マヨちゃんお空に行ってしまいました
[No.727] 2019/05/27 (Mon) 08:13
おはようございます。
とてもとても辛く悲しいご報告をさせていただきます。
カフェ卒業生、アメリカンコッカースパニエルのマヨちゃんが昨日お空に旅立ちました。

信じられない思いです。
ご報告から一夜明けても、涙が溢れて止まりません。
2日前に9歳のお誕生日を迎えたばかりでした。
また5月5日、とても元気な姿でカフェに里帰りしてくれていたのです・・。
マヨちゃんが他店を経て川西に来たのは昨年6月。
保護されて既に3か月が過ぎていました。
ガリガリの身体。
止まらない下痢。
エコーでは腸に違和感があったため、腸生検と乳腺腫瘍の手術を6月25日にしました。
病理結果はどちらも良性。

そのことがとても嬉しかったことを今でも思い出します。
ですが、マヨは体中の臓器が傷んでいました。
7月の生体ノートにはびっしりとマヨの様子が書かれています。

左目視力無し、膀胱、腎臓、胆のう。
そして腸疾患。
アルブミンの数値が悪くて、下痢ばかりを繰り返していました。
そんな中、そのことをすべてご承知くださってお家の子にしてくださった里親様。

あの暑い日が続く昨年8月14日の事でした。
それから、1か月に1度ほどはカフェに連れて来てくださっていました。




元気なマヨちゃんに会えることがとても楽しくて嬉しくて・・。
いつも大歓迎でした。
また里親様はInstagramをされていましたので、その中のマヨちゃんを見るのも楽しみでした。
先住犬のグーちゃんといつも一緒。
仲良しで、グーちゃんはマヨちゃんが大好きで寄り添う映像やお写真。
お花見や色んな所に連れて行ってもらっているお写真。

それらを拝見するたび目尻が下がりっぱなしでした。
改善して体重も順調に増えていたマヨちゃん。
ですが、病魔はじわじわとマヨちゃんに忍び寄っていたのだと思います。
3月。
また下痢が続き食欲が落ち始め、体調に変化が現れたとのご報告。
その頃カフェに来てくれたマヨちゃんは確かに元気が無く、おやつにも反応薄。
その時里親様とやりとりさせていただいたメール。
「長生きして欲しいから、治療が快方に向かいますように・・」
「マヨが元気でいつまでも一緒に暮らせるように頑張ります」
いつも一生懸命マヨちゃんの治療と向き合ってくださいました。
だから私は、きっとまた回復できると思っていました。
実際最後に会った5月は、すっかり元気になったマヨちゃんだったからです。
カフェ時代と同じように厨房やバックヤードに向かって座り、おやつ待ち。


おやつも最前線でもらっていました。
今思えば、マヨちゃんは私に最後に元気な姿を見せてくれたのかな・・って、そう思います。
里親様からは土曜日の夜にメールをいただいていました。
下痢が止まらず、いつもと様子が違うことにその状態をお伝えくださいました。
「まだまだ連れて行ってあげてないところがたくさんあるので、頑張って欲しい」
そうおっしゃっていました。
翌朝(昨日)のメールも、(きっと痛くて)家中を走り回っている様子。
休日だったけれど、病院で点滴をしてもらいます。
と書いてくださっていました。
だから、日中ずっと気になっていました。
お電話くださったのが午後6時過ぎ。
点滴の後、お家に帰ってからも様子がおかしく、救急病院に連れていってくださる車の中で息を引き取った・・。
そう涙ながらに伝えてくださった里親様。
午後2時半くらいだったそうです。
もう腸が全く機能していなかったのだと思います。
最後の3時間は里親様の腕の中でした。
お家に行ってたった9ヶ月。
世間から見れば本当に短い飼い犬生活でした。
でも、その短い期間でマヨちゃんは一生分愛してもらったのですね。
たくさんの治療と、たくさんのお出かけ。
愛情溢れる里親様には、もうただ感謝しかありません。
マヨちゃんを引き受けてくださって、愛してくださって本当に本当に心から感謝しています。
ありがとうございまいした。
マヨちゃんへ。

ずっとしんどかったんだよね。
頑張ったんだよね。
いつも飄々として、文句も言わずにいたマヨちゃん。
すごくお利口だったと思うよ。
今はもう、楽になったのかな。
でも、ちょっと天国へ行くのは早かったんじゃない?
もう一度マヨちゃんに会いたかったな。
抱っこしたかったな。
ナデナデしたかったな。
でももう叶わないね。
マヨちゃんにお願いがあります。
お母さんたちをお空から見守って欲しい。
そしてまた生まれ変わったら、優しいお母さんたちに出会って欲しい。
お願いね。
大好きだったマヨちゃん。
ありがとう。

そしてお疲れさまでした。
安らかに・・。
マヨちゃんは今日のお昼前に、霊園にて荼毘に付されます。
その頃、お空を見上げていただいてお別れをしていただければ幸いです。
どうかよろしくお願い致します。
とてもとても辛く悲しいご報告をさせていただきます。
カフェ卒業生、アメリカンコッカースパニエルのマヨちゃんが昨日お空に旅立ちました。

信じられない思いです。
ご報告から一夜明けても、涙が溢れて止まりません。
2日前に9歳のお誕生日を迎えたばかりでした。
また5月5日、とても元気な姿でカフェに里帰りしてくれていたのです・・。
マヨちゃんが他店を経て川西に来たのは昨年6月。
保護されて既に3か月が過ぎていました。
ガリガリの身体。
止まらない下痢。
エコーでは腸に違和感があったため、腸生検と乳腺腫瘍の手術を6月25日にしました。
病理結果はどちらも良性。

そのことがとても嬉しかったことを今でも思い出します。
ですが、マヨは体中の臓器が傷んでいました。
7月の生体ノートにはびっしりとマヨの様子が書かれています。

左目視力無し、膀胱、腎臓、胆のう。
そして腸疾患。
アルブミンの数値が悪くて、下痢ばかりを繰り返していました。
そんな中、そのことをすべてご承知くださってお家の子にしてくださった里親様。

あの暑い日が続く昨年8月14日の事でした。
それから、1か月に1度ほどはカフェに連れて来てくださっていました。




元気なマヨちゃんに会えることがとても楽しくて嬉しくて・・。
いつも大歓迎でした。
また里親様はInstagramをされていましたので、その中のマヨちゃんを見るのも楽しみでした。
先住犬のグーちゃんといつも一緒。
仲良しで、グーちゃんはマヨちゃんが大好きで寄り添う映像やお写真。
お花見や色んな所に連れて行ってもらっているお写真。

それらを拝見するたび目尻が下がりっぱなしでした。
改善して体重も順調に増えていたマヨちゃん。
ですが、病魔はじわじわとマヨちゃんに忍び寄っていたのだと思います。
3月。
また下痢が続き食欲が落ち始め、体調に変化が現れたとのご報告。
その頃カフェに来てくれたマヨちゃんは確かに元気が無く、おやつにも反応薄。
その時里親様とやりとりさせていただいたメール。
「長生きして欲しいから、治療が快方に向かいますように・・」
「マヨが元気でいつまでも一緒に暮らせるように頑張ります」
いつも一生懸命マヨちゃんの治療と向き合ってくださいました。
だから私は、きっとまた回復できると思っていました。
実際最後に会った5月は、すっかり元気になったマヨちゃんだったからです。
カフェ時代と同じように厨房やバックヤードに向かって座り、おやつ待ち。


おやつも最前線でもらっていました。
今思えば、マヨちゃんは私に最後に元気な姿を見せてくれたのかな・・って、そう思います。
里親様からは土曜日の夜にメールをいただいていました。
下痢が止まらず、いつもと様子が違うことにその状態をお伝えくださいました。
「まだまだ連れて行ってあげてないところがたくさんあるので、頑張って欲しい」
そうおっしゃっていました。
翌朝(昨日)のメールも、(きっと痛くて)家中を走り回っている様子。
休日だったけれど、病院で点滴をしてもらいます。
と書いてくださっていました。
だから、日中ずっと気になっていました。
お電話くださったのが午後6時過ぎ。
点滴の後、お家に帰ってからも様子がおかしく、救急病院に連れていってくださる車の中で息を引き取った・・。
そう涙ながらに伝えてくださった里親様。
午後2時半くらいだったそうです。
もう腸が全く機能していなかったのだと思います。
最後の3時間は里親様の腕の中でした。
お家に行ってたった9ヶ月。
世間から見れば本当に短い飼い犬生活でした。
でも、その短い期間でマヨちゃんは一生分愛してもらったのですね。
たくさんの治療と、たくさんのお出かけ。
愛情溢れる里親様には、もうただ感謝しかありません。
マヨちゃんを引き受けてくださって、愛してくださって本当に本当に心から感謝しています。
ありがとうございまいした。
マヨちゃんへ。

ずっとしんどかったんだよね。
頑張ったんだよね。
いつも飄々として、文句も言わずにいたマヨちゃん。
すごくお利口だったと思うよ。
今はもう、楽になったのかな。
でも、ちょっと天国へ行くのは早かったんじゃない?
もう一度マヨちゃんに会いたかったな。
抱っこしたかったな。
ナデナデしたかったな。
でももう叶わないね。
マヨちゃんにお願いがあります。
お母さんたちをお空から見守って欲しい。
そしてまた生まれ変わったら、優しいお母さんたちに出会って欲しい。
お願いね。
大好きだったマヨちゃん。
ありがとう。

そしてお疲れさまでした。
安らかに・・。
マヨちゃんは今日のお昼前に、霊園にて荼毘に付されます。
その頃、お空を見上げていただいてお別れをしていただければ幸いです。
どうかよろしくお願い致します。
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ゴットンくん卒業です
[No.726] 2019/05/27 (Mon) 05:02
こんばんは。
遂にこの日がやって来ました。
アメリカンショートヘアのゴットンくん、里親様に迎えに来てもらって無事卒業して行きました

ゴットンくんは昨年11月22日にカフェに来たアメショ男子。
それまでは他店にいました。
保護はおそらく昨年8月。
9歳の時でした。
川西に来た当初の顔つきは強面。

新しい場所での警戒心はもちろんあったと思いますが、触ったり撫でたりしようとすると一目散に逃げて行き・・。
抱っこなどありえませんでした。

実にネコらしいネコではありましたが、その様子は人間など敵だと言わんばかりでした。
フレンドリーとはまるでかけ離れた様子。


キャッとタワーの上の方で眠る毎日でした。
川西で預かる際に「尿閉症」疑いとあったため尿検査をしましたが、実際は投薬も必要ありませんでした。
背景を推測すると、今までいた場所はたぶん閉ざされた自由などない環境。
初めて食べるちゅ~るは、食べ方も分からなくて外装に噛り付いていました。

それが可愛くもあり、切なくもありました。
川西にいた半年の月日。
その間、ゴットンはいつも卒業を見送る側。
新しく来ては先に卒業していく同僚を見送り続けました。

見送った数は6頭。
くまくん、コヨコヨちゃん、ニコルちゃん、ディオくん、あられちゃん、ティシャちゃん。

卒業写真を撮り、拍手で見送られて去っていく同僚。


その時のゴットンは、本当に切ない顔をしていました。

なかなか巡ってこない、自分の番。
私にはゴットンがそのことを理解しているように思いました。
でも絶対大丈夫。
川西には伝説があります。
長く決まらなかった子達には、飛び切りのお家が待ってるということ。
だから焦らなくていいし、ゆっくりしていったらいい・・・。

そういつも言っていました。
だから・・。
ゴットンくんが好き。
ゴットンくんでないとダメ。
今回そう言ってくださった里親様が現れた時、私はこの伝説はやっぱり生きているんだと思いました。

里親様は5月18日にカフェにきてくださったお母様とお嬢様でした。
ネットでゴットンをみて会いに来られたとのこと。
明るくて、優しくて。
猫を飼いたいけれど、ゴットン以外は考えられない。
ゴットンを飼えないのなら、猫は飼わない。

そうまで言ってくださっていました。
翌日もお見えになった里親様とお嬢様。
その後もお嬢様お一人で来てくださいました。
以前もネコちゃんを飼っておられた里親様のご一家ではありますが、実はお母様には少しだけ猫アレルギーがあります。
アレルギーがあると、飼うのは難しい場合もあります。
もしそれでもゴットンを引き取ってくださるのであれば、絶対に返せないこと。
だから、私は良くお考えいただきたいとお伝えをしていました。
でもそれは私が言うまでも無く、里親様は十二分にご承知でした。
数日の少しお考えになられた末に、里親様とお嬢様が出された結論は・・・。
「やっぱりゴットンと暮らしたい」
という結論でした。

とにかくゴットンが好き。
そう言ってくださる里親様に私はもう何も言うことはありませんでした。
10歳。
決して若くはありません。
ネコちゃんの寿命が延びているとはいえ、一緒にいられる時間も限られていると思います。
可愛い猫は世の中には他にもたくさんいると思います。

でも、ゴットンを選んもらいました。
ゴットンが大好きだと言ってもらいました。。
そのことに、私は胸が詰まって泣いてしまいました。
夜になると、事務作業をする私の傍らにいつもいたゴットン。


私は彼の事「ゴッツン」と呼んでいました。
とにかく食いしん坊さん。
私が食べるお菓子のクリームが大好きで、チャロの横に一緒にお座りして並んでてクリームをちょっとだけ分けてもらうのを待つゴッツン。
夜な夜なおやつの棚に忍び込むゴッツン。

厨房に行くと、自分も何かもらえるかも・・と、走ってついてきたゴッツン。
ちょっと離れた場所で、距離を保ちながらいつもいてくれたゴッツン。

高さ1メートルの柵を余裕で、しかも見事なフォームで飛び越えるゴッツン。
強面がいつしか優しい顔つきに変わり、不器用ながら遊べるようになり、穏やかになっていったゴッツン。

もう触っても嫌がりませんでした。
側にいても逃げることはありませんでした。
この半年は、もしかしたら人との生活が出来るようになるまでのリハビリ期間だったのかもしれません。
カフェ最後の夜にネコ部屋で撮影したゴットンの顔は、ほんとうに優しい、イケニャンでした。

里親様。
この度はゴットンとのご縁を繋いでくださいましてありがとうございました。

ゴットンを想ってくださる一途なお気持ちが、本当に本当に嬉しかったです。
この先、何があっても幸せに暮らさせていただける場所。
ゴットンにこんな素敵なお家が待っていたのですね。
心から感謝しています。

また、ぜひ可愛いイケニャンゴットンのお写真などお送りいただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
お家に着いて間もなく、お嬢様からメールをいただきました。
多少警戒しながらも、お家に着いたら興味津々で探索開始。


その後、階段デビューまでしたそうです。
私の心配などよそに、結構楽しそうなゴットンくん。
猫じゃらしで遊ぶ姿まで映っていました(笑)

「お部屋の真ん中で堂々と横になって目を瞑った強いゴットンを見て、残りの猫生を最大限の幸せを与えてあげられる環境をつくってあげたいと、改めて思いました」
そう温かで優しい言葉を綴ってくださったお嬢様。
新しいゴットンの生活は、愛溢れる幸せスタートになりました。
ゴッツンへ。

お家が決まって良かったね。
ゴッツンの幸せをずっと陰ながら祈っているからね。
一緒に夜を過ごしてくれてありがとう。
寄り添ってくれてありがとう。
これからは健康で楽しい毎日をね。
卒業、本当に本当に本当におめでとう
そして名前は・・・。
もちろん「ゴットン」のままです
では。
遂にこの日がやって来ました。
アメリカンショートヘアのゴットンくん、里親様に迎えに来てもらって無事卒業して行きました


ゴットンくんは昨年11月22日にカフェに来たアメショ男子。
それまでは他店にいました。
保護はおそらく昨年8月。
9歳の時でした。
川西に来た当初の顔つきは強面。

新しい場所での警戒心はもちろんあったと思いますが、触ったり撫でたりしようとすると一目散に逃げて行き・・。
抱っこなどありえませんでした。

実にネコらしいネコではありましたが、その様子は人間など敵だと言わんばかりでした。
フレンドリーとはまるでかけ離れた様子。


キャッとタワーの上の方で眠る毎日でした。
川西で預かる際に「尿閉症」疑いとあったため尿検査をしましたが、実際は投薬も必要ありませんでした。
背景を推測すると、今までいた場所はたぶん閉ざされた自由などない環境。
初めて食べるちゅ~るは、食べ方も分からなくて外装に噛り付いていました。

それが可愛くもあり、切なくもありました。
川西にいた半年の月日。
その間、ゴットンはいつも卒業を見送る側。
新しく来ては先に卒業していく同僚を見送り続けました。

見送った数は6頭。
くまくん、コヨコヨちゃん、ニコルちゃん、ディオくん、あられちゃん、ティシャちゃん。

卒業写真を撮り、拍手で見送られて去っていく同僚。


その時のゴットンは、本当に切ない顔をしていました。

なかなか巡ってこない、自分の番。
私にはゴットンがそのことを理解しているように思いました。
でも絶対大丈夫。
川西には伝説があります。
長く決まらなかった子達には、飛び切りのお家が待ってるということ。
だから焦らなくていいし、ゆっくりしていったらいい・・・。

そういつも言っていました。
だから・・。
ゴットンくんが好き。
ゴットンくんでないとダメ。
今回そう言ってくださった里親様が現れた時、私はこの伝説はやっぱり生きているんだと思いました。

里親様は5月18日にカフェにきてくださったお母様とお嬢様でした。
ネットでゴットンをみて会いに来られたとのこと。
明るくて、優しくて。
猫を飼いたいけれど、ゴットン以外は考えられない。
ゴットンを飼えないのなら、猫は飼わない。

そうまで言ってくださっていました。
翌日もお見えになった里親様とお嬢様。
その後もお嬢様お一人で来てくださいました。
以前もネコちゃんを飼っておられた里親様のご一家ではありますが、実はお母様には少しだけ猫アレルギーがあります。
アレルギーがあると、飼うのは難しい場合もあります。
もしそれでもゴットンを引き取ってくださるのであれば、絶対に返せないこと。
だから、私は良くお考えいただきたいとお伝えをしていました。
でもそれは私が言うまでも無く、里親様は十二分にご承知でした。
数日の少しお考えになられた末に、里親様とお嬢様が出された結論は・・・。
「やっぱりゴットンと暮らしたい」
という結論でした。

とにかくゴットンが好き。
そう言ってくださる里親様に私はもう何も言うことはありませんでした。
10歳。
決して若くはありません。
ネコちゃんの寿命が延びているとはいえ、一緒にいられる時間も限られていると思います。
可愛い猫は世の中には他にもたくさんいると思います。

でも、ゴットンを選んもらいました。
ゴットンが大好きだと言ってもらいました。。
そのことに、私は胸が詰まって泣いてしまいました。
夜になると、事務作業をする私の傍らにいつもいたゴットン。


私は彼の事「ゴッツン」と呼んでいました。
とにかく食いしん坊さん。
私が食べるお菓子のクリームが大好きで、チャロの横に一緒にお座りして並んでてクリームをちょっとだけ分けてもらうのを待つゴッツン。
夜な夜なおやつの棚に忍び込むゴッツン。

厨房に行くと、自分も何かもらえるかも・・と、走ってついてきたゴッツン。
ちょっと離れた場所で、距離を保ちながらいつもいてくれたゴッツン。

高さ1メートルの柵を余裕で、しかも見事なフォームで飛び越えるゴッツン。
強面がいつしか優しい顔つきに変わり、不器用ながら遊べるようになり、穏やかになっていったゴッツン。

もう触っても嫌がりませんでした。
側にいても逃げることはありませんでした。
この半年は、もしかしたら人との生活が出来るようになるまでのリハビリ期間だったのかもしれません。
カフェ最後の夜にネコ部屋で撮影したゴットンの顔は、ほんとうに優しい、イケニャンでした。

里親様。
この度はゴットンとのご縁を繋いでくださいましてありがとうございました。

ゴットンを想ってくださる一途なお気持ちが、本当に本当に嬉しかったです。
この先、何があっても幸せに暮らさせていただける場所。
ゴットンにこんな素敵なお家が待っていたのですね。
心から感謝しています。

また、ぜひ可愛いイケニャンゴットンのお写真などお送りいただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
お家に着いて間もなく、お嬢様からメールをいただきました。
多少警戒しながらも、お家に着いたら興味津々で探索開始。


その後、階段デビューまでしたそうです。
私の心配などよそに、結構楽しそうなゴットンくん。
猫じゃらしで遊ぶ姿まで映っていました(笑)

「お部屋の真ん中で堂々と横になって目を瞑った強いゴットンを見て、残りの猫生を最大限の幸せを与えてあげられる環境をつくってあげたいと、改めて思いました」
そう温かで優しい言葉を綴ってくださったお嬢様。
新しいゴットンの生活は、愛溢れる幸せスタートになりました。
ゴッツンへ。

お家が決まって良かったね。
ゴッツンの幸せをずっと陰ながら祈っているからね。
一緒に夜を過ごしてくれてありがとう。
寄り添ってくれてありがとう。
これからは健康で楽しい毎日をね。
卒業、本当に本当に本当におめでとう

そして名前は・・・。
もちろん「ゴットン」のままです

では。