オレットちゃん卒業しました
[No.712] 2019/05/07 (Tue) 03:10
こんばんは。
昨日、キャバリアキングチャールズスパニエルのオレットちゃんの里親様が決まり、今日無事卒業しました

オレットがカフェに来たのは3月28日。
保護もその頃だと思います。

来た当初から、たくさんの方がオレットを見に来てくださいました。
キャバリアのブラックタンは珍しいですが、それだけではありません。
大きな澄んだ目。

サラサラのツヤツヤの毛並み。
大人しくて、控えめで、抱っこも出来て・・小さめな女の子。

年齢も5歳と、カフェにいるワンちゃんとしては若手。
お散歩だって3日目からちゃんとできました。
とにかく可愛いオレットさん。
人気が出ないわけがありませんでした。
何組のご家族がオレットを見に来てくれたことでしょう。
だから直ぐに里親様が決まると思っていたのですが、不思議と決まりませんでした。
今カフェのワンちゃんは6頭。
その中で抱っこ出来るワンちゃんは3頭。
オレットは抱っこ出来るワンちゃんです。
カフェではいつも誰かのお膝にいました。

だから休日にかかわらずいつも接客でフル回転。
小さなお子様のお膝の上でも、小さく身体を丸めてちょこんと座ってくれていました。
今までいた環境とは全く違う場所なのに、いつも頑張るオレット。
とてもいじらしい姿でした。
キャバリアのかかりやすい病気のトップにあげれるのは「僧帽弁閉鎖不全症」。
心疾患です。
オレットもそうでした。
僧帽弁閉鎖不全症ステージB1。
だけど投薬はまだ必要ありません。
歯は歯石が重度にこびりついていて、5歳の口腔状態ではありませんでした。
来た当初は耳ダニ+。
そしてたくさん子犬に吸われた乳首には角質がびっしりこびりついていました。
身体は背骨がゴツゴツと当たり、体重たった5.6㎏
カフェではとても食いしん坊でしたが・・痩せていました。

いつも真顔で無表情。
だけど人懐こくて、甘えたさん。

本当はベッドで過ごすのが好き。
ケイちゃんとはいつも仲良くベッドをシェアしていました。


いつか感情を現せる日が来て欲しいなぁ。
そう思いながら過ごしていました。
そんな中、スーパーゴールデンウイークも終盤になった昨日のことです。
一組のご家族がカフェに来てくださいました。
総勢5名様と1頭のワンちゃん。
そのワンちゃんは見覚えのあるワンちゃんで、2018年2月にカフェから卒業した、チワワのぱ子ちゃんとそのご家族でした。

ご記憶の方も多いと思いますが、ぱ子ちゃんは事故で右前足欠損しているワンちゃんです。
当時そのぱ子ちゃんをお家の子にしてくださり、またその後、足が3本のため足に負担がかからないようにと、少しウエイトオーバーだった体重を見事に適正体重にしてくださっていました。
お久しぶりのご来店だったため、色々と近況をお聞きしながら過ごしていただいていました。
ですが、この日はぱ子ちゃんの里帰り以外に目的がおありでした。
お隣に住まれているぱ子ちゃんのお父様のお兄様のところにはキャバリアのモカ君がいるのですが、15歳になり少し元気が無くなっていたそうです。

昨年、ぱ子ちゃんを見にカフェに来てくださった時に、一緒にモカ君も来てくれていました。
その時は元気でした。
でもとってもおとなしい印象のワンちゃんでした。
そのモカ君のために、お家にもう一頭ワンちゃんを迎えてあげようと思っておられたそうです。
そして、同じキャバリアのオレットちゃんの里親様が決まっていないので、ご家族全員で会いに来てくださったものでした。
たくさんの時間を過ごしてくださった里親様のご一家。

お家に迎えるワンちゃんをハンディキャップの有無で決められるご家族では無く、心優しいお家です。
だから、ぱ子ちゃんとの相性も特に気になるところは無く、お引取りをお申し出くださった時は本当に嬉しいでした。

不思議なことに、その間オレットはずっとご家族の近くに座っていました。
ご契約の時もご契約机の下。

更にお帰りになる時には、走ってお見送り。
「きっと分かっている」と、そう思えるシーン。
たくさんの引合いの中、最終段階までのご説明を何度してもお家が決まることが無かったオレット。
だけどこの日、やっとお家が決まったことを理解しているかのようでした。

その時は相変わらずの真顔でしたが・・・。
今朝、オレットをふと見ると、笑っていました

穏やかな笑顔でした。
里親様。
そしてご家族の皆様。
この度はオレットとのご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。

オレットは本当にお利口で、いい子です。
文句も言わず、たくさんのお客様の相手をしてくれていました。
またフロアでは鳴くこともありませんでした。
ですがきっと心から寛げる場所ではなかったと思います。
これからのオレットをどうぞよろしくお願いいたします。
ぱ子ちゃん、モカ君もどうぞよろしくお願いしますね。
そしてオレットの名前は・・・。
そのまま「オレットちゃん」になりました
オレットちゃんへ。

短い間だったけど、オレットの事大好きだったよ。
今までカフェで頑張ってくれて、本当にありがとう。
これからはゆっくりと過ごして、幸せにね。
卒業、おめでとう
では。
昨日、キャバリアキングチャールズスパニエルのオレットちゃんの里親様が決まり、今日無事卒業しました


オレットがカフェに来たのは3月28日。
保護もその頃だと思います。

来た当初から、たくさんの方がオレットを見に来てくださいました。
キャバリアのブラックタンは珍しいですが、それだけではありません。
大きな澄んだ目。

サラサラのツヤツヤの毛並み。
大人しくて、控えめで、抱っこも出来て・・小さめな女の子。

年齢も5歳と、カフェにいるワンちゃんとしては若手。
お散歩だって3日目からちゃんとできました。
とにかく可愛いオレットさん。
人気が出ないわけがありませんでした。
何組のご家族がオレットを見に来てくれたことでしょう。
だから直ぐに里親様が決まると思っていたのですが、不思議と決まりませんでした。
今カフェのワンちゃんは6頭。
その中で抱っこ出来るワンちゃんは3頭。
オレットは抱っこ出来るワンちゃんです。
カフェではいつも誰かのお膝にいました。

だから休日にかかわらずいつも接客でフル回転。
小さなお子様のお膝の上でも、小さく身体を丸めてちょこんと座ってくれていました。
今までいた環境とは全く違う場所なのに、いつも頑張るオレット。
とてもいじらしい姿でした。
キャバリアのかかりやすい病気のトップにあげれるのは「僧帽弁閉鎖不全症」。
心疾患です。
オレットもそうでした。
僧帽弁閉鎖不全症ステージB1。
だけど投薬はまだ必要ありません。
歯は歯石が重度にこびりついていて、5歳の口腔状態ではありませんでした。
来た当初は耳ダニ+。
そしてたくさん子犬に吸われた乳首には角質がびっしりこびりついていました。
身体は背骨がゴツゴツと当たり、体重たった5.6㎏
カフェではとても食いしん坊でしたが・・痩せていました。

いつも真顔で無表情。
だけど人懐こくて、甘えたさん。

本当はベッドで過ごすのが好き。
ケイちゃんとはいつも仲良くベッドをシェアしていました。


いつか感情を現せる日が来て欲しいなぁ。
そう思いながら過ごしていました。
そんな中、スーパーゴールデンウイークも終盤になった昨日のことです。
一組のご家族がカフェに来てくださいました。
総勢5名様と1頭のワンちゃん。
そのワンちゃんは見覚えのあるワンちゃんで、2018年2月にカフェから卒業した、チワワのぱ子ちゃんとそのご家族でした。

ご記憶の方も多いと思いますが、ぱ子ちゃんは事故で右前足欠損しているワンちゃんです。
当時そのぱ子ちゃんをお家の子にしてくださり、またその後、足が3本のため足に負担がかからないようにと、少しウエイトオーバーだった体重を見事に適正体重にしてくださっていました。
お久しぶりのご来店だったため、色々と近況をお聞きしながら過ごしていただいていました。
ですが、この日はぱ子ちゃんの里帰り以外に目的がおありでした。
お隣に住まれているぱ子ちゃんのお父様のお兄様のところにはキャバリアのモカ君がいるのですが、15歳になり少し元気が無くなっていたそうです。

昨年、ぱ子ちゃんを見にカフェに来てくださった時に、一緒にモカ君も来てくれていました。
その時は元気でした。
でもとってもおとなしい印象のワンちゃんでした。
そのモカ君のために、お家にもう一頭ワンちゃんを迎えてあげようと思っておられたそうです。
そして、同じキャバリアのオレットちゃんの里親様が決まっていないので、ご家族全員で会いに来てくださったものでした。
たくさんの時間を過ごしてくださった里親様のご一家。

お家に迎えるワンちゃんをハンディキャップの有無で決められるご家族では無く、心優しいお家です。
だから、ぱ子ちゃんとの相性も特に気になるところは無く、お引取りをお申し出くださった時は本当に嬉しいでした。

不思議なことに、その間オレットはずっとご家族の近くに座っていました。
ご契約の時もご契約机の下。

更にお帰りになる時には、走ってお見送り。
「きっと分かっている」と、そう思えるシーン。
たくさんの引合いの中、最終段階までのご説明を何度してもお家が決まることが無かったオレット。
だけどこの日、やっとお家が決まったことを理解しているかのようでした。

その時は相変わらずの真顔でしたが・・・。
今朝、オレットをふと見ると、笑っていました


穏やかな笑顔でした。
里親様。
そしてご家族の皆様。
この度はオレットとのご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。

オレットは本当にお利口で、いい子です。
文句も言わず、たくさんのお客様の相手をしてくれていました。
またフロアでは鳴くこともありませんでした。
ですがきっと心から寛げる場所ではなかったと思います。
これからのオレットをどうぞよろしくお願いいたします。
ぱ子ちゃん、モカ君もどうぞよろしくお願いしますね。
そしてオレットの名前は・・・。
そのまま「オレットちゃん」になりました

オレットちゃんへ。

短い間だったけど、オレットの事大好きだったよ。
今までカフェで頑張ってくれて、本当にありがとう。
これからはゆっくりと過ごして、幸せにね。
卒業、おめでとう

では。
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