かのこちゃん卒業しました
[No.816] 2019/10/31 (Thu) 08:35
こんばんは。
今日、チワワのかのこちゃんが卒業しました
少し長くなりますが、お付き合いくださいです。

遂にこの日が来たことに私は言葉がありません。
卒業の今朝、出勤途中に見上げた空。
冴えわたる空気とともに清々しい空は晴れていました。

「かのこの晴れの門出」の日にふさわしい朝。
そう思うと、胸がいっぱいになりました。
かのこがカフェに来た日は3月28日でした。
身体にたくさんの疾患を纏っていました。

膀胱が厚く、胆のうは泥でドロドロ。
肝臓はボコボコ、脾臓は腫れあがり膿疱疑い。
腹壁に脂肪。
目は白く濁り核硬化症に片方が初発白内障。
歯も劣悪、耳垢も真っ黒でした。
卵巣と子宮は腫れて水が溜まっていました。
エコーでの検査の結果はひどいものでした。
間もなく吐いて、下痢。
その後始まったヒートは約1か月止まりませんでした。
かのこはまさに満身創痍でした。
年齢も推定でしかわかりません。
犬種もロングコートチワワと書かれていましたが、おそらくスムース。
少し白髪もありました。


こんな状態で何年も生きていた。
ただ生きていたわけでは無く、子供を産むためだけの存在でした。
危機一髪での保護。
命はとりあえず守られました。
だから、絶対に治してあげたい。
完璧に戻らなくてもいい。
でも、今出来ることがあるなら全部してあげよう。
私の固い決意でした。
4月2日に精密検査を受け、その後ヒートが終わった5月14日。
脾臓摘出。
子宮卵巣摘出。
胃の組織の生検(消化管リンパ腫の疑い)
の手術を受けました。

胆のうも気にはなりましたが、緊急度の高いものを優先しました。
手術の途中獣医師から電話が入り、胃を縫合する際に胃壁の外側が固くなっていて、糸で縫っても壁がちぎれて縫合できない状態だと聞かされました。
繰り返すトラブルを放置されていた胃はカチカチでした。
涙がでました。
大網を貼り付けて、とりあえず糸を通して閉じてもらいました。

とりあえず生還してくれと祈りました。
翌日から胃から食べたものが漏れないように、高カロリーの缶詰を水状に溶かして
一日に何度も何度も栄養をスポイドで口に運びました。
約1週間後からはドロドロにして同様に。
私達の心配の中、
多少の漏れはあったものの、術後何とか切り抜けてくれました。
何よりかのこの頑張りに助けられました。
かのこは退院後も元気でいてくれました。

一度もぐったりすることもなく、元気に過ごしてくれました。
でも今度は水便が続きました。
食欲が減退。
7月エコーで重度の胃腸炎。
腸がコルゲート状で波打っていました。
食べたものが鬱滞し、投薬開始。


投薬を止めるとまた繰り返しました。
かのこの薬は薬箱に溢れていました。
そして8月。
左の後ろ足が上がってしまい、着地できなくなりました。

かのこはパテラはありませんでしたが、病院を受診したところ、何かの拍子で膝のお皿が完全に外れてしまったのです。
消炎鎮痛剤で3週間ほど様子を見ましたが、膝を入れてもすぐに外れる。
ぐずぐずでグラグラなお皿は入らず、足も着地できないまま。
もう片方のお皿も内方に捻転していたこともあり、また、歩くと転んでしまうことも増えたため、
このままでは右も外れてしまうかもしれない・・。


そうならないようにと、手術を決断。
8月27日に手術をしました。
結果、半月板も損傷していました。
ちぎれて亀裂が入った半月板を切除。
お皿の溝を深く掘って、さらには内側に捻転しないように筋肉を一本切り、人口じん帯を2本入れてもらいました。
大手術でした。
この日から、左足が床に着地して歩けるようになるまで。
リハビリの開始でした。
一日3回のリハビリとアイシング。



ボランティアさん達にも手伝ってもらって、川西一丸となってかのこと頑張りました。
そして祈り続けました。
少し足が下に降りてきて、足を着けて歩けるようになって、完全に体重をかけて歩けるようになるまで
約3週間。
足が床に着いた時、嬉しくて泣いてしまいました。

この時もかのこは頑張って乗り越えてくれました。
今ではお散歩で走っています。
ご機嫌な時は飛び回っています。
ただ、下痢、嘔吐は今でも繰り返しています。
胆のうも薬をずっと続けています。
病院の受診も度々あります。


ご飯も食べムラは今でもあり、まだまだ心配はあります。
でも、かのこは私に希望をくれました。
元気が何よりのプレゼント。
「かのちゃん、ありがとね」

いつもそう話しかけていました。
初対面の時死ぬほど震えていたけれど
翌週から同期のオレットちゃんと一緒に散歩で歩けました。
フロアでは控えめだけれど、
お膝をカリカリしたり、抱っこ出来るようになりました。


賑やかでグイグイくるワンちゃんとは違って、じっと抱っこの順番を後ろで待つタイプ。
いじらしくて本当に可愛いでした。
溢れるくらいの大きな目は、かのこのチャームポイント。

いつもその目で見つめてくれていました。
里親様は10月20日に初めてカフェに来てくださったご家族です。
お母様と上のお嬢様でのご来店でした。
この日は下のお嬢様は来られていませんでしたが、実は下のお嬢様は10月からカフェボランティアを始めてくださっていました。
ボランティアを始めてくださった日にかのこの存在を知り
「こんな子がカフェにいる」
とお姉さんに伝えてくださいました。
もちろん病気の事や手術の事も伝えてくださったそうです。
それをお聞きになって、頑張ったかのこが気になって・・・。
そして何よりかのこに一目惚れされて
お母様と来てくださったのです。
私も過去の病状や治療の経緯を口頭でお伝えしました。
決して簡単ではない内容。
今後もまだまだ体調の不安はあります。
でも、それでもなお。
かのこに向けてくださる表情は優しい温かなものでした。

この時はカフェを後にされたのですが、
かのこを託させてもらえるなら、こんなご家族だといいな、と思いました。
そして一週間後の10月27日。
今度はお母様、お父様、上のお嬢様でご来店くださいました。
もう、この時は引き取るご意思でのご来店でした。
初めてお会いしたお父様も温か・・。
お母様も優しくて、お嬢様も優しくて
ご家族全員が本当に優しさで溢れていました。
上のお嬢様は在宅ワークのため留守はありません。
お家も一軒家でした。
お父様がぽつりと
「こんなに頑張ったんだから、幸せになろうね」
と言ってくださった言葉。
私は胸が詰まってしまいました。


年齢(推定年齢よりは上)や病気を知ったからこそ、幸せにしてあげたい。
最大級のかのこへの愛を伝えてくださったご家族でした。
そして・・・。
「長く里親様が決まらなかったワンちゃんは、最高のお家が決まる」
という川西のジンクスはやはり健在でした。
里親様。
今後まだまだ体調の不安はあるとお伝えしても、
年齢はわからないことをお伝えしても、
お気持ちに揺るぎなくお家に子にと言ってくださり、心から感謝しています。

里親様のお家で幸せになるかのこちゃんを想像するだけで、涙が溢れます。


ご家族とかのこちゃんの幸せが長く続きますように。
ご家族皆さんがずっと笑顔でありますように。
カフェから祈っていますね。
またぜひ、遊びにきていただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
帰られてからメールをくださいましたが、
思ったよりも活発に家中探索していたとのこと。

心配だったごはんも、なかなか食べてくれなかったけど完食してくれたようです。
「これからゆっくりゆっくり、かのこちゃんらしくハッピーに過ごしてもらえるように家族全員で愛情を注いていきます」
と書いてくださいました。
かのちゃんへ
かのこは頑張り屋さんだったから、いっぱい助けてもらったね。
お腹の手術が終わって会いに行った時も、手をペロペロ舐めてくれて嬉しかったよ。
足の手術の時もそう。
辛くて痛いリハビリを一緒に頑張ってくれてありがとう。
いつも大きな目で見つめてくれてたから
私もくじけずに頑張れたよ。

一度も泣き言を言わず、ただ頑張り続けたかのちゃんを
ほんとに誇りに思います。
これからは新しいお家で幸せになるんだよ。
なまえも可愛いからってそのままかのこで呼んでくれるし
かのこのために、病院もそのままミネルバさんだって。
温かくて優しくて・・・。
かのこのお家は最強だからね。
かのこは大丈夫。
かのこなら大丈夫。
だからわがまま言って甘えて
今まで出来なかったこと全てさせてもらって
幸せになってください。

かのちゃん。
ほんと、大好きだったよ。
7か月間ありがとうね。
卒業おめでとう
最後に・・。
かのちゃんにたくさんの愛情を注いてくださったボランティアの皆さん。
いつもかのちゃんを応援してくださったお客様の皆さん。
本当にありがとうございました。
かの、幸せになります
では。
今日、チワワのかのこちゃんが卒業しました

少し長くなりますが、お付き合いくださいです。

遂にこの日が来たことに私は言葉がありません。
卒業の今朝、出勤途中に見上げた空。
冴えわたる空気とともに清々しい空は晴れていました。

「かのこの晴れの門出」の日にふさわしい朝。
そう思うと、胸がいっぱいになりました。
かのこがカフェに来た日は3月28日でした。
身体にたくさんの疾患を纏っていました。

膀胱が厚く、胆のうは泥でドロドロ。
肝臓はボコボコ、脾臓は腫れあがり膿疱疑い。
腹壁に脂肪。
目は白く濁り核硬化症に片方が初発白内障。
歯も劣悪、耳垢も真っ黒でした。
卵巣と子宮は腫れて水が溜まっていました。
エコーでの検査の結果はひどいものでした。
間もなく吐いて、下痢。
その後始まったヒートは約1か月止まりませんでした。
かのこはまさに満身創痍でした。
年齢も推定でしかわかりません。
犬種もロングコートチワワと書かれていましたが、おそらくスムース。
少し白髪もありました。


こんな状態で何年も生きていた。
ただ生きていたわけでは無く、子供を産むためだけの存在でした。
危機一髪での保護。
命はとりあえず守られました。
だから、絶対に治してあげたい。
完璧に戻らなくてもいい。
でも、今出来ることがあるなら全部してあげよう。
私の固い決意でした。
4月2日に精密検査を受け、その後ヒートが終わった5月14日。
脾臓摘出。
子宮卵巣摘出。
胃の組織の生検(消化管リンパ腫の疑い)
の手術を受けました。

胆のうも気にはなりましたが、緊急度の高いものを優先しました。
手術の途中獣医師から電話が入り、胃を縫合する際に胃壁の外側が固くなっていて、糸で縫っても壁がちぎれて縫合できない状態だと聞かされました。
繰り返すトラブルを放置されていた胃はカチカチでした。
涙がでました。
大網を貼り付けて、とりあえず糸を通して閉じてもらいました。

とりあえず生還してくれと祈りました。
翌日から胃から食べたものが漏れないように、高カロリーの缶詰を水状に溶かして
一日に何度も何度も栄養をスポイドで口に運びました。
約1週間後からはドロドロにして同様に。
私達の心配の中、
多少の漏れはあったものの、術後何とか切り抜けてくれました。
何よりかのこの頑張りに助けられました。
かのこは退院後も元気でいてくれました。

一度もぐったりすることもなく、元気に過ごしてくれました。
でも今度は水便が続きました。
食欲が減退。
7月エコーで重度の胃腸炎。
腸がコルゲート状で波打っていました。
食べたものが鬱滞し、投薬開始。


投薬を止めるとまた繰り返しました。
かのこの薬は薬箱に溢れていました。
そして8月。
左の後ろ足が上がってしまい、着地できなくなりました。

かのこはパテラはありませんでしたが、病院を受診したところ、何かの拍子で膝のお皿が完全に外れてしまったのです。
消炎鎮痛剤で3週間ほど様子を見ましたが、膝を入れてもすぐに外れる。
ぐずぐずでグラグラなお皿は入らず、足も着地できないまま。
もう片方のお皿も内方に捻転していたこともあり、また、歩くと転んでしまうことも増えたため、
このままでは右も外れてしまうかもしれない・・。


そうならないようにと、手術を決断。
8月27日に手術をしました。
結果、半月板も損傷していました。
ちぎれて亀裂が入った半月板を切除。
お皿の溝を深く掘って、さらには内側に捻転しないように筋肉を一本切り、人口じん帯を2本入れてもらいました。
大手術でした。
この日から、左足が床に着地して歩けるようになるまで。
リハビリの開始でした。
一日3回のリハビリとアイシング。



ボランティアさん達にも手伝ってもらって、川西一丸となってかのこと頑張りました。
そして祈り続けました。
少し足が下に降りてきて、足を着けて歩けるようになって、完全に体重をかけて歩けるようになるまで
約3週間。
足が床に着いた時、嬉しくて泣いてしまいました。

この時もかのこは頑張って乗り越えてくれました。
今ではお散歩で走っています。
ご機嫌な時は飛び回っています。
ただ、下痢、嘔吐は今でも繰り返しています。
胆のうも薬をずっと続けています。
病院の受診も度々あります。


ご飯も食べムラは今でもあり、まだまだ心配はあります。
でも、かのこは私に希望をくれました。
元気が何よりのプレゼント。
「かのちゃん、ありがとね」

いつもそう話しかけていました。
初対面の時死ぬほど震えていたけれど
翌週から同期のオレットちゃんと一緒に散歩で歩けました。
フロアでは控えめだけれど、
お膝をカリカリしたり、抱っこ出来るようになりました。


賑やかでグイグイくるワンちゃんとは違って、じっと抱っこの順番を後ろで待つタイプ。
いじらしくて本当に可愛いでした。
溢れるくらいの大きな目は、かのこのチャームポイント。

いつもその目で見つめてくれていました。
里親様は10月20日に初めてカフェに来てくださったご家族です。
お母様と上のお嬢様でのご来店でした。
この日は下のお嬢様は来られていませんでしたが、実は下のお嬢様は10月からカフェボランティアを始めてくださっていました。
ボランティアを始めてくださった日にかのこの存在を知り
「こんな子がカフェにいる」
とお姉さんに伝えてくださいました。
もちろん病気の事や手術の事も伝えてくださったそうです。
それをお聞きになって、頑張ったかのこが気になって・・・。
そして何よりかのこに一目惚れされて
お母様と来てくださったのです。
私も過去の病状や治療の経緯を口頭でお伝えしました。
決して簡単ではない内容。
今後もまだまだ体調の不安はあります。
でも、それでもなお。
かのこに向けてくださる表情は優しい温かなものでした。

この時はカフェを後にされたのですが、
かのこを託させてもらえるなら、こんなご家族だといいな、と思いました。
そして一週間後の10月27日。
今度はお母様、お父様、上のお嬢様でご来店くださいました。
もう、この時は引き取るご意思でのご来店でした。
初めてお会いしたお父様も温か・・。
お母様も優しくて、お嬢様も優しくて
ご家族全員が本当に優しさで溢れていました。
上のお嬢様は在宅ワークのため留守はありません。
お家も一軒家でした。
お父様がぽつりと
「こんなに頑張ったんだから、幸せになろうね」
と言ってくださった言葉。
私は胸が詰まってしまいました。


年齢(推定年齢よりは上)や病気を知ったからこそ、幸せにしてあげたい。
最大級のかのこへの愛を伝えてくださったご家族でした。
そして・・・。
「長く里親様が決まらなかったワンちゃんは、最高のお家が決まる」
という川西のジンクスはやはり健在でした。
里親様。
今後まだまだ体調の不安はあるとお伝えしても、
年齢はわからないことをお伝えしても、
お気持ちに揺るぎなくお家に子にと言ってくださり、心から感謝しています。

里親様のお家で幸せになるかのこちゃんを想像するだけで、涙が溢れます。


ご家族とかのこちゃんの幸せが長く続きますように。
ご家族皆さんがずっと笑顔でありますように。
カフェから祈っていますね。
またぜひ、遊びにきていただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
帰られてからメールをくださいましたが、
思ったよりも活発に家中探索していたとのこと。

心配だったごはんも、なかなか食べてくれなかったけど完食してくれたようです。
「これからゆっくりゆっくり、かのこちゃんらしくハッピーに過ごしてもらえるように家族全員で愛情を注いていきます」
と書いてくださいました。
かのちゃんへ
かのこは頑張り屋さんだったから、いっぱい助けてもらったね。
お腹の手術が終わって会いに行った時も、手をペロペロ舐めてくれて嬉しかったよ。
足の手術の時もそう。
辛くて痛いリハビリを一緒に頑張ってくれてありがとう。
いつも大きな目で見つめてくれてたから
私もくじけずに頑張れたよ。

一度も泣き言を言わず、ただ頑張り続けたかのちゃんを
ほんとに誇りに思います。
これからは新しいお家で幸せになるんだよ。
なまえも可愛いからってそのままかのこで呼んでくれるし
かのこのために、病院もそのままミネルバさんだって。
温かくて優しくて・・・。
かのこのお家は最強だからね。
かのこは大丈夫。
かのこなら大丈夫。
だからわがまま言って甘えて
今まで出来なかったこと全てさせてもらって
幸せになってください。

かのちゃん。
ほんと、大好きだったよ。
7か月間ありがとうね。
卒業おめでとう

最後に・・。
かのちゃんにたくさんの愛情を注いてくださったボランティアの皆さん。
いつもかのちゃんを応援してくださったお客様の皆さん。
本当にありがとうございました。
かの、幸せになります

では。
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新メンバー(ワン164期生)
[No.815] 2019/10/30 (Wed) 05:51
こんばんは。
今夜、
ワンちゃん(164期生)3頭が、新しくカフェに仲間入りしました~
早速ご紹介しますね~
ワンちゃんの部
ナナちゃん トイプードル ♀
2012年頃生まれ(7歳) 7.2㎏
色:レッド




少し大き目トイプードルのナナちゃんは
小顔の美人さん。
性格はとても控えめで穏やか。
名前を呼ぶと側まで来てくれます。


今日は移動、病院、シャンプーと疲れたのかおネムモード。
ベッドを渡り歩いて、最後はなぜか一番ちいさなベッドに無理無理㏌。



おとなしくて抱っこも出来るナナちゃん。
おやつは大好きなようです

キャンディーちゃん トイプードル ♀
2013年7月9日まれ(6歳) 3..8㎏
色:アプリコット


キャンディーちゃんはとっても人が好き。
目が合っただけで側に駆け寄ってきてくれます。
今日の新メンバーの中では一番の元気さん。
そして何よりルンルン
で楽しそうです。


シャッター音がすると、自分も走って来て被写体に並んでお座り。
私を見てと言わんばかりに並んでカメラポーズ




そんな可愛いお茶目なキャンディーちゃん。
お膝カリカリも出来て、もちろん抱っこ大好き。
大人気の予感です。


ウリュウちゃん ポメラニアン ♀
2014年8月27日まれ(5歳) 3.1㎏
色:オレンジ


今日は最初からキンチョーのウリュウちゃん、
フロアに降ろしてあげると、そのまま固まってしまいました。


抱っこされてもされるがままで足がピーンのフリーズ。

今日はおやつも食べれませんでした。


あどけない顔は子犬のようなベビーフェイス。
最後はちょっとだけ笑顔をみせてくれたので、慣れればきっと大丈夫。


これからが楽しみなウリュウちゃん。
優しく触れてあげてくださいね。

新しいワンちゃんが3頭増えて、カフェでは7頭のワンちゃんと2頭のネコちゃんが皆様をお待ちしています。
「カフェ募集メンバー」
保護犬・保護猫の里親ご希望の方、または飼おうかどうか迷っている方は、お気軽にスタッフまたはボランティアにお声をかけてください。
気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(
土日祝は13:00~16:00の間は混み合っていることが多いですので、里親ご希望の方はそれ以外の時間、または平日ががお勧めです)
そしてネコちゃん部屋ですが、ネコちゃん達は警戒心が強い生き物です。
そのため色々なお客様と触れ合うことにストレスを感じ、なかなか環境に慣れてくれないなどの問題が生じています。
現在猫部屋は里親希望の方のみの入室とさせて頂いております。
ご期待に沿えず申し訳ございませんが、触れ合い目的のお店ではないため、どうかご理解いただけますと幸いです。
里親希望の方、保護猫をお家にお迎えすることを少しでもお考えの方は、お気軽に近くのスタッフにお声掛けください。
よろしくお願い致します。
では。
今夜、


早速ご紹介しますね~



2012年頃生まれ(7歳) 7.2㎏
色:レッド




少し大き目トイプードルのナナちゃんは
小顔の美人さん。
性格はとても控えめで穏やか。
名前を呼ぶと側まで来てくれます。


今日は移動、病院、シャンプーと疲れたのかおネムモード。
ベッドを渡り歩いて、最後はなぜか一番ちいさなベッドに無理無理㏌。



おとなしくて抱っこも出来るナナちゃん。
おやつは大好きなようです



2013年7月9日まれ(6歳) 3..8㎏
色:アプリコット


キャンディーちゃんはとっても人が好き。
目が合っただけで側に駆け寄ってきてくれます。
今日の新メンバーの中では一番の元気さん。
そして何よりルンルン



シャッター音がすると、自分も走って来て被写体に並んでお座り。
私を見てと言わんばかりに並んでカメラポーズ





そんな可愛いお茶目なキャンディーちゃん。
お膝カリカリも出来て、もちろん抱っこ大好き。
大人気の予感です。



2014年8月27日まれ(5歳) 3.1㎏
色:オレンジ


今日は最初からキンチョーのウリュウちゃん、
フロアに降ろしてあげると、そのまま固まってしまいました。


抱っこされてもされるがままで足がピーンのフリーズ。

今日はおやつも食べれませんでした。


あどけない顔は子犬のようなベビーフェイス。
最後はちょっとだけ笑顔をみせてくれたので、慣れればきっと大丈夫。


これからが楽しみなウリュウちゃん。
優しく触れてあげてくださいね。


「カフェ募集メンバー」

気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(


そのため色々なお客様と触れ合うことにストレスを感じ、なかなか環境に慣れてくれないなどの問題が生じています。
現在猫部屋は里親希望の方のみの入室とさせて頂いております。
ご期待に沿えず申し訳ございませんが、触れ合い目的のお店ではないため、どうかご理解いただけますと幸いです。
里親希望の方、保護猫をお家にお迎えすることを少しでもお考えの方は、お気軽に近くのスタッフにお声掛けください。
よろしくお願い致します。
では。
シールちゃん卒業しました
[No.814] 2019/10/27 (Sun) 07:11
こんばんは。
10月23日に里親様が決まり、お迎え待ちだったトイプードルのシールちゃん。
今日無事卒業となりました

シールちゃんがカフェに来たのは8月6日。
暑い夏の事でした。
小さくて可愛いトイプードル。
だけど被毛は伸びきり、目と口のの周りは赤く変色。


顔の周りはいつも涙で濡れていて、臭いもしていました。

更に、フロアを何度も何度も小さな円を描いて、くるくると回っていました。

そのくるくるはケージの中でも同じ。
高速で回りました。
回るその理由はただ一つ。
今までいた動こうと思っても回るほかない狭いところにいたからだと思います。
そして、その癖はすぐに治るものではありません。
とても切ない癖でした。
スリスリが好きで、ペロペロと手を舐めてくれて
抱っこすると顔を舐めてくれるようになりました。
「シーちゃん」と名前を呼べば、走って寄って来てくれるようになり

人の顔をじっと見つめ、
抱っこして欲しくてお膝をカリカリするようになり、

他のワンちゃんでお膝が埋まっていたら、ピタっと横でお座りしてくれるようになり、


寄り添ってくれました。
お客様のお膝に抱っこしてもらうと、ずっとそのままでした。
だからいつも大活躍でたくさんの人に抱っこしてもらいました。

甘えたさん。
抱っこ好き。
飼主さん一筋になる予感でした。
でもカフェでは他のワンちゃんがいるので、専用のお膝はありません。
シーちゃん専用のお膝=お家が決まること。
そのことを待ち続ける毎日でした。
里親様は先週の日曜日にカフェに来てくださたお母様とお嬢様です。
この日はミリィーちゃん(現リリーちゃん)の卒業の日。
残っているご契約をしていた契約席の横でお座りでした。
長くお待たせしている間、お母様はシールをずっと抱っこしてくださっていました。
ミリィ-ちゃんを見送った後、お席にお伺いしてお話をさせていただきました。
ワンちゃん飼うのはお久しぶりで、以前飼われていたに日本テリアを亡くしてからは約6年もの年月が経っていらっしゃるとのことでした。
お母様のお膝で身体を丸めてピッタリと寄り添うシール。
愛おしくてたまらない。
言葉にされなくても感じる愛情でした。
保護経緯や今まで頑張って来た身体の事。。
性格などをお伝えしました。
6歳でしたがシールの歯は劣悪。
半分の歯が抜け落ちていて、残っている歯も茶色。
目は初発白内障でした。
それでもなお、それだから愛おしい。
絶対にシールちゃんがいい。
言葉少ないお母様が、シールを抱きしめながらそうおっしゃられていました。
シールもお母様に寄り添ってお膝から降りようともしませんでした。
お母様はずっとお家にいるのでお留守番もありません。

私も甘えたさんのシールにピッタリだと思いました。
保護犬をお譲りする場合、何かあった時のために二次的飼育場所が必要になります。
そのこともあり、慎重にお考えくださるお嬢様はこの日はすぐに決められずにカフェを後にされたのですが・・。
水曜日、シールをお家に迎えたいとお電話をくださり、夕刻ご契約となりました。
「絶対にシールちゃん」
そうおっしゃられたお母様の強いお気持ちが、シールをお家に導いてくださいました。
今日お迎えに来てくださったお母様に改めてシールを選ばれた理由をお聞きしたところ
明確な理由などなく、ただこの子と思われたとのこと。

その時のお母様は、本当に嬉しそうな笑顔でいらっしゃいました。
里親様。
シールちゃんは小さくて可愛くてカフェでは人気だったけれど、里親様が決まらずとても不思議に思っていました。
でもそれは、里親様のお家を待っていただけなのだと、今はそう思います。

カフェに足を運んでくださり、シールと出会ってくださってありがとうございました。
そして身体の事などをご理解くださり、ご縁を繋いでくださいましてありがとうございました。

シールちゃんがご機嫌で幸せでありますように。
里親様もお母様も幸せでありますように。
心から願っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。
名前は、カフェで呼ばれていたからと・・。
「シールちゃん」
のままでと言ってくださいました
シーちゃんへ

素敵なお家が決まったことに、万感の思いです。
カフェに来た時、くるくる回る様子を見た時。
気がついたら隣でピタッと寄り添っていてくれたこと。
座ったまま寝ていたこと。
お膝取り合いしたり、ワンちゃん達と遊ぼしていたり、
先輩になってちょっと偉そうにしていたり・・(笑)。
でもね。
どんな時もお客様の抱っこは嫌がらずにいてくれたよね。
今日はお母様のお膝でちょっと自慢げにこっちを向いてた時
胸がいっぱいになったよ。
やっと甘えん坊シーちゃんの専用お膝が出来たね。
これからはずっと一緒。
優しくしてもらって、甘えさせてもらって
幸せにね。

卒業ほんとにほんとにおめでとう
では。
10月23日に里親様が決まり、お迎え待ちだったトイプードルのシールちゃん。
今日無事卒業となりました


シールちゃんがカフェに来たのは8月6日。
暑い夏の事でした。
小さくて可愛いトイプードル。
だけど被毛は伸びきり、目と口のの周りは赤く変色。


顔の周りはいつも涙で濡れていて、臭いもしていました。

更に、フロアを何度も何度も小さな円を描いて、くるくると回っていました。

そのくるくるはケージの中でも同じ。
高速で回りました。
回るその理由はただ一つ。
今までいた動こうと思っても回るほかない狭いところにいたからだと思います。
そして、その癖はすぐに治るものではありません。
とても切ない癖でした。
スリスリが好きで、ペロペロと手を舐めてくれて
抱っこすると顔を舐めてくれるようになりました。
「シーちゃん」と名前を呼べば、走って寄って来てくれるようになり

人の顔をじっと見つめ、
抱っこして欲しくてお膝をカリカリするようになり、

他のワンちゃんでお膝が埋まっていたら、ピタっと横でお座りしてくれるようになり、


寄り添ってくれました。
お客様のお膝に抱っこしてもらうと、ずっとそのままでした。
だからいつも大活躍でたくさんの人に抱っこしてもらいました。

甘えたさん。
抱っこ好き。
飼主さん一筋になる予感でした。
でもカフェでは他のワンちゃんがいるので、専用のお膝はありません。
シーちゃん専用のお膝=お家が決まること。
そのことを待ち続ける毎日でした。
里親様は先週の日曜日にカフェに来てくださたお母様とお嬢様です。
この日はミリィーちゃん(現リリーちゃん)の卒業の日。
残っているご契約をしていた契約席の横でお座りでした。
長くお待たせしている間、お母様はシールをずっと抱っこしてくださっていました。
ミリィ-ちゃんを見送った後、お席にお伺いしてお話をさせていただきました。
ワンちゃん飼うのはお久しぶりで、以前飼われていたに日本テリアを亡くしてからは約6年もの年月が経っていらっしゃるとのことでした。
お母様のお膝で身体を丸めてピッタリと寄り添うシール。
愛おしくてたまらない。
言葉にされなくても感じる愛情でした。
保護経緯や今まで頑張って来た身体の事。。
性格などをお伝えしました。
6歳でしたがシールの歯は劣悪。
半分の歯が抜け落ちていて、残っている歯も茶色。
目は初発白内障でした。
それでもなお、それだから愛おしい。
絶対にシールちゃんがいい。
言葉少ないお母様が、シールを抱きしめながらそうおっしゃられていました。
シールもお母様に寄り添ってお膝から降りようともしませんでした。
お母様はずっとお家にいるのでお留守番もありません。

私も甘えたさんのシールにピッタリだと思いました。
保護犬をお譲りする場合、何かあった時のために二次的飼育場所が必要になります。
そのこともあり、慎重にお考えくださるお嬢様はこの日はすぐに決められずにカフェを後にされたのですが・・。
水曜日、シールをお家に迎えたいとお電話をくださり、夕刻ご契約となりました。
「絶対にシールちゃん」
そうおっしゃられたお母様の強いお気持ちが、シールをお家に導いてくださいました。
今日お迎えに来てくださったお母様に改めてシールを選ばれた理由をお聞きしたところ
明確な理由などなく、ただこの子と思われたとのこと。

その時のお母様は、本当に嬉しそうな笑顔でいらっしゃいました。
里親様。
シールちゃんは小さくて可愛くてカフェでは人気だったけれど、里親様が決まらずとても不思議に思っていました。
でもそれは、里親様のお家を待っていただけなのだと、今はそう思います。

カフェに足を運んでくださり、シールと出会ってくださってありがとうございました。
そして身体の事などをご理解くださり、ご縁を繋いでくださいましてありがとうございました。

シールちゃんがご機嫌で幸せでありますように。
里親様もお母様も幸せでありますように。
心から願っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。
名前は、カフェで呼ばれていたからと・・。
「シールちゃん」
のままでと言ってくださいました

シーちゃんへ

素敵なお家が決まったことに、万感の思いです。
カフェに来た時、くるくる回る様子を見た時。
気がついたら隣でピタッと寄り添っていてくれたこと。
座ったまま寝ていたこと。
お膝取り合いしたり、ワンちゃん達と遊ぼしていたり、
先輩になってちょっと偉そうにしていたり・・(笑)。
でもね。
どんな時もお客様の抱っこは嫌がらずにいてくれたよね。
今日はお母様のお膝でちょっと自慢げにこっちを向いてた時
胸がいっぱいになったよ。
やっと甘えん坊シーちゃんの専用お膝が出来たね。
これからはずっと一緒。
優しくしてもらって、甘えさせてもらって
幸せにね。

卒業ほんとにほんとにおめでとう

では。
クランちゃん卒業しました
[No.813] 2019/10/26 (Sat) 01:28
こんばんは。
水曜日にお家が決まったトイプードルのクランちゃん。
日曜日のお迎え予定でしたが、予定を早めてくださって今日卒業となりました。

クランちゃんは10月1日にカフェにやって来ました。
来たときから甘えたさん。

近寄ってきてくれて、抱っこして欲しくて私の足をカリカリしていました。

出来るだけ人の近くでいたい。
人と触れていたい。
クランちゃんは、そんな人の側に寄り添うタイプでした。
だから可愛いでした。

見た目も、甘える仕草も、すべて。
でもカフェには先輩ワンちゃん達がいます。
その先輩を押しのけてお膝をゲットしたくて、繰り広げられる可愛い争い。


最後はシール先輩に譲って自分は床で寝たりしていて・・。

それがまたいじらしくて可愛いでした。
お客様がお見えになって、ワンちゃんを抱っこしたいとおっしゃられると
決まってクランちゃんの出番でした。
小さなお子様には床で胡坐を組んでいただいて、その隙間にすっぽりと治まっていて・・。
もちろん大人のお客様も大丈夫。


甘えたのクランはお膝が大好き。
人の温もりが好きでした。
今までどんな暮らしをして来たんだろうなぁ。
甘えたくてもケージの中だけで暮らしていたであろうこと。
100頭いれば必然的に1/100になる愛情。
クランの過去は、クランの気持ちが彷徨うだけの場所。
人と暮らすために創られた存在だと言われているワンちゃん。
人間には友達もいるし学校もあれば職場もあります。
友達や知り合った人と食事へ出かけたり、遊んだり。
だけど犬には「飼い主さん」しかいません。
犬の生活は全て飼い主に委ねられるということ。
だけど・・。
6年もの間そのことが満足に叶わない場所にいて
身体を張って生きていました。
決して人の温もりを感じれる場所ではなかったのだと私は思います
そんなクランちゃんに素敵な出会いが訪れました。
先週の日曜日の夕方、女性のお客様とそのお孫さんがカフェに来てくださいました。
この日、他のワンちゃん譲渡会に行かれた後、ネットで見つけてくださったカフェにお寄りくださいました。
お家で一緒に過ごすワンちゃんを探されていたのです。
その時出会ったのがクランちゃんでした。
お孫さんは3兄妹の末っ子さん。
小学生になり落ち着かれたのでお家でワンちゃんを飼おうという事になったとのこと。
以前も里親様は何頭かワンちゃんを飼われていたそうです。
お話を伺ったり、私も私達が預かっている保護犬のことをお話をしたり・・。
でも里親様のお家は7人家族。
この日お見えになったのは里親様とお孫さん。
もしよかったら、ご家族とご一緒にカフェに来てくださることをご提案させていただきました。
その間、お孫さんのお膝にはクランちゃんがいました。
大事そうに抱っこしてくださっていて・・。
クランちゃんも身体を丸めて、身体を委ねていました。
そして水曜日、夕方近くにカフェに来てくださった里親様のご家族。
里親様のご主人、里親様のお嬢様、お孫さんお2人でご来店くださったのです。
カフェからはお車で1時間半はかかる距離からでした。
心臓疾患を含めたクランちゃんの既往症をしっかりお伝えし、それをご理解くださり引き取ることを決めてくださいました。

命を選ぶのではなく、大切なことは一緒に暮らすという事。
最後も家族。最後まで家族。
それをご理解いただける素敵なご家族でした。


↑数年前に亡くなった先住犬のバロくん。冊子にしておられました。
日曜日の卒業の予定でしたが、ご都合で今日の卒業となったクランちゃん。
残念ながら里親様お一人のお迎えになりましたが、夜、ご家族で撮られたお写真を送ってくださいました。

早くもシートでおしっこが出来たとのご報告。
クランちゃん、ほんとにお利口スタートになりました。
里親様。
この度、ご縁を繋いでくださいましてありがとうござました。
私の申し出をご理解くださり、心から感謝しています。

今までは大勢の中で生きて来たクランちゃんですが、今日からはみんなのアイドルですね。
どうかたっぷりの愛情で包んでいただけると嬉しいです。
そしてまたぜひ、皆さんでカフェにお越しいただければ幸いです。
新しくつけてくださった名前は・・。
「コロンちゃん」
可愛い可愛い名前になりました。
コロンちゃんへ。
素敵なお家が見つかって良かったね。
お家には芝生のお庭があるんだって。
そしてお散歩は毎日おじいちゃんとお孫さんが言ってくれるらしいよ。
コロンちゃんが望んだ温もりがいっぱいある場所。
お家の亡くなった先輩のバロくんは20年もの長い間いたそうだから、
コロンちゃんも元気で長生きしてね。

卒業、ほんとにおめでとう
では。
水曜日にお家が決まったトイプードルのクランちゃん。
日曜日のお迎え予定でしたが、予定を早めてくださって今日卒業となりました。

クランちゃんは10月1日にカフェにやって来ました。
来たときから甘えたさん。

近寄ってきてくれて、抱っこして欲しくて私の足をカリカリしていました。

出来るだけ人の近くでいたい。
人と触れていたい。
クランちゃんは、そんな人の側に寄り添うタイプでした。
だから可愛いでした。

見た目も、甘える仕草も、すべて。
でもカフェには先輩ワンちゃん達がいます。
その先輩を押しのけてお膝をゲットしたくて、繰り広げられる可愛い争い。


最後はシール先輩に譲って自分は床で寝たりしていて・・。

それがまたいじらしくて可愛いでした。
お客様がお見えになって、ワンちゃんを抱っこしたいとおっしゃられると
決まってクランちゃんの出番でした。
小さなお子様には床で胡坐を組んでいただいて、その隙間にすっぽりと治まっていて・・。
もちろん大人のお客様も大丈夫。


甘えたのクランはお膝が大好き。
人の温もりが好きでした。
今までどんな暮らしをして来たんだろうなぁ。
甘えたくてもケージの中だけで暮らしていたであろうこと。
100頭いれば必然的に1/100になる愛情。
クランの過去は、クランの気持ちが彷徨うだけの場所。
人と暮らすために創られた存在だと言われているワンちゃん。
人間には友達もいるし学校もあれば職場もあります。
友達や知り合った人と食事へ出かけたり、遊んだり。
だけど犬には「飼い主さん」しかいません。
犬の生活は全て飼い主に委ねられるということ。
だけど・・。
6年もの間そのことが満足に叶わない場所にいて
身体を張って生きていました。
決して人の温もりを感じれる場所ではなかったのだと私は思います
そんなクランちゃんに素敵な出会いが訪れました。
先週の日曜日の夕方、女性のお客様とそのお孫さんがカフェに来てくださいました。
この日、他のワンちゃん譲渡会に行かれた後、ネットで見つけてくださったカフェにお寄りくださいました。
お家で一緒に過ごすワンちゃんを探されていたのです。
その時出会ったのがクランちゃんでした。
お孫さんは3兄妹の末っ子さん。
小学生になり落ち着かれたのでお家でワンちゃんを飼おうという事になったとのこと。
以前も里親様は何頭かワンちゃんを飼われていたそうです。
お話を伺ったり、私も私達が預かっている保護犬のことをお話をしたり・・。
でも里親様のお家は7人家族。
この日お見えになったのは里親様とお孫さん。
もしよかったら、ご家族とご一緒にカフェに来てくださることをご提案させていただきました。
その間、お孫さんのお膝にはクランちゃんがいました。
大事そうに抱っこしてくださっていて・・。
クランちゃんも身体を丸めて、身体を委ねていました。
そして水曜日、夕方近くにカフェに来てくださった里親様のご家族。
里親様のご主人、里親様のお嬢様、お孫さんお2人でご来店くださったのです。
カフェからはお車で1時間半はかかる距離からでした。
心臓疾患を含めたクランちゃんの既往症をしっかりお伝えし、それをご理解くださり引き取ることを決めてくださいました。

命を選ぶのではなく、大切なことは一緒に暮らすという事。
最後も家族。最後まで家族。
それをご理解いただける素敵なご家族でした。


↑数年前に亡くなった先住犬のバロくん。冊子にしておられました。
日曜日の卒業の予定でしたが、ご都合で今日の卒業となったクランちゃん。
残念ながら里親様お一人のお迎えになりましたが、夜、ご家族で撮られたお写真を送ってくださいました。

早くもシートでおしっこが出来たとのご報告。
クランちゃん、ほんとにお利口スタートになりました。
里親様。
この度、ご縁を繋いでくださいましてありがとうござました。
私の申し出をご理解くださり、心から感謝しています。

今までは大勢の中で生きて来たクランちゃんですが、今日からはみんなのアイドルですね。
どうかたっぷりの愛情で包んでいただけると嬉しいです。
そしてまたぜひ、皆さんでカフェにお越しいただければ幸いです。
新しくつけてくださった名前は・・。
「コロンちゃん」

可愛い可愛い名前になりました。
コロンちゃんへ。
素敵なお家が見つかって良かったね。
お家には芝生のお庭があるんだって。
そしてお散歩は毎日おじいちゃんとお孫さんが言ってくれるらしいよ。
コロンちゃんが望んだ温もりがいっぱいある場所。
お家の亡くなった先輩のバロくんは20年もの長い間いたそうだから、
コロンちゃんも元気で長生きしてね。

卒業、ほんとにおめでとう

では。
新メンバー(ワン163期生)
[No.812] 2019/10/23 (Wed) 03:21
こんばんは。
今夜、
ワンちゃん(163期生)2頭が、新しくカフェに仲間入りしました~
早速ご紹介しますね~
ワンちゃんの部
テレサちゃん ロングコートチワワ ♀
2013年10月11日まれ(6歳) 3.3㎏
色:ブラック&タン


元気過ぎのテレサちゃん。
今日は楽しくて楽しくて、シッポフリフリでずっとフロアを走り回っていました。


特技は「ちょうだいちょうだい」。
二本足で立って前足を合わせて上下してお願いポーズでおやつの催促。

その姿がとっても愛らしいです。
呼ぶとトコトコ寄って来てくれてテレサスマイル


遊びも大好き。
人もワンちゃんも大好き。

さらにいつだって満面の笑顔。
たれ耳だけれど、目鼻立はっきりの超美人さん。

もちろん抱っこもできますよ
アルタちゃん ミニチュアダックスフンド ♀
2013年11月18日まれ(5歳) 4.9㎏
色:ブラックタン


お顔の色が黒くて目立ちにくいけれど、
アルタちゃんはパッチリ大きなオメメの美人さん。


マズルが短めで小顔の幼顔。
性格もとっても無邪気です。
小走りからのワンちゃんとの遊ぼも出来て、元気。

おやつ大好きで食いしん坊さん。

人が大好きで抱っこ大好き。



いつも誰かの側で寄り添います。
そして抱っこすると、顔をうずめて寝てしまうアルタちゃん。

たまらない可愛さですよ。
新しいワンちゃんが2頭増えて、カフェでは7頭のワンちゃんと2頭のネコちゃんが皆様をお待ちしています。
「カフェ募集メンバー」
保護犬・保護猫の里親ご希望の方、または飼おうかどうか迷っている方は、お気軽にスタッフまたはボランティアにお声をかけてください。
気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(
土日祝は13:00~16:00の間は混み合っていることが多いですので、里親ご希望の方はそれ以外の時間、または平日ががお勧めです)
そしてネコちゃん部屋ですが、ネコちゃん達は警戒心が強い生き物です。
そのため色々なお客様と触れ合うことにストレスを感じ、なかなか環境に慣れてくれないなどの問題が生じています。
現在猫部屋は里親希望の方のみの入室とさせて頂いております。
ご期待に沿えず申し訳ございませんが、触れ合い目的のお店ではないため、どうかご理解いただけますと幸いです。
里親希望の方、保護猫をお家にお迎えすることを少しでもお考えの方は、お気軽に近くのスタッフにお声掛けください。
よろしくお願い致します。
では。
今夜、


早速ご紹介しますね~



2013年10月11日まれ(6歳) 3.3㎏
色:ブラック&タン


元気過ぎのテレサちゃん。
今日は楽しくて楽しくて、シッポフリフリでずっとフロアを走り回っていました。


特技は「ちょうだいちょうだい」。
二本足で立って前足を合わせて上下してお願いポーズでおやつの催促。

その姿がとっても愛らしいです。
呼ぶとトコトコ寄って来てくれてテレサスマイル


遊びも大好き。
人もワンちゃんも大好き。

さらにいつだって満面の笑顔。
たれ耳だけれど、目鼻立はっきりの超美人さん。

もちろん抱っこもできますよ


2013年11月18日まれ(5歳) 4.9㎏
色:ブラックタン


お顔の色が黒くて目立ちにくいけれど、
アルタちゃんはパッチリ大きなオメメの美人さん。


マズルが短めで小顔の幼顔。
性格もとっても無邪気です。
小走りからのワンちゃんとの遊ぼも出来て、元気。

おやつ大好きで食いしん坊さん。

人が大好きで抱っこ大好き。



いつも誰かの側で寄り添います。
そして抱っこすると、顔をうずめて寝てしまうアルタちゃん。

たまらない可愛さですよ。

「カフェ募集メンバー」

気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(


そのため色々なお客様と触れ合うことにストレスを感じ、なかなか環境に慣れてくれないなどの問題が生じています。
現在猫部屋は里親希望の方のみの入室とさせて頂いております。
ご期待に沿えず申し訳ございませんが、触れ合い目的のお店ではないため、どうかご理解いただけますと幸いです。
里親希望の方、保護猫をお家にお迎えすることを少しでもお考えの方は、お気軽に近くのスタッフにお声掛けください。
よろしくお願い致します。
では。
オムレツちゃん、ミリィーちゃん揃って卒業
[No.810] 2019/10/21 (Mon) 08:28
こんばんは。
先週一緒の日に川西にやって来たミニチュアダックスフンドのオムレツちゃん、ロングコートチワワのミリィーちゃん。
卒業も一緒の日の今日、それぞれ仲良く卒業しました
オムレツちゃん

川西にやって来たのは10月15日です。
しっとりとした美人。

人間に例えるとこの言葉が当てはまるほどの綺麗なワンちゃんでした。
毛並みはシルクのようなサラサラ。

潤んだ大きな瞳。
カメラを向けるとカメラ目線をしてくれて、まるでモデルさん並み。
初日の夜はフロアを走り回っていたので、てっきりお転婆さんだと思っていました。

でもフロアデビューしてからというもの、お膝に抱っこするとその姿勢のまま。

何時間でも過ごせました。
人は好き。
でもワンちゃんはそうでもない感じ。
どちらかと言うと、賑やかなところはあまり好きではなさそうでした。
里親様ご夫婦がカフェに来てくださったのは、オムレツちゃんがカフェデビューした翌日の木曜日の夕刻でした。
飼っておられたワンちゃん(Qooちゃん・ダックスフンド)を先月亡くされたとお話しくださいました。
Qooちゃんはダブルダップル。

最も掛けてはいけないカラー同士から生まれたワンちゃんで
障害を持っている可能性が極めて高いです。
長くは一緒に過ごせないかもしれないことを承知でお家の子に迎えらたご夫婦。
Qooちゃんとはそれから11年間余り。
最後は多臓器不全の病で虹の橋を渡るまでを、共に過ごしてくれたそうです。
ご夫婦は前からカフェの存在をご存知だったそうですが、この日来てくださった時には新しいワンちゃんをお家に引き取るご意思があったわけではありませんでした。
どんな子がいるかもご存知ではなかったそうです。
また、まだQooちゃんが亡くなってそんな日も経っていなかったこともあり、
「一度どんなところか行ってみよう」
そう思われて、職場もカフェから近かったこともありカフェを訪ねてくださったそうです。
でも里親様に抱っこされると身体を預けて、じっと見つめるオムレツちゃん。

安心しきったようなその姿。
閉店時間がきても、里親様はオムレツちゃんをお膝から降ろせませんでした。
最後には無理やりお膝から降ろすと、お帰りになるご夫婦を出口まで追いかけたオムレツちゃん。
確かにこの時運命が動き始めたようでした。
翌朝お電話をくださり、今度は開店と同時にもう一度カフェに来てくださった里親様。
この時、ご主人が抱っこしたオムレツちゃんに
「家に来る?」
って聞いてみたところ、
オムレツちゃんはペロっとご主人を舐めていました。


それがオムレツちゃんの答えでした。
昨夜、亡くなったQooちゃんにも仏前で聞いてみたそうです。
Qooちゃんはお父さんとお母さん笑顔になるなら・・。
そう言ってくれたそうですよ。
お家の準備を整えられてお迎えに来てくださった今日は10月20日。
奇しくも亡くなったQooちゃんの月命日でした。

それはまるで、そしてやはり、亡くなったQooちゃんが悲しむご夫婦に笑顔になるようにと仕向けてくれたもの。
私はそう信じています。
里親様。
たまたま覗いてくださったカフェ。
閉店時間まで1時間を切ってのご来店で、前日カフェデビューしたばかりのオムレツちゃんと出会ってくださったこと。
それはただの偶然ではないと思います。
その不思議とも言えるご縁をしっかり繋いでくださり、本当にありがとうございました。

これから新しい家族であるオムレツちゃんと一緒に、幸せに過ごしていただければ幸いです。
そしてまた、ご一緒にカフェにも遊びに来ていただければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
新しくつけてくださった名前は・・・。
「にこちゃん」

ご家族を含めた周りの人達が、いつもいつまでも笑顔が絶えないようにと付けてくださいました
そして帰られてからいただいたお便りには・・。
帰ってすぐに、私の家だと言わんばかりにお部屋の真ん中でトイレ(笑)
リラックスしているようです。
更にご飯やおやつもパクパクと食べたそうですよ。
「これからはうちの子として(Qooちゃんも)一緒に楽しく歩んで行きたいと思います」
と書いてくださっていました。

にこちゃんへ。

お客様がたくさん来る賑やかなカフェ。
リラックスしているように見えていたけれど、
フロアではおやつも食べなかったし、鳴くこともしなかったから
本当は緊張していたんだよね。
だから早くにお家が見つかって本当に良かった。
これからは大勢の中の一頭ではなくて
にこちゃんにだけを見てくれる人が2人。
にこちゃん専属だからね。
いっぱい甘えて、幸せになってね。

卒業、ほんとにおめでとう
ミリィーちゃん

ミリィーちゃんは一足先に卒業したオムレツちゃんと同期。
一緒に川西にやって来ました。
ミリィーちゃんはたった2.1㎏。
小さすぎるチワワちゃんです。

人は好きで、静かなフロアでなら自分から寄って来てお膝に手を置き抱っこもおねだりできるのですが、
今川西には元気印のワンちゃんが多く、気おくれしがち。
更に土日でご来店くださるお客様も多く、ベッドの中や隅っこで過ごすことも多いでした。

でも少しづつ(得意ではありませんでしたが)抱っこは慣れ初めててくれていました。

小さな白いチワワちゃんで可愛いミリィーちゃんはもちろん人気。
ミリィーちゃんを見に来られているお客様もたくさんいました。
里親様は土曜日にカフェに来てくださったご家族です。
カフェにはブログを見てくださっていたため、お父様とお母様、お嬢様の3人でお越しくださいました。
ワンちゃんを飼いたくて、以前も違う保護施設へ出向かれたことがあったそうです。
ご自宅はカフェからは少し遠く、お車で片道約1時間半~2時間の距離からのご来店。
そしてミリィーちゃんとの出会いをしてくださいました。
この日長い時間をカフェで過ごされる間、ワンちゃん達と触れ合ってくださいました。
もちろん他のワンちゃんとも触れ合ってくださっていたのですが、
お嬢様はとにかくミリィーちゃんがお気に入り。

ほとんどの時間をお嬢様はミリィーと過ごしてくれていました。
「ミリィーちゃんを連れて帰りたい」
と強く望まれていたお嬢様。

お母様やお父様も代わる代わる抱っこしておられました。

それでも初めてこのご家族でワンちゃんを飼うため、慎重でした。
お嬢様がどうしてもミリィーちゃんがいいと言われても、
「命だから」
と衝動だけですぐに飼うことを決められなかったお母様。

もちろんご家族でワンちゃんを飼うのは初めてだったということもあります。
ですが、この時すでにお母様もミリィーの可愛さに十分魅せられていたのだと思います。
私は、ワンちゃんを飼うために必要なことやご質問にお答えしながら、引き取ってくださった後ももちろんフォローはさせていたきますので、とお伝えし、

その決断をただお待ちしていました。
熟考の末、ご決断をされたお母様。
傍らで優しく見守るお父様。
飛び切りの笑顔で喜ぶお嬢様。
愛され望まれて行くお家。


ミリィーちゃんにとって、最高のお家が出来た瞬間でした。
翌日の今日、お嬢様の七五三を終えてお迎えに来てくださった里親様ご一家。
今日はおじい様、おばあ様、ご長男もご一緒でした。


そして帰られる際お母様は
「リリーを絶対に幸せにします」
そう言い残してくださって・・・。
その言葉が嬉しくて、私は胸がいっぱいになりました。
里親様。
この度は遠いところご来店いただきまして本当にありがとうございました。

ミリィーちゃんと繋がるご縁はたった1本。
このタイミングでなければ繋がりません。
そのご縁を繋いでくださったこと、心から感謝しています。
初めての事で戸惑われることも多いとは思いますが、どうぞご遠慮なくお聞きいただければ幸いです。
そしてまた、ご家族とのご自慢のお写真をお送りいただければ嬉しいです。
楽しみにお待ちしていますね。
新しくつけてくださった名前は・・・。
「リリーちゃん」

白い百合の花からとってくださったお名前。
さらいミリィーという響き(音)が似ているので違和感のないように。
そして呼びやすいこと。
たくさんの候補のなかからお考えくださったこの名前。

最終的にご家族全員一致で決めていただきました。
そして、ご自宅に帰られてからお母様からメールをいただきました。
リリーさん最初はおっかなびっくりでなかなかキャリーから出てこなかったそうですが、
出てきた後はご飯も食べ、おしっこもして順調な滑り出し・・。

パパの横に行ったり、おしっこしたことをシッポフリフリで教えてくれたり。
「すべてが愛おしいです」
「リリーを家族として連れて帰って良かったです」
こんな素敵なお言葉をくださいましたよ。
可愛い可愛いリリーちゃんへ。

カフェはたくさんの人が行き交う場所だから、隅っこかドームベッドの中で過ごすことが多かったけれど、
怖がりさんなようで、実は甘えたさんだよね。
カフェを走り回ったり、トコトコ走ってきてくれてお膝に手をついてカリカリしてくれたり
カフェ初日の夜、とっても楽しそうだったから。
小さな身体でたくさん頑張って来たけれど、
もう頑張らなくていいよ。
これからはずっとお家。
しかもリリーちゃんだけを見つめてくれるお家だからね。
今まで出来なかったことをたくさん経験して幸せになってください。

卒業、本当に本当におめでとう
では。
先週一緒の日に川西にやって来たミニチュアダックスフンドのオムレツちゃん、ロングコートチワワのミリィーちゃん。
卒業も一緒の日の今日、それぞれ仲良く卒業しました



川西にやって来たのは10月15日です。
しっとりとした美人。

人間に例えるとこの言葉が当てはまるほどの綺麗なワンちゃんでした。
毛並みはシルクのようなサラサラ。

潤んだ大きな瞳。
カメラを向けるとカメラ目線をしてくれて、まるでモデルさん並み。
初日の夜はフロアを走り回っていたので、てっきりお転婆さんだと思っていました。

でもフロアデビューしてからというもの、お膝に抱っこするとその姿勢のまま。

何時間でも過ごせました。
人は好き。
でもワンちゃんはそうでもない感じ。
どちらかと言うと、賑やかなところはあまり好きではなさそうでした。
里親様ご夫婦がカフェに来てくださったのは、オムレツちゃんがカフェデビューした翌日の木曜日の夕刻でした。
飼っておられたワンちゃん(Qooちゃん・ダックスフンド)を先月亡くされたとお話しくださいました。
Qooちゃんはダブルダップル。

最も掛けてはいけないカラー同士から生まれたワンちゃんで
障害を持っている可能性が極めて高いです。
長くは一緒に過ごせないかもしれないことを承知でお家の子に迎えらたご夫婦。
Qooちゃんとはそれから11年間余り。
最後は多臓器不全の病で虹の橋を渡るまでを、共に過ごしてくれたそうです。
ご夫婦は前からカフェの存在をご存知だったそうですが、この日来てくださった時には新しいワンちゃんをお家に引き取るご意思があったわけではありませんでした。
どんな子がいるかもご存知ではなかったそうです。
また、まだQooちゃんが亡くなってそんな日も経っていなかったこともあり、
「一度どんなところか行ってみよう」
そう思われて、職場もカフェから近かったこともありカフェを訪ねてくださったそうです。
でも里親様に抱っこされると身体を預けて、じっと見つめるオムレツちゃん。

安心しきったようなその姿。
閉店時間がきても、里親様はオムレツちゃんをお膝から降ろせませんでした。
最後には無理やりお膝から降ろすと、お帰りになるご夫婦を出口まで追いかけたオムレツちゃん。
確かにこの時運命が動き始めたようでした。
翌朝お電話をくださり、今度は開店と同時にもう一度カフェに来てくださった里親様。
この時、ご主人が抱っこしたオムレツちゃんに
「家に来る?」
って聞いてみたところ、
オムレツちゃんはペロっとご主人を舐めていました。


それがオムレツちゃんの答えでした。
昨夜、亡くなったQooちゃんにも仏前で聞いてみたそうです。
Qooちゃんはお父さんとお母さん笑顔になるなら・・。
そう言ってくれたそうですよ。
お家の準備を整えられてお迎えに来てくださった今日は10月20日。
奇しくも亡くなったQooちゃんの月命日でした。

それはまるで、そしてやはり、亡くなったQooちゃんが悲しむご夫婦に笑顔になるようにと仕向けてくれたもの。
私はそう信じています。
里親様。
たまたま覗いてくださったカフェ。
閉店時間まで1時間を切ってのご来店で、前日カフェデビューしたばかりのオムレツちゃんと出会ってくださったこと。
それはただの偶然ではないと思います。
その不思議とも言えるご縁をしっかり繋いでくださり、本当にありがとうございました。

これから新しい家族であるオムレツちゃんと一緒に、幸せに過ごしていただければ幸いです。
そしてまた、ご一緒にカフェにも遊びに来ていただければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
新しくつけてくださった名前は・・・。
「にこちゃん」


ご家族を含めた周りの人達が、いつもいつまでも笑顔が絶えないようにと付けてくださいました

そして帰られてからいただいたお便りには・・。
帰ってすぐに、私の家だと言わんばかりにお部屋の真ん中でトイレ(笑)
リラックスしているようです。
更にご飯やおやつもパクパクと食べたそうですよ。
「これからはうちの子として(Qooちゃんも)一緒に楽しく歩んで行きたいと思います」
と書いてくださっていました。

にこちゃんへ。

お客様がたくさん来る賑やかなカフェ。
リラックスしているように見えていたけれど、
フロアではおやつも食べなかったし、鳴くこともしなかったから
本当は緊張していたんだよね。
だから早くにお家が見つかって本当に良かった。
これからは大勢の中の一頭ではなくて
にこちゃんにだけを見てくれる人が2人。
にこちゃん専属だからね。
いっぱい甘えて、幸せになってね。

卒業、ほんとにおめでとう



ミリィーちゃんは一足先に卒業したオムレツちゃんと同期。
一緒に川西にやって来ました。
ミリィーちゃんはたった2.1㎏。
小さすぎるチワワちゃんです。

人は好きで、静かなフロアでなら自分から寄って来てお膝に手を置き抱っこもおねだりできるのですが、
今川西には元気印のワンちゃんが多く、気おくれしがち。
更に土日でご来店くださるお客様も多く、ベッドの中や隅っこで過ごすことも多いでした。

でも少しづつ(得意ではありませんでしたが)抱っこは慣れ初めててくれていました。

小さな白いチワワちゃんで可愛いミリィーちゃんはもちろん人気。
ミリィーちゃんを見に来られているお客様もたくさんいました。
里親様は土曜日にカフェに来てくださったご家族です。
カフェにはブログを見てくださっていたため、お父様とお母様、お嬢様の3人でお越しくださいました。
ワンちゃんを飼いたくて、以前も違う保護施設へ出向かれたことがあったそうです。
ご自宅はカフェからは少し遠く、お車で片道約1時間半~2時間の距離からのご来店。
そしてミリィーちゃんとの出会いをしてくださいました。
この日長い時間をカフェで過ごされる間、ワンちゃん達と触れ合ってくださいました。
もちろん他のワンちゃんとも触れ合ってくださっていたのですが、
お嬢様はとにかくミリィーちゃんがお気に入り。

ほとんどの時間をお嬢様はミリィーと過ごしてくれていました。
「ミリィーちゃんを連れて帰りたい」
と強く望まれていたお嬢様。

お母様やお父様も代わる代わる抱っこしておられました。

それでも初めてこのご家族でワンちゃんを飼うため、慎重でした。
お嬢様がどうしてもミリィーちゃんがいいと言われても、
「命だから」
と衝動だけですぐに飼うことを決められなかったお母様。

もちろんご家族でワンちゃんを飼うのは初めてだったということもあります。
ですが、この時すでにお母様もミリィーの可愛さに十分魅せられていたのだと思います。
私は、ワンちゃんを飼うために必要なことやご質問にお答えしながら、引き取ってくださった後ももちろんフォローはさせていたきますので、とお伝えし、

その決断をただお待ちしていました。
熟考の末、ご決断をされたお母様。
傍らで優しく見守るお父様。
飛び切りの笑顔で喜ぶお嬢様。
愛され望まれて行くお家。


ミリィーちゃんにとって、最高のお家が出来た瞬間でした。
翌日の今日、お嬢様の七五三を終えてお迎えに来てくださった里親様ご一家。
今日はおじい様、おばあ様、ご長男もご一緒でした。


そして帰られる際お母様は
「リリーを絶対に幸せにします」
そう言い残してくださって・・・。
その言葉が嬉しくて、私は胸がいっぱいになりました。
里親様。
この度は遠いところご来店いただきまして本当にありがとうございました。

ミリィーちゃんと繋がるご縁はたった1本。
このタイミングでなければ繋がりません。
そのご縁を繋いでくださったこと、心から感謝しています。
初めての事で戸惑われることも多いとは思いますが、どうぞご遠慮なくお聞きいただければ幸いです。
そしてまた、ご家族とのご自慢のお写真をお送りいただければ嬉しいです。
楽しみにお待ちしていますね。
新しくつけてくださった名前は・・・。
「リリーちゃん」


白い百合の花からとってくださったお名前。
さらいミリィーという響き(音)が似ているので違和感のないように。
そして呼びやすいこと。
たくさんの候補のなかからお考えくださったこの名前。

最終的にご家族全員一致で決めていただきました。
そして、ご自宅に帰られてからお母様からメールをいただきました。
リリーさん最初はおっかなびっくりでなかなかキャリーから出てこなかったそうですが、
出てきた後はご飯も食べ、おしっこもして順調な滑り出し・・。

パパの横に行ったり、おしっこしたことをシッポフリフリで教えてくれたり。
「すべてが愛おしいです」
「リリーを家族として連れて帰って良かったです」
こんな素敵なお言葉をくださいましたよ。
可愛い可愛いリリーちゃんへ。

カフェはたくさんの人が行き交う場所だから、隅っこかドームベッドの中で過ごすことが多かったけれど、
怖がりさんなようで、実は甘えたさんだよね。
カフェを走り回ったり、トコトコ走ってきてくれてお膝に手をついてカリカリしてくれたり
カフェ初日の夜、とっても楽しそうだったから。
小さな身体でたくさん頑張って来たけれど、
もう頑張らなくていいよ。
これからはずっとお家。
しかもリリーちゃんだけを見つめてくれるお家だからね。
今まで出来なかったことをたくさん経験して幸せになってください。

卒業、本当に本当におめでとう

では。
新メンバー(ワン162期生)
[No.809] 2019/10/15 (Tue) 23:58
こんばんは。
今夜、
ワンちゃん(162期生)2頭が、新しくカフェに仲間入りしました~
早速ご紹介しますね~
ワンちゃんの部
ミリィーちゃん ロングコートチワワ ♀
2013年6月23日まれ(6歳) 2.1㎏
色:クリーム


小さくて可愛いチワワちゃん。
オメメがとても大きいのがチャームポイントです。
性格はとても人懐こくて、人が大好き。

今日来たばかりなのでまだ少し緊張はありますが、
呼ぶとトコトコ近づいて来てくれました。
そして床に座っていると、お膝カリカリして甘えてくれて、

抱っこすると控えめながらペロペロも・・。


そしてフロアでは楽しそう。
走り回って探検していました。


ほんとに可愛いプリティガールのミリィーちゃん。

まだまだこれからが楽しみです
オムレツちゃん ミニチュアダックスフンド ♀
2014年11月27日まれ(4歳) 5.1㎏
色:ブラッククリーム

大きなオメメのとっても美人なオムレツちゃん。
彼女も今夜、カフェではめちゃくちゃ楽しそうでした。


とにかくずっとフロアを走り回っていました(笑)
そして人が大好き。

呼ぶと振り向いてくれた優しい表情は癒し系。

撫でるとすぐにコロンしてお腹見せしてくれて
愛嬌たっぷりなお茶目さん。

抱っこも大好きで、そのままウトウトしてしまうこともあります。


被毛はシルクの様な手触りでふわふわサラサラ。
肉球はやわらかぷにぷにです。

カメラを向けると、目線を合わせてポーズしてくれますよ!
新しいワンちゃんが2頭増えて、カフェでは7頭のワンちゃんと2頭のネコちゃんが皆様をお待ちしています。
「カフェ募集メンバー」
保護犬・保護猫の里親ご希望の方、または飼おうかどうか迷っている方は、お気軽にスタッフまたはボランティアにお声をかけてください。
気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(
土日祝は13:00~16:00の間は混み合っていることが多いですので、里親ご希望の方はそれ以外の時間、または平日ががお勧めです)
「
そしてネコちゃん部屋ですが、ネコちゃん達は警戒心が強い生き物です。
そのため色々なお客様と触れ合うことにストレスを感じ、なかなか環境に慣れてくれないなどの問題が生じています。
現在猫部屋は里親希望の方のみの入室とさせて頂いております。
ご期待に沿えず申し訳ございませんが、触れ合い目的のお店ではないため、どうかご理解いただけますと幸いです。
里親希望の方、保護猫をお家にお迎えすることを少しでもお考えの方は、お気軽に近くのスタッフにお声掛けください。
よろしくお願い致します。
では。
今夜、


早速ご紹介しますね~



2013年6月23日まれ(6歳) 2.1㎏
色:クリーム


小さくて可愛いチワワちゃん。
オメメがとても大きいのがチャームポイントです。
性格はとても人懐こくて、人が大好き。

今日来たばかりなのでまだ少し緊張はありますが、
呼ぶとトコトコ近づいて来てくれました。
そして床に座っていると、お膝カリカリして甘えてくれて、

抱っこすると控えめながらペロペロも・・。


そしてフロアでは楽しそう。
走り回って探検していました。


ほんとに可愛いプリティガールのミリィーちゃん。

まだまだこれからが楽しみです


2014年11月27日まれ(4歳) 5.1㎏
色:ブラッククリーム

大きなオメメのとっても美人なオムレツちゃん。
彼女も今夜、カフェではめちゃくちゃ楽しそうでした。


とにかくずっとフロアを走り回っていました(笑)
そして人が大好き。

呼ぶと振り向いてくれた優しい表情は癒し系。

撫でるとすぐにコロンしてお腹見せしてくれて
愛嬌たっぷりなお茶目さん。

抱っこも大好きで、そのままウトウトしてしまうこともあります。


被毛はシルクの様な手触りでふわふわサラサラ。
肉球はやわらかぷにぷにです。

カメラを向けると、目線を合わせてポーズしてくれますよ!

「カフェ募集メンバー」

気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(

「

そのため色々なお客様と触れ合うことにストレスを感じ、なかなか環境に慣れてくれないなどの問題が生じています。
現在猫部屋は里親希望の方のみの入室とさせて頂いております。
ご期待に沿えず申し訳ございませんが、触れ合い目的のお店ではないため、どうかご理解いただけますと幸いです。
里親希望の方、保護猫をお家にお迎えすることを少しでもお考えの方は、お気軽に近くのスタッフにお声掛けください。
よろしくお願い致します。
では。
フミちゃん卒業しました
[No.808] 2019/10/15 (Tue) 07:18
こんばんは。
今日、ロングコートチワワのフミちゃんの里親様が決まり、無事卒業しました

フミちゃんがカフェに来たのは先週の事です。
最初に出会った時からとってもフレンドリーで人が好き。


抱っこはまだ慣れていない様子でしたが、立っているとお膝周りでぴょんぴょんと飛び跳ねてくれるタイプ。
人懐こいなぁ・・。
怖がりさんや、ナーバスな子達が多いチワワちゃんの中では、フミは初対面でも人にもワンちゃんにも珍しく懐こい子でした。

お散歩デビュー初日は、行きは固まっていたため抱っこ。
でも帰りはしっかり歩いてくれたようで、ボランティアさん達が書いてくれている情報ノートには
「初日なのに立派でした」と二重丸
をもらっていました。
更に特筆すべきはその笑顔でした
苦労なんか全く感じさせない満面の笑みは、まるで百万ドルの笑み。


「可愛い」以外の言葉が見つかりませんでした。
そうです、フミはほんとに良い子でした。
ご飯も残さず食べてくれるし、無駄吠えどころか全く鳴くこともしませんでした。
お利口さん過ぎ・・。
だけど、しっかりお母さん犬として生きて来た過去は
お腹の傷跡にくっきりと刻み込まれていました。
里親様は先週水曜日にカフェに来てくださった方です。
水曜日はフミがカフェにデビューした初日。
カップルで来てくださっていましたが、、なぜかお2人の間にはゆっくりとした穏やかで優しい時間が流れているようで、
長い時間をカフェで過ごしてくださっていました。
そして昨日もお2人で再度ご来店。
(実は彼の方がホルモーくんを気にしてくれていて、お電話を一度いただいていました)
でも、この日は彼女の方がフミちゃんにもう一度会いに来てくださったものでした。

彼女は水曜日に出会ったフミちゃんの事が可愛くてとてもとても気になり、
その日に撮ったお写真をご家族にも見せられていました。
出来れば引き取って暮らしたい。
そう思いながら再来店してくださったものでした。
でもご家族皆さんにもちゃんとフミちゃんに会ってもらってから最終結論を出したいので、
明日もう一度みんなでフミちゃんに会いにきます。
そう言ってくださいました。
お約束どおり、今日開店と同時にカフェに到着されたお2人と彼女のご家族。


優しいくて穏やかで、温かで。
代わる代わるフミを抱っこされていて
その時に聞こえてきた言葉は
「可愛い」
という言葉ばかり。

繰り返し繰り返し聞こえてくる
「可愛い」の言葉。
それ以外の言葉が見つからないようでした。
保護犬の事、フミちゃんの既往症や契約に関するご説明をさせていただき、
それらをご理解くださりフミをお家に迎えることを決めてくださったご家族。

フミを大切に育ててくださるお気持ちが伝わって・・。
とても嬉しいでした。
お家も一軒家でお留守もないお家。
何よりフミのことを大好きと言ってくれるお家が見つかりました。
里親様。
この度は素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。

フミちゃんは優等生。
きっとご家族に馴染んでいくのに時間はあまりかからないと思います。
いままで頑張った分、たくさんの愛情で包んでいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
またぜひ、ご一緒に遊びにきてくださいね。
お待ちしています。
帰られてからメールをいただきました。
「車の中では少し震えていましたが、家に着いたとたん尻尾をフリフリしています」



やっぱりフレンドリーなフミちゃんは、お家にいっても健在でした
「これからたっくさん愛情を注いてあげたいです・・」
そう綴ってださった里親様でした。
名前はもう、今日決めてきてくださっていて、
新しい名前は・・・。
「バニラちゃん」
甘くて優しいピッタリの名前をいただきましたよ
バニラちゃんへ
一週間だったけれど、可愛い笑顔で皆んなを癒してくれてほんとありがとう。
バニラちゃんを見ていると、私もほんとに可愛いって言葉しか出てこないです。
これからはご家族のいっぱいの愛情がバニラちゃんを待ってるよ。
今までたくさん頑張ってきたんだから、たくさん幸せになってね。

卒業、おめでとう
では。
今日、ロングコートチワワのフミちゃんの里親様が決まり、無事卒業しました


フミちゃんがカフェに来たのは先週の事です。
最初に出会った時からとってもフレンドリーで人が好き。


抱っこはまだ慣れていない様子でしたが、立っているとお膝周りでぴょんぴょんと飛び跳ねてくれるタイプ。
人懐こいなぁ・・。
怖がりさんや、ナーバスな子達が多いチワワちゃんの中では、フミは初対面でも人にもワンちゃんにも珍しく懐こい子でした。

お散歩デビュー初日は、行きは固まっていたため抱っこ。
でも帰りはしっかり歩いてくれたようで、ボランティアさん達が書いてくれている情報ノートには
「初日なのに立派でした」と二重丸

更に特筆すべきはその笑顔でした

苦労なんか全く感じさせない満面の笑みは、まるで百万ドルの笑み。


「可愛い」以外の言葉が見つかりませんでした。
そうです、フミはほんとに良い子でした。
ご飯も残さず食べてくれるし、無駄吠えどころか全く鳴くこともしませんでした。
お利口さん過ぎ・・。
だけど、しっかりお母さん犬として生きて来た過去は
お腹の傷跡にくっきりと刻み込まれていました。
里親様は先週水曜日にカフェに来てくださった方です。
水曜日はフミがカフェにデビューした初日。
カップルで来てくださっていましたが、、なぜかお2人の間にはゆっくりとした穏やかで優しい時間が流れているようで、
長い時間をカフェで過ごしてくださっていました。
そして昨日もお2人で再度ご来店。
(実は彼の方がホルモーくんを気にしてくれていて、お電話を一度いただいていました)
でも、この日は彼女の方がフミちゃんにもう一度会いに来てくださったものでした。

彼女は水曜日に出会ったフミちゃんの事が可愛くてとてもとても気になり、
その日に撮ったお写真をご家族にも見せられていました。
出来れば引き取って暮らしたい。
そう思いながら再来店してくださったものでした。
でもご家族皆さんにもちゃんとフミちゃんに会ってもらってから最終結論を出したいので、
明日もう一度みんなでフミちゃんに会いにきます。
そう言ってくださいました。
お約束どおり、今日開店と同時にカフェに到着されたお2人と彼女のご家族。


優しいくて穏やかで、温かで。
代わる代わるフミを抱っこされていて
その時に聞こえてきた言葉は
「可愛い」
という言葉ばかり。

繰り返し繰り返し聞こえてくる
「可愛い」の言葉。
それ以外の言葉が見つからないようでした。
保護犬の事、フミちゃんの既往症や契約に関するご説明をさせていただき、
それらをご理解くださりフミをお家に迎えることを決めてくださったご家族。

フミを大切に育ててくださるお気持ちが伝わって・・。
とても嬉しいでした。
お家も一軒家でお留守もないお家。
何よりフミのことを大好きと言ってくれるお家が見つかりました。
里親様。
この度は素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。

フミちゃんは優等生。
きっとご家族に馴染んでいくのに時間はあまりかからないと思います。
いままで頑張った分、たくさんの愛情で包んでいただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
またぜひ、ご一緒に遊びにきてくださいね。
お待ちしています。

「車の中では少し震えていましたが、家に着いたとたん尻尾をフリフリしています」



やっぱりフレンドリーなフミちゃんは、お家にいっても健在でした

「これからたっくさん愛情を注いてあげたいです・・」
そう綴ってださった里親様でした。
名前はもう、今日決めてきてくださっていて、
新しい名前は・・・。
「バニラちゃん」
甘くて優しいピッタリの名前をいただきましたよ

バニラちゃんへ
一週間だったけれど、可愛い笑顔で皆んなを癒してくれてほんとありがとう。
バニラちゃんを見ていると、私もほんとに可愛いって言葉しか出てこないです。
これからはご家族のいっぱいの愛情がバニラちゃんを待ってるよ。
今までたくさん頑張ってきたんだから、たくさん幸せになってね。

卒業、おめでとう

では。
アーサーくん卒業しました
[No.807] 2019/10/14 (Mon) 02:43
こんばんは。
今日、カニヘンダックスフンドのアーサーくんにご縁が繋がりました。
そして無事卒業となりました

アーサーくんは10月8日に川西にやって来たカニヘンダックスフンド。
痩せた身体ではありましたが、とても元気。


初日の夜のフロアを元気に走り回っていていました。
ご飯も大好き。
ドライフードだけでもあっという間に平らげてくれました。
アーサーくんは2歳。

その早いと思われる保護理由は目にあります。
「進行性網膜萎縮症(PRA)キャリア」。
遺伝子検査(血液検査)でわかる遺伝性疾患です。
現在はキャリアであって、まだ発症しているわけではありません。

ですがもし発症すると、必ず失明に至ります。
生まれた時からすでに決まっていたアーサーの運命。
こんな十字架を背負って生まれてきたのです。
心がとても痛みました。

若くて可愛いけれど、このことは里親様候補の方にはちゃんと告知しなければなりません。
その事実を告げてもなお、里親様が見つかるだろうか・・。
そんな不安が少しだけよぎりました。
やんちゃではあるけれど、先輩ワンちゃんにちょっかいを出されるとすぐにフロアの端っこに避難。

元気だけれど、怖がりさん。
日を追うごとにそんな姿を見かけるようになって。。
そんな金曜日のことでした。
カフェ閉店近くの17:30頃、一組のお客様がカフェにお越しになりました。
以前一度9月の下旬に、ご家族一緒にお越しくださったご家族でした。
確かワンちゃんをいずれ飼いたいと思ってカフェを訪れてくださっていたと記憶しています。
この日のご来店はお母様と息子さん(次男さん)でした。
お目当てはアーサーくん。
後ほどお聞きしたところ、息子さん(次男さん)がネットでアーサーくんを見つけて会いに来てくださったとのことでした。

この時、息子さんの小さなお膝に可愛くまとまって抱っこされていたアーサーくん。
その後、お母様と息子さんで代わる代わる、愛おしそうに抱っこしてくださっている様子がとても印象的でした。
そして、やはり。
私は目の事をお伝えしました。
その事実は決して軽いものではありません。
でもワンちゃんの場合は人と違い、光を失ったとしても家具の位置など環境を変えなければ、それほどストレスを感じ無い場合も多々あります。

ご家族で十分ご相談してくださるようにお願いしました。
ですが、帰り際
「明後日、皆でカフェに来ます」
そう言い残されてカフェを後にされました。
そして今日。
開店と同時にお母様と次男さんがご来店。
しばらくしてお父様と長男さんも合流してくださいました。


金曜日に帰られてから、ご家族で話し合ってくださったとのこと。
その結果は・・。
「病気を知らずに飼うのではなく、病気を分かってて飼うのなら覚悟も対処もできる」
そうご主人が言ってくださり、ご家族全員一致でお家に迎えることを決めてくださったそうです。
全てを承知の上でのご決断。

胸にこみ上げるものがあり言葉が詰まって、私は上手に話せませんでした。
ご家族全員でのフォロー。
皆さんの優しさがアーサーくんを包んでいました。

アーサーが幸せになった瞬間でもありました。
里親様。
この度は保護犬の事をご理解くださり、アーサーくんをお家の子にしてくださって本当にありがとうございました。


次男さんがアーサーくんを見つけて、
会いに来てくださって、
一緒に暮らしたいと言ってくださって、
その後帰られてからご家族皆さんでご相談してくださって、
そして、ご家族全員が意見一致で決めてくださったこと。
心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
まだまだ飼い犬1年生ではありますが、
皆さんのご家族として生涯可愛がっていただければと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
帰られてから送ってくださったメールには・・。
お家に着いてもキャリーから出てこなかったけれど、しばらくしたら出てきてお家探索を始めたとのこと(笑)

怖がりさんだけど人懐こいアーサーくんだから、きっと大丈夫。
お名前はお考え中でしたが、帰りの車の中で決めてくださったのは
「アーサーくん」のままで。
大人しいアーサーくんの不安が一つでも減ってくれるようにと・・
呼ばれ慣れている名前のままにしてくださいました。
アーサーへ

元気なところ。
小さなところ。
食いしん坊なところ。
怖がりさんなところ。
甘えたなところ。
短い間に色んな姿を見せてくれたよね。
ほんとに可愛いかったよ。
これからは優しくて穏やかで明るくて
楽しいお家がアーサーのお家。
いっぱい可愛がってもらって、楽しくご機嫌で過ごしてください。
幸せにね。

卒業、ほんとにおめでとう
最後に・・・。
台風19号が残した爪痕は予想をはるかに超えるものでした。
被害に遭われた皆さんに
一日も早く平穏な日々が訪れることを心からお祈り申し上げます。
人も動物も
全ての命が平等に扱われますように。
では。
今日、カニヘンダックスフンドのアーサーくんにご縁が繋がりました。
そして無事卒業となりました


アーサーくんは10月8日に川西にやって来たカニヘンダックスフンド。
痩せた身体ではありましたが、とても元気。


初日の夜のフロアを元気に走り回っていていました。
ご飯も大好き。
ドライフードだけでもあっという間に平らげてくれました。
アーサーくんは2歳。

その早いと思われる保護理由は目にあります。
「進行性網膜萎縮症(PRA)キャリア」。
遺伝子検査(血液検査)でわかる遺伝性疾患です。
現在はキャリアであって、まだ発症しているわけではありません。

ですがもし発症すると、必ず失明に至ります。
生まれた時からすでに決まっていたアーサーの運命。
こんな十字架を背負って生まれてきたのです。
心がとても痛みました。

若くて可愛いけれど、このことは里親様候補の方にはちゃんと告知しなければなりません。
その事実を告げてもなお、里親様が見つかるだろうか・・。
そんな不安が少しだけよぎりました。
やんちゃではあるけれど、先輩ワンちゃんにちょっかいを出されるとすぐにフロアの端っこに避難。

元気だけれど、怖がりさん。
日を追うごとにそんな姿を見かけるようになって。。
そんな金曜日のことでした。
カフェ閉店近くの17:30頃、一組のお客様がカフェにお越しになりました。
以前一度9月の下旬に、ご家族一緒にお越しくださったご家族でした。
確かワンちゃんをいずれ飼いたいと思ってカフェを訪れてくださっていたと記憶しています。
この日のご来店はお母様と息子さん(次男さん)でした。
お目当てはアーサーくん。
後ほどお聞きしたところ、息子さん(次男さん)がネットでアーサーくんを見つけて会いに来てくださったとのことでした。

この時、息子さんの小さなお膝に可愛くまとまって抱っこされていたアーサーくん。
その後、お母様と息子さんで代わる代わる、愛おしそうに抱っこしてくださっている様子がとても印象的でした。
そして、やはり。
私は目の事をお伝えしました。
その事実は決して軽いものではありません。
でもワンちゃんの場合は人と違い、光を失ったとしても家具の位置など環境を変えなければ、それほどストレスを感じ無い場合も多々あります。

ご家族で十分ご相談してくださるようにお願いしました。
ですが、帰り際
「明後日、皆でカフェに来ます」
そう言い残されてカフェを後にされました。
そして今日。
開店と同時にお母様と次男さんがご来店。
しばらくしてお父様と長男さんも合流してくださいました。


金曜日に帰られてから、ご家族で話し合ってくださったとのこと。
その結果は・・。
「病気を知らずに飼うのではなく、病気を分かってて飼うのなら覚悟も対処もできる」
そうご主人が言ってくださり、ご家族全員一致でお家に迎えることを決めてくださったそうです。
全てを承知の上でのご決断。

胸にこみ上げるものがあり言葉が詰まって、私は上手に話せませんでした。
ご家族全員でのフォロー。
皆さんの優しさがアーサーくんを包んでいました。

アーサーが幸せになった瞬間でもありました。
里親様。
この度は保護犬の事をご理解くださり、アーサーくんをお家の子にしてくださって本当にありがとうございました。


次男さんがアーサーくんを見つけて、
会いに来てくださって、
一緒に暮らしたいと言ってくださって、
その後帰られてからご家族皆さんでご相談してくださって、
そして、ご家族全員が意見一致で決めてくださったこと。
心から感謝しています。
本当にありがとうございました。
まだまだ飼い犬1年生ではありますが、
皆さんのご家族として生涯可愛がっていただければと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
帰られてから送ってくださったメールには・・。
お家に着いてもキャリーから出てこなかったけれど、しばらくしたら出てきてお家探索を始めたとのこと(笑)

怖がりさんだけど人懐こいアーサーくんだから、きっと大丈夫。
お名前はお考え中でしたが、帰りの車の中で決めてくださったのは
「アーサーくん」のままで。
大人しいアーサーくんの不安が一つでも減ってくれるようにと・・
呼ばれ慣れている名前のままにしてくださいました。
アーサーへ

元気なところ。
小さなところ。
食いしん坊なところ。
怖がりさんなところ。
甘えたなところ。
短い間に色んな姿を見せてくれたよね。
ほんとに可愛いかったよ。
これからは優しくて穏やかで明るくて
楽しいお家がアーサーのお家。
いっぱい可愛がってもらって、楽しくご機嫌で過ごしてください。
幸せにね。

卒業、ほんとにおめでとう

最後に・・・。
台風19号が残した爪痕は予想をはるかに超えるものでした。
被害に遭われた皆さんに
一日も早く平穏な日々が訪れることを心からお祈り申し上げます。
人も動物も
全ての命が平等に扱われますように。
では。
ホープくんに新しい里親様が決まりました
[No.806] 2019/10/11 (Fri) 07:27
こんばんは。
10月6日に卒業したミニチュアダックスフンドのホープくん(翼くん)でしたが、
本当に残念なことに10月8日に里親様のご家族がアナフィラキシー(即時型アレルギー症状のひとつ)を発症されてしまいました。
原因を調べられたところ、原因はワンちゃん。
今まで全く症状がでなかったとのことで、信じられないお気持だったと思います。
ですが、再度の接触は命の危険をも伴うこともある、アナフィラキシー。
断腸の想いでワンちゃんを返すことをご決断されました。
あんなにワンちゃんと暮らすことを楽しみにされていたご家族の皆さんを思うと、本当に残念でなりません。
でも・・。
新しいお家を探させていただくために、昨日カフェでお預かりさせていただきました。
帰ってきたホープくん。
相変わらず元気印で遊び好き。
甘えたでお膝好き。


以前カフェにいた時とと同じように過ごしている姿に安堵を覚えました。
たった3日間だけど、大切にしてもらっていました。
そんな中、夕刻カフェにお越しくださった今回の里親様。
里親様は10月2日、実はホープくんが川西でカフェデビューした初日にホープくんに会いに来てくださっていました。
その時は残念ながらご縁が繋がりませんでした。
でもホープくんが返ってきたことを知って、再度会いにきてくださって・・。

そして今日はご主人を伴われてカフェを訪れてくださいました。
以前飼われていたワンちゃんに似ていたそうです。
今年闘病の末に虹の橋を渡ってしまった先住犬のウメタロウくん。
お写真を拝見させていただきましたが、面影がとてもよく似ていました。
さらに、ホープくんは可愛くて、人懐こくて。
抱っこも大好きで甘えん坊くん。
全てを受け入れてホープくんをお家に迎えてくださることを決めてくださいました。

そして最初の里親様のことも気遣ってくださっていて・・。
そのご家族の想いも一緒に引き継いてくださいました。
今日、ご契約中にご主人の側でずっと身体を預けて寝ていたホープくん。

天真爛漫なその姿に、おもわずシャッターを切っていました。
この写真は寝ているところを起こして撮らせてもらっったので、眠くて目をすぐ閉じてしまうボケボケ状態のホープくんなのでした(笑)


里親様。
この度は一度途切れた糸を新たに結んでくださいまして、本当にありがとうございました。
全てを受け入れてくださったお気持ちに心から感謝しています。
これからのホープくんのこと、どうぞよろしくお願いいたします。


そしてまたぜひ、ご一緒に遊びに来ていただければ幸いです。
お待ちしていますね。
ホープくんへ
再び素敵なご家族とのご縁が繋がって良かったね。
色々なことがあったけれど、
みんなホープくんの幸せを祈ってるから。

元気で、健やかに・・。
卒業おめでとう
※新しいお名前はただいまお考え中です。
では。
10月6日に卒業したミニチュアダックスフンドのホープくん(翼くん)でしたが、
本当に残念なことに10月8日に里親様のご家族がアナフィラキシー(即時型アレルギー症状のひとつ)を発症されてしまいました。
原因を調べられたところ、原因はワンちゃん。
今まで全く症状がでなかったとのことで、信じられないお気持だったと思います。
ですが、再度の接触は命の危険をも伴うこともある、アナフィラキシー。
断腸の想いでワンちゃんを返すことをご決断されました。
あんなにワンちゃんと暮らすことを楽しみにされていたご家族の皆さんを思うと、本当に残念でなりません。
でも・・。
新しいお家を探させていただくために、昨日カフェでお預かりさせていただきました。
帰ってきたホープくん。
相変わらず元気印で遊び好き。
甘えたでお膝好き。


以前カフェにいた時とと同じように過ごしている姿に安堵を覚えました。
たった3日間だけど、大切にしてもらっていました。
そんな中、夕刻カフェにお越しくださった今回の里親様。
里親様は10月2日、実はホープくんが川西でカフェデビューした初日にホープくんに会いに来てくださっていました。
その時は残念ながらご縁が繋がりませんでした。
でもホープくんが返ってきたことを知って、再度会いにきてくださって・・。

そして今日はご主人を伴われてカフェを訪れてくださいました。
以前飼われていたワンちゃんに似ていたそうです。
今年闘病の末に虹の橋を渡ってしまった先住犬のウメタロウくん。
お写真を拝見させていただきましたが、面影がとてもよく似ていました。
さらに、ホープくんは可愛くて、人懐こくて。
抱っこも大好きで甘えん坊くん。
全てを受け入れてホープくんをお家に迎えてくださることを決めてくださいました。

そして最初の里親様のことも気遣ってくださっていて・・。
そのご家族の想いも一緒に引き継いてくださいました。
今日、ご契約中にご主人の側でずっと身体を預けて寝ていたホープくん。

天真爛漫なその姿に、おもわずシャッターを切っていました。
この写真は寝ているところを起こして撮らせてもらっったので、眠くて目をすぐ閉じてしまうボケボケ状態のホープくんなのでした(笑)


里親様。
この度は一度途切れた糸を新たに結んでくださいまして、本当にありがとうございました。
全てを受け入れてくださったお気持ちに心から感謝しています。
これからのホープくんのこと、どうぞよろしくお願いいたします。


そしてまたぜひ、ご一緒に遊びに来ていただければ幸いです。
お待ちしていますね。
ホープくんへ
再び素敵なご家族とのご縁が繋がって良かったね。
色々なことがあったけれど、
みんなホープくんの幸せを祈ってるから。

元気で、健やかに・・。
卒業おめでとう

※新しいお名前はただいまお考え中です。
では。