多々。
優しい目をされながら、アジェリちゃんを抱っこしたりして過ごしておられました。

ご家族もいらっしゃられるとのことでしたので「次はぜひ奥様とご一緒に」とお伝えしていました。
その一週間後の1月27日。
再びカフェに来てくださったご主人。
残念ながらこの日奥様はお仕事でお越しになれませんでした。
でも、この日も前回と同じようにアジェリちゃんや他のワンちゃんとも終日過ごされていたご主人。
優しいオーラも前回と一緒でした。
アジェリさんもご主人のことを覚えているようで、お膝の中でまるで赤ん坊のようになっていました。


お帰りになられる少し前に、アジェリちゃんを望んでくださるお気持ちをお聞きし、譲渡させていただく際に必要な事項と、アジェリちゃんの体調や既往症をお伝えしました。
そして、その3日後の1月30日。
奥様と息子さんとご一緒にカフェに来てくださいました。
変わるがわる、愛おしそうにアジェリを優しく抱っこしてくださる様子。


奥様も息子さんも、ご主人と同じ温かいお気持ちが溢れていて、優しい時間がカフェを包んでいて…。
再度この日は詳しく体調や既往症、そして譲渡に関する必要事項をしっかりお伝えさせていただきました。

残念ながら、この日はまど譲渡に関する必要事項がまだ揃っていなかったため、カフェを後にされたご家族。
書類が整うまでアジェリちゃんが在籍していて欲しい…そんなお気持ちを痛いほど残されて…。
だけど、ちゃんとご縁は繋がっていました。
2月5日日曜日に、たくさんの支援物資や私達にまで差し入れをたくさんお待ちくださり、アジェリちゃんを迎えに来てくださいました。
可愛い防寒用コートとハーネスリードをカフェで揃えてくださり、新しく買ってもらったキャリーケースに入って。




アジェリは望まれて、愛されて、里親様のご家族の元へ巣立って行きました。
里親様へ

この度は遠方から何度もお越しくださり、素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。
里親様の優しいお気持ちに、何度も触れさせていただきました。
きっかけは亡くなられたワンちゃんに似ていたからでいらっしゃいましたが、
アジェリちゃんのことを愛おしく思ってくださっているお気持ちが本当に嬉しかったです。
これからの生活は、アジェリちゃんにとっては初めてのことばかり。
でも、優しいお家でゆっくり馴染んでもらえたらと思います。
また可愛いお写真など、時折お送りいただけましたら幸いです。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
里親様は帰られてからお便りをくださいました。
お家に着く前に少し吐いてしまったそうですが、その後はシッポをフリフリ。
ご飯を3回に分けて完食。
お家を探検しながら、早くも息子さんのお部屋に行ったり、後追いしたりと早くもストーカーな予感。

「待っていてくれて嬉しいです」
「幸せに、元気に暮らしてもらえるよう大切にします」
と嬉しいお言葉を綴っていただきました。
アジェへ

カフェでは楽しく過ごしてくれてたよね。
てか、どちらかと言うとお転婆やったかなぁ…。
な~んてね。
だけどアジェが楽しかったんだったら
それが1番です。
でもこれからは抱っこもお散歩も毎日いっぱいで、
その他にも楽しいこといっぱいあるから。
幸せな日々を心から願います。
卒業おめでとう
アジェリちゃんの新しい名前は…。
「愛ちゃん」
になりました。
「あ」の響きを残してくださって、可愛い素敵な名前に変身です。
里親様、可愛いお名前をありがとうございました。
では。
トラカちゃんの卒業
更新が遅れ気味で大変申し訳ありません

2月1日水曜日、トイプードルのトラカちゃんに素敵なご縁が繋がり、卒業しました


トラカちゃんは1月24日にカフェに来てくれた、可愛い女の子です。

でも、最初からずっと震えが止まらなくて。
優しく抱っこしても、
「大丈夫やからね」って声をかけ続けても、
震えはなかなか止まりませんでした。

床に降ろすと、すぐ足元に来てお膝に手をかけて、抱っこ。
知らない場所は人間だって怖いことあります。



名前を呼んであげたりしたら、少し楽しそうにしてくれましたので、1日も早く慣れてくれることを念じて、優しく撫でたり名前をを呼んであげたりしました。
翌日からも、犬舎から出たらまた震えが始まって…。
営業時間にお客様に抱っこはしてもらうことは出来たけれど、お客様のお膝でもやっぱり震えはなかなか止まりませんでした。

人に対しては大丈夫でしたので、とにかくボランティアスタッフさんやお客様の抱っこリレー。
そして1日経つごとに少しずつ震える時間が減ってきました。
それに比例して、最初は少ししか口をつけてくれなかったご飯も食べてくれるようになり、それどころではなかったオヤツも、ケージの中入れてあげると食べてくれるようになり、やがては人の手からもそっと食べれるようになってくれました。
いじらしくて守ってあげたくなるタイプ。
本当の性格…もしかしたら活発で甘えん坊?…なのかはまだ未知ですが、5日程経過するとトラカちゃんなりにカフェに馴染んできてくれたのは嬉しい変化でした。



初日からお問合せや面会も何件かいただき、とっても人気なトラカちゃん

そんな中、1月30日の月曜日にもねちゃん(元フィッチちゃん 2021.10川西卒業)と里親様ご夫婦がご来店になられました。
もねちゃんがカフェを卒業してからも、何度も遊びに来てくださっていました。
トリミングして綺麗にカットしてもらったもねちゃん。

カフェに在籍していた頃は、あまり動かずベッドにじっとしていることが多かったのですが、今ではお写真を撮るのも一苦労なほどの活発ガールに変身!
優しいご夫婦のもとで、楽しい毎日を過ごさせてもらっています。
だから、この日もいつもの里帰りと思っていました。
でも…❗️
奥様がトラカちゃんを抱っこしながら「もねとの相性はどうかなぁ」とおっしゃられて…。

もねちゃんを引き取られて1年が過ぎ、落ち着いて来たのでもう1頭を視野に入れて探されていたとのこと。
更にはSNSでトラカちゃんに一目惚れ。
もねちゃんは、トイプードルにありがちな「構って構ってタイプ」では無くて、結構クールに見えるワンちゃんです。
ケンカは無いとは思うけれど、やっぱり密かにストレスを溜め込む可能性だってあります。
でも、もねちゃんファーストを心がけ、時間をかけていただきながら慣れてもらうこと。
それは多頭飼いをされるのであれば、どんな場合でも必要なこと。
里親様ご夫婦は穏やか過ぎる程のお2人で、もねちゃんを引き取られた時も、元々飼われていたティアラちゃんの介護と看取りをご経験されたからこそのお申し出でいらっしゃいました。
そして、事あるごとにお便りやお写真をいただいたり、里帰りをしてくださっていた信頼感。
そんなお2人になら、2頭を見守りながらしっかり育てていただくことが出来ると思いました。

この日は閉店時間までもう時間があまりありませんでしたので、水曜日に再度お越しいただき、ご契約と卒業となりました。
里親様へ

この度もまた素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。
もねちゃんとのご旅行に行かれたり、お里帰り時には私達に美味しい差し入れをくださったりと、いつも優しい心配りに感謝ばかりしています。
多頭飼いは初めてでいらっしゃいますが、お時間をかけながらゆっくり見守っていただけましたら幸いです。
またワンちゃん達とご一緒に遊びに来てくださるのを楽しみにお待ちしていますね。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
里親様はお家に連れて帰っていただいてから、お便りをくださいました。
初日はやっぱり…ブルブルスタート。
夜ご飯も食べなかったそうですが、翌日完食!

一方もねちゃんはあまり感情を現すタイプではないけれど、少しストレスで朝ご飯を吐いてしまったそうでした。
でも2日後は2人くっついて寝ているお写真や一緒に過ごしているお写真をお送りくださいました。


もね先輩、頑張ってくれています。
「もねファーストで頑張ります」とお伝えくださいました。
トラカちゃんへ

優しいお家に行くことが出来て
ほんとに良かったね。
まだまだ未知のこと多いと思うけど
お家にはもね先輩がいるから。
色々教えてもらって
そう、お散歩も頑張って出来るようになって、
ゆっくりお家生活を覚えて
幸せな毎日を過ごして欲しいです。
トラカちゃんなら大丈夫!

幸せにね。
卒業おめでとう

トラカちゃんの新しい名前は…。
「るいちゃん」
になりました。
今回も朝ドラの主人公のお名前だそうですよ。
里帰り可愛いお名前をありがとうございました。
では。
キックルちゃん卒業
2月1日、トイプードルのキックルちゃんに素敵なご縁が繋がり、卒業しました


キッちゃんがカフェに来てくれたのは昨年10月18日のこと。


それから約3ヶ月少しの間カフェで過ごしました。
最初にカフェにやってきた時はオドオドしていた上にガクブル。
なんとかお膝を見つけて、そのお膝に逃げ込むようによじ登りました。


そうでなければピッタリ横に張り付いてお座りしていましたが、それももう懐かしい様な気持ちです。
この3ヶ月の間でキッちゃんは少しづつ変貌を遂げました

抱っこは好きなのですが。

気がつくと、お膝が好きだった(と思っていた)けれど、お膝は降りてしまって自由に歩き回ったり走り回ったり。

そう言えば、ベッドで寝ていることはほとんど記憶にありません。
抱っこではなくて、そっと側にきて横にお座りすることが多くなり…。




お膝より、自分でしたいように過ごすことが出来る楽しいことがあると気づいてくれたように感じました。
お散歩というと…。
フロアでは比較的早く自由に動き回るようになっていましたが、お外は震えてお座り姿勢のまま一歩も歩きませんでした。


「また抱っこで散歩やったん?」と言われる毎日。もしかしてもうお散歩はダメかなぁ…と思ったことも何度か。
でも…諦めずに毎朝トライしてもらっていました。
そして…臭いを嗅ぎながらゆっくり歩き始めたのは、カフェ滞在2ヶ月を過ぎた頃のこと。
ショートコースをノー抱っこで完走。
ボランティアさんの嬉しい報告に、みんながザワつきました。
そしてそれは、その日だけの気まぐれではなくて翌日からも歩いてくれました。


遅ればせだけれど、諦めずにに連れて行ってあげて良かったと思わせてくれたキッちゃんなのでした。
ご飯については、最初はあまり勢いよく食べるタイプでは無くなんとか完食だったけれど、少ししたらしっかり食べてくれて、少しウンチが緩めでご飯を変えても、しっかり完食してくれるようになったのも嬉しいでした。
また興味が無いと思っていたワンちゃんとも、遊ぼ、して遊ぶこともあったり。


ワンちゃんとよほどのことがない限りは、仲良くしてくれました。

キックルはどんどん変わっていきました。
色々なことを吸収して、楽しく過ごしてくれる様になって。
ほとんど聞いたことがなかった声も、近頃はお客様が来られるとブリトくんやチャロに混じってワンワン。
被毛が少しづつ伸びてきて、ボランティアさんにカットしてもらうたびに可愛くなってきて、その頃からお声をかけてくださる方も少しずつ増えてきました。


でも、なかなかお家が決まりませんでした。
それはおそらくキッちゃんの既往症にあったのかも知れません。
キッちゃんにはいくつか既往症がありました。
歯はほとんど欠歯でおそらく残存2本。
その歯も歯石にまみれていました。


心臓は不正脈と少し徐脈。
乳腺腫瘍が2箇所。
足もパテラG IIとGⅢ。
です。
カフェに来てくれる子達は何かしら疾患を持っていて、その事を包み隠さずしっかりお伝えします。
それはその子を引き取って育てていただくための大切なお伝え事項ですが、不安になられる方がいるのもまた事実です。
引き取ってくださるお気持ちの中には幾つかの選択肢があって、正解はひとつでは無く、それぞれのお答えには理由があり、私自身ちゃんとご理解させていただいています。
可愛いだけでは飼えないこともあります。
しかし可愛いからこそ、受け入れていただけるシーンに何度も立ち会って来ました。
諦めずに、また焦ることなく、そんな出会いが訪れてくれることを信じて、日々過ごしています。
そして、やっとキッちゃんに素敵な幸運がやって来たのです。
年が明けて間もなくお電話をくださって、その1週間後の1月16日に遠方から4人で来てくださったお客様がいらっしゃいました。
女性ばかりで来てくださったその中のお一人がトイプードルを探しているとおっしゃられていたとのことでした。
その日、キックルちゃんをお膝に乗せると…。


最近はそそくさとお膝から降りることも多かったのに、なんだか居心地良さげ。
里親様も周りのご友人の皆さんも、可愛いと絶賛でした。

お話をお伺いしたところ、里親様は以前にも老犬の雑種、老犬の柴犬15歳、13歳のパピヨンを引き取られて見送られていらっしゃいました。


キッちゃんもSNSで見てくださっていて、最初カフェに来た時の顔バリしたキッちゃんの顔が、亡くなったワンちゃんの面影に似ているので気になられていたそうです。
この日既往症や今までのカフェでのことをお伝えし、ゆっくり過ごしていだきましたが、命なので簡単にはお決めになれないとおっしゃられてカフェを後にされました。
ただ、本当に温かな方でいらっしゃったのと優しいご経験をお待ちの方でしたので、決めていただけたらどれだけ嬉しいかと…心の中で願いました。
それから一週間後の1月23日、再びご友人お2人でカフェを訪れてくださった里親様。
もう一度今度は詳しく既往症をお伝えし、癖についてもしっかり。
特に男性に対して好き嫌いが激しい点もお話させていただきました。


でも…それら全てを優しさで包み込んでくださった里親様。
決めてくださるご意志を伝えてくださったのです。
でも、息子さんとご一緒にお迎えに来たいとおっしゃられて、その日はまだ未定。
2週間以内には来ていただけるとのことでしたが、それまで他の方に決まってしまうこともあります。
でも、キッちゃんは待っててくれました。
今までお家が決まらなかったのも、キッちゃんが持つ運命なのかなと思います。
2月1日、息子さんとご一緒に来てくださった里親様。


温かな笑顔に包まれながらの優しい空気感の中、ご契約をしていただき卒業となりました。
里親様へ

この度素敵なご縁を繋いでくださり、本当にありがとうございました。
今まで行き場のないワンちゃん達をお家にお迎えして来られたことをお伺いし、その温かなお人柄とご経験をお持ちの里親様にキックルちゃんを託すことが出来て本当に嬉しく思います。
川西に来たことさえ、里親様と出会っていただくためのプロローグ。
これから過ごす日々のために、カフェでの3ヶ月はウォーミングアップしていたように感じるのは私だけでは無いと思います。
静かな環境の中でゆっくりのんびり暮らしながら、今まで頑張って来た日々を取り戻してもらえたらと願います。
また時折、可愛いお写真などお送りいただけましたら幸いです。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
そして、ご友人の皆様もカフェに導いてくださいましてありがとうございました。
里親様はお家に着いた日にお便りをくださいました。
ちょっとだけ心配だったご飯は、見事完食👏


広いお家を探索し、その後疲れたようで里親様の隣で寝てくれたようです。

翌朝もご飯完食のお便り。


まだ少し緊張を感じますが、ちょこんとお座りする可愛いお写真も添えてくださいました。
「まだ寒いのですが、春になって河原の桜並木まで散歩に行くのが楽しみです🌸」
と優しいお言葉を綴っていただきました。
キッちゃんへ

最初はあんなに震えていたのにね。
もらいに行けなかったオヤツも
しっかりもらいに行けるようになって。
その他にも出来ることがひとつづつ増えていって。

お利口に過ごしてくれたこと、ありがとうね。
そして、
とっても優しいお家に決めていただいて良かった。
いっぱい可愛がってもらって
ゆっくりと楽しい毎日を
カフェのみんなと一緒に願っています。

キッちゃん。
卒業ほんとにおめでとう

キックルちゃんの新しい名前は…。
「つむぎちゃん」
になりました。
可愛いお名前をありがとうございました。
では。