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保護犬・保護猫カフェ 川西店

保護犬・保護猫ちゃん達の新しい家族を探しています!

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テトテンちゃんの卒業

こんにちは。
更新が遅くなりましたが、1月22日日曜日にフレンチブルドッグのテトテンちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました



テトテンちゃんは1月10日に川西に来てくれました。
体重13.5㎏で少しぽっちゃりさん。

とっても愛想が良くて、いつもご機嫌で明るい女の子でした。
人を選ばず、ご来店のお客様には1番に寄っていってご挨拶。
手を出すとその手を甘噛みして楽しそう。
抱っこだって得意技。


違うワンちゃんの名前を呼んだとしても、「はーい」と言わんばかりにササッと近づいて来てくれて、更にお膝によじ登って来てくれようとします。
人が大好きで抱っこもさせてくれるので、瞬く間にカフェでは人気ものでした。

ひとしきり遊んだ後はお約束の電池切れ。
決まってそれは玄関前で、コロンと横たわったりうつ伏せになった状態で寝ていました。

大きな身体でピタっと動きを止める様子が可愛くて、何度も写真に収めてしまいます。
楽しいからはしゃぎ、休憩をとって復活してまたはしゃぐ。
そんな感じでした。
カフェ最初の夜は、後ろ足にあまり力が入らないようで転んだりしていたので、きっとお散歩は出来ないかもなぁ、と思ったけれど、これがまた予想を裏切ってくれて、遊歩道を最初から走りました。

ただ、本人は必死で走っている感じでしたが、スピードは人が歩くくらいのスピード。
でもお外が楽しいのがとっても伝わって来ました。

ぽっちゃりさんだったので、病院の先生からはダイエットしたほうがいいと言われましたので、早速ダイエット食を試してみました。
だけど残念ながら食べてくれず…。
2種類のダイエット食を試してみましたが、ほとんど食べてくれませんでした。
このままでは体力が持たないと思い、普通食を少なめで、更にはちょっとウェットを混ぜてなんとか。

一方オヤツは大大大好きで、オヤツの時間は皆んなに混じって一生懸命もらっていました。

身体のあちこちにタコが出来ていて、皮膚も少しハゲているところがありました。

既往症は、パテラG IIとGⅢで少し変形気味。
鼻腔管も狭くて、ブヒブヒとフガフガも多くて、これについてはフレンチブルドッグの宿命のようなもの。
鼻腔管を拡張してあげた方が良いと病院の先生に言われました。

でも、1番の魅力はテトちゃんの笑顔です。
カメラを向けると笑顔。
抱っこされると笑顔。
甘えてスリスリからの笑顔。

みんなを癒してくれる、素敵な笑顔でした。

テトテンに会いに来てくださるお客様も何組かいらっしゃいましたが、里親様が来てくださったのは、テトテンがカフェデビューの日の1月11日水曜日でした。
少し遠方からのご来店で、ご夫婦と息子さんの3人でお越しくださいました。
鶴橋店にいたテトテンに一度会われていたとのこと。その後川西店に移動になったことをお知りになってすぐ、川西へ会いに来てくださったそうです。

初めてワンちゃんを飼うとおっしゃられていました。
初めて飼うのは難しいと言われることが多いと言われるフレンチブルドッグ。

今のテトテンの様子を含めて、譲渡に関することなどたくさんお話をさせていただいたあと、この日は長い時間を皆さんで過ごしていただきました。
それから金曜日に一度お電話をいただいたあと、ご家族でご相談くださったのだと思います。
それからさらに8日後の日曜日の朝お電話をいただき、今日テトテンちゃんを迎えに行きたい旨をお伝えくださいました。

私はお越しになられてからもう一度、ゆっくりお時間をかけさせていただき、テトテンのその日までの様子や、ダイエットが必要なことに加えて食事事情、必要な治療や動物病院のことなど、飼っていただくための注意事項などお伝えしました。


その一つ一つをしっかり受け止めてくださった里親様ご一家。
優しい眼差しでずっとテトテンと接してくださり、全てをご理解くださってのご契約。

そして卒業となりました


里親様へ
この度は少し遠方から、テトテンちゃんを追いかけて来てくださって、ご縁を繋いでくださりありがとうございました。

ご家族皆さんで可愛いといってくださって、とても嬉しかったです。
まずはダイエットからのスタートになりますが、お散歩で足腰を鍛えて、体力をつけてもらえたらと思います。
初めてのワンちゃんで、色々悩まれることもあると思いますが、またぜひ色々お聞きいただけましたら幸いです。
楽しい毎日になりますように。
笑顔でいっぱいの日々でありますように。
これからもどうぞよろしくお願い致します。


里親様は翌日にメールをくださいました。
夜お散歩に行ってくださったようで、元気に走る様子を動画でいただきました。

ご飯は、手からは食べてくれたようです。

ケージやベッド、おもちゃもたくさんご用意いただいていて、一緒に写真に収まっていました笑

テトテンへ

カフェのお客様のお出迎えはいつも1番。
お見送りも必ず絶対してくれた。
だけどお帰りになるお客様と一緒に扉から出ていくので
いつも引っ張っての阻止。
今思えば、それも人が好きだからの証拠なんやと思う。
噛み噛みしてしまう靴紐も、
きっとそこに靴紐があるから。
だよね笑

性格良し、器量良し。
明るくて、いるだけで周りを笑顔にしてくれたテトテン。
これからの幸せを心から祈っています。

卒業おめでとう

テトテンの名前はそのまま…。
「テトテンちゃん」
になりました。

里親様、呼ばれ慣れているお名前そのままにしていただきありがとうございました。

では。


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シナンくん卒業

こんばんは。
1月22日日曜日、ミニチュアダックスフンドのシナンくんに素敵なご縁が繋がり卒業しました



シナンくんは3歳で飼育放棄犬です。
訳あって戻って来ました。
だけどとっても元気印です。
…と言いますか、有り余る体力はさすが3歳男子ダックス。

いつだって、全力少年。
人は大好きで、綺麗で大きな瞳はいつも真っ直ぐ見つめてくれますし、シッポも大抵はフリフリ。


だからいつだって、楽しそうに過ごしてくれていました。
そんな彼の心の中を推し量る術はありません。
ただ、時折じっと上目遣いで下から見上げることがあって。

それはそれでとても可愛いけれど、彼の中で何かの想いが交差しているのかもと思ったりもしました。

シナンはオムツが大嫌い。
普通に巻くと上手にお口を使って外してしまいますので、オーバーベルトでガッチリとめていましたが、それもカジカジしていました。

付ける時も嫌がるので2人がかりでやっとこさ。
洋服もカジカジと噛んでいました。

構って欲しい時や興味がある人には、自分からグイグイ甘えに行きますが、普段は抱っこは嫌いでガサガサして降りていきます。
お子様にもグイグイいくので怖がられてしまったり、甘噛みするのでお客様には注意して気をつけていただいたり。

結果ケージに入ってもらうこともあって、それ以外はボランティアスタッフさんの強制抱っこもしばしばでした。
だけど無心でオモチャで遊ぶ姿や、おやつ大好きで、出来上がりを待っている間、侵入防止柵の隙間に顔を突っ込んだりするシナンくんは、とっても無邪気。

お散歩もダーっと歩いて走って、急ブレーキからの逆走。自由に爆走する毎日でした。

「やっぱり若いなぁ」
とみんなで何度口に出したことでしょう。
だけど、無邪気さは絶対的な長所でもあり、誰しもが持っているわけではありません。

今を楽しいと思ってくれているのなら嬉しいこと。
できるだけ楽しく過ごして欲しいとも思いました。

そして、そんなシナンくんを大好きと言ってくださるご家族が現れました。
里親様は昨年12月に2度ほどカフェに来てくださったご家族です。
1度目はお母様とお嬢様で。
2度目はご家族皆さんで。
里親様のお家にはフレブルの男の子がいらっしゃって、その時カフェにいたフレブルのユズトくんに会いに来てくださっていました。
その2度目のご来店時には、先住犬のフレブルマロくんもご一緒でした。

マロくんはまだ1歳の男の子。
ユズトくんとの相性は…男子同士ちょっと微妙な感じでしたので、見送りとなりました。

そして年明けの1月21日の土曜日。
マロくんとご一緒にカフェにお越しになられたのですが、最初はフレブルのテトテンちゃんに会いに来てくださったとお話くださいました。
ですが…やはりマロくんとテトテンちゃんは微妙な感じでした。
だけどその場にいたシナンくんを、お嬢様達が可愛いと言って気にしてくださいました。
マロくんとは良くもなく悪くもなく…な感じ。
ただ、やはり男子同士ということもあり、またシナンくんが元気印なこともあり、慎重にお考えいただきたいとお話しさせていただきました。

でも、里親様のお家は以前ダックスの男子を2頭飼われていたご経験がおありでした。
同じくどちらも元気印だったそうで、賑やかなのは慣れています、とお話しくださいました。

この日は長いお時間を過ごしていただき、お家に帰られてから皆さんでご相談くださって。
そして翌朝お電話をいただき、シナンくんをお家に迎えたいとお伝えくださいました。

この日開店後まもなくお越しくださってご契約させていただいたのですが…。
不思議なことに、その間シナンくんはお嬢様達のお膝でまったり。

抱っこはあまり得意じゃないシナンなのに、お子様達と結構うまく過ごしていました。
僕は大丈夫、を自ら証明するかのように。

そして…たくさんのお客様とボランティアスタッフさんに見送られて卒業していきました。

里親様へ
何度かカフェにお越しくださり、シナンくんとのご縁を繋いでいただきましてありがとうございました。
お子様が3人いらっしゃる楽しいお家へ、しかもお子様に望んでいただいて行かせていただくことができて、本当に嬉しく思います。
ご飯は即完食で、お散歩も大好き。
ただまだ少し暴走気味なところもありますが、人は本当に大好きです。
どうかたくさん愛して可愛がってあげていただけましたら幸いです。
また時折様子をお知らせくださいね。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

里親様は帰られてからすぐにお散歩動画を送ってくださいました。
まだまだ縦横無尽に暴走気味ではありますが、これから徐々に教えていただけたらいいなと思いました。

気になるマロくんのと相性ですが、今のところマロくんは気になるようだけれど、シナンくんは全く気にせず…という距離感だそうです。

少しお時間をかけていただきながら、馴染んでくれることを願っていますね。

シナンくんへ

平気な顔をしていたけど
実はちゃんとわかってたんだよね。
人もワンコも大好きで
しかもマイペースだったけど、
ワンコに近づいて怒られたら
しゅんとなってしばらくケージから出てこなかった。

気づいてたよ。
本当は繊細な心を持ち合わせていること。
だけどね。
それもシナンくんの魅力だと私は思うから
どんなシナンも大好きだったよ。
新しいお家はきっとシナンにとって
とっても楽しいところだと思う。
少しづつ色々なことを覚えていって
みんなにいっぱい愛されて
楽しい犬生を願っています。
卒業本当におめでとう

シナンくんの新しい名前は…。
「オレオくん」
になりました。
お嬢様達がつけてくださったそうです。
可愛いお名前をありがとうございました。

では。

きなみちゃん卒業

こんにちは。
1月20日金曜日、ロングコートチワワのきなみちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました



きなみちゃんがカフェに来てくれたのは、1月10日。同期はご陽気フレブルのテトテンちゃんと同じく賑やかなダックスのシナンくんで、一言で言うと皆さん個性豊か。
とりわけきなみちゃんは小さくて2.1㎏。
だけど…実はその2頭に負けず劣らずの個性の持ち主でした笑


見た目もちょっと個性的。
そしてその性格は…。
シッポも最初っから上がっていて、フリフリ。

初対面から人懐こくて甘えん坊。そこにお膝があれば、よじ登ります。

翌日からは、ササッとどこからともなく現れておひにちょこん。

お膝に抱っこされるとウトウト。
お子様のお膝もほぼ大丈夫でした。
なにせ、仕草がほんとに可愛いのです

撫で撫でするとすぐにお腹を見せてくれるところや、仰向けのまま前足でチョンチョンしてくれたり。
朝ケージから出そうとすると、決まってお腹を出してシッポフリフリ。

他のワンちゃんにしつこく寄ってこられると、ガウって怒ったりは、やっぱりチワワ女子。
お散歩も初日からシッポが上がって、ご機嫌に歩けました。

オヤツは最初だけ、他のメンバーに圧倒されていたので、ケージに入れてあげると食べてくれましたが…。
そのうちみんなに混じってフロアでも食べてくれるようになりました(^_^)v

人が好き。
それは本当にきなみちゃんのいいところです。
だから、ボランティアさん達にもお客様にも本当に可愛がっていただきましたし、本人もとってもご機嫌で過ごしていました。

ただ、カフェが閉店するとケージに入りご飯の時間です。
そのご飯はすぐには食べてくれませんでした。
フードをふやかしてみたり、美味しいウエットを混ぜたりしても同じ…。
だけど朝方には無くなっていて、それでも3日に1回は残していました💦

里親様は、きなみちゃんがカフェデビューをした5日後の日曜日に会いに来てくださったご家族です。
2年前にチワワの男の子を心疾患で亡くされていらっしゃったそうですが、お子様がカフェのSNSをご覧になられていて、後ほどお聞きしたところ、夏頃一度カフェに来てくださったことがおありとのことでした。

(↑亡くなられたワンちゃん)

穏やかなご家族でいらっしゃいました。
温かで柔らかくて…。
きなみちゃんを代わるがわる抱っこされながら、優しい時間が流れていたように思いました。

お声をかけていただいてお席にお伺いし、譲渡に関する事や、きなみちゃんの体調などをお伝えさせていただきました。

その事をご家族はしっかりと受け止めてくださいましたが…。
譲渡に関して必要な事項を一つだけこの時点で確認できませんでした。
「残念…」
私は正直そう思いました。
何故なら、里親様のお家はお留守番がありません。
きなみちゃんは本当に寂しがりやさんで、夜から朝にかけてカフェではケージでお休みしてもらうのですが、夜眠るまでの数時間はピーピーと小鳥のような声(甘えた声?)で鳴いていたからです。
構って欲しいタイプ。だからお留守番が無い上に、お子様もいて遊んでくれる里親様のお家がとても理想的に感じましたので…。

でも1月19日の木曜日。
里親様は、必要事項を揃えてくださって明日お迎えに行きたいとお電話をくださったのです。
先日お帰りになられてからご家族でご相談された結論は、変わられませんでした。
そして翌日の金曜日にご夫婦でお迎えに来ていただきました。
いつお家が決まってもおかしくないほどの可愛いきなみちゃんでしたが、里親様のお家が運命のお家だったからこそ、ちゃんと待っててくれたんだと…私は思います。

お子様達の笑顔が見えた様な気がして、本当に嬉しい卒業になりました。

里親様へ
この度は素敵なご縁を繋いでくださいましてありがとうございました。

ご夫婦ともずっとワンちゃんを飼われていたお家で過ごされていたご経験に加えて、温もりを感じさせていただける素敵なお家に託させていただけて、本当に嬉しく思います。
お伺いしたお家は近くにお散歩コースがあって、そこは私も知っている場所。
そこでシッポをフリフリしながら優雅にお散歩するきなみちゃんの姿を想像して、また嬉しくなりました。
まだ4歳と若いきなみちゃんと一緒に、皆さんで楽しい毎日を過ごしていただけましたら幸いです。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

里親様は帰られてから、お家での様子とお写真を送ってくださいました。

気になるご飯は…お子様が手からあげるとそのうち自分で完食してくれたそうです。
良かったです❗️


きなちゃんへ

小さかったけど存在感はしっかり。
他のワンちゃんに全然負けてなかったよね。
唯一無二の可愛さがきなちゃんの魅力で
カフェのみんなを癒してくれた。
短い間だったけれど、本当に楽しかったよ。
ありがとう。
これからの未来は安泰。
お子様達が強く望んでくれたそうだから
皆さんと一緒に幸せになってください。

卒業、ほんとにおめでとう

きなみちゃんの新しい名前は…。
「キキちゃん」になりました。
お子様達が付けてくださったそうで、「キ」の響きを残していただきました。
可愛いお名前をありがとうございました。

では。

リメリーちゃん卒業

こんにちは。
1月7日土曜日、前日にお家が決まったシーズーのリメリーちゃんが無事卒業となりました
(更新が遅れてしまいました💦🙏)



リメリーちゃんがカフェに来てくれたのは11月29日で、同期はチワワのツィツィ(現きなこちゃん)とパグの二コマ(現ニコちゃん)。

その日、場所に全く慣れずに戸惑い気味で怖々なリメリーちゃんを救ってくれたのは、ツィツィちゃんでした。
ツィツィさんは不思議と、最初からとても人に近寄ってくれる懐こい懐こいチワワちゃん女子。
慣れない中でも人の側にいて、身体の一部をどこかにくっつけていたらとりあえずは安心なようでした。
リメリーちゃんは何故かそんなツィツィちゃんをピッタリマークして、後をついて行動しました。

ツィツィが人に寄り添っている後ろには、必ずリメリーちゃんがいる…。直接まだ人には寄り添えないけど、ツィツィの側にいたら安心…。
ツィツィも嫌がらずにいてくれて。
ツィツィの背中に自分の頭を乗せて、一緒に眠ったりすることもあって、そんな可愛い風景を何度も目にしては、シャッターを切っていました。

それは本当に微笑ましい時間でした。

でもツィツィちゃんは12/11に卒業して行き、残されたリメリー。
最初は所在なさげにはしていました。

でも。
「リメ!」って名前を呼ぶと近づいては来ても、撫でようとする手を拒みサッとかわしていた最初の頃に比べて、だんだん触らせてくれるようになって…。

可愛いお目目で下からジッと見つめてくれることも増えてくるようになって…。

他のワンちゃんの側でも寄り添ったり、オヤツ大好きなのでオヤツの準備をし始めると、それを察知して防止柵の前まで来て待てるようになり、彼女なりに自然とカフェに溶け込んで過ごしてくれるようになったのです。
その頃になると、オヤツは最前線。
ご飯はもちろん即完食。

なかなか固まって歩けなかったお散歩も、ゆっくり匂いを嗅ぎながら歩けるようになり、ちょっと苦手なお客様の抱っこも、最後は少し出来るようになっていました。

彼女なりのペースで、着実にカフェの生活に馴染んでくれたと思います。
いつも見つめてくれた童顔でまん丸のお目目は最大のチャームポイント。
リメは本当に可愛い、お利口さんなワンちゃんでした。

里親様がカフェにお越しくださったのは、リメリーちゃんがカフェに馴染んでくれた12月27日のことでした。
リメリーちゃんに会いに来てくださったと言うのに、私は最初は気づかなくて本当に申し訳無く思いますが🙏、実は2020年8月に川西から卒業したシーモンちゃん(現シャーロットちゃん)の里親様でした。

シャーロットちゃん
季節ごとにシャーロットちゃんのお散歩やお家での様子をメールで送ってくださったりと、大切に大切に育ててくださっています。
いつもカフェのSNSを見てくださっていて、シャーロットちゃんの相棒になって欲しいと思われて、今回リメリーちゃんに会いに来てくださったとのことでした。

里親様は以前は親子ではありましたが、シーズー4頭を飼われていたご経験がおありでした。

里親様は長い時間を過ごしてくださった上で、リメリーちゃんをとても気に入ってくださいました。
シャーロットちゃんとの相性はおそらく大丈夫とは思いましたが、もし良かったらシャーロットちゃんにもお会いしたいので、次回連れて来ていただくのはどうかとご提案させていただきました。


そして1/3にシーちゃん(シャーロットちゃんの愛称です。以下シーちゃんでお伝えします)とご一緒に再度ご来店くださいました。

相性は…特に問題ないかと思いました。
とにかくもリメリーは特に動きなし。
なんだかどっしり構えてる感じです。
一方シーちゃんは、お母さん大好きです。
だけど、時間をかけていただきながらお互いを認め合ってもらえたらきっと争うことは無いかと思いました。
ただ、少しご契約に関する書類が整っていないため、ご契約は後日となりました。

そして、3日後の1月6日金曜日。
ご縁はしっかり繋がり、翌日お迎えに来ていただき卒業となりました。

里親様へ

この度は再び素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。
シーちゃんのいる優しいお家に決めていただき、本当に嬉しいです。
シーちゃんはずっと1人っ子でしたので、これから少しの間は、シーちゃんのメンタルがちょこっと心配ですし、リメリーちゃんもお家生活は初めてになりますので、早く慣れてくれるかも気になるところです。
でもシーちゃんを大切に育ててくださっているのでとても安心しています。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

里親様はお家にリメちゃんを連れて帰っていただいてから、何度もお便りとお写真を送ってくださいました。

月曜日には一緒にお買い物。
リメちゃん用の暖かいお洋服を買っていただき、一緒にお散歩。

水曜日のお便りで、シーちゃんリメちゃんの見分けがつかないくらいそっくりなお写真を送ってくださいました。

(左シャルロットちゃん リメリーちゃん)
リメちゃん、初日からご飯も完食でおシッコもウンチもちゃんと出来たそうですよ。

リメちゃんへ

初めて会った時は知らない場所で怖かったね。
手を出したらその手を避けて逃げてたこと思い出すよ。
でも気がついたら、可愛いお目目でじっと見つめてくれてた。
控えめに、ちょっとづつ、大丈夫になって。
オヤツの時は、とっても逞しくなって(笑)

最後はお散歩で歩けるようになって、おもちゃでも遊べるようになって。

抱っこもさせてくれるようになって。
色々なこと、ちょっとづつ覚えてくれて嬉しかったよ、ありがとうね。
これからは、先輩シーちゃんと一緒に
温かいお家で、幸せになってください。

卒業おめでとう

リメリーちゃんの名前は…。
「メリーちゃん」になりました。
里親様、呼ばれていた響きを残してくださってありがとうございました。

では。





ユズトくん卒業

おはようございます。
1月4日、フレンチブルドッグのユズトくんに素敵なご縁が繋がり、卒業しました💖



ユズくんが川西に来てくれたのは昨年12月13日。
カフェ滞在は約20日です。

フレブルちゃんはいてくれるだけでカフェのムードメーカー。ユズくんも同じ愛すべき存在で、カフェを和ませてくれる力はハンパありませんでした。


お客様が連れて来てくださるワンちゃんや初めましてのスタッフのワンちゃんには、グイグイ目に匂いを嗅ぎに行ったりマウントするけれど、カフェの仲間とは大丈夫でいたって平和。

人は大好きなようで、自分から寄ってきてお膝の間に顔を埋めてくれるので、思わず撫で撫で。お客様が来られた時も1番に寄って行ってご挨拶。



抱っこもさせてくれて、食いしん坊で、お散歩も大好きになってくれて…。
日がなマイペースにご機嫌で過ごしてくれる、手のかからないお利口さんでした。

1番みんなを笑いの渦に巻き込んでくれたのは…「オナラ」💨。
「またしたん~」
フロアに染み渡る臭いオナラを、日に何回もしておられましたが、何を言われても本人はずっと真顔。

それも実は可愛くて、愛すべきユズトのキャラになっていました。

でも…便が少し緩めだったので病院のエコーで診てもらったら、大腸にコルゲートサインはあるもののリンパ節などには腫れは無くて、腸内環境があまり良くなかったせいでした。
5日間抗生剤と大腸のお薬、そしてフードを消化器系に変えて様子を見たところ、便は固まり、なんと、オナラが激減😲
寂しいような嬉しいような…笑

でも、改善できてホッとしました👌

元旦Instagramに投稿するために、年末には紋付袴で写真を撮ったのですが…ユズトサイズが無かったのでボランティアさんが手作りで作ってくれたのを着せてみたところ、サイズピッタリ。

ポーズもすぐに取ってくれて、優れたモデルさん。しかもとっても似合っていて、風格のあるイケワンに変身。

面会やお問合せもだんだん増えて来ていて、何度か会いに来てくださったり、先住犬を連れて来ていただいた事もありました。
どこのお家が決まるんだろう…。
ボランティアさん達の間でも話題に出る事多々。
ただ病院の先生のお話では、普通より少し鼻腔官が狭窄しているとのこと。
要するにブヒブヒが多くて、短鼻種の中でもユズトくんはちょっと呼吸が苦しそうなため、鼻腔管を拡張するか軟口蓋を広くしてあげた方がいいとのことでした。
そのせいなのか、ご飯を急いで食べるからなのか、時折食べたものをすぐ吐いていました。

その他にも奥歯は歯石重度、お耳はマラセチア菌と治療が必要なところもあります。

里親様ご希望の方や、既往症をお問合せくださる方にはその事を必ずお伝えしました。

里親様は年末にお問合せをくださっていた方です。

既往症や譲渡に関する必要事項を、出来ればお越しくださった時に詳しくお伝えさせていただければ…とお返事をしていました。
すると年始営業日初日に、ご友人とご一緒に会いに来てくださいました。

お家ではずっとワンちゃんや猫ちゃんを飼われていたそうですが、今はいないとのこと。
Instagramで見たユズトくんがとにかくも可愛くて会いに来てくださいました。

お鼻の件もお伝えしたのですが、里親様はミネルバ動物病院に通われていた事があるそうで、それならミネルバさんに連れて行ってくださるとのこと。
とにかく可愛くてお家に迎えたいので、次回お母様とご一緒に来てくださると言ってくださいました。

そして早くも翌日、お母様とご一緒にカフェに来てくださいました。
フレンチブルドッグを迎えるのは初めてとのことでしたが、お母様はワンニャンの飼育はベテランでいらっしゃいます。
お母様にもしっかりお話をさせていただき、ご理解をいただけ、嬉しかったです。
そしてその後ご契約、卒業となりました。


里親様へ
この度、ユズトくんとのご縁を繋いでくださいまして本当にありがとうございました。

また色々体調についてもご理解くださり感謝しています。
イビキやオナラもしますし💦、甘えん坊で実は寂しがり屋なところもあります。
特に男の子は永遠の子犬とも言われています。
避妊やお鼻の事など、最初は少しお手数をおかけすると思いますが、どうかできるだけ側にいて可愛がっていただけたら幸いです。
またぜひ、可愛いお写真が撮れたらお送りくださいね!
これからもどうぞよろしくお願い致します。

💌里親様は翌日お便りをくださいました。
カフェでは1日10~15分くらいの散歩でしたが、なんとお散歩大好きで里親様とお散歩に出たら、意地でも帰ろうとしないそうです💦
この日3回行ってくださったとのこと。

そして、初日からご飯もしっかり食べてくれたそうで、一度も吐き戻しは無かったそうです(*´-`)

順調なスタートでホッと胸を撫で下ろしました(^-^)v

ユズトくんへ

グイグイ行くこともあったけど
ちょっと怒られると弱気…。
でもすぐにまた行っちゃうんだよね。
側に来て頭をつけてくれたり
オヤツ大好きだったり
賑やかな毎日だったけど
ユズトがいてくれるだけで、カフェはいつも和やか。
楽しい毎日をありがとうね。

ユズトの毎日が幸せであること
心から願っています。
卒業おめでとう💖



ユズトくんの新しい名前は…。
「プンバくん」
になりました。
ずっとフガフガ言ってるからと、ライオンキングの「ティモンとプンバ」からとってくださったそうですよ。
可愛いお名前をありがとうございました。

では。

ココナツちゃん卒業

こんにちは。
1月4日、ロングコートチワワのココナツちゃんに素敵なご縁が繋がり、卒業しました🌸



ココナツちゃんは年末の12月27日にカフェに来てくれました。

チワワちゃんは怖がりさんが多く、ナーバスな子が多い…という印象です。
もちろん持ち合わせている性格はそれぞれで、最初から人に近寄って甘えてくれる子、ヤンチャくんやお転婆さんもいますし、最初様子を伺っていても過ごしているうちにどんどん変わってくれる子もいます。
ココナツちゃんは見た目は愛くるしいし、小さな身体つき。
知らない場所でのスタートはじっとしていて、動いてもベッドからベッドを足早に渡り歩くので精一杯でした。




でも、小一時間過ごしたあとに近寄って来て、前足でお膝をちょんちょん。
もしかして意外とメンタル強いかも…。
カフェに慣れてくれるのが早い気がちょっとして、嬉しくなりました。


そしてそれから3日後のことです。
カフェは元旦のInstagramの投稿のために、募集中のワンちゃんやスタッフ犬をしてくれてるワンコ達を晴れ着で撮影するため、結構ワチャワチャしていました。
フロアに置いていて、扉は開けているケージでココナツさんくつろいでおられたのですが…。
そこにお邪魔して来たワンちゃんに威勢よくガウガウ…笑
そんな事初めてでしたのでみんな一瞬キョトン!
小さな身体でいっちょまえ…笑
でもそれさえも可愛く思いました。

でもそれから卒業まで、結構お転婆に変身。



ワンワンといいお声で鳴いたり、おもちゃでわちゃわちゃ遊んだり、「可愛いね~」って撫でると嬉しくなって謎のダンスも披露、朝はお腹を出して甘えてくれました。

カフェは年末年始4日間お休みさせていただいていました。
カフェ開始の1月3日。
1番にお越しくださったのは、以前にもカフェからリコちゃん(元シナモンちゃん)、まひなちゃん(元チャチャコちゃん)をお家に迎えてくださった里親様とお嬢様でした。

リコちゃん


まひなちゃん


いつもお便りで様子をお伝えくださったり、里帰りでカフェに連れて来てくださったりと大切に育ててくださっていて、病院にも定期的に連れて行ってくださるような本当に優しく愛情にあふれるお2人でした。
ですが…本当に残念なことにリコちゃんは2018年12月に肺炎で、まひなちゃんは2022年8月に腸疾患でそれぞれ虹の橋🌈を渡ってしまいました。
まひなちゃんの時は、ご飯を食べなくなっていたのに、亡くなる前日しっかりご飯を食べてくれていたので回復の兆しと思って喜んでおられた矢先のことでした。
私もその1週間前にカフェに連れて来てくださっていたので会わせていただいていました。


だからご連絡くださった時、本当に信じられなくて号泣したことを思い出します。
ましてや里親様はどれほどお辛かったかは、容易に想像できます。
ただ、まひなちゃんを荼毘に付された日、お空は晴れ渡っていて、綺麗な虹🌈が出ていたそうです。


今回のココナツちゃんとのご縁。
それは悲しみの中にいる里親様を、リコちゃんとまひなちゃんがココナツちゃんに会わせてくれたのではないか…と、私は思っています。

里親様へ
里親様とはお付き合い長くなりましたね。多くを語られずとも通じるような、そんな気持ちです。


コロナが蔓延し始めてから、ご職業がらカフェにはお越しいただくことは少なくなりましたが、それでもお便りくださったりと、ありがとうございました。
今回、また新しい命を引き受けていただき心から感謝しています。
これからも今までと同様、どうぞよろしくお願い致します🙇‍♀️

そしてココちゃんへ


最初はケージに引きこもりか抱っこ。
だけど、だんだん自由に動いてくれて
結局すぐに馴染んでくれてた。
ココちゃんの実力を見た気がするよ笑
たった1週間だったけど
可愛い可愛いチワワちゃんならではの癒しを
ありがとうね。
新しいお家は優しすぎる程のお家だから
たくさん可愛がってもらって
幸せに…ね。


卒業おめでとう💖


ココナツちゃんの新しい名前は…。
「うるちゃん」になりました。
ハワイ語で「成長する」という意味だそうです。
里親様、素敵な可愛い響きのお名前をありがとうございました。


では。




2023年を迎えて

2023年がやって来ましたね。
お陰様で、カフェを始めて7年と5ヶ月余りが過ぎたことになります。
1日1日が瞬く間に過去へと押しやられてしまうような毎日で、自分の年齢ももうあやふやな感じです笑
時として神経や体力をすり減らすこともありますが、ワンちゃん達と一緒に時を重ねるにつれ随分と心は穏やかになったものだと思います。


ワンちゃんは言葉が話せない代わりに、喜怒哀楽を通して人間に訴えてきます。
例えば…しっぽを振って嬉しさや楽しさを、大声で吠えて不安、恐怖、警戒心を、クンクンと泣いて悲しみを表現します。


人間よりストレート。変化球はありません。
そんなストレートに感情表現をしてくれるワンちゃんと過ごすうち、こちらも感情的に返事をしようとします。
優しいときもあれば、怒りを表現したり、悲しさを表現したり…。
感情を込めて接しているうちに、言葉は理解できませんが、表現する感情なら理解でき、感情が穏やかになった…と言う感じでしょうか。


また、お客様にもよくお話をさせていただくのですが、犬は人よりも人間の心がわかる動物だと言われています。
ワンニャン達の透き通るような目はいつも真っ直ぐに人を見ていて…でも実は監視もしているのですが…笑。


飼主の方はご存知だと思いますが、言葉でいくら取り繕っても仕事で出掛けるのか遊びで出掛けるのかを見抜かれてしまうこともあるある…。
だから嘘はつけない、って思います。
飼主と動物の間で、お互い何年経っても新しい発見を見つけては嬉しくなる瞬間があります。
動物と暮らす事は、だから楽しいのかもしれません。


「保護犬•保護猫」をお家に迎えて暮らすという事。
それは性格や体調が万全で無い子達の場合も少なくはありません。
最初から出来上がっているのでは無く、むしろその逆からのスタートになります。
ゆえに多くを望むのではなく、体調もしっかり見てあげながら少しでも前より穏やかな気持ちになってくれるのなら、それでいいのです。
もし「触らないで」から始まったとしても…。
少しずつ違う毎日を更新していってくれます。

少しでもいい。
その子の心が以前よりも安らかになってくれるなら。
抱っこができなくてもいい。
身体にそっと自分の身体をつけてくれるようになってくれたら。
多くを望まず、その子のペースに合わせて
ゆっくりと共にいてあげること。

それが「幸せ」に繋がるということなのだと、私は思っています。


カフェには色んな経緯で保護された子達が、お家を待っています。
既往症がある子も少なくないですし、性格も年齢もそれぞれです。
でも、みんな与えられた環境の中で頑張って生きてきただ子達。
寄り添って、時間をかけて家族にしてあげて欲しいと思っています。




昨年川西店は78頭のワンちゃんネコちゃんが温かいお家に迎えていただきました。
そして残念なことにお空へ旅立ったとのご報告もいただいています。
闘病でや事故で治癒が叶わなかった場合の里親様の辛さを思う時、無力さに襲われ未だに涙が溢れることもあります。
動物を亡くした悲しみや寂しさは、尽きることが無い果てしない旅のよう…。しかしながらそれほどまでに愛してくださった証でもあります。
そんなお気持ちに少しでも寄り添わせていただき、また未来を見ていただけるお力になれればといつも思っています。


川西店は本日(1月3日)から営業をスタートします。
カフェに足を運んでくださるお客様をはじめ、ラブファイブの皆さん、ミネルバ動物病院の皆さん、里親様、ご支援くださっている皆さん、ボランティアさん達のお陰でカフェを続けささていただいています。
本当に心から感謝しています。
皆さんに支えていただきながら、今年も頑張りたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。


最後に。
戦争が終わり、平和が戻る世界になりますように


2023年1月3日
岩澤晃子


今年お家に迎えていただいたワンちゃんネコちゃん。
2022年1月


2022年2月


2022年3月


2022年4月


2022年5月

2022年6月


2022年7月


2022年8月


2022年9月


2022年10月


2022年11月


2022年12月




今年虹の橋🌈を渡ったワンちゃんネコちゃん


マルちゃん

マスオくん(ワサビくん)

鈴子ちゃん(鈴ちゃん)

えんたくん

つぐみちゃん

リンカルちゃん(リンちゃん)

チョコちゃん

はやとくん(はるとくん)

ジョージローくん(ジョイくん)

リンナちゃん(むくちゃん)

パフちゃん(かんなちゃん)

あめちゃん

リグスくん(太陽くん)

チャコちゃん(小夏ちゃん)

亜希世ちゃん

タンゴくん

ちばちゃん(福ちゃん)

ビビッツちゃん(しいちゃん)

チャチャコちゃん(まひなちゃん)

リリーちゃん

オリーブちゃん

モカちゃん

キューピーちゃん

みくりちゃん(みくちゃん)

天馬くん

コロンちゃん(花ちゃん)

サザンくん(アレンくん)
スタッフ犬さん

ココちゃん

守ちゃん