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保護犬・保護猫カフェ 川西店

保護犬・保護猫ちゃん達の新しい家族を探しています!

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アーサーくん卒業しました

こんばんは。
今日、カニヘンダックスフンドのアーサーくんにご縁が繋がりました。
そして無事卒業となりました



アーサーくんは10月8日に川西にやって来たカニヘンダックスフンド。
痩せた身体ではありましたが、とても元気。

初日の夜のフロアを元気に走り回っていていました。
ご飯も大好き。
ドライフードだけでもあっという間に平らげてくれました。

アーサーくんは2歳。

その早いと思われる保護理由は目にあります。
「進行性網膜萎縮症(PRA)キャリア」。
遺伝子検査(血液検査)でわかる遺伝性疾患です。
現在はキャリアであって、まだ発症しているわけではありません。

ですがもし発症すると、必ず失明に至ります。
生まれた時からすでに決まっていたアーサーの運命。
こんな十字架を背負って生まれてきたのです。
心がとても痛みました。

若くて可愛いけれど、このことは里親様候補の方にはちゃんと告知しなければなりません。
その事実を告げてもなお、里親様が見つかるだろうか・・。
そんな不安が少しだけよぎりました。

やんちゃではあるけれど、先輩ワンちゃんにちょっかいを出されるとすぐにフロアの端っこに避難。

元気だけれど、怖がりさん。
日を追うごとにそんな姿を見かけるようになって。。
そんな金曜日のことでした。
カフェ閉店近くの17:30頃、一組のお客様がカフェにお越しになりました。

以前一度9月の下旬に、ご家族一緒にお越しくださったご家族でした。
確かワンちゃんをいずれ飼いたいと思ってカフェを訪れてくださっていたと記憶しています。
この日のご来店はお母様と息子さん(次男さん)でした。
お目当てはアーサーくん。
後ほどお聞きしたところ、息子さん(次男さん)がネットでアーサーくんを見つけて会いに来てくださったとのことでした。

この時、息子さんの小さなお膝に可愛くまとまって抱っこされていたアーサーくん。
その後、お母様と息子さんで代わる代わる、愛おしそうに抱っこしてくださっている様子がとても印象的でした。

そして、やはり。
私は目の事をお伝えしました。
その事実は決して軽いものではありません。
でもワンちゃんの場合は人と違い、光を失ったとしても家具の位置など環境を変えなければ、それほどストレスを感じ無い場合も多々あります。

ご家族で十分ご相談してくださるようにお願いしました。
ですが、帰り際
「明後日、皆でカフェに来ます」
そう言い残されてカフェを後にされました。

そして今日。
開店と同時にお母様と次男さんがご来店。
しばらくしてお父様と長男さんも合流してくださいました。

金曜日に帰られてから、ご家族で話し合ってくださったとのこと。
その結果は・・。
「病気を知らずに飼うのではなく、病気を分かってて飼うのなら覚悟も対処もできる」
そうご主人が言ってくださり、ご家族全員一致でお家に迎えることを決めてくださったそうです。
全てを承知の上でのご決断。

胸にこみ上げるものがあり言葉が詰まって、私は上手に話せませんでした。

ご家族全員でのフォロー。
皆さんの優しさがアーサーくんを包んでいました。

アーサーが幸せになった瞬間でもありました。

里親様。
この度は保護犬の事をご理解くださり、アーサーくんをお家の子にしてくださって本当にありがとうございました。

次男さんがアーサーくんを見つけて、
会いに来てくださって、
一緒に暮らしたいと言ってくださって、
その後帰られてからご家族皆さんでご相談してくださって、
そして、ご家族全員が意見一致で決めてくださったこと。
心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
まだまだ飼い犬1年生ではありますが、
皆さんのご家族として生涯可愛がっていただければと思います。
どうぞよろしくお願い致します。

帰られてから送ってくださったメールには・・。
お家に着いてもキャリーから出てこなかったけれど、しばらくしたら出てきてお家探索を始めたとのこと(笑)

怖がりさんだけど人懐こいアーサーくんだから、きっと大丈夫。
お名前はお考え中でしたが、帰りの車の中で決めてくださったのは
「アーサーくん」のままで。
大人しいアーサーくんの不安が一つでも減ってくれるようにと・・
呼ばれ慣れている名前のままにしてくださいました。

アーサーへ

元気なところ。
小さなところ。
食いしん坊なところ。
怖がりさんなところ。
甘えたなところ。
短い間に色んな姿を見せてくれたよね。
ほんとに可愛いかったよ。
これからは優しくて穏やかで明るくて
楽しいお家がアーサーのお家。
いっぱい可愛がってもらって、楽しくご機嫌で過ごしてください。
幸せにね。

卒業、ほんとにおめでとう






最後に・・・。
台風19号が残した爪痕は予想をはるかに超えるものでした。
被害に遭われた皆さんに
一日も早く平穏な日々が訪れることを心からお祈り申し上げます。
人も動物も
全ての命が平等に扱われますように。

では。

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