リーちゃん卒業、エマジェちゃん卒業
[No.961] 2020/09/22 (Tue) 09:16
おはようございます。
一昨日お家が決まったスコティッシュフォールドのリーちゃんが、昨日無事に卒業しました
また、先週カフェにきたばかりのトイプードルのエマジェちゃんにお家が見つかり、卒業しました
※エマジェちゃんについては後日更新させていただきますね。
リーちゃん

「長く里親様が決まらなかったワンちゃんネコちゃんは、飛び切り素敵な里親様が見つかる」
というジンクスが川西にはあります。
今回もこのジンクスは生きていました。
リーちゃん。
川西に来たのは昨年の8月20日。
それから1年1か月を川西で過ごしました。
カフェに来たときは6歳。
繁殖引退でした。


綺麗で優しいカラー。
小さめ2.7㎏の体重。
その時同室のネコちゃんはヘチャコちゃん(現幸ちゃん:2020年5月卒業)です。
ヘチャコちゃんも長いこと里親様が見つからなかったため長い時間をヘチャコちゃんと過ごしました。

ヘチャコちゃんは人に懐くのが苦手でした。
一方リーちゃんは人が好きだけれど、噛みました。
ゴロゴロ自ら寄って来てくれるのに、撫でるとカプカプ。
血は出ないけれど痛い・・。
だから最初は頭を抱えてしまいました。
私は猫を長年飼っていましたし、そのうちの1頭は噛みネコでしたので慣れていたこともあり平気。
でも・・普通は敬遠されがちです。
もしリーちゃんをもらってくれる方がいたとしたら、猫ベテランだと大丈夫かも。
そんな方が現れるのを心待ちにしていました。
でも時が経過しても、そんな方は現れずにいました。
幸いヘチャコちゃんとの仲は良くも無く悪くも無く。
時折仲たがいもしていましたが、おおむね問題はありませんでした。
5月、ヘチャコちゃんにお家が決まり新しく来たあやたかくん(現あやたん:5月卒業)。
あやたかくんとは相性×。
けんかばかりしていました。

ですが、すぐにあやたかくんにはお家が見つかりましたのでホッ。
そのあと来たキキちゃん(5月卒業:現ももちゃん)もすぐに卒業して行き・・。
6月に来たはやとくん(7月卒業:現はるとくん)。
リーははやとが大好きでとっても仲良しでした。
ずっとお互いをペロペロ舐めあってずっと一緒に過ごしていました。


それが悪かったのか、はやとくんに真菌が見つかりハゲてきたと同時に


リーも身体のあちこちがハゲてきました。
リーはもともと来たときに口の周りが赤く腫れていて、右目上の毛が脱毛。



好酸球数値も高くて、耳にはマラセチア菌。
吐いて下痢もしていて、便からはコクシジウム菌が検出されていました。
その後真菌を検出。
薬を一週間投与して治っていました。
でもそれからも顔周りや耳を掻いていて足や耳の周りなどがハゲていました。



好酸球数値も高くてアレルギーの可能性もあり、アレルギー検査も視野にはいれていましたが
高額のため躊躇。
抗生剤を投与してみたり、薬を塗ったり・・。
色々試しながら様子をみていました。
はやとくんが持っていたのか、リーが持っていたのか今となってはわかりませんが
結局りーも真菌が検出されて、はやとくんと仲良くカラー生活になりました。
はやとくんはそのままの状態で里親様が見つかり卒業。
リーはシャンプーしたり、薬を塗布して、8月初旬に真菌も完治しました。

そして気になっていたアレルギー検査を遂に実施。
結果はチキンや小麦など多くの食材がポジティブ反応でした。
カフェに来るまでにいた場所で真菌が移り、寄生虫もいて、アレルギーを持っていたリー。
お耳にもマラセチア菌がいて、痒みのオンパレード。

遅くなってしまったけれど、1年かけてようやく全てが判明しました。
営業時間外はカフェフロアで自由なリーちゃん。
色んなところにお気に入りの場所をみつけて夜な夜なそこで過ごしました。



カフェの窓が大好きで、日の差し込む朝は窓際で過ごすのが日常。





仮眠をとっているわたしの横で過ごしてくれることもあって、目を覚ますとリーの顔が近くにあって驚いたこともありました。



事務作業をしている机にも乗ってきたり、椅子の横で寄り添ってくれたり、
お膝にも乗って来てくれました。


人が好きで、お膝も好きで、甘えたさん。
噛み噛みは相変わらずだけれど、だんだん噛まなくなってきました。
噛んでもりーにしてみたら、甘噛みの範疇。
ボランティアさんが帰る時には靴にすりすり。


本当に可愛いネコちゃんで、
手のかかる子が可愛いと言いますが、まさにその通り。
私はリーが大好きでした。
甘えたのくせに不器用。
でも人の側にいたくて、いつも寄り添ってくれる存在。
食はあまり太くはありませんでしたが、
おやつやちゅーるが大好き。

おやつはアレルギーがあるのであげれなくなりましたが、ちゅーるはまぐろやかつおはあげれました。
あげようとすると、どこからともなく現れてにゃーにゃー催促。
りーとの思い出は尽きません。
里親様はそんなりーに会いに来てくださいました。
実はリーと同時保護のスコティッシュのキャロルちゃんの里親様です。
一年前に鶴橋店でキャロルちゃんをお家に迎えていらっしゃいました。
お電話をくださったのは土曜日の夕方。
鶴橋店に行かれて、キャロルちゃんと同時保護のリーちゃんの里親様がまだ見つかっていないと教えてもらったそうです。
キャロルちゃんは現在2歳。
リーちゃんとそっくりです。

もしかしたら、リーはキャロルちゃんのお母さんかもしれないとお聞きして、お問合せくださったものです。
私にはそこはわかりません。
ただ、そうである可能性は高いと思いました。
翌日曜日にご夫婦でカフェにお越しくださいました。
たくさんお話をさせていただきました。
そしてたくさん触れ合っていただきました。


リーの性格。
既往症。
決して飼いやすいわけではありません。
そのひとつひとつを、ご夫婦は真剣に聞き入ってくださいました。
何より、伝わってくるご夫婦の優しさを感じました。
本当に優しくて温かいご夫婦でいらっしゃいました。
全てをお話させていただいてもなお、里親様の出してくださった結論は・・・。
お家にお迎えしたいというお言葉でした。
私は胸がいっぱいでした。
今でもそのことを思い出すと涙が出て来ます。
自由奔放なリーが待ち続けていたお家。
それはこんな優しいお家だったんだと思いました。

しかも、もしかして自分が生んだ娘のいるお家なのです。
一年かけて待っていたリーの家。
本当に本当に嬉しかったです。
里親様。
この度はリーを見つけてくださり、遠い川西まで会いに来てくださいましてありがとうございました。

そしてリーの性格や既往症をご理解くださりお家の子にしてくださったこと。
心から感謝しています。
本当に本当にありがとうございました。
キャロルちゃんと違って、体調や食べ物、そして噛み噛み癖もあり大変かと思います。
でも、いつか穏やかになってゆったりと過ごせる日がくることを願っています。
どうぞ気長にゆっくりと待っていただければ幸いです。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
キャロルちゃんもよろしくお願いしますね!
里親様は帰られてから夜、私が心配しているからとお便りをくださいました。
とにかくはリーちゃんはケージスタートです。
ですが、さすが自由猫リー。
キャロルちゃんのご挨拶にシャーでお返し


キャロルちゃんはまさかの展開にキョトン👀

その後、ご飯も食べ、おしっこもしてくつろぐくつろぐ・・💦




夜は少しだけケージから出してもらったら、キャットニップのお魚で必殺ネコキックでケリケリ。


と、全然問題ない様子。
猫は場所見知り・・というのはリーには全く当てはまりませんでした(笑)
キャロルちゃんはとってもリーちゃんを気になっているようで、物陰からすっと見ているようです。

真菌の診察をしてもらった後、ケージは開けっ放しにしてくださるようですよ。
キャロルちゃん、これからはめげずに頑張ってね。
そして大好きなリーへ。

名前を呼ぶと、どこにいても飛んできてくれたリー。
いくら噛まれても
ふてぶてしい態度でも
シッポをずっと振ってご機嫌ナナメだっても
私は大好きだったよ。
カフェで過ごした1年余り。
私の生活の一部になっていて
今日からもうリーが側にいないことに
嬉しい気持ちと淋しい気持ちがごちゃまぜです。
でもね。
カフェで過ごした日々より何倍も何十倍ものこれからの生活が
本当の生活になって
ゆっくりと流れる時間がリーの居場所。
そのために生まれてきたんだから・・ね。
幸せな生涯を心から願っています。

リーちゃん。
カミカミはほどほどにして
皆さんに可愛がってもらって
どうか幸せに・・。
卒業おめでとう
リーちゃんの名前は・・・。
そのまま「リーちゃん」です

里親様、ありがとうございました。
では。
一昨日お家が決まったスコティッシュフォールドのリーちゃんが、昨日無事に卒業しました

また、先週カフェにきたばかりのトイプードルのエマジェちゃんにお家が見つかり、卒業しました

※エマジェちゃんについては後日更新させていただきますね。


「長く里親様が決まらなかったワンちゃんネコちゃんは、飛び切り素敵な里親様が見つかる」
というジンクスが川西にはあります。
今回もこのジンクスは生きていました。
リーちゃん。
川西に来たのは昨年の8月20日。
それから1年1か月を川西で過ごしました。
カフェに来たときは6歳。
繁殖引退でした。


綺麗で優しいカラー。
小さめ2.7㎏の体重。
その時同室のネコちゃんはヘチャコちゃん(現幸ちゃん:2020年5月卒業)です。
ヘチャコちゃんも長いこと里親様が見つからなかったため長い時間をヘチャコちゃんと過ごしました。

ヘチャコちゃんは人に懐くのが苦手でした。
一方リーちゃんは人が好きだけれど、噛みました。
ゴロゴロ自ら寄って来てくれるのに、撫でるとカプカプ。
血は出ないけれど痛い・・。
だから最初は頭を抱えてしまいました。
私は猫を長年飼っていましたし、そのうちの1頭は噛みネコでしたので慣れていたこともあり平気。
でも・・普通は敬遠されがちです。
もしリーちゃんをもらってくれる方がいたとしたら、猫ベテランだと大丈夫かも。
そんな方が現れるのを心待ちにしていました。
でも時が経過しても、そんな方は現れずにいました。
幸いヘチャコちゃんとの仲は良くも無く悪くも無く。
時折仲たがいもしていましたが、おおむね問題はありませんでした。
5月、ヘチャコちゃんにお家が決まり新しく来たあやたかくん(現あやたん:5月卒業)。
あやたかくんとは相性×。
けんかばかりしていました。

ですが、すぐにあやたかくんにはお家が見つかりましたのでホッ。
そのあと来たキキちゃん(5月卒業:現ももちゃん)もすぐに卒業して行き・・。
6月に来たはやとくん(7月卒業:現はるとくん)。
リーははやとが大好きでとっても仲良しでした。
ずっとお互いをペロペロ舐めあってずっと一緒に過ごしていました。


それが悪かったのか、はやとくんに真菌が見つかりハゲてきたと同時に


リーも身体のあちこちがハゲてきました。
リーはもともと来たときに口の周りが赤く腫れていて、右目上の毛が脱毛。



好酸球数値も高くて、耳にはマラセチア菌。
吐いて下痢もしていて、便からはコクシジウム菌が検出されていました。
その後真菌を検出。
薬を一週間投与して治っていました。
でもそれからも顔周りや耳を掻いていて足や耳の周りなどがハゲていました。



好酸球数値も高くてアレルギーの可能性もあり、アレルギー検査も視野にはいれていましたが
高額のため躊躇。
抗生剤を投与してみたり、薬を塗ったり・・。
色々試しながら様子をみていました。
はやとくんが持っていたのか、リーが持っていたのか今となってはわかりませんが
結局りーも真菌が検出されて、はやとくんと仲良くカラー生活になりました。
はやとくんはそのままの状態で里親様が見つかり卒業。
リーはシャンプーしたり、薬を塗布して、8月初旬に真菌も完治しました。

そして気になっていたアレルギー検査を遂に実施。
結果はチキンや小麦など多くの食材がポジティブ反応でした。
カフェに来るまでにいた場所で真菌が移り、寄生虫もいて、アレルギーを持っていたリー。
お耳にもマラセチア菌がいて、痒みのオンパレード。

遅くなってしまったけれど、1年かけてようやく全てが判明しました。
営業時間外はカフェフロアで自由なリーちゃん。
色んなところにお気に入りの場所をみつけて夜な夜なそこで過ごしました。



カフェの窓が大好きで、日の差し込む朝は窓際で過ごすのが日常。





仮眠をとっているわたしの横で過ごしてくれることもあって、目を覚ますとリーの顔が近くにあって驚いたこともありました。



事務作業をしている机にも乗ってきたり、椅子の横で寄り添ってくれたり、
お膝にも乗って来てくれました。


人が好きで、お膝も好きで、甘えたさん。
噛み噛みは相変わらずだけれど、だんだん噛まなくなってきました。
噛んでもりーにしてみたら、甘噛みの範疇。
ボランティアさんが帰る時には靴にすりすり。


本当に可愛いネコちゃんで、
手のかかる子が可愛いと言いますが、まさにその通り。
私はリーが大好きでした。
甘えたのくせに不器用。
でも人の側にいたくて、いつも寄り添ってくれる存在。
食はあまり太くはありませんでしたが、
おやつやちゅーるが大好き。

おやつはアレルギーがあるのであげれなくなりましたが、ちゅーるはまぐろやかつおはあげれました。
あげようとすると、どこからともなく現れてにゃーにゃー催促。
りーとの思い出は尽きません。
里親様はそんなりーに会いに来てくださいました。
実はリーと同時保護のスコティッシュのキャロルちゃんの里親様です。
一年前に鶴橋店でキャロルちゃんをお家に迎えていらっしゃいました。
お電話をくださったのは土曜日の夕方。
鶴橋店に行かれて、キャロルちゃんと同時保護のリーちゃんの里親様がまだ見つかっていないと教えてもらったそうです。
キャロルちゃんは現在2歳。
リーちゃんとそっくりです。

もしかしたら、リーはキャロルちゃんのお母さんかもしれないとお聞きして、お問合せくださったものです。
私にはそこはわかりません。
ただ、そうである可能性は高いと思いました。
翌日曜日にご夫婦でカフェにお越しくださいました。
たくさんお話をさせていただきました。
そしてたくさん触れ合っていただきました。


リーの性格。
既往症。
決して飼いやすいわけではありません。
そのひとつひとつを、ご夫婦は真剣に聞き入ってくださいました。
何より、伝わってくるご夫婦の優しさを感じました。
本当に優しくて温かいご夫婦でいらっしゃいました。
全てをお話させていただいてもなお、里親様の出してくださった結論は・・・。
お家にお迎えしたいというお言葉でした。
私は胸がいっぱいでした。
今でもそのことを思い出すと涙が出て来ます。
自由奔放なリーが待ち続けていたお家。
それはこんな優しいお家だったんだと思いました。

しかも、もしかして自分が生んだ娘のいるお家なのです。
一年かけて待っていたリーの家。
本当に本当に嬉しかったです。
里親様。
この度はリーを見つけてくださり、遠い川西まで会いに来てくださいましてありがとうございました。

そしてリーの性格や既往症をご理解くださりお家の子にしてくださったこと。
心から感謝しています。
本当に本当にありがとうございました。
キャロルちゃんと違って、体調や食べ物、そして噛み噛み癖もあり大変かと思います。
でも、いつか穏やかになってゆったりと過ごせる日がくることを願っています。
どうぞ気長にゆっくりと待っていただければ幸いです。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
キャロルちゃんもよろしくお願いしますね!
里親様は帰られてから夜、私が心配しているからとお便りをくださいました。
とにかくはリーちゃんはケージスタートです。
ですが、さすが自由猫リー。
キャロルちゃんのご挨拶にシャーでお返し



キャロルちゃんはまさかの展開にキョトン👀

その後、ご飯も食べ、おしっこもしてくつろぐくつろぐ・・💦




夜は少しだけケージから出してもらったら、キャットニップのお魚で必殺ネコキックでケリケリ。


と、全然問題ない様子。
猫は場所見知り・・というのはリーには全く当てはまりませんでした(笑)
キャロルちゃんはとってもリーちゃんを気になっているようで、物陰からすっと見ているようです。

真菌の診察をしてもらった後、ケージは開けっ放しにしてくださるようですよ。
キャロルちゃん、これからはめげずに頑張ってね。
そして大好きなリーへ。

名前を呼ぶと、どこにいても飛んできてくれたリー。
いくら噛まれても
ふてぶてしい態度でも
シッポをずっと振ってご機嫌ナナメだっても
私は大好きだったよ。
カフェで過ごした1年余り。
私の生活の一部になっていて
今日からもうリーが側にいないことに
嬉しい気持ちと淋しい気持ちがごちゃまぜです。
でもね。
カフェで過ごした日々より何倍も何十倍ものこれからの生活が
本当の生活になって
ゆっくりと流れる時間がリーの居場所。
そのために生まれてきたんだから・・ね。
幸せな生涯を心から願っています。

リーちゃん。
カミカミはほどほどにして
皆さんに可愛がってもらって
どうか幸せに・・。
卒業おめでとう

リーちゃんの名前は・・・。
そのまま「リーちゃん」です


里親様、ありがとうございました。
では。
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