ハルラちゃん卒業
[No.1330] 2022/12/21 (Wed) 12:11
こんにちは。
12月18日(日)にお家が決まったトイプードルのハルラちゃん
翌日19日(月)にお迎えに来てもらって、無事卒業となりました。

ハルラちゃんがカフェに来てくれたのは12月6日でした。
シャンプーの時も、診察のために行った病院でも、写真撮影のためにフロアに出てもらった時も、初日のハルラちゃんには表情は無く、されるがままでした。


シッポはお尻にくっついてしまったかのように、しっかりピッタリ下に巻き込んで。
フロアに降ろしてもベッドに入れてあげても、鳴くでも無く震えるでも無く、なにせ一歩も動かなくて。


抱っこは最初は緊張でカチコチ…。

確かに、知らない場所に連れてこられて緊張MAXだったと思います。
でもゆっくり慣れてもらうしか無い…。
とにかく、お目目はくりくりでキュート
&美人さん。

ハルラちゃんには、そっと優しく接しながらのスタートとなりました。
そんな感じでしたので、抱っこはさせてくれました。




お客様が来られた時には、優しく抱っこをお願いしましたので、営業時間はほとんど抱っこしていただきました。
ハルラちゃんは3歳でした。
でも、3歳らしからぬ歯。

そして、4㎜の乳腺腫瘍もありました。
血液検査の結果は、アルブミンが低め。
少し心配な所見でした。
痩せ気味の身体でしたので、しっかり食べさせてあげたいと思いましたが、便が緩くなりがちなので少し多めだけにし、大腸のお薬で便が改善しなければ、ご飯を変えてみて、それでもダメな場合はエコーを撮ってもらう予定にしていました。
フロアでの様子は…。
走り回るというわけではありませんでしたが、日に日に動きました。
開店までのワンちゃんだけの時間はウロウロ出来ましたし、ご飯は最初はどうかと心配しましたが、ちゃんと完食。


オヤツもデリバリーしてあげていたけれど、気がついたらみんなに混じってもらいに来てくれましたd(^_^o)



お散歩は固まってまだ歩けない状態なので、ボランティアさんに抱っこしてもらって遊歩道を一周。
最近では「ハルラ!」って名前を呼ぶと振り向いてくれるようにもなってきました。



まだまだベッドに引き篭ったりする日も多いでしたが、これからの犬生なんだからゆっくり行こうね、っていつも話しかけていました。


里親様がカフェに来てくださったのは12月12日の月曜日のこと。
初めてのご来店で、息子さんとお嬢様もご一緒に来てくださいました。
お話をお伺いしたところ、ご家族で今まで猫ちゃんを飼われていたそうで、19歳で亡くなったとお伝えくださいました。
皆さんワンちゃんも猫ちゃんも大好きなご家族でいらっしゃって、特筆すべきは…下のお嬢様はワンちゃんの抱っこがとにかくとってもお上手。
小さなお膝での抱っこは、ワンちゃんも居心地が良く無いのですぐに降りてしまいます。

でも、お嬢様は普段大人でも降りてしまうワンちゃんも抱っこしてくださっていました。
不思議…。
この時、ボランティアさん達もそんな感覚になっていました。
お越しくださったのは夕方でしたので、この日は譲渡に関する必要事項を少しお話をさせていただいただけでした。
だけど丁寧で終始優しいお言葉でお話くださった里親様。
お子様達を含めて本当に温かで優しいご家族でいらっしゃって、こんなご家族にワンちゃんを託させていただけたらいいのになぁ…。
なんて気持ちが頭をよぎっていました。
そしてまるでその願いが届いたかのように、水曜日に里親様からお電話をいただきました。
選んでくださったワンちゃんはハルラちゃん。
お子様お2人が選んでくださったそうで、嬉しい気持ちでいっぱいでしたが…。
次にカフェに来ていただけるのが日曜日になられるとのこと…。
それまでカフェに在籍してくれているといいなと思いながら、ドキドキしながら過ごしていました。
そして運命の日曜日。
ご縁は里親様のお家に繋がりました!
詳しくお話しをさせていただくうちに…。
里親様は獣医師でいらっしゃって、ご主人も獣医師さんということが判明。
しかも、私もお名前はとても存じ上げている、素敵な素敵な動物病院をされていて、里親様は副院長でいらっしゃいました。
ハルラちゃんの気になる疾患もすんなりご納得くださって、お引き受けくださった里親様。

なんだかこの時、私はふわふわ夢の中にいるような気持ちになっていました。
そして翌日の月曜日。
お子様達もご一緒にお迎えに来てもらったハルラちゃん。


残念ながらご主人の院長様は診察時間なためお会いすることはできませんでしたが、微笑ましい優しい、そして可愛い💕卒業となりました。

里親様へ
この度は本当に素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。

里親様の病院は、川西の卒業生もたくさんお世話になっている動物病院で、先日もうーぱんちゃん(現:詩ちゃん)もお世話になっているとお聞きしたばかりでした。
信頼させていただいてる病院へハルラちゃんを託させていただくことが出来て感無量ですし、これほど安心なことは無いと思います。
ハルラちゃんの全てをご理解くださり、受け入れてくださったこと、心から感謝しています。
まだ何もかも初めてだらけの犬生ですが、ゆっくり見守っていただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
里親様は卒業の翌朝、お便りをくださいました。
心配していたご飯ですが、なんとしっかり食べてくれたそうで、おシッコもウンチもOK。
2回目のおシッコはシートで出来て、ウンチも少し外れたけれどほぼシートでしてくれたそうです!

また、早速血液検査をして問題なければ避妊や腫瘍切除もしてくださるとのことですが、まずは慣れてもらって楽しく過ごせれば…と、優しいお言葉を綴ってくださいました。
ハルラちゃんへ

カフェに来て怖かったよね。
最初は一歩も足が出なくて
シッポもお尻に巻き込んでて、
表情だって無くて。
これはゆっくり守ってあげなきゃって
私の頭で見守り警報が点灯したよ。
でも、少しづつだけどカフェにも慣れてくれて
抱っこもだんだん力が抜けてきて
大丈夫になってきてくれて。
そんな時、優しいご家族に出会ってもらって
本当に本当に良かったって思う。
カフェでは最後までシッポが上がらなかったけど💦

皆さんに可愛がってもらって
しっかり身体も治してもらって
楽しいがたくさんの毎日になりますように。

卒業、おめでとう💖
ハルラちゃんのお名前は…。
「かやちゃん」になりました。
カラーがレッドのハルラちゃん。
茶色の色の中に「茅色」というのがあって、響きが可愛くて呼びやすいので、決めていただいたそうです。
里親様可愛いお名前をありがとうございました。
では。
12月18日(日)にお家が決まったトイプードルのハルラちゃん

翌日19日(月)にお迎えに来てもらって、無事卒業となりました。

ハルラちゃんがカフェに来てくれたのは12月6日でした。
シャンプーの時も、診察のために行った病院でも、写真撮影のためにフロアに出てもらった時も、初日のハルラちゃんには表情は無く、されるがままでした。


シッポはお尻にくっついてしまったかのように、しっかりピッタリ下に巻き込んで。
フロアに降ろしてもベッドに入れてあげても、鳴くでも無く震えるでも無く、なにせ一歩も動かなくて。


抱っこは最初は緊張でカチコチ…。

確かに、知らない場所に連れてこられて緊張MAXだったと思います。
でもゆっくり慣れてもらうしか無い…。
とにかく、お目目はくりくりでキュート


ハルラちゃんには、そっと優しく接しながらのスタートとなりました。
そんな感じでしたので、抱っこはさせてくれました。




お客様が来られた時には、優しく抱っこをお願いしましたので、営業時間はほとんど抱っこしていただきました。
ハルラちゃんは3歳でした。
でも、3歳らしからぬ歯。

そして、4㎜の乳腺腫瘍もありました。
血液検査の結果は、アルブミンが低め。
少し心配な所見でした。
痩せ気味の身体でしたので、しっかり食べさせてあげたいと思いましたが、便が緩くなりがちなので少し多めだけにし、大腸のお薬で便が改善しなければ、ご飯を変えてみて、それでもダメな場合はエコーを撮ってもらう予定にしていました。
フロアでの様子は…。
走り回るというわけではありませんでしたが、日に日に動きました。
開店までのワンちゃんだけの時間はウロウロ出来ましたし、ご飯は最初はどうかと心配しましたが、ちゃんと完食。


オヤツもデリバリーしてあげていたけれど、気がついたらみんなに混じってもらいに来てくれましたd(^_^o)



お散歩は固まってまだ歩けない状態なので、ボランティアさんに抱っこしてもらって遊歩道を一周。
最近では「ハルラ!」って名前を呼ぶと振り向いてくれるようにもなってきました。



まだまだベッドに引き篭ったりする日も多いでしたが、これからの犬生なんだからゆっくり行こうね、っていつも話しかけていました。


里親様がカフェに来てくださったのは12月12日の月曜日のこと。
初めてのご来店で、息子さんとお嬢様もご一緒に来てくださいました。
お話をお伺いしたところ、ご家族で今まで猫ちゃんを飼われていたそうで、19歳で亡くなったとお伝えくださいました。
皆さんワンちゃんも猫ちゃんも大好きなご家族でいらっしゃって、特筆すべきは…下のお嬢様はワンちゃんの抱っこがとにかくとってもお上手。
小さなお膝での抱っこは、ワンちゃんも居心地が良く無いのですぐに降りてしまいます。

でも、お嬢様は普段大人でも降りてしまうワンちゃんも抱っこしてくださっていました。
不思議…。
この時、ボランティアさん達もそんな感覚になっていました。
お越しくださったのは夕方でしたので、この日は譲渡に関する必要事項を少しお話をさせていただいただけでした。
だけど丁寧で終始優しいお言葉でお話くださった里親様。
お子様達を含めて本当に温かで優しいご家族でいらっしゃって、こんなご家族にワンちゃんを託させていただけたらいいのになぁ…。
なんて気持ちが頭をよぎっていました。
そしてまるでその願いが届いたかのように、水曜日に里親様からお電話をいただきました。
選んでくださったワンちゃんはハルラちゃん。
お子様お2人が選んでくださったそうで、嬉しい気持ちでいっぱいでしたが…。
次にカフェに来ていただけるのが日曜日になられるとのこと…。
それまでカフェに在籍してくれているといいなと思いながら、ドキドキしながら過ごしていました。
そして運命の日曜日。
ご縁は里親様のお家に繋がりました!
詳しくお話しをさせていただくうちに…。
里親様は獣医師でいらっしゃって、ご主人も獣医師さんということが判明。
しかも、私もお名前はとても存じ上げている、素敵な素敵な動物病院をされていて、里親様は副院長でいらっしゃいました。
ハルラちゃんの気になる疾患もすんなりご納得くださって、お引き受けくださった里親様。

なんだかこの時、私はふわふわ夢の中にいるような気持ちになっていました。
そして翌日の月曜日。
お子様達もご一緒にお迎えに来てもらったハルラちゃん。


残念ながらご主人の院長様は診察時間なためお会いすることはできませんでしたが、微笑ましい優しい、そして可愛い💕卒業となりました。

里親様へ
この度は本当に素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。

里親様の病院は、川西の卒業生もたくさんお世話になっている動物病院で、先日もうーぱんちゃん(現:詩ちゃん)もお世話になっているとお聞きしたばかりでした。
信頼させていただいてる病院へハルラちゃんを託させていただくことが出来て感無量ですし、これほど安心なことは無いと思います。
ハルラちゃんの全てをご理解くださり、受け入れてくださったこと、心から感謝しています。
まだ何もかも初めてだらけの犬生ですが、ゆっくり見守っていただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
里親様は卒業の翌朝、お便りをくださいました。
心配していたご飯ですが、なんとしっかり食べてくれたそうで、おシッコもウンチもOK。
2回目のおシッコはシートで出来て、ウンチも少し外れたけれどほぼシートでしてくれたそうです!

また、早速血液検査をして問題なければ避妊や腫瘍切除もしてくださるとのことですが、まずは慣れてもらって楽しく過ごせれば…と、優しいお言葉を綴ってくださいました。
ハルラちゃんへ

カフェに来て怖かったよね。
最初は一歩も足が出なくて
シッポもお尻に巻き込んでて、
表情だって無くて。
これはゆっくり守ってあげなきゃって
私の頭で見守り警報が点灯したよ。
でも、少しづつだけどカフェにも慣れてくれて
抱っこもだんだん力が抜けてきて
大丈夫になってきてくれて。
そんな時、優しいご家族に出会ってもらって
本当に本当に良かったって思う。
カフェでは最後までシッポが上がらなかったけど💦

皆さんに可愛がってもらって
しっかり身体も治してもらって
楽しいがたくさんの毎日になりますように。

卒業、おめでとう💖
ハルラちゃんのお名前は…。
「かやちゃん」になりました。
カラーがレッドのハルラちゃん。
茶色の色の中に「茅色」というのがあって、響きが可愛くて呼びやすいので、決めていただいたそうです。
里親様可愛いお名前をありがとうございました。
では。
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