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保護犬・保護猫カフェ 川西店

保護犬・保護猫ちゃん達の新しい家族を探しています!

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チップーちゃん卒業

こんばんは。
今日、ロングコートチワワのチップーくんにご縁が繋がり、卒業しました



チップーくんは12月8日に川西に来た可愛いチワワ男子です。
ちょっと太めのイケメンくん。
大人しくて、ほげほげタイプ。

何事にも動じず、ただじっと動かず下を向いていました。

申し送りのメモには、心雑GⅡでシャンプー台に乗せると呼吸が止まる・・と書かれていてびっくり。
すぐに連れていった病院で診てもらいました。


心電図とエコーで詳しく検査すると
まず不整脈。
そして僧帽弁閉鎖不全症BⅠ。

更に真っ黒な耳垢が溜まり、炎症で耳道が狭くなっていました。
両足もパテラGⅢ。
胆のうにも泥。
歯はもうほとんど残っていません。

年齢も8歳。

ご飯をもらってはいたけれど、身体をケアをしてもらっていなかったチップー。
ならせめて、ここからは私が引き受ける。
お家が見つかるまではここでちゃんとしてあげるから。
この夜、密かにチップーと約束しました。
幸い食欲はありましたので、低脂肪食とハートケアを混ぜたご飯はゆっくりだけれど完食。
常に胸に手を当てて不整脈を確認しながらフロアに出し、

耳掃除は定期的に病院でしっかりしてもらいました。

それで分ったことは、緊張すると不整脈がでます。
でも、日常での生活はほぼ問題なし。
頻脈と普通脈を繰り返していたので、心拍数のカラ打ちで失神することが心配でしたが、
幸いそんな様子も無く、
フロアでは抱っこはせずにナデナデをしてもらいながら、ご機嫌に過ごしてくれていました。



弱々しいだけと思われた行動にも変化が現れ、好き嫌いがあって気に入らない子が近づくと威嚇。

ケージの鎖を何故かカジカジしたり、

おやつの時間はすばしっこく走り回り、皆の輪の中にもらいにいっていました。
お散歩も最初は一歩も動けないところから、ボランティアさん達の努力でしっかり歩けるようになり、

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短い間で、ここぞというときには出来る男になっていました。
一番の魅力は、撫でて欲しいと自分からお膝に手をかけてちょんちょん。

激しさが無い分、いじらしくて・・。
飛び切りの笑顔も出るようになり、もう可愛さでいっぱいでした。

里親を考えてくださる方も何人かいらっしゃいました。
でも・・留守の多さや既往症の多さなどの理由で決まることはありませんでした。

そんな中、月曜日に1本のお電話をいただきました。
場所はお車で1時間半ほどの遠方から。
お母様と一緒にチップーに会いに行きますというお電話でした。
そして夕刻、閉店時間を残すところあと30分になったころ、カフェにお越しくださいました。

一昨年8月にチワワちゃん、昨年6月にダックスちゃんと飼っておられたワンちゃんを亡くされていた里親様ご一家。
もう一度ワンちゃんを飼いたいと思う里親様でしたが、なかなかお母様の同意をいただけなかったそうでした。
でも、今回一緒にお母様も来てくださったとのこと。
それは里親様にとっては本当に嬉しく思われたそうです。
そして里親様はチップーのことを鶴橋店のSNSから見ていてくださっていたそうです。

お越しくださった時、私は気がつけば残りの時間をチップーの体調について渾身の説明をしていました。
それはきっと、里親様に温かいものを感じていたからだと思います。
閉店後はワンちゃん達のご飯の時間。
なかなかチップーと離れ難く思われていた里親様に、
「ご飯を食べるところをみていかれませんか?」
とお声をかけさせていただきました。
そして、チップーが一生懸命ゆっくりと食べる姿を見ていただきました。
おそらく、この時にはもうお心は決まっておられたと思います。

今日朝、お電話をくださりお迎えに行きたいと言ってくださった里親様。
実は、里親様はトリマーさんでお店をしておられます。
今日はご予約があったにもかかわらず、お客様にお伝えして日にちをずらしてもらって
チップーのご契約とお迎えにきてくださったそうです。

チップーをお家にお迎えしたいと思う一途なお気持ちが嬉しくて、私は胸がいっぱいになっていました。

里親様へ

こんな素敵な出会いをお待ちしていました。
チップーのことをすべてご理解くださる素敵なご縁。
お家の子にお迎えくださり、心からの感謝を伝えさせてくださいです。
持病に心臓疾患があると、トリミングをお断りされることもありますが
チップーは専属のトリマーさんも一緒にゲットできて、本当に嬉しいです。
そしてこれからまだまだ元気で楽しいことをいっぱい経験して欲しいです。
どうかこれからのチップーの未来をよろしくお願い致します。

里親様は帰られてから、メールとお写真を送ってくださいました。

ご飯完食の様子。
初めての場所でご飯食べれたら上出来ですね。

「もうすでにすごくすごく可愛いです。愛おしいです。大切に育てますのでご安心くださいね」
と痺れるお言葉を綴ってくださいました。

チップーくんへ

初めて会ったとき、
ガラス細工みたいに壊れそうなチップーを見て胸が熱くなったけれど
だんだん活発なところを見せてくれて本当に安心しました。
賑やかなカフェでなくて
今日からは穏やかで優しいお家がチップーのお家。
里親様とラブラブな毎日を過ごして
幸せになってください。

卒業、本当におめでとう

チップーくんの新しい名前は・・・。
「福くん」になりました。

お名前を決められた後、里親様のお家の亡くなった先住犬のお仏壇を今朝見られてお母様と感動されたそうです。
そこにあった「福」の文字。
きっとお正月から運命は決まっていたのですね。

では。

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