ベディちゃん卒業
[No.1144] 2021/08/22 (Sun) 23:39
こんばんは。
昨日、トイプードルのベディちゃんに素敵なご縁が繋がり、卒業しました

ベディは6月8日、川西に来てくれました。
同期はラパールちゃん(現未来ちゃん)、オッティくん(現ぽんずくん)、ユノハちゃん(現ルナちゃん)、ラミシアちゃん(現ちぃちゃん)。
次々にお家が決まっていった同期を見送って来ました。
たった2.5㎏の可愛いベディ。
性格は可愛くて、トイプードルらしい人が大好きなタイプ。



年齢だってまだ5歳。
ワンちゃんも大好きで、ワンプロが大好きなお転婆さん。
大きなワンちゃんであろうと、男の子であろうと、遊び、懐き寄り添い・・。





そんな場面を何度も目にしました。
最近では特に身体が一番大きいエメトちゃんが大好き。
体重差約9㎏。
顔にへばりついたり、シッポや身体に纏わりついたり、耳や顔やお尻などを舐めてたりチチチッと噛んだり。



エメトはとても大らかなので、ベディが何をしても全く気にも留めず遊ばせてあげていました。
お陰でエメトの身体や洋服はベタベタ・・(笑)。
でも近くに寄って行ってフロアで一緒に寝ている姿は、とても微笑ましい光景でした。

おやつは大好き。
ご飯は食べムラあり💦
大好きなボランティアさんには付きまとい、あからさまな好き好きアピール。



ベディは賑やかで、お転婆な愛すべき女の子なのです。
でも…ベディは左後肢が奇形しています。
カフェ初日に診察を受けて、レントゲンを撮ってもらうと大腿骨と脛骨を繋ぐ膝蓋骨付近は約90度ほどねじれていました。

パテラグレードⅣ。
最初は痛みが出ないかとハラハラ。
抱っこすることさえはばかられました。
でも当の本人は走る、ジャンプする・・と全く気にする様子もありません。

その走りもけっこう早くて高速。
奇形している足を利用して、耳を掻いたりもしていました。
H先生は今後痛みが出ないかを注意して、もし里親様が決まったら手術も視野に入れることをお伝えして欲しいと言われていたのですが、少しびっこを引きながらも全く大丈夫。
もちろん激しい時にはストップをかけていましたが・・。
でも痛みも無く動き回る姿に、私はおそらく生まれて来た時からの奇形ではないかと思いました。
カフェは早くにお家が決まるのを競っているわけではありません。
確かに既往症が少ないと、早くお家が決まります。
でもカフェに来る子達は、既往症は少なくはありません。
同じ既往症をお伝えしても答えは一つではなく、事実をお伝えして、そして既往症さえもその子の個性と受けとめていただけるか。
なのだと思います。
繋がるところにしか繋がらない、たった1本の運命の絆。
ベディの全てを受け入れていただける方が現れるのを、ただ私達は待つだけなのです。
今年は5月に梅雨入りして、雨の多い夏。
8月も異常気候で雨の多い日が続きました。
お散歩は晴れ間を縫って外に出ます。
フロアでお転婆ぶりを発揮しているベディさんもお散歩に行きます。
しかし・・😵


カフェでは超ご機嫌でも、外に出ると全く歩かないベディさん。
ボランティアさん達が書いてくれた情報ノートは、歩かない記録ノートと化していました(笑)
ただ、一昨日は大好きなエメトと一緒に初めて完歩。
これはもう事件でした(笑)
これから、ゆっくりでも歩けるようになってくれればなぁ・・と思いました。
里親様は7月の中旬に初めてカフェを訪れてくださった方です。
6月6日に5年前の6月に天神橋店から引き取られたトイプードルの男の子が亡くなられたと、お話しくださいました。
名前はゾーイ君。


引き取られた時にはもうシニアの10歳くらい。
最後は脳に腫瘍ができてしまって、闘病の末虹の橋を渡ってしまわれたそうです。
この日はお膝にチワワのぼっくんをずっと抱っこしてくださっていました。
ですが1週間後に再びカフェに来てくださった時に抱っこしていただいたのはベディちゃん。
亡くなったゾーイ君と同じシルバーのトイプードルで体重もほぼ同じ。
その感触がしっくりと腕に馴染まれていて、この日は長い時間をずっとベディを抱っこしてくださいました。


ベディも一度もお膝から降りることも無くて・・。
既往症もお伝えしたところ、ご理解くださっていました。
そして7月末、再びベディに会いに来てくださった里親様。
「やっぱりベディちゃんが可愛い」
そうおっしゃられてこの日も長い時間を過ごしてくださいました。

この時には、もし引き取るならお盆前・・。
そうお伝えくださっていました。
でもお盆を過ぎてもご連絡が無く・・。
ダメだったのかなぁ・・。
と諦めかけた一昨日、里親様はお電話をくださったのです。
お仕事があり、お忙しくされていたとのこと。
遅くなったけれど、明日迎えに行きたい。
そうお伝えくださいました。
この時、私は「やっぱり繋がっていたんだ」と胸がいっぱい。
ベディを気に入ってくださった優しい優しいお心の里親様に決めていただいたことに、心から感謝。
とても嬉しかったです。
里親様へ
優しいご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。

ベディの全てをご理解くださって決めていただき、感無量です。
お母様もお迎えに来てくださいまして、ありがとうございました。
甘えたさんなので、少し大変かもしれませんが(笑)
里親様の相棒として、末永くよろしくお願い致しますね。
またぜひ何かありましたらお気軽にご相談いただければと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
里親様は昨夜と今朝、お便りをくださいました。
家に着くと、最初はへっぴり腰でまるで匍匐前進みたいに恐る恐るお家の中の匂いを確認していたそうです(笑)
その後、1㎝部屋の段差も難なく乗り越え問題ない様子。
ご飯は少ししか食べなかったそうですが、お水OK、おしっこOK。
今朝のお便りではウンチもOK。
常に里親様に引っ付き虫だそうです。


後は緊張が解けてご飯をしっかり食べてくれるようになれば・・。
ですが、きっと大丈夫。
「この子を絶対に幸せにします」
「存分に甘えさせてあげようと思います」
と心強くも温かなお言葉を綴ってくださいました。
ベディ嬢へ

優しい優しいお家が決まってほんとに良かったです。
たまにお腹を壊したりはしたけれど、
ほとんど手もかからなくて
無邪気で、明るくて、可愛くて。
遊び大好きで、人もワンちゃんも大好きで。
お利口でいてくれてありがとう。
これからは健康第一。
しっかりご飯を食べて、お散歩も出来るようになってね。

どうか幸せに暮らしてください。
卒業、ほんとにおめでとう
ベディちゃんの新しい名前は・・・。
「ハイジちゃん」
になりました。
出会ったときに、元気で走り回っていたのでこのお名前を思いつかれたそうですよ。
可愛いお名前をありがとうございました。
では。
昨日、トイプードルのベディちゃんに素敵なご縁が繋がり、卒業しました


ベディは6月8日、川西に来てくれました。
同期はラパールちゃん(現未来ちゃん)、オッティくん(現ぽんずくん)、ユノハちゃん(現ルナちゃん)、ラミシアちゃん(現ちぃちゃん)。
次々にお家が決まっていった同期を見送って来ました。
たった2.5㎏の可愛いベディ。
性格は可愛くて、トイプードルらしい人が大好きなタイプ。



年齢だってまだ5歳。
ワンちゃんも大好きで、ワンプロが大好きなお転婆さん。
大きなワンちゃんであろうと、男の子であろうと、遊び、懐き寄り添い・・。





そんな場面を何度も目にしました。
最近では特に身体が一番大きいエメトちゃんが大好き。
体重差約9㎏。
顔にへばりついたり、シッポや身体に纏わりついたり、耳や顔やお尻などを舐めてたりチチチッと噛んだり。



エメトはとても大らかなので、ベディが何をしても全く気にも留めず遊ばせてあげていました。
お陰でエメトの身体や洋服はベタベタ・・(笑)。
でも近くに寄って行ってフロアで一緒に寝ている姿は、とても微笑ましい光景でした。

おやつは大好き。
ご飯は食べムラあり💦
大好きなボランティアさんには付きまとい、あからさまな好き好きアピール。



ベディは賑やかで、お転婆な愛すべき女の子なのです。
でも…ベディは左後肢が奇形しています。
カフェ初日に診察を受けて、レントゲンを撮ってもらうと大腿骨と脛骨を繋ぐ膝蓋骨付近は約90度ほどねじれていました。

パテラグレードⅣ。
最初は痛みが出ないかとハラハラ。
抱っこすることさえはばかられました。
でも当の本人は走る、ジャンプする・・と全く気にする様子もありません。

その走りもけっこう早くて高速。
奇形している足を利用して、耳を掻いたりもしていました。
H先生は今後痛みが出ないかを注意して、もし里親様が決まったら手術も視野に入れることをお伝えして欲しいと言われていたのですが、少しびっこを引きながらも全く大丈夫。
もちろん激しい時にはストップをかけていましたが・・。
でも痛みも無く動き回る姿に、私はおそらく生まれて来た時からの奇形ではないかと思いました。
カフェは早くにお家が決まるのを競っているわけではありません。
確かに既往症が少ないと、早くお家が決まります。
でもカフェに来る子達は、既往症は少なくはありません。
同じ既往症をお伝えしても答えは一つではなく、事実をお伝えして、そして既往症さえもその子の個性と受けとめていただけるか。
なのだと思います。
繋がるところにしか繋がらない、たった1本の運命の絆。
ベディの全てを受け入れていただける方が現れるのを、ただ私達は待つだけなのです。
今年は5月に梅雨入りして、雨の多い夏。
8月も異常気候で雨の多い日が続きました。
お散歩は晴れ間を縫って外に出ます。
フロアでお転婆ぶりを発揮しているベディさんもお散歩に行きます。
しかし・・😵


カフェでは超ご機嫌でも、外に出ると全く歩かないベディさん。
ボランティアさん達が書いてくれた情報ノートは、歩かない記録ノートと化していました(笑)
ただ、一昨日は大好きなエメトと一緒に初めて完歩。
これはもう事件でした(笑)
これから、ゆっくりでも歩けるようになってくれればなぁ・・と思いました。
里親様は7月の中旬に初めてカフェを訪れてくださった方です。
6月6日に5年前の6月に天神橋店から引き取られたトイプードルの男の子が亡くなられたと、お話しくださいました。
名前はゾーイ君。


引き取られた時にはもうシニアの10歳くらい。
最後は脳に腫瘍ができてしまって、闘病の末虹の橋を渡ってしまわれたそうです。
この日はお膝にチワワのぼっくんをずっと抱っこしてくださっていました。
ですが1週間後に再びカフェに来てくださった時に抱っこしていただいたのはベディちゃん。
亡くなったゾーイ君と同じシルバーのトイプードルで体重もほぼ同じ。
その感触がしっくりと腕に馴染まれていて、この日は長い時間をずっとベディを抱っこしてくださいました。


ベディも一度もお膝から降りることも無くて・・。
既往症もお伝えしたところ、ご理解くださっていました。
そして7月末、再びベディに会いに来てくださった里親様。
「やっぱりベディちゃんが可愛い」
そうおっしゃられてこの日も長い時間を過ごしてくださいました。

この時には、もし引き取るならお盆前・・。
そうお伝えくださっていました。
でもお盆を過ぎてもご連絡が無く・・。
ダメだったのかなぁ・・。
と諦めかけた一昨日、里親様はお電話をくださったのです。
お仕事があり、お忙しくされていたとのこと。
遅くなったけれど、明日迎えに行きたい。
そうお伝えくださいました。
この時、私は「やっぱり繋がっていたんだ」と胸がいっぱい。
ベディを気に入ってくださった優しい優しいお心の里親様に決めていただいたことに、心から感謝。
とても嬉しかったです。
里親様へ
優しいご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。

ベディの全てをご理解くださって決めていただき、感無量です。
お母様もお迎えに来てくださいまして、ありがとうございました。
甘えたさんなので、少し大変かもしれませんが(笑)
里親様の相棒として、末永くよろしくお願い致しますね。
またぜひ何かありましたらお気軽にご相談いただければと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
里親様は昨夜と今朝、お便りをくださいました。
家に着くと、最初はへっぴり腰でまるで匍匐前進みたいに恐る恐るお家の中の匂いを確認していたそうです(笑)
その後、1㎝部屋の段差も難なく乗り越え問題ない様子。
ご飯は少ししか食べなかったそうですが、お水OK、おしっこOK。
今朝のお便りではウンチもOK。
常に里親様に引っ付き虫だそうです。


後は緊張が解けてご飯をしっかり食べてくれるようになれば・・。
ですが、きっと大丈夫。
「この子を絶対に幸せにします」
「存分に甘えさせてあげようと思います」
と心強くも温かなお言葉を綴ってくださいました。
ベディ嬢へ

優しい優しいお家が決まってほんとに良かったです。
たまにお腹を壊したりはしたけれど、
ほとんど手もかからなくて
無邪気で、明るくて、可愛くて。
遊び大好きで、人もワンちゃんも大好きで。
お利口でいてくれてありがとう。
これからは健康第一。
しっかりご飯を食べて、お散歩も出来るようになってね。

どうか幸せに暮らしてください。
卒業、ほんとにおめでとう

ベディちゃんの新しい名前は・・・。
「ハイジちゃん」

になりました。
出会ったときに、元気で走り回っていたのでこのお名前を思いつかれたそうですよ。
可愛いお名前をありがとうございました。
では。
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