カリナちゃん卒業
[No.979] 2020/10/12 (Mon) 09:24
こんばんは。
今日、スムースコートチワワのカリナちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました

川西に来た8月11日からちょうど2か月。
カリナちゃんに最高のご縁が繋がりました。
カリナは警戒心からいつも、とても、緊張していました。


それは見ていて息苦しくなるほど。
常に起きていて、それも身体を起こしたままフロアの動向を凝視し、
耳はいつもアンテナのように動いていました。
最初の1か月はフロアのケージからほとんど動かず。
おやつも人の手から食べないどころか、下に置いてあげても絶対に口にすることがありません。


いつも寝ているケージに入れてあげて、おやつを置いて扉を閉めて、ドアを閉めると急いで食べる・・。
人の見ている前では食べてくれませんでした。
しんどいやろなぁ。
疲れるやろうに。
いつも表情は同じで笑った顔など見たことがありません。
名前を呼んでも耳だけを動かしてスルー。
シッポは一度だって上がったことが無く、これでもかというくらい下に巻いていました。


沢山の人が行き交うカフェ。
知らない人でいっぱい。
カリナにとってはきっと辛い毎日だったように思います。
時折犬舎のケージに入れてあげて休憩させてあげていました。
1ケ月を過ぎた頃、少しだけ変化がありました。
ケージから出たり入ったりするようになったのです。
でもその出方は不思議な行動でした。



まず1mくらいを行ったり来たりを何度も何度も繰り返していました。
確かめるように何度も繰り返すそのルーティン。
それから、その後ケージから玄関が見えるガラス窓までを何度も繰り返し、結果玄関で座る。

ドアにお客様の影が見えると鳴く。
それは緊張しぃのカリナにとってはすごく大きな前進でした。



相変わらず人の手からのおやつは食べないし、
お客様の抱っこは1秒で降りて来ていましたけれど
私やボランティアスタッフさんのことは分かっていて、抱っこさせてくれました。

2週間くらい前の朝、私とボランティアのSちゃんだけの時、
Sちゃんが「誰もいないと手からおやつ食べてくれるかも」と言ってくれて
誰もいないフロアににカリナだけを出してみました。
最初は走り回っていたけれど・・・。
なんと!手からおやつを食べてくれたのです。
食べ方は一度もらって食べてからフロアを走り回って、また戻って来て食べる。
でしたが・・。


慣れた人からなら、誰もいない場所なら、
カリナは大丈夫なのでした。
だから、お家に行けば変わる!
落ち着いた環境で、やさしい家族の中でならいける。
それはもしかしたら、普通のワンちゃんのようには過ごせないかもしれないけれど
そのことをご理解くださるお家なら大丈夫という確信を持つことができました。
その時、シッポが上がってフリフリだったのですから・・・。
現在も、営業中や朝のおやつの時間は、たまーに大丈夫ですが


基本人の手からはまだ食べれません。
でも、閉店後のご飯の時間は誰よりも早く、犬舎の入り口の一番前でご飯待ちをしていました。


(最初は遠くで固まっているだけだったけれど・・)
今ではケージで人が見ている前でもご飯を食べて、食後のアキレスも手を出して催促できるようになっています。
お散歩も最初何日も全く歩けませんでしたが、日によっては歩けるようになりました。

カリナは警戒心が強いワンちゃん。
そうやって自分を守って生きてきたのだと思います。
不器用なその姿は、本当に愛おしいものでした。
里親様は月曜日にカフェに来てくださったご家族です。
お母様とお嬢様のお2人でのご来店でした。
SNSを見て、お嬢様がカリナを見つけてくださったとのこと。
カリナを抱っこしてくださったり、様子を見てくださったりと過ごしておられ、ボランティアスタッフさんが対応をしてくれていました。

私はこの日、少しだけでしたがお帰りの際にお話をさせていただきました。
お家には9歳のコーギーちゃんがいるので、次回ぜひ相性を見てあげて欲しいとお伝えしました。
そして昨日お電話をくださった里親様。
コーギーのティアラちゃんを伴われて、ご家族全員でカフェに来てくださいました。

ティアラちゃんはお家では元気なワンちゃんだとのことでしたが、今日は少し緊張気味。
とりあえずはバックヤードでマッチング開始です。
どうなることかとの心配をよそに、カリナはティアラちゃんの臭いを嗅いだりと結構平気。
ティアラちゃんも、男子ワンちゃんには少し厳しいけれどカリナの事は全くもって大丈夫なようでした。


マッチングの様子を動画で撮って里親様にお見せしたところ、とても安心してくださったようでした。
でも私はカリナの性格、例えば抱っこが難しいとか、きっとお家に慣れるまでは時間がかかるとか、人懐こいとはまだほど遠いことを改めてお聞きしていました。
里親様はそのことについてこうお応えくださいました。
それに対しては全く気にしていない。
そんなことを望んでいない。
ただカリナちゃんが好きで、カリナちゃんを迎えて一緒に居たいだけ。
カリナの可愛い顔も含めてすべて気に入ってます。
こんな痺れるお答えをくださいました。


カリナのありのままを受け入れてくださるこんなお家を探していました。
カリナが好きと言ってくださるお家。
嬉しくて胸がいっぱいでした。
お父様も快諾。
すぐに連れて帰りたいとおっしゃられての卒業になりました。
里親様。
素敵なご縁を繋いでくださったご家族皆さんに、心からお礼を言わせてください。

カリナの性格を受け入れていただき、カリナの全てを好きと言っていただき本当に感謝しています。
まだまだ成長途中のカリナですが、その日を温かく見守っていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

※ティアラちゃんもよろしくお願いしますね(^_-)
可愛い可愛いカリナへ

毎日毎日フロアに出ても慣れなくて
体中から緊張が抜けないカリナをずっと見ていたから
お家が決まった事にほんと胸がいっぱいです。
楽しみはご飯の時だけ。
それも最初は緊張ですぐに食べれなくて・・。
でも少しづつだけど慣れてくれて
何でも食べてくれたよね。
抱っこもさせてくれたから
本当はきっと甘えたいはずだと思ってたよ。
新しいお家はカリナの事が大好きと言ってくれたお家。
ゆっくりでいいから
カリナのペースでいいから
どうか愛されて可愛がってもらって
幸せになってください。

カリナ、たくさん頑張ってくれてありがとう。
そして卒業、本当におめでとう
カリナの新しい名前は・・。
「ひなたちゃん」
お嬢様がつけてくださいまいした。
ほんわかした温かな名前をありがとうございました。
では。
今日、スムースコートチワワのカリナちゃんに素敵なご縁が繋がり卒業しました


川西に来た8月11日からちょうど2か月。
カリナちゃんに最高のご縁が繋がりました。
カリナは警戒心からいつも、とても、緊張していました。


それは見ていて息苦しくなるほど。
常に起きていて、それも身体を起こしたままフロアの動向を凝視し、
耳はいつもアンテナのように動いていました。
最初の1か月はフロアのケージからほとんど動かず。
おやつも人の手から食べないどころか、下に置いてあげても絶対に口にすることがありません。


いつも寝ているケージに入れてあげて、おやつを置いて扉を閉めて、ドアを閉めると急いで食べる・・。
人の見ている前では食べてくれませんでした。
しんどいやろなぁ。
疲れるやろうに。
いつも表情は同じで笑った顔など見たことがありません。
名前を呼んでも耳だけを動かしてスルー。
シッポは一度だって上がったことが無く、これでもかというくらい下に巻いていました。


沢山の人が行き交うカフェ。
知らない人でいっぱい。
カリナにとってはきっと辛い毎日だったように思います。
時折犬舎のケージに入れてあげて休憩させてあげていました。
1ケ月を過ぎた頃、少しだけ変化がありました。
ケージから出たり入ったりするようになったのです。
でもその出方は不思議な行動でした。



まず1mくらいを行ったり来たりを何度も何度も繰り返していました。
確かめるように何度も繰り返すそのルーティン。
それから、その後ケージから玄関が見えるガラス窓までを何度も繰り返し、結果玄関で座る。

ドアにお客様の影が見えると鳴く。
それは緊張しぃのカリナにとってはすごく大きな前進でした。



相変わらず人の手からのおやつは食べないし、
お客様の抱っこは1秒で降りて来ていましたけれど
私やボランティアスタッフさんのことは分かっていて、抱っこさせてくれました。

2週間くらい前の朝、私とボランティアのSちゃんだけの時、
Sちゃんが「誰もいないと手からおやつ食べてくれるかも」と言ってくれて
誰もいないフロアににカリナだけを出してみました。
最初は走り回っていたけれど・・・。
なんと!手からおやつを食べてくれたのです。
食べ方は一度もらって食べてからフロアを走り回って、また戻って来て食べる。
でしたが・・。


慣れた人からなら、誰もいない場所なら、
カリナは大丈夫なのでした。
だから、お家に行けば変わる!
落ち着いた環境で、やさしい家族の中でならいける。
それはもしかしたら、普通のワンちゃんのようには過ごせないかもしれないけれど
そのことをご理解くださるお家なら大丈夫という確信を持つことができました。
その時、シッポが上がってフリフリだったのですから・・・。
現在も、営業中や朝のおやつの時間は、たまーに大丈夫ですが


基本人の手からはまだ食べれません。
でも、閉店後のご飯の時間は誰よりも早く、犬舎の入り口の一番前でご飯待ちをしていました。


(最初は遠くで固まっているだけだったけれど・・)
今ではケージで人が見ている前でもご飯を食べて、食後のアキレスも手を出して催促できるようになっています。
お散歩も最初何日も全く歩けませんでしたが、日によっては歩けるようになりました。

カリナは警戒心が強いワンちゃん。
そうやって自分を守って生きてきたのだと思います。
不器用なその姿は、本当に愛おしいものでした。
里親様は月曜日にカフェに来てくださったご家族です。
お母様とお嬢様のお2人でのご来店でした。
SNSを見て、お嬢様がカリナを見つけてくださったとのこと。
カリナを抱っこしてくださったり、様子を見てくださったりと過ごしておられ、ボランティアスタッフさんが対応をしてくれていました。

私はこの日、少しだけでしたがお帰りの際にお話をさせていただきました。
お家には9歳のコーギーちゃんがいるので、次回ぜひ相性を見てあげて欲しいとお伝えしました。
そして昨日お電話をくださった里親様。
コーギーのティアラちゃんを伴われて、ご家族全員でカフェに来てくださいました。

ティアラちゃんはお家では元気なワンちゃんだとのことでしたが、今日は少し緊張気味。
とりあえずはバックヤードでマッチング開始です。
どうなることかとの心配をよそに、カリナはティアラちゃんの臭いを嗅いだりと結構平気。
ティアラちゃんも、男子ワンちゃんには少し厳しいけれどカリナの事は全くもって大丈夫なようでした。


マッチングの様子を動画で撮って里親様にお見せしたところ、とても安心してくださったようでした。
でも私はカリナの性格、例えば抱っこが難しいとか、きっとお家に慣れるまでは時間がかかるとか、人懐こいとはまだほど遠いことを改めてお聞きしていました。
里親様はそのことについてこうお応えくださいました。
それに対しては全く気にしていない。
そんなことを望んでいない。
ただカリナちゃんが好きで、カリナちゃんを迎えて一緒に居たいだけ。
カリナの可愛い顔も含めてすべて気に入ってます。
こんな痺れるお答えをくださいました。


カリナのありのままを受け入れてくださるこんなお家を探していました。
カリナが好きと言ってくださるお家。
嬉しくて胸がいっぱいでした。
お父様も快諾。
すぐに連れて帰りたいとおっしゃられての卒業になりました。
里親様。
素敵なご縁を繋いでくださったご家族皆さんに、心からお礼を言わせてください。

カリナの性格を受け入れていただき、カリナの全てを好きと言っていただき本当に感謝しています。
まだまだ成長途中のカリナですが、その日を温かく見守っていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

※ティアラちゃんもよろしくお願いしますね(^_-)
可愛い可愛いカリナへ

毎日毎日フロアに出ても慣れなくて
体中から緊張が抜けないカリナをずっと見ていたから
お家が決まった事にほんと胸がいっぱいです。
楽しみはご飯の時だけ。
それも最初は緊張ですぐに食べれなくて・・。
でも少しづつだけど慣れてくれて
何でも食べてくれたよね。
抱っこもさせてくれたから
本当はきっと甘えたいはずだと思ってたよ。
新しいお家はカリナの事が大好きと言ってくれたお家。
ゆっくりでいいから
カリナのペースでいいから
どうか愛されて可愛がってもらって
幸せになってください。

カリナ、たくさん頑張ってくれてありがとう。
そして卒業、本当におめでとう

カリナの新しい名前は・・。
「ひなたちゃん」
お嬢様がつけてくださいまいした。
ほんわかした温かな名前をありがとうございました。
では。
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