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保護犬・保護猫カフェ 川西店

保護犬・保護猫ちゃん達の新しい家族を探しています!

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ナララちゃん卒業

こんばんは。
9月11日土曜日、ロングコートチワワのナララちゃんが卒業しました



8月17日に川西に来てくれたナララちゃん。
お盆明けではありましたが、夏休みでお子様のご来店が多い時期のこと。
そんな中で、最初はナララはビクビクさん。

でも夜のケージでは・・。
ナララのケージの前に立つとお腹を見せてシッポフリフリ。

外は慣れていなくてもケージでは愛嬌たっぷり。
その姿はほんとに可愛いくて、それから毎日卒業するまでナララのお腹見せは続いていました。

しばらく経つとカフェにも慣れて、お子様のお膝でも抱っこ大丈夫になり、お子様だけでなくもちろんどんなお客様のお膝もOK。

フロアでもシッポフリフリになり、笑顔を振りまき、たちまち人気者となっていました。

でも・・。
ナララの体調は可愛さと裏腹で既往症も多くあり、
まず初発白内障。
お耳はマラセチア菌。
歯は歯石歯肉炎重度。
パテラ両足GⅢ。
僧帽弁閉鎖不全症グレードB1。

そして肛門腺の左側が破裂したせいなのか腫れていて膿が溜まっていました。

治療は・・目薬で初発白内障の進行をできるだけ抑えること。
お耳の洗浄と投薬。
絞っても膿が出てこない肛門嚢への消炎鎮痛剤と抗生剤の投与。
です。

でもナララには絶対嫌なことがありました。
それは目薬と耳掃除と投薬です。
目薬は断固拒否。
耳洗浄も断固拒否。
いやいやを激しく繰り返し、それでも強行突破を試みるとチアノーゼが出るほどでした。
更に、お薬の服用もダメ。
フードに包んでも、絶対に口を付けません。

やむなく直接口に入れるのも嫌がりすぎて非常に危険。
ご飯に隠すと、そこだけが残っていました。
毎朝毎晩ナララとの闘いの日々(笑)
先生に相談して、注射で代用してもらう事も考えていました。
でも何とかかんとか5日間の服用が終わってやれやれ・・だったのですが。
その後も、もしかしてご飯に隠されているかもしれないと思っていたのか、
ご飯はまず両端から口を付けて、器の真ん中だけ残していることもあり、その徹底した用心深さはさすがチワワちゃん。
可笑しいけれど、微笑ましいひとコマでした。

フロアではいつだってシッポは上向きだけれど、音に敏感でお散歩はまだ苦手。


オヤツは最初は手からはもらえなくて、下に置いてあげると食べていたのが、
最近では手からも食べれるようになり、少しづつ進歩を見せてくれるナララちゃん。

8月の終わりころからヒートが始まってしまい、リュウセイくんやラルジュくんがいるためフロア内のケージで過ごすことが多くなり、お客様やボランティアさん達に抱っこしてもらう事がめっきり減ってしまって残念な毎日。
 
だけどナララちゃんはお利口さんで、大人しくケージの中で過ごしてくれました。
年齢は7歳でしたが、可愛くて写真映りもバツグン。
お膝も大好き。
ただ不思議とお家が決まりませんでした。


里親様は9月8日に初めてカフェに来てくださったご家族です。
この日はお母様とご一緒にカフェを訪れてくださいました。
里親様のお家には2頭のチワワちゃんがいらっしゃったそうですが、ちょうど一か月前の8月8日、そのうちの一頭(マロンちゃん)が13歳5カ月で虹の橋を渡ってしまわれた、とお話しくださいました。

(↑亡くなられたマロンちゃん)

残されたチワワのポッキーちゃん(9歳)は、相棒がいなくなったことで少し元気をなくしてしまった様子。
それで、里親様はSNSでナララちゃんを見つけてくださって会いに来てくださったとのことでした。


優しいお2人でした。
その感じさせていただいた優しさは人に対してもワンちゃんに対しても同じで、優しいお心つかいが自然と伝わるものでした。
ナララの僧帽弁閉鎖不全症はまだ投薬のレベルではありませんでしたが、もしかして心臓疾患をご理解くださるかもしれない・・。
そう思い、私は夢中でナララの既往症をお伝えしていました。
すると里親様ご本人は看護師でいらっしゃった上に、マロンちゃんも同じ僧帽弁閉鎖不全症に罹患していたとお伝えくださったのです。
更にマロンちゃんは心臓だけでなく何種類もの薬を飲んでいたことも明かしてくださって、ナララの既往症を怯むことなく受け入れてくださいました。
そして気がかりはただ一つ、ポッキーちゃんとの相性だと・・。
私は、どうかポッキーちゃんとの相性が良好でありますようにと願わずにはいられませんでした。

そして、ポッキーちゃんと一緒に再びカフェに来てくださったのは、金曜日でした。
初めての場所で緊張するかもと思っていたけれど、当のポッキーちゃんはご機嫌で笑顔炸裂。

自然とカフェに溶け込んで、気がつけばフロアの真ん中のベッドで寛いでるような感じの大物さん。
里親様が一番気にされていた相性は特に問題なく、長い時間を過ごしてくださった後、お家にと言っていただきました。
ナララを大切に守ってくれる場所が出来たことに、心から安堵したとともに胸がいっぱいでした。

そして翌日お迎えに来てもらって、ナララは幸せへとカフェを卒業して行きました。

里親様へ

この度は素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。
今回のご縁は、もしかしたらマロンちゃんが繋いでくれたように思います。
そのマロンちゃんの病気の看病やお世話をさせてもらえた事が本当に幸せだったです、とご契約時にお伝えくださった思いやり溢れる優しいお言葉・・。
そのお気持ちに共感させていただき、また胸がいっぱいになりました。
これからは、少しづつ既往症を治していただきながらゆっくりお家に馴染んでいくのを見守っていただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
ポッキーちゃん、ナララちゃんをどうぞよろしくね。

里親様は帰られてから昨夜と今日、お便りを送ってくださいました。
初日夜、ちょっと恐る恐るだけれどオヤツを手からもらって食べている姿。
今日は前日の夜、手作りご飯をしっかり完食しているお写真。
お腹見せて撫でてもらってる動画。
布団の上でコロリンしているお写真・・などなどたくさん。

おしっこもシートの上で出来たとのこと。
ご飯はいつもしっかり食べるタイプでは無かったので、私も感動しましたが里親様も嬉しくて感動泣きされたそうです。
「今日からとわの犬生が始まったので、楽しく過ごして行きたいです」
「繋いでくれた命、しっかり守っていきます」
優しいお言葉で、そう綴ってくださいました。

そうです・・ナララちゃんの新しい名前は・・・。
「永遠(とわ)ちゃん」
になりました。
里親様の弟さんが、ずっと(永遠)に幸せが続くようにと付けてくださったそうです。
素敵なお名前をありがとうございました。

最後にナララちゃんへ

フロアをちょこまかと軽快に歩くナララちゃんの姿は
ほんとに可愛かったよ。
抱っこも大好きで、カフェのお仕事もきっちりしてくれて
ほんとありがとう。
でも、目薬もお耳の掃除も絶対にさせてくれなかったけどね(笑)

これからは新しいお家がずっとのお家。
優しい優しい里親様のご家族と一緒に、
のんびりゆっくり過ごして
幸せになってください。

卒業、本当におめでとう

では。

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