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保護犬・保護猫カフェ 川西店

保護犬・保護猫ちゃん達の新しい家族を探しています!

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ヴィーチェちゃん卒業

こんにちは。
昨日、お迎え待ちだったボストンテリアのヴィーチェちゃんが無事卒業しました



2016年に1頭、2017年に1頭来てくれていたけれど、ボストンテリアはほんとに久しぶり。
行動的で少し気が強くて・・のイメージしか残っていなかったので、1月11日の初めましての日はちょっとドキドキでした。
でも出会ったヴィーチェは私のイメージを覆してくれたのです。

その瞬間から愛おしさでいっぱいになりました。

事実だけをお伝えします。

愛らしいくりくりの瞳。
すぐに寄って来てくれて、その瞳でじっと見つめてくれて、人懐こくて楽しそう。

でも身体はフケでいっぱいでガリガリ。
肋骨から下はえぐれるように痩せていました。

声は声帯を切られて鳴いても声は出ません。
耳ダニ、パテラ右GⅣ左GⅢ。歯石も重度。

繁殖引退犬でお乳は垂れ下がり、お腹には帝王切開であろう痕がありました。
7歳の身体は、頑張った過去を切ないほどに表わしていました。

ご飯は一瞬で完食。
何だって口にしました。
フリース、ペットシーツ、タオル、新聞紙。
夜入ってもらっているケージの中のものすべて。
ケージの周囲を囲んでいる、おしっこ飛散防止の段ボールまでです。

だから結局、ケージには新聞紙しか引いてあげれなくて・・。
そして自らのウンチも食べました。
いえ、他のワンちゃんがしているウンチまでも狙って口にしました。

食べても身に付かないからか、食事量が足りていなかったのか。
ストレスなのか。
事実はわかりません。
その食べ方は異常まで貪欲でした。
食べるとすぐにウンチしていました。

日常は、時折他のワンちゃんにマウントをしますが、ダメと言うと止めてくれました。
とにかく人が好き。
いつだって腹ぺこ。
おもちゃも咥えて離さないし。


でもたまらなく可愛いヴィーチェさん。
お散歩もちょっとづつ出来る様になって。

ボランティアさん達にもいっぱい可愛がってもらいました。

カフェに来て1週間が過ぎた火曜日。
水便を2度ほど。
食事量は、たくさんあげたかったけれど一気にあげると体調を崩してしまうかもと、少し多めからのスタートでした。
でも前日にあげた2本の歯磨きガムのせいなのかどうなのか。
慌てて病院へ行きました。

エコー検査の結果は何かを疑う所見は無しで、その他の子宮、腎臓、副腎は正常。
腸の動きが少し鬱滞している程度。
点滴と注射と処方薬をもらって帰カフェ。
翌日からほぼ正常に戻ってくれて、胸をなでおろしました。

珍しいボストンテリアでしたので、お問合せも何件かあり、会いに来てくださる方も何組かいらっしゃいました。
そんな中、里親様がカフェに来てくださったのが1月16日。
里親様はもう何年も前からカフェに来てくださっていたご家族です。
何度かお話をさせていただいたこともありました。
でも、私はワンちゃんを飼えなくてふれあいで来てくださっているイメージを持っていました。
この日は他のワンちゃん(さぁやちゃん)のお家が決まった日。
ご来店のお客様も多くて、少しバタバタしていました。

ボランティアさんが呼びに来てくれて、ヴィーチェを引き取りたいとおっしゃられてるご家族がいると伝えてくれました。
急ぎお席にお伺いして、少しの時間お話させていただきました。
ずっとボストンテリアを待っておられた・・そうお伝えくださいましたので、譲渡条件と既往症などをお伝えしましたが、この日はお時間が無くて、お帰りになるとのこと。

ご契約をしなければ確定とはならないので、日を改めていただきたいとお伝えしました。

すると、翌日ご主人とお嬢様とで再度カフェに来てくださいました。
ワンちゃんを飼われるのは本当に久しぶりで、昔、外飼い時代に飼われていただけ。
室内飼いのご経験はありませんでした。

ご質問をたくさんいただき、飼い方等もお聞きくださいました。
ヴィーチェはいろんなものを口に入れてしまうので、そこはしっかりお伝えしました。
でもこの日も、実はあまりお時間が無くてご契約には至りませんでした。
改めてお越しいただけることでお帰りになられたのですが・・。

実はその後、ご家庭のご都合によりしばらくお越しになれないことをお電話でお伝えくださったのです。
引き取りたい。でも行けない。
だから他に里親様が決まってもそれはご縁がなかったと諦めるしかないです。
辛そうにお伝えくださいました。
私もとても残念な気持ちでした。
やっと飼うと決めてくださったのに・・。

その後、会いに来てくださるご家族もいらっしゃいました。
お電話のお問合せもありました。
私も他のご家族に決まるだろうと思っていました。

でも、水曜日。
「今から契約に伺います」
とくださったお電話。
間に合いました。
里親様の想いは届きました。
ヴィーチェは他に決まることなく、待っていてくれました。


実は何度も吐いてしまっていて、朝から病院へ行ってからの卒業にはなりましたが、先生の処置で復活してくれたヴィーチェさん。
一度は諦めたけれど、それでも毎日SNSをドキドキしながらチェックしてくださっていたそうです。
とても嬉しそうな里親様に、私も感動してウルウルしてしまいました。


里親様へ
この度は素敵なご縁を繋いでくださり、本当にありがとうございました。

やっと繋がりましたね。
何年も通ってくださり、見つけてくださったヴィーチェさんとのご縁。
一度危うくなってしまったけれど、他のご家族に決まらなかったのは、まぎれもなく運命だと思い、私も本当に嬉しく思います。
ヴィーチェさんの既往症や、癖など、色々とご理解くださり、本当に感謝しています。
吐いたり、下痢したりと、最初は体調面で少しご苦労をお掛けすることになり申し訳なく思いますが、しっかり向き合っていただければ幸いです。
分からないことなど、よろしければいつでもお申出くださいね。
どうぞよろしくお願い致します。

里親様は帰られてからお便りをくださいました。
ご飯は今日はいつもの半分での様子見でしたが、完食。


その後少しゆるい便。
やはり気になるので、明日ミネルバ動物病院を受診してくださるとのことでした。
でもヴィーチェさんはいたって元気そうにしてくれていましたので、安心のご連絡でした。
「明日は体調がう許せば少し外にでてみようかと思います。とにかくゆっくりと家族で馴染んでいきますね」
と綴ってくださいました。


ヴィーちゃんへ

お茶目な性格と、人を真っすぐ見つめてくれる瞳。
私はヴィーちゃんのことめっちゃ好きだった。
食べる事が楽しみで、
何か持ってるでしょ?
何かくれるんでしょ?
と人の手ばかり見てたよね。

オヤツの時間も、最前線で他の子が食べれないから結局ホールドされてて(笑)

いっぱいあげたかったけど、
下痢したり、吐いちゃったりするから。
でもこっそり陰でちょっとだけおやつあげたてたのは内緒ね。

これからはずっとのお家で、ヴィーチェ専用のお家。
大好きがいっぱいのご家族に愛されて
幸せになってください。
卒業、本当におめでとう

ヴィーチェちゃんの新しい名前は・・・。
「ウメちゃん」
になりました。
和的な名前がしっくりで、可愛いです。
里親様、ありがとうございました。

では。

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ペルチカちゃん卒業

おはようございます。。
更新が大変遅くなってしまい、申し訳ありません。
スコティッシュフォールドのペルチカちゃんが、1月23日日曜日に卒業しました



穏やかスコティッシュのペルチカちゃん。
川西に来てくれたのは昨年4月20日です。

最初はやはり隅っこ。

でもネコ部屋後輩としてしいたけ先輩の卒業を見送った後、それからは先輩としてツカサちゃん、八角くん、きーなちゃん、リジィちゃん、達後輩の卒業を見送り、気がつけば9カ月。
それでも、そんな時間が経過しているとは思えないのは・・その性格の優しさだったと思います。
どんなネコちゃんがやって来ても争うことはないどころか、見守り、一緒に遊んでくれました。

ご飯のこと、ちゅーるをもらえる事、19時になったらネコ部屋から外に出れる事、結構じゃらしで遊んでもらえる事・・。

きっと、川西の様子を後輩たちに色々教えてくれていたようなそんな気がします。

とにかく穏やかでした。
長毛がゆえ、時折お尻の毛にウンチがついていることもあって。
でもそんな時でも、暴れることなくお尻を洗わせてくれました。
爪も切らせてくれるし、モケモケで毛玉がすぐできるからスリッカーで梳き梳き。それもOK。


抱っこももちろんさせてくれるし、お帽子や被り物も全く嫌がらずさせてくれました。


そして立ち居振る舞いが優雅。
フロアをゆっくりと優雅に歩く姿は貴婦人の様でした。

ただ長毛なゆえ、最初はモップが歩いているのかと見間違うほど。
そしてごみが毛に絡まっていることも多々ありましたけど(笑)
とにかく朝と夜は自由にご機嫌なペルチカ。
色々な姿を見てあげてください。


お気に入りは猫部屋のガラス窓に取り付けたハンモック。
去年の6周年に、ネコ部副部長のボランティアさんにプレゼントしてもらいました。

最初は無理やり入ってもらったけれど、気がつけば自ら入るお気に入りぶり。
入るとずっとそこで過ごしていました。

ただ未避妊だったため、時折発情しました。
1回の発情が結構長く、その時は残念なことにあちこちでおしっこしてしまいます。
フロアのワンちゃん用のペットシーツはまだしも、ベッド、滞在しているワンちゃんのお洋服、座布団・・etc.

発情が始まると、全て収納。
それでも収納し忘れて、何度もベッドは洗濯機へ。
そんなこともありました。

こんなに美人猫さんで、抱っこも出来て、穏やかで。
でもご縁が今までなかったのは、もしかするとその既往症だったのかなと思います。
ペルチカちゃんには心疾患がありました。
「肥大型心筋症」
左心室の心筋が肥厚する疾患で、ネコちゃんの発症率も結構高め。
ネコちゃんの心疾患の多くはこの病気です。
肥厚により心室が狭くなり、柔軟性が低下することで心臓が上手く膨らむことが出来なくて、結果全身に十分な血液を送れなくなってしまう・・。
説明を読むと、こう書いてあります。
心臓疾患と聞くと少し怖いと感じる人もあると思います。
でも、ほとんどのネコちゃんは症状が出てから診断されて、その場合は進んでいたりするのですが、ペルチカの場合は保護された段階で診察をしてもらっていて、心雑音があると書かれていました。

川西に来た日、血圧を計測しエコーを撮って診てもらいました。
確かに血圧は高めでした。
でもエコー所見は、一部だけに肥厚があるのみで、血液の鬱滞もありませんでした。
何度か同じ診察を繰り返したのち、投薬を開始。
同時に、普段の様子で息苦しくしていないか、ぐったりしていないか、様子を見ていました。
それから2~3週間に一度病院へ通って血圧測定とエコー検査実施。

血圧正常、肥厚に変化なし。
その後は1か月に一度。
最近では3か月に一度。
と通院の頻度は減って行きました。
要するに、肥大型心筋症はあるけれど一部のみ。
そして全く進行もしていませんでした。
早期に発見できたのが功を奏してくれたのなら、本当によかったと思います。
そして、病院でもとてもお利口さんでしたV

オメメは最初感染を起こしていて、目ヤニが出ていました。

でも目薬の投与で1か月ほど後には完治しています。

とにかく、ボランティアさんには大人気。
あちこち潜んでどこに行ったのか探すのにひと苦労、なんてこともなく、、営業終了後にはペルチカを抱っこしたまま雑談することも多々。

何より魅惑的な瞳。
気品を感じる立ち姿。
もはや、ワンちゃんやネコちゃんというくくりではなくて、猫種でもなくて、ペルチカという種類の動物。

そんな感じに思いました。

月日は巡りました。
9月に7歳のお誕生日を迎えました。

ネコちゃんを探されている方にネコ部屋にお入りいただいても、ペルチカが選ばれることが無かったこの9カ月。
それでも、「決まるまで気にしないで、ずっといててもいいからね」
そういつもペルチカに話していました。
ペルチカと暮らしたいと思ってくださるご家族に巡り合うまでは、のんびり暮らして欲しいと願っていました。
でも・・遂にペルチカを迎えたいとおっしゃられるご家族に出会ってもらいました。

里親様は2017年8月に川西からスコティッシュのメアリーちゃんを引き取ってくださったご家族です。
本当に本当に素敵なご家族で、その時メアちゃんに一目惚れしてくださり、時間をかけてご家族で何度もご来店くださった後にお家の子にしていただきました。
その後お家に行ってからもずっとご家族でメアちゃんを溺愛。
「メアちゃん命」の日々を過ごしてくださっていました。

でも。
メアリーちゃんは本当に残念なことに、突然昨年3月にお空に行ってしまいました。
悲しみにくれるご家族。
荼毘に付された後、後日遺骨を抱いてカフェ来てくださり、私に小さくなったメアちゃんを会わせてくれました。
お嬢様が書かれた優しいメアちゃんの絵。

この絵が遺影になりました。
もう新しいネコちゃんを迎えることがないかもしれない。
この時、そんな予感がふとよぎりました。

でも、1月16日。
3人いらっしゃるお嬢様のうち、真ん中のお嬢様とご夫婦でカフェを訪れてくださったのです。
それはペルチカに会いに来てくださるためでした。
え?
少し信じられない気持ちと嬉しさと。
だけどこの日は、新メンバーのロデオくんとも触れ合われた後、
「どちらも可愛い」
と言い残されてカフェを後にされました。

ですが、その3日後の1月19日。
今度は先日お越しになれなかった上のお嬢様と下のお嬢様と一緒に、再び来てくださったのです。
この日ペルチカは「可愛い」の嵐の中にいました。
お2人のお嬢様もペルチカを絶賛。
もう今すぐにでも連れて帰りたい、ほどの勢いで・・。


私は猫部屋のペルチカも可愛いけれど、あまり動くことがないため、夜の楽しそうにフロアを歩き回るペルチカも見ていただきたくて、
「良かったら夜見に来られませんか?」
とお伝えしたところ、里親様はこの日の翌日お越しくださいました。
この時に、普段バタバタしていてゆっくりお伝え出来なかった肥大型心筋症のことを詳しくお伝えしました。
心臓疾患を伝えると、引き取られるかどうか悩まれ、考えられる方がほとんど。
でも里親様が伝えてくださったのは
「病気のことは全然大丈夫です。ペルチカちゃんが家で過ごしてくれる時間をただ幸せにしてあげたいだけ」

こんな痺れるお言葉を、私に言ってくださったのです。
もう、言葉にできない感情が胸に溢れました。
目頭が熱くなりました。

ペルチカが9カ月お家が決まらなかったのは、メア先輩がいたお家に決まるためだった。
ご縁はこんな素敵なお家に繋がっていたんだ。
本当に嬉しくて嬉しくて・・。
嬉しくてたまりませんでした。

卒業は日曜日。
ご契約の後、下のお嬢様は来れませんでしたが、ご家族皆さんにお迎えにきていただいて、フロアの客席で卒業写真を取らせていただきました。
普通、猫部屋で撮る卒業写真ですが、穏やかネコちゃんだと客席で撮らせていただく事がまれにあります。

ボランティアさん達にフォトブックやおやつなどをお土産に持たせてもらって。
ボランティアさん達にもみくちゃにされて。
涙と笑顔の中、賑やかに卒業して行きました。
それは本当に素敵な門出でした。

里親様へ
ペルちゃんをお家に迎えてくださって、本当にありがとうございました。

この感動は言葉でお伝え出来ないです。
ペルチカちゃんはメアちゃんが虹の橋を渡ってから川西にきたネコちゃん。
そのことを川西のSNSを見てくださっていて、早くにペルチカちゃんを見つけてくださっていたとお聞きしました。
短毛のメアちゃんと、長毛のペルちゃん。
毛の長さこそ違いますが、なんだか似ている気がしています。
目には見えない糸が、きっとペルチカちゃんをお家へと導いてくれたと思います。
これからの猫生をどうぞよろしくお願い致します。

里親様は卒業の日に帰られてからお便りをくださいました。
「ええ?ここに入れる隙間ってあったっけ?」
ていう狭い隙間に入っての隅っこスタートだったそうです(笑)

でも出てくる日はそう遠くないはず。
「ペルチカちゃんのこと、大切に育ててくださりありがとうございました。ペルチカちゃんがウチに来て良かったと思ってくれるように、大切に大切に愛情を注いでいきます
私達にまて優しいお言葉を綴っていただきました。

大好きなペルへ

保護してもらってから他店で過ごし、移動してきてくれたのが去年の4月。
スコティッシュの長毛で耳折れ。
それは出会えたら奇跡といわれるって知って、めちゃくちゃ嬉しかった。
なのになかなかお家を決めてあげることが出来なくて・・。
ごめんね。
でもね、その奇跡って言うのはきっと違う意味での奇跡。
ペルがメア先輩のお家への切符を手に入れることが出来る奇跡だったんだと思う。
それは、絶対に幸せになれる切符。
そして、今まではその場所に行くための準備期間だったんだよね。

新しいメンバーを受け入れても、
猫部屋にはペルチカがいてくれたから、本当に心強かった。
ペルチカの穏やかさに、何度も救ってもらった。
ペルチカに甘えっぱなしの9カ月だったように思うよ。

でも、これからはただペルチカの幸せを願うよ。
自分では決められない運命に翻弄され続けて来たけれど
寿命を越えて、ずっとこの幸せな日々が長く続いてくれますように。
ただそれだけを祈ります。
ペル、卒業おめでとう。
そしてありがとう。
身体を大切にね。

ペルチカちゃんの名前は・・・。
そのまま「ペルチカちゃん」です。
里親様ありがとうございました。

では。

新メンバー(ワン270期生・ニャン51期生)

昨日、ワンちゃん2頭、ネコちゃん1頭が新しくカフェに仲間入りして水曜日からデビューしています。
早速ご紹介しますね

ワンちゃんの部

ポクルちゃん ロングコートチワワ ♀
2015年11月4日生まれ(6歳) 3.3㎏
色:クリーム


人懐っこ過ぎるポクルちゃん。
楽しくてベッドですりすり謎のダンスしたり、お腹見せもすぐに披露してくれるほど。

知らない初めての場所でも、あちこち走り回ってどこにだって行けちゃう強メンタルです。
お膝によじ登ったり、手をペロペロしたり、抱っこしたらぐにゃぐにゃになって、ピトッとくっつく超甘えたさん。

人もワンちゃんも大好きです。

こゆみちゃん ロングコートチワワ ♀
2016年5月23日生まれ(5歳) 2.4㎏

色:ブラックタン

ケージでは結構のびのびなのに、フロアは緊張で最初は震えが止まりませんでした。
ワンちゃんが近づくのはまだちょっと苦手。
こゆみちゃんにとってはお膝が安全地帯。

助けてって言わんばかりりにすぐお膝に逃げ込みますが、1人でいると途端に不安そうな表情になります。

小さくてお目目もパッチリ美人さん。
とっても可愛いチワワ女子。
守ってあげたくなります。



ネコちゃんの部

ローラちゃん スコティッシュフォールド ♀
2014年3月19日生まれ(7歳) 2.4㎏
色:キャリコ

長毛の折れ耳スコティッシュのローラちゃん。他店で1年以上過ごしていて今回移動で来てくれました。
まるでデザイナーズブランドのコートをまとったようなゴージャスな被毛。
お目目もお顔もまん丸です。

すりすりしたり、撫で撫でさせてくれたりと穏やかタイプ。
猫部屋先輩のロデオちゃんとも特に問題は無さそうです。

抱っこもさせてくれますよ。


新しいワンちゃんが2頭ネコちゃんが1頭増えて、カフェでは7頭のワンちゃんと2頭のネコちゃんが皆様をお待ちしています。
「カフェ募集メンバー」
カフェの定員は約16~7名ですが、3密を避けるため、カフェに入っていただく人数を最大10名程度にさせていてだいています。
感染予防のため、窓を開けながらの営業しております。
寒い日は暖かくしてお越しください。
ご来店の際は必ずマスク着用の上、手消毒と検温にご協力をお願い致します。
また、声量は控えめでお願いします。
従来は時間で切らせていただくことはありませんでしたが、ご入店人数を制限させていただくため、混み合った場合には2時間程度でお時間を切らせていただく場合がございます。
入店規制中は里親様ご希望の方のご入店を優先させていただきます。
里親様ご希望の方はあらかじめ お電話にてご予約をお勧めします。その際、ご来店くださる日時、人数をお知らせください。
保護犬・保護猫の里親ご希望の方、または飼おうかどうか迷っている方は、お気軽にスタッフまたはボランティアにお声をかけてください。
気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(土日祝は13:00~16:00の間は混み合っていることが多いですので、里親ご希望の方はそれ以外の時間、または平日ががお勧めです)
譲渡には必要書類や審査等がございます。
また、面会いただくまでに家族が決まる場合がございます。

引き続き引き続きご理解とご協力をどうぞよろしくお願い致します。

さゆきちゃん卒業

こんばんは。
さゆきちゃんの更新も遅れてしまい申し訳ありません。
1月22日土曜日、ロングコートチワワのさゆきちゃんにとても素敵なご縁が繋がり、卒業しました



さゆきちゃんは1月18日に川西に来たばかり。
3歳の繁殖引退犬です。
早めの保護の理由はわかりませんが、3歳で保護されたことは本当にラッキーなこと。
しかも、可愛いベビーフェイス。

更に性格もチワワあるあるの神経質とかナーバスとかからは程遠く、ワンちゃん大好き、人間大好き。
初めてのフロアでも、ちょこまかテチテチ動き回っていました。


既往症も少なめで、歯石は奥の方が重度。
膝のパテラは片方GⅡ、もう片方はGⅠ。
のみでした。

どんなお家が決まるんだろう・・。
きっとたくさん引合いをいただくんだろうな。
そんな予感でした。

里親様からお問合せいただいたのは、デビュー初日。
SNSで新メンバーを発信した日のことです。
2年前にチワワを亡くされていました。
後ほどお越しくださってた時にお聞きしたところ、亡くなったワンちゃんの名前は愛ちゃん。
元保護犬でした。

愛ちゃんを亡くされて、その後、お父様は新しいワンちゃんをお迎えすることに消極的。
つまり、「GO」を出してくれなかった、のだそうです。

でも、見つけてくださったさゆきちゃんはその愛ちゃんにそっくり。
それをお父様に伝えたところ、
「すぐに会いに行こう」
という事になられたとのこと。
ですが、お車で1時間ほどの距離。
ご都合もあり、最初来られるのは24日の月曜日とお伝えくださっていました。

カフェのルールは、会いに来てくださる日までお取り置きは致しません。
ご契約=権利発生のルール、です。
だから、会いに来てくださるまでに決まってしまうことも多々あります。

そのことをお伝えすると、里親様は予定を早められて土曜日にご家族皆さんで会いにきてくださいました。

お父様のお気持ちを動かしただけあって、お写真を拝見すると、さゆきは愛ちゃんに似ていました。

でもさゆきは愛ちゃんではありません。
でも、それはきっかけだと私は思うのです。
そして里親様のご家族は十分それは分かっておられました。

お話をさせていたいて、里親様のご家族は申し分のないお家。
和やかで、温かで、明るくて、優しくて。
条件もクリアしてくださっていました。

ゆっくりとお過ごしいただいた後、もちろんお引取りになりたいとのお申し出をいただきました。
愛ちゃんも保護犬だったこともあり・・ご経験もおありで・・。
私はぜひよろしくお願い致します、とお応えしていました。

ご契約の後、可愛いさゆきちゃんのためにたくさんお洋服も買ってくださった里親様。

にこやかで賑やかで、嬉しい卒業となりました。

里親様へ

この度は遠方からご家族皆さんでお越し下さり、ご縁を繋いでくださいまして本当にありがとうございました。
素敵なご縁に巡り合えて、心から感謝しています。
ワンちゃんがいなくて淋しかった2年間を、きっとさゆきちゃんがすぐに埋めてくれると思います。
また楽しいワンちゃんライフを過ごしてくださいね。
そしてもしよろしければ、日常の様子のお写真などお送りいただければ幸いです。
これからもどうぞよろしくお願い致します。

里親様は帰られてからお便りをくださいました。
川西のご親戚のお家に寄られて、お家のワンちゃんとご挨拶。

その後帰宅されて、ご飯は手から食べさせてもらって…笑

お家のお庭のお散歩もまずまずのスタートだったようです。

「ここに来て幸せだったと思ってもらえるように、家族一丸となって大切にさせていただきます」
と優しいお言葉を綴ってくださいました。

さゆちゃんへ

素敵なお家に決まってほんとによかったね。
抱っこすると大人しくて、
お客様には「大人しいワンちゃんですね」
てよく言われたけど、
本当はお転婆なんだよね~(笑)。

でもその自由でマイペースなところ、好きだったよ。
お家が決まったのは、きっと運命だと思う。
先代愛ちゃんに導いてもらったんだって私は思うよ。
だから、のびのび幸せになってください。
卒業おめでとう

さゆきちゃんの新しい名前は・・・。
「あいちゃん」
になりました
先代愛ちゃんの名前を引き継いでひらがなにしていただきました。
里親様ありがとうございました。

では。

エメトちゃんの卒業

おはようございます。
更新が遅くなりました。
1月21日金曜日、ビーグルのエメトちゃんにご縁が繋がり、卒業しました
少し長くなりますが、お付き合いください。



エメトちゃんがカフェに来てくれたのは、昨年6月15日のことでした。

梅雨、夏、秋、冬。
7か月余りをカフェで過ごし、そしてその間、50頭を超える仲間の卒業を見送って来ました。

エメトは普段ポーカフェイスです。

卒業のこの日も、自分の番が来たのにやっぱりいつも通りのポーカーフェイス。

見送りに来てくれたボランティアさんに見送られ、エメトらしく、淡々と卒業して行きました。

でもこの7か月の間で・・
私は色んな表情を見せてくれるエメトを見て来ました。

ワンちゃんにおやつを取られそうになると激しく怒ったり、
厨房に入ればオヤツもらえると思って入れて欲しくて大音量で鳴いたり。

入れてもらえると、ずっとおやつを探してひたすらウロウロ(笑)
オヤツをあげると必ずベッドベッドを探してそこで食べていたし。

お気に入りのドームベッド・・

気がつけば原型をとどめないほどぺったんこになっていたけれど、やっぱりそのベッドが好きでずっとそこに寝ていて
お尻が見えてても、身体が少し入っていればそれでOK。らしい。

チャロとは仲良しで、くっつき率多め。

日頃はだいたいは侵入防止柵の前でおやつ待ち。

時折見せてくれる本当に可愛い飛び切りの笑顔。
シッポはいつだってピンと上向き。

色々なところに潜み
ベンチの上に乗ったり




入口は開けているのに、ケージの中でまるで囚われの身のように鳴いたり笑
たまにお客様のお飲み物を狙ったり
玄関の入口ドアを鼻で開けたり
時々猫部屋に執着。

そんなエメトの日常を撮った写真は、ゆうに600枚を超えていました。

私はエメトが大好き。
そう公言してはばかりませんでした。
何故なのか、私にも理由はわかりません。
懐いてくれていたのかどうかも定かではありません。
鳴くと大音量。
時折ワンちゃんをアタックすることがあり、要注意犬。

川西で引き受けた時、
「同保護のワンちゃんと仲が悪く他のワンちゃんとトラブルになる可能性がある」
との引継ぎを受け、私がフロアにいない時にはケージの中で過ごしました。

いえ、最初はケージに入ってもらってのスタートでした。

そしてフロアケージに入ると鳴きました。
他の皆んなが外で過ごしているのに、出して欲しいと鳴き続けていました。
おそるおそる、ちょっとだけ出してみては入れる。
エメトとの最初はそんな始まりで・・。
今のように自由にフロアに出れたのは、少し時間が経ってからでした。
それでも、ちょこまかするワンちゃんがいるとトラブルにならないように第二ゾーン。

オヤツの時間は第二ゾーンにいる確率は高めでした。


ブリーダーがほぼ崩壊している現場からの保護。
年齢も推定、妊娠の有無も、疾患も、性格も最初は何も分からなくて。
記録にすら何も残っていなかったです。
目が悪くて、そのせいで表情があまりありませんでした。

眼球と黒目が小さい「小眼球」。
眼球はというのは、その機能を失うと小さくなります。
視力を失っている目。
最初に病院で診てもらったときに、そう言われました。
でもカフェに帰って来ても、見えているような動き。
隙間もぶつからずに歩けるし、猫部屋の猫にも吠えるし・・。

翌日、目から血が流れていたので慌てて病院へ。

おそらく、瞼のところにあるできものがが擦れて血が出ただけだろうとのことでした。
でもその時、散瞳してしっかり診てもらったから、目が見えていることが分かりました。
エメトの黒目の真ん中は白内障。
黒目の残りの部分(周囲)は眼底まで光を通していました。
分かりやすく言えば、目の真ん中に碁石があって視界を塞がれているような見え方。
眼球が小さいのも、おそらく生まれつきかもしれないとの診断でした。

見えていて良かった。
視力を失っていなくて良かった。
そう思って嬉しかったです。
また右耳はずっと汚れて耳垂れがひどくて、洗浄しても点耳薬をしても全然良くならなくて。

お耳の垢を培養してもらって、抗生剤を飲んでもらって、二週間後には完治しています。

身体は大き目で、最初体重は13㎏くらい。
きっと大食漢だと思いましたが、最初はご飯を残しました。
ドライだけでは全く手も付けません。
ウエットを混ぜてもダメ。
色んなウェットを試して、更に手からあげて・・。
やっとこさ完食。
…そんな日が何日か続きました。
便もゆるい時が多くて、ダイエットも必要だからと消化器系の低脂肪のご飯に変更。
でもそのころから緊張が解けたのか、なんでもしっかり食べるようになりました。
現在では体重は11㎏台まで落ち、食いしん坊さん。
で、オヤツ命。

オヤツの時間は横取り番長なゆえ、抱っこされて順番にもらっていました。

ビーグルの性格は明るく朗らか。
協調性もあると言われています。
でも・・その生立ちはエメトにとってきっと過酷だったはず。
だから吠えたてる犬に向かっていくこともありましたし、食べ物を取られそうになると頑固に死守し、威嚇や口がでることもありました。
でも本当は好戦的ではありません。
ワンちゃん仲良く過ごせるときもたくさんありました。
エメトにちょっかいを掛けるワンちゃんもいたけれど、
大きな背中にしょっちゅう乗られていたことも何度もあるけれど、
まるで気にしておらず、背中に乗せたまま歩いていることもあったでした。

保護経緯と視力。
そして強そうに見えていても、最初は慣れない環境の中でもがいていたエメト。
人は大好きで、人には絶対に危害を加えることなく過ごしてくれたこと。
私がエメトを好きになった理由は、そんなところにあったのではないかと思います。

エメトのエピソードは、色々あります。
まずは賢いことです。
とにかく厨房に入りたい。
厨房には食べ物の匂いがいっぱい。
でもその前に侵入防止柵が立ちはだかっています。
その柵はスライドしないと開けれない・・。
でもある日、エメトはそのスライドバーを見事に鼻と前足を使ってスライドして開けました。

なら、こちらも重しを置いて防御。
エメトと柵との攻防戦な日々…。

でもそれも最後には開けてしまって…笑
それならばと、改良してもらって簡単にはスライドできないようにストッパーを取り付けてもらいました。

ある日、まるでイリュージョンのように防止柵の向こう側にいたエメト。
そのストッパーさえも鼻を使って簡単に解除したのには、本当に驚かされました。


そして嗅覚が並外れていること。
ビーグルは犬の中でもダントツの嗅覚を持っているため、麻薬探知犬として活躍をしています。
だから、だれかが厨房でご飯を食べたり、ワンちゃんのオヤツを解凍していたりすると、例の侵入防止柵の前で誰よりも早く待機します。

またフロアに落ちているちっちゃなおやつのかけらも見逃さないです。
食いしん坊過ぎることに加えて、すぐに感づかれてしまう。

肥満気味なので、ブロッコリーを湯がいたのをあげたりしていました。

そんな毎日が日常になり、気がつけば何か月も過ぎていました。
ビーグルを好きな方がエメトを見に来られることも何度かありました。
ですが、お家が決まることはありませんでした。
決まらない理由はわかりません。
でも私は、それでもいいと思いました。
年齢や、見た目や、既往症。
きっとそんなに若くは無いし、もっとビーグルらしい可愛さを備えているワンちゃんもいると思います。
でも一緒に過ごすことでたくさんの事が見えてきます。
エメトの可愛さが分かります。

ありのままのエメトを気に入ってくださって、一緒に過ごしたいと思ってくださって、エメトを可愛いと思ってくださるお家。
そして本当に温かなお家へ。
川西は、長くお家が決まらない子は素敵なお家が決まるというジンクスがあります。
その時が必ず来ると信じて待っていました。

里親様が最初にカフェに来てくださったのは、1月12日の水曜日でした。
カフェに来られて、エメトに会いに来たとお伝えくださいました。
以前ビーグルがいらっしゃったそうで、ビーグルの名前はつぶよちゃん。

地方の保健所にいて、期限があと1日に迫っていたことをお知りになり、お車を飛ばして引き取りに行かれたそうです。
ですが、その時に罹患していたフィラリアが原因で昨年末命を落としてしまったとお話しくださいました。
その後、SNSでエメトの事を知ってくださって会いに来てくださったそうです。

里親様のお家には現在2頭のフレブルがいらっしゃいます。
1頭は女子のアンジュちゃん、6歳。

もう一頭は男子のオトジロウくん、11歳。

この日、エメトの既往症や譲渡に関することをお伝えさせていただきましたが、もしエメトをお考えくださるとしたら、フレブルちゃん達との相性も見ていただいた方がいいのでは、とお伝えさせていただきました。

そして再度お越しくださったのが4日後の日曜日。
アンジュちゃんとオトジロウくんを連れて、ご主人とお嬢様もご一緒に来てくださいました。
オトジロウくんはいたって平和でおとなしいタイプのワンちゃん。
一方アンジュちゃんは甘えん坊で、ちょっと焼きもち焼き。
他のワンちゃんを抱っこしていると怒ったりすることもあるとのこと。
色々なことを想定して、エメトを抱っこしていただいたり、ケージで相性を見たり、バックヤードで相性を見たりさせいただきました。

私の最大の懸念は、エメトが威嚇しないかどうか。
でもそれは全くありませんでした。
この時はあまり問題なく過ごしてくれていて、お互い興味もない感じでした。
まずまず・・な様子をおつたえさせていただき、とりあずは終了しました。

そして更に3日後の水曜日、奥様お一人でご来店くださいました。
少しアンジュちゃんとのことが気がかりなことを正直にお伝えくださり、ご相談したいとのことでした。

私は、一緒に過ごしてみないと分からないことと、なんかエメトへの想いを必死にお伝えしただけで・・ご納得いただけるお答えはきっとお伝え出来ていなかったと思います。
でもその時、奥様は目に涙を溜めて聞いてくださっていました。
だからもしお断りになられたとしても、こんなに優しく温かな方に想ってもらえたことが、ただただ本当に嬉しく思いました。
なので・・翌日お電話をくださってエメトをお家に迎えたいとお伝えいただいた時、信じられない気持ちと嬉しい気持ちが重なって、その場にいたエメトを抱きしめながら大泣きしてしまいました。

卒業は、その翌日の金曜日。
アンジュちゃんと一緒に来てくださって、ご契約の後、晴れてエメトはお家の子にしていただきました。

エメトにとって、長いトンネルを抜けた日。
もちろん新しい環境に慣れるまでには少し時間が必要になると思います。
でも、ヒアリングシートに書いてくださったエメトを選んでくださった理由。
「これからを幸せに暮らして欲しかったから」。
何度も声を詰まらせられながら、涙を溜められながら、この言葉に込めてくださった想い。
私も泣きながら感謝の言葉をお伝えしていました。

卒業を見送るために来てくれたボランティアさんにオヤツのお土産をもらって、更にはあのぺったんこに変形したドームベッドも嫁入り道具で持たせてもらって…大拍手で賑やかに送り出してもらったエメト。
私はただただ頑張れと心でエールを送り続け、大変だったけれど楽しかったエメトとの日々を噛み締めていました。

里親様へ

多分お引受けくださるのには、きっととても悩まれたことと思います。
でも、里親様の温かで優しいお心に触れさせていただき、本当に嬉しくて胸がいっぱいになりました。
エメトのことをご理解くださり、お家に迎えていただき心から感謝しています。
これからアンジュちゃんやオトジロウくんとの共同生活に慣れるまで、少し時間が必要になると思います。
でもきっと時間が解決してくれるはずですので、見守っていただけましたら幸いです。
どうかよろしくお願い致します。

帰られてから里親様からいただいたメールには、少し固まって過ごすエメトの様子をお伝えくださいました。
でも何とかご飯は完食してくれたみたいです。

「いつか必ずうちに来て良かった~とエメちゃんに思ってもらえるように、焦らずがんばります
そうお書きくださいました。

そして大好きエメちゃんへ

7か月間エメちゃんと過ごした思い出はたくさんあるけれど
とにかく厨房へ入る、入れない・・の攻防戦だったように思うよ(笑)
ついつい負けてしまって、オヤツをあげてしまって・・。
またもらえると思って、入りたがったよね。
でもジャーキーだって瞬殺(笑)
それじゃ太ってしまうからとお弁当に入れていたブロッコリーをあげたら
大好評。
それからブロッコリーを湯がくのが日課になった。
エメちゃんが卒業しても、
そのしみついた癖がまだ抜けなくて
ちょっと寂しく思います。

でもエメもお家に慣れるまで頑張って。
私も頑張るから。
食べ過ぎに注意して
身体に気を付けて
ゆっくりで大丈夫だから
明るい楽しい毎日を心から願います。

エメ、楽しい日々をありがとう。
そして本当に卒業おめでとう

エメトちゃんの新しい名前は・・・。
「エメちゃん」になりました。
まだ新しい環境で不安な中、エメちゃんと呼ぶと反応してくれるので…と言っていただきました。
里親様、ありがとうございました。

最後に・・。
エメトのお洋服を作ってくださったEさん、Sさん。
毎日重いエメトを遊歩道まで抱っこしてお散歩に行ってくださったボランティアの皆さん。

卒業に駆けつけ、見送ってくださったボランティアの皆さん。
本当にありがとうございました。

では。

新メンバー(ワン269期生)

昨日ワンちゃん1頭が新しくカフェに仲間入りし、今日水曜日からフロアデビューしています。
早速ご紹介しますね

ワンちゃんの部

さゆきちゃん ロングコートチワワ ♀
2018年4月4日生まれ(3歳) 2.4㎏
色:ホワイト&クリーム


ふわもこ、ぽっちゃりなさゆきちゃん。
お目目は溢れそうに大きくてくりくりで、幼顔。

フロアでの動きは、ゆっくりだけど怖がらずテチテチ歩いて、シッポも上がりました。
抱っこは大好き。
撫で撫でもめっちゃ好き。

鳴かないし大人しめですが、人懐こくて地味に活発なところが可愛いです。

まだまだ伸びしろありそうな予感です。

新しいワンちゃんが1頭増えて、カフェでは7頭のワンちゃんと2頭のネコちゃんが皆様をお待ちしています。
「カフェ募集メンバー」
カフェの定員は約16~7名ですが、3密を避けるため、カフェに入っていただく人数を最大10名程度にさせていてだいています。
感染予防のため、窓を開けながらの営業しております。
寒い日は暖かくしてお越しください。
ご来店の際は必ずマスク着用の上、手消毒と検温にご協力をお願い致します。
また、声量は控えめでお願いします。
従来は時間で切らせていただくことはありませんでしたが、ご入店人数を制限させていただくため、混み合った場合には2時間程度でお時間を切らせていただく場合がございます。
入店規制中は里親様ご希望の方のご入店を優先させていただきます。
里親様ご希望の方はあらかじめ お電話にてご予約をお勧めします。その際、ご来店くださる日時、人数をお知らせください。
保護犬・保護猫の里親ご希望の方、または飼おうかどうか迷っている方は、お気軽にスタッフまたはボランティアにお声をかけてください。
気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(土日祝は13:00~16:00の間は混み合っていることが多いですので、里親ご希望の方はそれ以外の時間、または平日ががお勧めです)
譲渡には必要書類や審査等がございます。
また、面会いただくまでに家族が決まる場合がございます。

引き続き引き続きご理解とご協力をどうぞよろしくお願い致します。

さぁやちゃん卒業

こんにちは。
更新が少し遅くなりました。
一昨日、ロングコートチワワのさぁやちゃんに素敵なご縁が繋がり、卒業しました



さぁやちゃんは1月11日にカフェに来てくれました。
1.7㎏の身体は、ほんとに壊れそうなほど小さくて。


だけどこぼれそうなくらい目が大きくて、目力がとても強くて。

知らない場所で、一生懸命な感じが本当にいじらしく思えました。

きっと怖くて仕方ないんだろうな。
そう思いました。
でもご飯はドライフードだけで即完食。
オヤツも大好き。

チワワちゃんは怖がりさんが多い中、意外にも逞しくてびっくり。
いえ、ホッとしたのも事実でした。

抱っこは大好き。
他のワンちゃんとも概ね友好的。
だけど、どうしても譲れない苦手がありました。
それは、お洋服。
着せてあげようとすると、断固拒否。
首を通すのが本当に本当にダメで、小さな身体で全力で拒否をしました。
両眼初発白内障のため、目薬を点眼を開始したのですが、それもだんだん全力で拒否。

暴れて噛んで、大騒ぎ。
お顔周りはトラウマのようでした。

お散歩はまだ歩けないさぁやでした。
でもそれ以外は結構ご機嫌。
どんなお膝にもちょこんと乗ってくれました。


カフェメンバーのとみおくんにめちゃくちゃ好かれていて、ずっとストーカーされていて・・。
「近っ」
て思う距離でいたとみおくん。

それも実は微笑ましい風景でした。

とにかく、ずっと見ていられるほど可愛いさぁやちゃん。
お電話でのお問合せや、面会も何件かいただきました。
その中で、金曜日にお電話をくださって会いに来てくださった里親様。
この日は奥様だけのご来店でしたが、実はご主人がSNSでさぁやを見つけてくださって、とにかく会いに行ってきて欲しいとのこと。
先住犬のチワワのくろみちゃんも一緒に来てくれました。

推定4~5歳で保護犬のくろみちゃんも行き場を無くしたワンちゃんだったそうです。

ワンちゃんを飼われたご経験はとても豊富。
お写真に写るコユキちゃん(チワワちゃん:2019年逝去)とリボンちゃん(Mダックス:2017年逝去)。


コユキちゃんも保護犬だったそうです。
長い時間、色々なお話をさせていただきました。
そして当事者のワンちゃん同士も相性を見させていただきましたが、全く問題ない様子でした。


お気持ちは決まっておられたとは思いますが、ご主人にお話してからまた来させていただきたいとおっしゃられて、この日はカフェを後にされた里親様。
土曜日にお電話をくださって、日曜日にご主人とご一緒にお越しくださいました。


「新しく迎えるワンちゃんは保護犬しか考えていません」
お話をさせていただいていて、本当に温かなお家であることを感じさせていただきました。
奥様はもう一頭気になる子がいらっしゃったようですが、とりあえずは一頭から様子をみていただくことをお願いし、ご了承いただき・・。

お2人はやはり、さぁやちゃんをお引取りになられることをご主人とお決めくださいました。

里親様へ。

この度は素敵なご縁を繋いでくださいまして本当にありがとうございました。
優しくて温かな場所で安心の場所。。
始終優しい眼差しで受け入れてくださったご主人。
そしてワンちゃんとの生活を長い時間過ごしてこられた信頼。
更に安心して任させせていただける、ワンちゃんへの愛情をたくさんお持ちの奥様。
素敵なお家に決めていただけて、心から感謝しています。
これからは可愛いくろみちゃんと一緒に、素敵な時間を過ごしていただけましたら幸いです。
避妊手術や歯科処置など、最初は少しご苦労をお掛け致しますが、どうぞよろしくお願い致します。
そしてまた、よろしかったらぜひ遊びにきてくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。

里親様は帰られてからの夜、翌朝とお便りをくださいました。
まずはご飯完食。

夜は奥様とくろみちゃんと一緒に寝たさぁやちゃん。
朝はくろみちゃんの真似をしてお庭でおしっこもしてくれたようです。

更に・・お洋服も2回目で成功だったそうですよ。

プリチーさぁやちゃんへ

お耳掃除や目薬、お洋服・・。
嫌なこともしたかもだけど
頑張ってくれてありがとうね。
食いしん坊で、オヤツも大好き。
さすがはチワワ女子・・的な強いところも
可憐なところも
みんな可愛かった。
癒してくれてほんとありがとう。

これからは楽しく、ご機嫌で、ゆったりな毎日を祈ります。
卒業、おめでとう

さぁやちゃんの新しい名前は・・・。
「ひまわりちゃん
愛称ひまちゃん、になりました。
里親様、素敵なお名前をありがとうございました。

では。

新メンバー(ワン268期生・ニャン50期生)

こんばんは。
火曜日、ワンちゃん2頭、ネコちゃん1頭が新しくカフェに仲間入りして水曜日からデビューしています。
早速ご紹介しますね

ワンちゃんの部

ヴィーチェちゃん ボストンテリア ♀
2014年9月10日生まれ(7歳) 5.6㎏
色:ボストンカラー

小さめボストンテリアのヴィーチェちゃん。
性格は穏やかで、ぺろぺろしたり後ろを追いかけてきてくれたりと、とても人懐こいです。

抱っこも大好きで、胸に顔をうずめてみたりと甘えたさん。

ワンちゃんに対しては興味深々なので、自分からちょっとグイグイいっちゃいます。
ご飯もおやつも大好きですが、まだまだちょっとおとなし目。

おメメが大きくてチャーミング。少し痩せ気味なスレンダー美人さんです。

さぁやちゃん ロングコートチワワ ♀
2016年5月24日生まれ(5歳) 1.7㎏
色:ブラックタンホワイト


1.7㎏の小ちゃなさぁやちゃん。
それはもう愛くるし過ぎる顔立ち。
おメメもくりくりの申し分ないスィートレディ。
見ているだけで癒されます。

>楽しそうにフロアを歩いてみたり、抱っこも大好きでずっとお膝で過ごせます。

ただ音にはとても敏感な怖がりさん。
お洋服も慣れていないのか着るのは断固拒否。
急にお膝から飛び降りてしまうので注意が必要です。

ネコちゃんの部

ロデオくん ロシアンブルー ♂
2012年5月28日生まれ(9歳) 3.5㎏
色:ブルー



小顔で男前なロデオくん。
初対面でも抱っこさせてくれて、なんと、場所みしりが無く物怖じしない大物ニャンコさん。
性格はほぼワンちゃん的です。

とにかく食べるの大好き。
ちゅーるをくれるのなら、誰にだってグイグイ行っちゃうくらいです。

立ち姿は堂々として、ほんとにカッコイイのです。

新しいワンちゃんが2頭ネコちゃんが1頭増えて、カフェでは7頭のワンちゃんと2頭のネコちゃんが皆様をお待ちしています。
「カフェ募集メンバー」
カフェの定員は約16~7名ですが、3密を避けるため、カフェに入っていただく人数を最大10名程度にさせていてだいています。
感染予防のため、窓を開けながらの営業しております。
寒い日は暖かくしてお越しください。
ご来店の際は必ずマスク着用の上、手消毒と検温にご協力をお願い致します。
また、声量は控えめでお願いします。
従来は時間で切らせていただくことはありませんでしたが、ご入店人数を制限させていただくため、混み合った場合には2時間程度でお時間を切らせていただく場合がございます。
入店規制中は里親様ご希望の方のご入店を優先させていただきます。
里親様ご希望の方はあらかじめ お電話にてご予約をお勧めします。その際、ご来店くださる日時、人数をお知らせください。
保護犬・保護猫の里親ご希望の方、または飼おうかどうか迷っている方は、お気軽にスタッフまたはボランティアにお声をかけてください。
気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(土日祝は13:00~16:00の間は混み合っていることが多いですので、里親ご希望の方はそれ以外の時間、または平日ががお勧めです)
譲渡には必要書類や審査等がございます。
また、面会いただくまでに家族が決まる場合がございます。

引き続き引き続きご理解とご協力をどうぞよろしくお願い致します。

リジーちゃん卒業しました

こんばんは。
今日、アメリカンショートヘアのリジィちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました



リジィちゃんは10月26日にカフェに来てくれたアメショ女子です。
その時は7歳でした。

川西店はネコちゃん部屋があり、定員2名。
だから・・ネコ部屋には穏やかペルチカ先輩がいました。
たださすがに初日は先輩もリジィも相手が気になる様子で、若干けん制し合っていましたが、

気がつけば全く気にならなくなったのか・・。

1週間もすればリジィとペルチカは一緒に追いかけっこしたりするような、仲良しコンビになっていました。



そして・・。
ワンちゃん達が犬舎に入った後、お掃除が終われば夜7時頃からはネコちゃんにフロアが開放されるますが、ちょっともたもた開けるのを忘れていると、早くネコ部屋の扉を開けてと言わんばかりに、二人並んで「圧」を掛けてくることも多々(笑)。
開けると、一目散に走って出て来ます。
お互いのご飯を交換して食べていることもありました。
ネコちゃんあるあるのフリースモミモミだって、仲良くシンクロしながら同時にもみもみ。

ペルチカ先輩も穏やかでしたが、リジィちゃんも性格良好で助かりました。

更にリジィちゃんは
「リーちゃん!」って名前を呼ぶと、「ニャー」と応えてくれるお返事機能付き

初日からずっとケージでくつろぎまくり。

病院での診察台では、カミカミすることもあるけれど甘噛みくらい。

Instagram用にと、クリスマスやお正月は帽子を乗せられたり、被り物をされたり。

それもネコちゃんとしては非常に協力的。
一人でも楽しそうに猫じゃらしで遊べるけれど、

遊んで欲しい時、オヤツを欲しい時にはわざわざ呼びにきて要求。

お話好きおしゃべり好きで、人相手に良くしゃべっていました。

結構楽しそうに過ごしてくれていたし、フレンドリーで人も好き。
なでなでOK。

たま~に抱っこもさせてくれる、いわばとっても飼いやすいワンちゃんのようなネコちゃん。


12月16日の誕生日で8歳になり、お客様と一緒にHappyBirthdayでお祝い。

ボランティアさんにもいっぱいおやつやフードをプレゼントしてもらって祝ってもらったリジィちゃんなのでした。

体調は、もともと卵巣と子宮にトラブルがあったためブリーダーで避妊をしてもらっていました。
結構お腹が出ていたので、もしやなにか腫瘍があるのでは・・と、原因を特定するためエコーで調べてもらったけれど・・。

「脂肪」と言われて安心。
11月半ばにウンチに鮮血が付いていたので、エコーや触診で調べてもらったけれど、特に腫瘍状のものは無し。
食物アレルギーの可能性もあるため、アレルギー食に変更すると改善していました。
オメメは最初目ヤニがでていたので、調べて感染を起こしていたので約1か月目薬点眼で、こちらも改善しました。


時折面会してくださる方もいましたが、そんなこんなで気がつくとカフェ滞在が2か月と少し。
あっという間に過ぎていました。
それだけ手のかからないネコちゃんだったということなのです。
そんなお利口リジィちゃんのご縁は、突然やって来ました。

里親様は1月9日の土曜日に初めてカフェに来てくださったご夫婦です。
少し前に13年飼われていたネコちゃんを病気で亡くされていらっしゃいました。
後ほどお伺いしたところ、病気に罹患して少しだけ闘病したあと虹の橋を渡ってしまったとのこと。
名前はおくらちゃん。

雑種猫で保護猫でした。
ご縁あって子猫の時にお家にやって来たおくらちゃんとの日々は、ご夫婦にとってかけがえのない時間だったと思います。
でもこの日、たまたま近くでネコちゃんの譲渡会があって、そちらに行かれた後、カフェに立ち寄ってくださったそうです。
新しくネコちゃんを迎えることを決めておられた、ということでは無かったと思います。
でも神様はご夫婦にリジィを会わせてくれました。

とりあえずは既往症と譲渡に関する必要事項をお伝えさせていただきました。
奥様はリジィのことを気に入ってくださっていましたが、成猫を引き取られるという事も初めての事だそうでまだ少し悩まれてるご様子。

おくらちゃんが亡くなってあまり時間が経っていないこともあり、この日は決めかねておられましたので、私はそっと見守らせていただくとにしました。

でも翌10日の午前中にご主人から、リジィを引き取りたいので今日お伺いしたいとお電話をいただきました。
前日帰られてから、ご夫婦でたくさん考えて下さり、たくさん話し合ってくださったそうです。
そして、リジィちゃんを迎えるという決断をしてくださったのだそうです。
私はお越しになられてから、もう一度詳しく体調の事をお伝えしました。
でも、お気持ちが変わられることはありませんでした。

年齢でも、既往症の多さでもなく、リジィが運命の子。
そうお話しくださった陰には、おくらちゃんと同じ仕草をリジィがしていたから。
不思議な一致があったのだそうです。
ネコちゃんをずっとご実家でも飼われていたご主人。
多くを語られるわけではありませんが、優しい瞳で見守ってくださっていて・・。
ネコ好きだけにわかる、ネコちゃんを想う共感だったのかもしれませんが、絶対にリジィを幸せにしてくれる・・。

私はそう確信していました。

里親様へ

たまたま立ち寄ってくださったカフェでリジィと出会ってくださり、お家の子にしてくださいましてありがとうございました。
子猫ではなく、成猫だからこその可愛さに気づいてくださって本当に嬉しく思います。
体調の面で少し不安なところもありますが、受け入れてくださって心から感謝しています。
ただ、本当に性格は良好です。
きっとそんな時間を要することなくお家に馴染んでくれると思います。
でももし気がかりなところや分からないことがありましたら、いつでもお申し出くださいね。

これからのリジィの事、どうぞよろしくお願い致します。

そして愛すべきリーちゃんへ

ネコちゃんは場所か変わることが苦手。
最初はケージに引き込もっていることも珍しくは無いのに
リーちゃんはまるでずっと前からカフェにいたようだったね。
初日からお返事してくれたり、
ネコ部屋からもすぐ出て遊んでくれた。
夜は・・。
チュール欲しさに、
またボランティアさんに遊んでもらいたくて
何度も呼びに来たね(笑)
病院にも何度も行ってエコーとかされたのに
それもお利口にしてくれた。
そんなリーちゃんにたくさん助けてもらったし
たくさん癒してもらった。


だから、素敵なご夫婦に巡り合ってもらったこと
本当に嬉しいよ。
これからはずっとのお家なんだから
健やかでご機嫌な毎日を願っています。
リーちゃん、卒業本当におめでとう

リジィちゃんの新しい名前は・・・。
「テンちゃん」
になりました。
お空をイメージして付けてくださったそうですよ。
里親様、ありがとうございました。

では。

フィーネちゃん卒業

おはようございます。
更新が遅れて申し訳ありません。
1月3日にお家が決まってお迎え待ちだったロングコートチワワのフィーネちゃん
1月5日水曜日の夕方にお迎えに来てもらって無事卒業しました



フィーネちゃんが川西に来てくれたのは10月19日のことです。

もうあの日から2か月半も経っていたんだ・・。
それが正直な気持ちです。
それだけフィーネはカフェに馴染んていて、可愛くて、みんなに愛されて過ごしてくれていたから。

手もかからず、人懐こくて、お膝が好きで抱っこ好き。
色んな人のお膝を温めてくれました。

でも最初は怖くて不安だったことを思い出しました。
おしっこも1日1回。
夜から朝まで入ってもらったケージの中でしかできませんでした。
ウンチも同じです。
朝のオヤツもフロア内のケージの中でしか食べれなかったこと。

決まった人のお膝にとりあず乗って、降ろしても戻ってちょこん。
時には隅っこに置いてあるティッシュとぞうきんを置いてある籠の中に入っていたり、隅っこで過ごしていたり。

鳴くでなく、威嚇するでなく、とにかく頑張っていたのだと思います。
でも一週間を過ぎた頃からは大丈夫になって、どんな人のお膝にも抱っこしてもらえるようになって。
フロアのベッドで楽しく過ごせるようになって。

めちゃ食いしん坊になって。
他のワンちゃんと一緒にベッドもシェア出来るようになりました。


お散歩は、ボランティアさん達の情報ノートによると、カフェに来てから約3週間後の11月7日に初めて歩いてくれるようになったようで、それからは音には敏感で震えるけれどシッポもフリフリしながら歩けるようになりました。

(12月の最後は寒いため来てもらったコートが嫌なのか、寒いのがダメなのか歩かなくなってましたけれど・・)
最近ではご来店くださったお客様が連れてこられたワンちゃんに、威嚇までするようになって(笑)
フィーネちゃんにとってカフェは日常で、縄張りへと変化していきました。

そして本当に愛らしい可愛さをもっていました。
ハローウインのお洋服もクリスマスのお洋服も。
写真撮影のために着せてもらった晴れ着も、虎の被り物も。

本当に可愛さ満載。
愛されキャラ。
みんなに可愛がってもらっていました。

時間の経過とともに成長していくフィーネちゃん。
嫌いなワンちゃんは嫌い。

好きなワンちゃんは積極的。


自分の主張も現すことができるようになって来て、チワワ女子の性格も現わしてくれるようになりました。
だからワンちゃんがいるお家に行くのなら、相性を見ていただいた方が安心
誰もがそう思っていました。

でもずっと面会希望はあまりありませんでした。
会っていただけたら、この抜群の可愛さに気づいてもらえるとは思いましたが、写真に写るフィーネちゃんは少しオメメが赤かったり、少し斜視。
そこかビハインドとなっていたように思えました。

もちろん私も気になりましたので、2度ほど診察をしてもらって、眼圧、血圧も計ってもらいましたが正常。
緑内障でも網膜剥離でもありませんでした。

いつ頃から赤くなり始めたのかも分からないし、その記録もありません。
痛みもないとのことでしたので、ヒアルロン酸の目薬を毎日数回点眼。
充血がひどい時の目薬も処方してもらいました。
そしてすこしづつ改善してきましたが、やはり目の赤みは消えるまでには至りませんでした。

12月初旬からはヒートになって、それが長引いて約1か月ほど。
ヒートが長い時に疑われる子宮蓄膿症。
ヒートが終わった年末に食欲が少し落ちて、心配になったため病院で血液検査とエコーをしてもらいました。

だけども血液検査もエコーもほぼ問題なし。
気になる子宮は少しだけ腫れていたけれど、ヒート終わりにもある症状だったので様子を見ていました。
年初の1月2日も念のため病院へ。
でも年末よりも数値は改善されていました。

里親様が初めてカフェに来てくださったのは12月15日のことです。
この日は奥様だけのご来店でした。
お家には先住犬のびわちゃんがいるとお話しくださいました。
びわちゃんは13歳。
11歳の時に、川西にある大きな保護団体から引き取られていました。
びわちゃんも繁殖引退犬だったそうです。
そしてもう一頭、トイプードルのワンちゃんがいたそうですが少し前にお空に旅立ってしまわれたとのこと。
それで残されたびわちゃんと一緒に暮らすワンちゃんを探されていました。
この日はいろんなワンちゃんと過ごしていただき、譲渡に関するご説明もさせていただきました。
お家にはびわちゃんがいるので、どのワンちゃんを選ばれたとしても一度相性を確かめられた方がいいのでは・・。
そうお伝えしました。

それをご理解くださった里親様。
次のご来店は12月27日。
この日は年内営業終了日でした。
ご主人とびわちゃんを伴われて再度カフェを訪れてくださったのです。
お時間をかけて、色んなワンちゃんと過ごしてくださいました。
そしてお話をお伺いしたところ、フィーネちゃんをお迎えしたいと言ってくださったのです。
オメメの事もご理解くださって、ちょっと懸念された肝心のびわちゃんとの相性も良好。
最近のフィーネは、外から来てくれたワンちゃんに威嚇しながら噛みにいったりすることもあったので、ヒヤヒヤしがら見守っていましたが、全然大丈夫。

肩透かしのように馴染んでいて・・、ご主人にびわちゃんと一緒に抱っこしてもらっていました。
フィーネちゃんとびわちゃんとが一緒のお膝。
遠くから眺めていて、どれだけ嬉しかったことか・・。

2か月以上ここで待ち続けていたのは、こんな温かな優しいお家に出会ってもらうためだったんだと思いました。

この日はお時間も無かったこともあり、ご契約は年始営業開始の1月3日。
もちろんフィーネちゃんはご主人のお膝でまったりの様子で過ごしていました。

卒業は翌々日の一昨日。
ちょっとだけ体調が心配だったため、里親様のかかりつけ医の年始初めに合わせてお迎えに来ていただきました。
この日奥様が保険のご契約をしてくださる間もご主人のお膝でまったり。

穏やかで温かで、嬉しい卒業になりました。

里親様へ
たくさんいるワンちゃんの中で、フィーネちゃんに出会っていただけて本当に嬉しく思います。
フィーネちゃんの可愛さを見つけてくださりありがとうございました。

選んでくださったのは奥様で、ご主人はどんなワンちゃんでも受け入れてくださる方。
「いつも私が決めても、主人の方に懐くんですよ(笑)」
とおっしゃられていた様子も、なんだかとても温かかったです。
里親様のお家でのびのびと暮らすフィーネちゃんを想い、頑張って来たフィーネちゃんを想い、巡り合ってくださったことに心から感謝ていっぱいです。
年末、少し体調思わしくないこともありましたので、何か分からないことがありましたらいつでもお聞きくださいね。
そしてまた、よろしかったら一緒に遊びに来ていただけましたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。

そして可愛いフィーネちゃんへ

最初、私を見つけてはすぐにお膝に乗って来てくれたけれど
だんだん誰のお膝も大丈夫になって
逞しくなったよね。


朝、ケージから出そうとするとお腹を見せながら
ずっとシッポを振ってくれたのがただただ可愛くて可愛くて

大好きだったよ。
ちょっと食欲が落ちて心配だったけど
とにかくお家でゆっくり過ごして
しっかりご飯も食べて
ゆっくりまったりのんびりな毎日を過ごして欲しいです。


フィーネ、卒業おめでとう
幸せにね。

フィーネちゃんの新しい名前は・・・。
「ゆずちゃん」
になりました。
先輩のびわちゃんとフルーツコンビです。
里親様可愛いお名前をありがとうございました。

では。