ケンタくん無事卒業しました
[No.660] 2019/01/29 (Tue) 02:10
こんばんは。
お迎え待ちだったケンタくん、無事今日卒業しました

里親様がご用意くださった可愛いお洋服に身を包み、新しいハーネスとリードを着けてもらって、ちょっと誇らしげ、ちょっと照れ臭そうな面持ちで、集まってくれたボランティアスタッフさんの大拍手の中、卒業して行きました。




長かったカフェ生活。
暑い夏から秋を経て冬の間、ケンタはほとんどをバックヤードで過ごしました。

バックヤードは仲間もおらず、孤独。
用意してあげたベッドにも入らずに狭いエリアをただひたすら走り回る日々。

だけど鳴きもせず、吠えもせず、たまに入ってくるボランティアスタッフさんに甘えながら(たまに威嚇しながら(笑))頑張ったケンタ。
本当に本当に頑張ったと思います。
触ると噛んでしまう可能性があるため、そして相性が合わないワンちゃんがいたので止むを得ずでした。

だけど可哀想なことをしたと今も思います。
でも少ないチャンスの中でもちゃんと見つけてもらいました。

ケンタという個性を理解し、寄り添い、あわせてくださるお家。
たくさんいるワンちゃんの中で、ケンタだけを気にしてくださるお家。

最初お迎えに来てくださった里親様と目を合わせず、近寄ることもしなかったケンタ。。
でも、この人が自分をこの場所から救ってくれる人だという事をケンタは十分わかってるようでした。




少しずつ少しずつ里親様との距離を縮めて行き、最後里親様がトイレに入られると、そのあとを追いかけていました。
そんな様子を見守っているうちに、ケンタのこの半年を想い、いえケンタが過ごしてきた7年以上を想い、私はただ嬉しくて胸がいっぱいになり、涙が溢れていました。
改めて思う事。
それは、ワンちゃんはそもそも人と同じように群れで生活する平和な動物だとうことです。
むやみに人を傷つけません。

噛むという事はきっとそうしなければならない理由があるのだと思います。
「不安」「恐い」「嫌だ」などの気持ち。
ケンタはきっとその時ストレスで一杯だったのでしょう。
ただ抱っこをしただけなのに噛まれたという事実。
だけどケンタからすると、いきなり抱っこをされてびっくりし怖かった。
あるいは、過去に抱っこされて嫌な思いをしていた。
だから噛んでしまった。
本当はそんな些細なズレだけなのかもしれません。
ケンタには先に信頼関係を作ってあげることが必要だった。
ただそれだけのこと。

私はケンタにたくさんの事を教えてもらったように思います。
里親様。
この度はケンタとのご縁を繋いでくださり、本当にありがとうございました。
あの日カフェにお見えになり、ケンタをお家にお迎えしたいと私に告げてくださった時、
何度も「噛む」とお伝えしたのにもかかわらず、お気持ちが一切ブレることが無く、ただケンタに幸せで豊かな暮らしをさせてあげたいと言ってくださったことを、私は忘れることは無いと思います。
少しずつだとは思います。
だけど、きっと気持ちが通じる日が来ます。
それまで温かく見守っていただければ幸いです。

そしてご理解をくださったご両親様もありがとうございました。
心から感謝しています。
ケンタの事をどうぞよろしくお願い致します。
里親様は帰られてからすぐにメールをくださいました。
まずはおばあちゃんのお家に行ってご挨拶。

得意のマーキングもせず、お利口のケンタ。
緊張からか、里親様のまわりをぐるぐるまわっていたそうです。
その後、里親様のお家に到着。

お部屋で大人しくしていて、なんと、自ら里親様のお膝に乗って寝たそうです。

その後、少しの物音にびくっとするものの、誰に撫でられても抱っこされても噛むことも無く、マーキングもせず、落ち着いているそうで、ご飯も完食した模様です。

信じられないくらいの良好な滑り出しのようです
ケンタへ。
今まで寂しい思いをたくさんさせて本当にごめんね。
だんだん噛むことが減って来て、だんだん甘えてくれるようになって、
お膝カリカリしてくれるようにもなって。
少しずつのケンタの成長が、何より嬉しかった。
嬉しかったよ。

本当は甘えただったよね。
不器用な甘え方しかできなかったけど、
せっかく見つけてくれた里親様にはちゃんと甘えるようにね。
里親様はケンタとの旅行も計画してくれてるみたいだから、
飼い犬としていっぱい色んなこと経験して…幸せになってね。

いっぱい噛まれたけど、大好きだったケンタ。
卒業ほんとにおめでとう
※今までケンタのことを応援してくださった皆様、ケンタのお世話をしてくださり可愛がってくださったボランティアスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
では。
お迎え待ちだったケンタくん、無事今日卒業しました


里親様がご用意くださった可愛いお洋服に身を包み、新しいハーネスとリードを着けてもらって、ちょっと誇らしげ、ちょっと照れ臭そうな面持ちで、集まってくれたボランティアスタッフさんの大拍手の中、卒業して行きました。




長かったカフェ生活。
暑い夏から秋を経て冬の間、ケンタはほとんどをバックヤードで過ごしました。

バックヤードは仲間もおらず、孤独。
用意してあげたベッドにも入らずに狭いエリアをただひたすら走り回る日々。

だけど鳴きもせず、吠えもせず、たまに入ってくるボランティアスタッフさんに甘えながら(たまに威嚇しながら(笑))頑張ったケンタ。
本当に本当に頑張ったと思います。
触ると噛んでしまう可能性があるため、そして相性が合わないワンちゃんがいたので止むを得ずでした。

だけど可哀想なことをしたと今も思います。
でも少ないチャンスの中でもちゃんと見つけてもらいました。

ケンタという個性を理解し、寄り添い、あわせてくださるお家。
たくさんいるワンちゃんの中で、ケンタだけを気にしてくださるお家。

最初お迎えに来てくださった里親様と目を合わせず、近寄ることもしなかったケンタ。。
でも、この人が自分をこの場所から救ってくれる人だという事をケンタは十分わかってるようでした。




少しずつ少しずつ里親様との距離を縮めて行き、最後里親様がトイレに入られると、そのあとを追いかけていました。
そんな様子を見守っているうちに、ケンタのこの半年を想い、いえケンタが過ごしてきた7年以上を想い、私はただ嬉しくて胸がいっぱいになり、涙が溢れていました。
改めて思う事。
それは、ワンちゃんはそもそも人と同じように群れで生活する平和な動物だとうことです。
むやみに人を傷つけません。

噛むという事はきっとそうしなければならない理由があるのだと思います。
「不安」「恐い」「嫌だ」などの気持ち。
ケンタはきっとその時ストレスで一杯だったのでしょう。
ただ抱っこをしただけなのに噛まれたという事実。
だけどケンタからすると、いきなり抱っこをされてびっくりし怖かった。
あるいは、過去に抱っこされて嫌な思いをしていた。
だから噛んでしまった。
本当はそんな些細なズレだけなのかもしれません。
ケンタには先に信頼関係を作ってあげることが必要だった。
ただそれだけのこと。

私はケンタにたくさんの事を教えてもらったように思います。
里親様。
この度はケンタとのご縁を繋いでくださり、本当にありがとうございました。
あの日カフェにお見えになり、ケンタをお家にお迎えしたいと私に告げてくださった時、
何度も「噛む」とお伝えしたのにもかかわらず、お気持ちが一切ブレることが無く、ただケンタに幸せで豊かな暮らしをさせてあげたいと言ってくださったことを、私は忘れることは無いと思います。
少しずつだとは思います。
だけど、きっと気持ちが通じる日が来ます。
それまで温かく見守っていただければ幸いです。

そしてご理解をくださったご両親様もありがとうございました。
心から感謝しています。
ケンタの事をどうぞよろしくお願い致します。
里親様は帰られてからすぐにメールをくださいました。
まずはおばあちゃんのお家に行ってご挨拶。

得意のマーキングもせず、お利口のケンタ。
緊張からか、里親様のまわりをぐるぐるまわっていたそうです。
その後、里親様のお家に到着。

お部屋で大人しくしていて、なんと、自ら里親様のお膝に乗って寝たそうです。

その後、少しの物音にびくっとするものの、誰に撫でられても抱っこされても噛むことも無く、マーキングもせず、落ち着いているそうで、ご飯も完食した模様です。

信じられないくらいの良好な滑り出しのようです


今まで寂しい思いをたくさんさせて本当にごめんね。
だんだん噛むことが減って来て、だんだん甘えてくれるようになって、
お膝カリカリしてくれるようにもなって。
少しずつのケンタの成長が、何より嬉しかった。
嬉しかったよ。

本当は甘えただったよね。
不器用な甘え方しかできなかったけど、
せっかく見つけてくれた里親様にはちゃんと甘えるようにね。
里親様はケンタとの旅行も計画してくれてるみたいだから、
飼い犬としていっぱい色んなこと経験して…幸せになってね。

いっぱい噛まれたけど、大好きだったケンタ。
卒業ほんとにおめでとう

※今までケンタのことを応援してくださった皆様、ケンタのお世話をしてくださり可愛がってくださったボランティアスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
では。
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ククちゃん卒業、エンデバーちゃん・もなかちゃんも卒業
[No.659] 2019/01/28 (Mon) 04:03
こんばんは。
不覚にも久しぶり(3年ぶり)に大風邪を引いてしまいました
金曜日に里親様が決まったトイプードルのククちゃんでしたが、その夜はブログを更新出来ませんでした。
今日無事に卒業となりましたので、ご報告させていただきます
そして、今日チワワのもなかちゃんとミニチュアピンシャーのエンデバーちゃんの里親様が決まり、一緒のお家へと卒業しました
ククちゃん

木曜の夜に川西に来たばかりのククちゃん。
早くも翌日のフロアデビューの日にお家が決まりました。

実は里親様はその一日前に川西店にお電話をくださっていました。
その前に鶴橋店にお電話をしてククちゃんの事を問い合わせておられて、川西への移動をお聞きになったとのことでした。
今のところ、川西の新メンバーは木曜の午後に来て、フロアデビューは金曜日からの場合が多く、ククちゃんもその予定でした。
そのお電話では、里親様は川西に来れるのは日曜日。
お問合せいただいた水曜日から4日後になるとのことでした。
ですが、木曜日に再度お電話をくださっていて、ご都合をつけ金曜日にカフェを訪れてくださいました。
「ずっと探していました」
昨年秋ごろから、トイプードルを飼いたくて探しておられたそうです。
2年前までご実家にいたワンちゃんはブラウンのトイプードル。
ククちゃんはその子に似ていたのかもしれません。
ククちゃんはわずか2日余りしかカフェにいませんでしたが、控えめな子でした。

ほとんど鳴かず、カフェの中ではあまり存在感もなく、いじらしい感じでした。

ただ、抱っこは大好きでだっこされるとじっとそのままでした。
デビュー初日の開店後まもなくカフェに来てくださった里親様。
お一人でのご来店でしたが、その時の様子はただククちゃんを抱っこして・・いえ、抱きしめてくださっていたように思いました。

愛おしそうに優しく触れ合ってくださるその様子。
お話をお伺いし、申し分ないご環境。
ご自身も動物病院にお勤めのトリマーさんでいらっしゃいました。
ただ、ご主人とご連絡を取ってくださっていましたが、なかなかお返事が繋がらずにいました。
そして数時間後、ようやくご主人とご連絡が取れ、OKを取り付けてくださって正式にお申し出となりました。
本当ならばすぐにでもお家に連れて帰りたかったと思います。
ですがご準備も出来ておられなかったため、今日の卒業となりました。
今日は3人のお子様とご主人もご一緒に、ご家族皆さんでお迎えに来てもらったククちゃん。

皆にもみくちゃにされながら(笑)、賑やかなお家の一員になった瞬間でした。
トイプードルの保護は多いです。
たぶん色んな犬種の中で一番多いと思います。
その多くの保護されたトイプードルの中から、たった1頭のオンリーワンとして見つけてもらったククちゃん。

その素敵な運命を間近で見届けることが出来ました。
卒業していく後ろ姿に、虹色のオーラの光が見えたような気がしました
里親様。
ククちゃんを見つけてくださいまして、本当にありがとうございました。

絶対にこの子、と思ってくださって、遠くからカフェに会いに来てくださったこと、心から感謝しています。
里親様の手でトリミングをしてもらったククちゃんのお写真を楽しみにしていますね。
これからのククちゃんの未来をどうぞよろしくお願い致します。
そして帰られてからすぐにメールをいただきました。
帰りの車の中ではずっと震えていたそうですが、ご自宅に着くとサークル内では落ち着いて、ご飯完食だそうですよ

「これからは家族の一員として日々過ごして行きます」
と最後にそう綴ってくださいました。
ククちゃんの名前はそのまま・・。
「ククちゃん」です

ククちゃん、卒業おめでとう
もなかちゃん
エンデバーちゃん
1月10日に一緒に川西に来たエンデバーちゃんともなかちゃんは、今日仲良く同じお家へと卒業となりました。

里親様はあまりカフェに馴染めないくていつも一緒にいる2頭を、一緒なら淋しくないと言って下さり引き取ることを決めてくださったものでした。
里親様は金曜日の少し遅い午後、カフェに来てくださったご夫婦です。
私はククちゃんのご契約の後、体調が悪くてカフェをボランティアスタッフのSさんにお任せして早退していました。
夕方、エンデバーちゃんともなかちゃんを一緒にお家に迎えたいと言ってくれているご家族がいるとSさんから電話がありました。
カフェに残れていたら、お会いできていたのに・・・。
そう思う気持ちとは裏腹に体調は最悪でした。
でも、日曜日に再度カフェにお越しくださるとのことでした。
翌土曜日の遅くにカフェに行ったとき、Sさんから改めて里親様のお話を聞き、またお嬢様もその日エンデバーちゃんともなかちゃんに会いに来てくださったこともお聞きしました。
里親様は2か月前に19年ご一緒だった愛犬を亡くされていました。
名前はアミちゃん。

その後はただ悲しくて寂しくての毎日だったそうです。
そんな折に、お嬢様がもなかちゃんの事ををネットで見つけてくださったそうです。
もなかちゃんの中に少しだけアミちゃんを感じられて・・・とのことでした。
そして金曜日、お嬢様より先にご両親がカフェに来てさったそうです。

その時ご両親はもなかちゃんと出会い、エンデバーちゃんと出会いました。
私はその場にいなかったのですが、その時の様子のお写真から優しい雰囲気を感じら取らせていただいていました。
そもそもミニチュアピンシャーの性格などどこにもないエンデバー。
2週間以上たった今も新しい環境に馴染めない怖がりさん。
いつもフロアにたった一つだけあるテーブルの下に逃げ込んでそこから出ようとしませんでした。

水をもむときさえも、そこから顔だけを出して飲む。

おやつをもらうときだけちょっと出てきて、また逃げ込む。

その繰り返しでした。
なかなか心を開けない。
開こうともしない。

だけど無理やり引っ張り出して、抱っこをしてもらうとずっとそこから動きませんでした。

もなかも似ていました。
初対面の時にはずっと震えていました。

エンデバーよりは少しだけ活発。
でも、もなかも机下に逃げ込無ことが多く、一緒に過ごすことが多いでした。

机の下はミョンちゃんも大好きです。
シンくんも好き。
フロアは広いのに、机の下はいつも混み合っていました。

でもエンデバーは引っ張り出さない限り、絶対にそこいる不動メンバーでした。
そのもなかとエンデバーに里親様は何かを感じてくださったのだと思います。
里親様のお家はカフェから車で1時間半もかかる場所です。
金曜日はご夫婦。土曜日はお嬢様。
そして今日、ご家族全員で来てくださいました。
昨日お電話でお話させていただいていたからか、私は今日初めてお会いしたのにもかかわらず、最初から胸がいっぱいになってしまいました。
スタッフSさんが話してくれた通りの素敵なご家族でした。
温かな温かな気持ちが通うご家族でした。
一緒にいた2頭を、一緒に引き取ってくださることはなかなか決断できることではないと思います。
ですが、迷わずにそう思ってくださった・・・。
今日いただいたメールにその答えがありました。
「こんなに小さな身体で大変な辛い経験をして頑張って来たんだなと思うと、胸が痛みました。心に受けた傷はすぐには癒されなくても、時間がかかってもこの子達は私達が守りたい」
「そして今日からは笑顔でこの子達と一緒に生きていきます」
と書いてくださっていました。

亡くなったアミちゃんの事を悲しむあまり、ご家族から消えて行った笑顔。
だけど、2頭と引き合わせてくれたのは、その悲しむ姿を見かねたアミちゃん。
きっと大好きだったご家族に笑顔をプレゼントしてくれたのだと、私は思います。
里親様。
本当に本当に素敵なご縁を繋いでくださいまして、ありがとうございました。
幸せにしてあげてくださいね、と最後にお伝えしたときに胸がいっぱいになってしまいました。
里親様の温かなお気持ちが伝わり、それ以上言葉は不要だと感じた瞬間でした。

2人を送り出せたことを本当に誇りに思います。
どうぞよろしくお願い致します。
隅っこが大好きな2人の為に、机の下に秘密基地のような居心地のいい場所を作ってくだっさっていた里親様。
帰りの車の中では爆睡していて、お家に着くと元気ハツラツ。

探索の後、ご飯を食べてからご用意いただいたその机の下に作ってくださった寝床に仲良く入って寝たそうですよ。
新しくつけてくださった名前は・・・。
エンデバーちゃん→チョコちゃん
もなかちゃん→モナちゃん
二人合わせて・・・。
チョコモナ(カ)です(笑)


チョコちゃん、モナちゃん。
ゆっくりでいいから、きっとお母さんたちは待ってくれているから・・・。
幸せになってね。
卒業おめでとう
では。
不覚にも久しぶり(3年ぶり)に大風邪を引いてしまいました

金曜日に里親様が決まったトイプードルのククちゃんでしたが、その夜はブログを更新出来ませんでした。
今日無事に卒業となりましたので、ご報告させていただきます

そして、今日チワワのもなかちゃんとミニチュアピンシャーのエンデバーちゃんの里親様が決まり、一緒のお家へと卒業しました



木曜の夜に川西に来たばかりのククちゃん。
早くも翌日のフロアデビューの日にお家が決まりました。

実は里親様はその一日前に川西店にお電話をくださっていました。
その前に鶴橋店にお電話をしてククちゃんの事を問い合わせておられて、川西への移動をお聞きになったとのことでした。
今のところ、川西の新メンバーは木曜の午後に来て、フロアデビューは金曜日からの場合が多く、ククちゃんもその予定でした。
そのお電話では、里親様は川西に来れるのは日曜日。
お問合せいただいた水曜日から4日後になるとのことでした。
ですが、木曜日に再度お電話をくださっていて、ご都合をつけ金曜日にカフェを訪れてくださいました。
「ずっと探していました」
昨年秋ごろから、トイプードルを飼いたくて探しておられたそうです。
2年前までご実家にいたワンちゃんはブラウンのトイプードル。
ククちゃんはその子に似ていたのかもしれません。
ククちゃんはわずか2日余りしかカフェにいませんでしたが、控えめな子でした。

ほとんど鳴かず、カフェの中ではあまり存在感もなく、いじらしい感じでした。

ただ、抱っこは大好きでだっこされるとじっとそのままでした。
デビュー初日の開店後まもなくカフェに来てくださった里親様。
お一人でのご来店でしたが、その時の様子はただククちゃんを抱っこして・・いえ、抱きしめてくださっていたように思いました。

愛おしそうに優しく触れ合ってくださるその様子。
お話をお伺いし、申し分ないご環境。
ご自身も動物病院にお勤めのトリマーさんでいらっしゃいました。
ただ、ご主人とご連絡を取ってくださっていましたが、なかなかお返事が繋がらずにいました。
そして数時間後、ようやくご主人とご連絡が取れ、OKを取り付けてくださって正式にお申し出となりました。
本当ならばすぐにでもお家に連れて帰りたかったと思います。
ですがご準備も出来ておられなかったため、今日の卒業となりました。
今日は3人のお子様とご主人もご一緒に、ご家族皆さんでお迎えに来てもらったククちゃん。

皆にもみくちゃにされながら(笑)、賑やかなお家の一員になった瞬間でした。
トイプードルの保護は多いです。
たぶん色んな犬種の中で一番多いと思います。
その多くの保護されたトイプードルの中から、たった1頭のオンリーワンとして見つけてもらったククちゃん。

その素敵な運命を間近で見届けることが出来ました。
卒業していく後ろ姿に、虹色のオーラの光が見えたような気がしました

里親様。
ククちゃんを見つけてくださいまして、本当にありがとうございました。

絶対にこの子、と思ってくださって、遠くからカフェに会いに来てくださったこと、心から感謝しています。
里親様の手でトリミングをしてもらったククちゃんのお写真を楽しみにしていますね。
これからのククちゃんの未来をどうぞよろしくお願い致します。
そして帰られてからすぐにメールをいただきました。
帰りの車の中ではずっと震えていたそうですが、ご自宅に着くとサークル内では落ち着いて、ご飯完食だそうですよ


「これからは家族の一員として日々過ごして行きます」
と最後にそう綴ってくださいました。
ククちゃんの名前はそのまま・・。
「ククちゃん」です


ククちゃん、卒業おめでとう



1月10日に一緒に川西に来たエンデバーちゃんともなかちゃんは、今日仲良く同じお家へと卒業となりました。

里親様はあまりカフェに馴染めないくていつも一緒にいる2頭を、一緒なら淋しくないと言って下さり引き取ることを決めてくださったものでした。
里親様は金曜日の少し遅い午後、カフェに来てくださったご夫婦です。
私はククちゃんのご契約の後、体調が悪くてカフェをボランティアスタッフのSさんにお任せして早退していました。
夕方、エンデバーちゃんともなかちゃんを一緒にお家に迎えたいと言ってくれているご家族がいるとSさんから電話がありました。
カフェに残れていたら、お会いできていたのに・・・。
そう思う気持ちとは裏腹に体調は最悪でした。
でも、日曜日に再度カフェにお越しくださるとのことでした。
翌土曜日の遅くにカフェに行ったとき、Sさんから改めて里親様のお話を聞き、またお嬢様もその日エンデバーちゃんともなかちゃんに会いに来てくださったこともお聞きしました。
里親様は2か月前に19年ご一緒だった愛犬を亡くされていました。
名前はアミちゃん。

その後はただ悲しくて寂しくての毎日だったそうです。
そんな折に、お嬢様がもなかちゃんの事ををネットで見つけてくださったそうです。
もなかちゃんの中に少しだけアミちゃんを感じられて・・・とのことでした。
そして金曜日、お嬢様より先にご両親がカフェに来てさったそうです。

その時ご両親はもなかちゃんと出会い、エンデバーちゃんと出会いました。
私はその場にいなかったのですが、その時の様子のお写真から優しい雰囲気を感じら取らせていただいていました。
そもそもミニチュアピンシャーの性格などどこにもないエンデバー。
2週間以上たった今も新しい環境に馴染めない怖がりさん。
いつもフロアにたった一つだけあるテーブルの下に逃げ込んでそこから出ようとしませんでした。

水をもむときさえも、そこから顔だけを出して飲む。

おやつをもらうときだけちょっと出てきて、また逃げ込む。

その繰り返しでした。
なかなか心を開けない。
開こうともしない。

だけど無理やり引っ張り出して、抱っこをしてもらうとずっとそこから動きませんでした。

もなかも似ていました。
初対面の時にはずっと震えていました。

エンデバーよりは少しだけ活発。
でも、もなかも机下に逃げ込無ことが多く、一緒に過ごすことが多いでした。

机の下はミョンちゃんも大好きです。
シンくんも好き。
フロアは広いのに、机の下はいつも混み合っていました。

でもエンデバーは引っ張り出さない限り、絶対にそこいる不動メンバーでした。
そのもなかとエンデバーに里親様は何かを感じてくださったのだと思います。
里親様のお家はカフェから車で1時間半もかかる場所です。
金曜日はご夫婦。土曜日はお嬢様。
そして今日、ご家族全員で来てくださいました。
昨日お電話でお話させていただいていたからか、私は今日初めてお会いしたのにもかかわらず、最初から胸がいっぱいになってしまいました。
スタッフSさんが話してくれた通りの素敵なご家族でした。
温かな温かな気持ちが通うご家族でした。
一緒にいた2頭を、一緒に引き取ってくださることはなかなか決断できることではないと思います。
ですが、迷わずにそう思ってくださった・・・。
今日いただいたメールにその答えがありました。
「こんなに小さな身体で大変な辛い経験をして頑張って来たんだなと思うと、胸が痛みました。心に受けた傷はすぐには癒されなくても、時間がかかってもこの子達は私達が守りたい」
「そして今日からは笑顔でこの子達と一緒に生きていきます」
と書いてくださっていました。

亡くなったアミちゃんの事を悲しむあまり、ご家族から消えて行った笑顔。
だけど、2頭と引き合わせてくれたのは、その悲しむ姿を見かねたアミちゃん。
きっと大好きだったご家族に笑顔をプレゼントしてくれたのだと、私は思います。
里親様。
本当に本当に素敵なご縁を繋いでくださいまして、ありがとうございました。
幸せにしてあげてくださいね、と最後にお伝えしたときに胸がいっぱいになってしまいました。
里親様の温かなお気持ちが伝わり、それ以上言葉は不要だと感じた瞬間でした。

2人を送り出せたことを本当に誇りに思います。
どうぞよろしくお願い致します。
隅っこが大好きな2人の為に、机の下に秘密基地のような居心地のいい場所を作ってくだっさっていた里親様。
帰りの車の中では爆睡していて、お家に着くと元気ハツラツ。

探索の後、ご飯を食べてからご用意いただいたその机の下に作ってくださった寝床に仲良く入って寝たそうですよ。
新しくつけてくださった名前は・・・。
エンデバーちゃん→チョコちゃん
もなかちゃん→モナちゃん
二人合わせて・・・。
チョコモナ(カ)です(笑)


チョコちゃん、モナちゃん。
ゆっくりでいいから、きっとお母さんたちは待ってくれているから・・・。
幸せになってね。
卒業おめでとう

では。
新メンバー(ワン131期生)
[No.658] 2019/01/25 (Fri) 00:02
こんばんは。
今夜、
ワンちゃん(131期生)2頭が新しくカフェに仲間入りしました~
早速ご紹介しますね~
ワンちゃんの部
シノンちゃん ヨークシャテリア ♀
2011年7月19日生まれ(7歳) 3.3㎏
色:スティールブルータン

被毛はツヤツヤブロンドヘア。
小さめヨーキーの女の子です。

大人しくて控えめ。
だけど人懐こいシノンちゃん。
いつも笑顔です。
ちょこまかとフロアを歩く姿はとっても愛らしく・・


抱っこすると何故か足がピーンとなっちゃったりするけど、

今日はいつの間にかお膝でウトウトしてくれていました。


どこをとっても可愛いシノンちゃんは、とってもプリティレディです。
ククちゃん トイプードル ♀
2012年2月9日生まれ(6歳) 5.4㎏
色:ブラック

今日はまだちょっと緊張気味。
だけど一緒に遊んだり、構ってほしくて、控えめに誘ってくれたりします。


一緒に遊ぶと、そのあとお膝カリカリもしてくれる可愛いクク。

写真では見えにくいですが、真っ黒クリクリのオメメが愛らしく、じっと見つめてくれます。

被毛はとってもふわふわで触り心地バツグン。
そして綺麗なブラックです。

楽しいククちゃんにぜひ会いに来てくださいね。
新しいワンちゃんが2頭増えて、カフェでは9頭のワンちゃんと2頭のネコちゃんが皆様をお待ちしています。
「カフェ募集メンバー」
保護犬・保護猫の里親ご希望の方、または飼おうかどうか迷っている方は、お気軽にスタッフまたはボランティアにお声をかけてください。
気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(
土日祝は13:00~16:00の間は混み合っていることが多いですので、里親ご希望の方はそれ以外の時間、または平日ががお勧めです)
そしてネコちゃん部屋ですが、ネコちゃん達は警戒心が強い生き物です。
そのため色々なお客様と触れ合うことにストレスを感じ、なかなか環境に慣れてくれないなどの問題が生じています。
現在猫部屋は里親希望の方のみの入室とさせて頂いております。
ご期待に沿えず申し訳ございませんが、触れ合い目的のお店ではないため、どうかご理解いただけますと幸いです。
里親希望の方、保護猫をお家にお迎えすることを少しでもお考えの方は、お気軽に近くのスタッフにお声掛けください。
よろしくお願い致します。
では。
今夜、


早速ご紹介しますね~



2011年7月19日生まれ(7歳) 3.3㎏
色:スティールブルータン

被毛はツヤツヤブロンドヘア。
小さめヨーキーの女の子です。

大人しくて控えめ。
だけど人懐こいシノンちゃん。
いつも笑顔です。
ちょこまかとフロアを歩く姿はとっても愛らしく・・


抱っこすると何故か足がピーンとなっちゃったりするけど、

今日はいつの間にかお膝でウトウトしてくれていました。


どこをとっても可愛いシノンちゃんは、とってもプリティレディです。

2012年2月9日生まれ(6歳) 5.4㎏
色:ブラック

今日はまだちょっと緊張気味。
だけど一緒に遊んだり、構ってほしくて、控えめに誘ってくれたりします。


一緒に遊ぶと、そのあとお膝カリカリもしてくれる可愛いクク。

写真では見えにくいですが、真っ黒クリクリのオメメが愛らしく、じっと見つめてくれます。

被毛はとってもふわふわで触り心地バツグン。
そして綺麗なブラックです。

楽しいククちゃんにぜひ会いに来てくださいね。

「カフェ募集メンバー」

気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(


そのため色々なお客様と触れ合うことにストレスを感じ、なかなか環境に慣れてくれないなどの問題が生じています。
現在猫部屋は里親希望の方のみの入室とさせて頂いております。
ご期待に沿えず申し訳ございませんが、触れ合い目的のお店ではないため、どうかご理解いただけますと幸いです。
里親希望の方、保護猫をお家にお迎えすることを少しでもお考えの方は、お気軽に近くのスタッフにお声掛けください。
よろしくお願い致します。
では。
トックちゃん無事卒業、ケンタくんの里親様決定
[No.656] 2019/01/21 (Mon) 08:27
こんばんは。
今日、卒業待ちだったジャックラッセルテリアのトックちゃんが無事卒業しました
そして、トイプードルのケンタくんにご縁が繋がり、里親様が決まりました
トックちゃん

木曜日にご契約くださった時に、既に「つむぎちゃん」という新しい名前を付けてもらっていました。
ご家族全員揃ってお迎えに来られるまでの3日間を、カフェで過ごしていたつむぎちゃん。
でも昨日の土曜日、待ち遠しいからとおっしゃられてご主人がつむぎちゃんに会いに来られていました。

その時のつむぎちゃんは、玄関でお出迎えした後、まっしぐらにご主人の元へ・・・。
そしてご主人も満面の笑みを浮かべてくださって、抱っこをしてくれていました。
大切に大切にしてくださるであろうこと。
可愛がってくださるであろうこと。
望まれて、請われて、待ち遠しいと言われてお家の子になるつむぎちゃん。
その様子を拝見していて、なんだか胸がいっぱいになりました。
そして今日、お約束通りの時間にご家族全員でお迎えに来てくださいましたが、その時のつむぎちゃんの行動は・・。


昨日と同じく、待ってたよ・・と言わんばかりに、一番に玄関へお出迎え。
その後、里親様のご一家がお席に着かれるや否やご家族の元へ行き、ひと暴れした後、お決まりのパターンのご主人に抱っこされて満面の笑顔を見せるつぐみちゃんなのでした。


「最初に一目見た時から、この子しか考えられないくらいの運命を感じた・・・」
今日帰られてからいただいたメールに、つむぎちゃんを選ばれたその理由を明かしてくださったご主人。
そう感じられた運命はまぎれもなく現実へと繋がりました。
それはご主人だけでなく、一緒に会いに来てくだださった奥様も同じだったと思います。
そして今日初対面の2人のお嬢様も、とっても笑顔でした。
そうなのです。
つむぎちゃんには周りの皆んなを笑顔にする力を持っています。
ONとOFFの切り替えのギャップもそう。


天真爛漫な行動や、無邪気に遊ぶその姿も全て。

それがつむぎちゃんの最大の魅力。
だから、たくさん遊んでもらってたくさん愛してもらって、幸せになって欲しいと心から思いました。
里親様。
私が思い描いた通りのお家。
つぐみちゃんにとって、まさに理想のご家族だと思います。
たくさん触れ合ってくださって、慎重にお考えいただいて決めてくっださった事。
その運命とご縁に、心から感謝しています。

これからのつむぎちゃんの未来をどうぞよろしくお願いいたします。
またぜひ、遊びにきてくださいね~。
そして帰られてから、直ぐにメールを送ってくださいました。
そのご報告によると・・。
早速おもちゃで遊んで、ちゃんとトイレでおしっこして、お散歩に行って、ご飯もガツガツ食べたそうです。



お嬢様とも仲良く遊んでもらってゴキゲンなつむぎちゃん。
楽しい暮らしがスタートしたようですよ

つむぎちゃん、本当に卒業おめでとう
ケンタくん
ケンタがカフェにやって来たのは、昨年の7月26日でした。

小さなトイプードルの男の子。
おメメがくりくりの可愛い顔立ちと可愛い仕草。

歩き方も軽やかで、側に来て後ろ向きでちょこんと座る姿は本当に可愛いです。

軽やかな足取りから「ケンタッタ」と呼ばれていて、最近では略して「タッタ」とも呼ばれています。
だけど、ケンタは半年もの間、里親様が決まりませんでした。
何故なら・・・ケンタは噛み犬です。
手を伸ばして抱っこしようとするその手を噛みました。
最初は噛んだりしなかったのですが、先輩ヨーキーのイージーくんとの相性が悪く、顔を合わせるとガウガウとケンカ。
その頃からおむつを替えたり、洋服を着せたりするだけでも手も噛み始めました。
ケンタとイージー。
一緒のフロアでは過ごせないほど険悪。
だからフロアに出るのは交代でした。

10月になると、チワワのシンくんがカフェに仲間入りしたのですが、シンもケンタとイージーとが相性が合わずケンカ。
どの組み合わせも相性が合わず、やむなくフロアは三交代。
フロアに出なければ里親様が決まらない・・・。
だけどケンタはお客様もスタッフも、触ると噛んでしまう。
いつの頃からかケンタはバックヤードで過ごす時間が増えていきました。


だけどバックヤードばかりのケンタでしたが、他のワンちゃんがいない場所ではご機嫌で過ごしています。
抱っこは難しいですが、触らなければ大丈夫。
膝に手を置いて甘えてくれることもあり、少しづつ人を信じれるようになって来ていました。

またごく最近までは立ったまま寝るか、ベッドの端っこに頭を置くだけで身体全体をベッドにいれることも出来なかったけれど、

やっとベッドで寝れるようになってきていました。

抱っこも後ろからではなくて、目を見て前から抱っこすると、噛まなくなることも増えて来ました。
半年の時間で、ケンタは少しづつ変わり始めていました。
きっと穏やかな場所であれば、時間がかかっても噛まなくなる日が来る。
ケンタにとっては自由に過ごさせてくれる環境と、優しく見守ってくれる場所が必要。
そして時間も必要なのだと思います。
私は、ワンちゃんが噛むのには噛む理由があるのだと思っています。
話せない分、過去に何があったかを知ることは出来ません。
ワンちゃんにとっての唯一の抵抗。
それが噛むという行為。
過去に人を信じることが出来ない何かがあり、噛むのだと思います。

だけど、心を許した飼い主には噛まなくなる日がきっと来ます。
それは時間がかかるかもしれません。
でも、それを信じて気長に待ってくれること。
それがケンタには必要な事なのだと思います。
イージーくんが昨年卒業して、現在はシンくんと2交代。
フロアに出る時間も増えていました。
見た目は申し分ない可愛さですが、やはりお客様が抱っこしようと手を伸ばすと噛んでしまうので、
「不用意に触ったり、抱っこしようとすると噛みますので、気を付けてください」
と必ずお伝えしながら過ごすフロアでした。
そんな不器用ケンタを気にしてくださる方がいました。
飼っておられたフレンチブルドッグを昨年末に亡くされていて、年明けお母様と一緒に初めてカフェを訪れてくださった一人のお嬢様でした。
その1週間後くらいに再度カフェに来てくださった時も、お母様とご一緒でした。
その時、フロアにいたケンタくんに目を留めてくださいましたので、ケンタの性格・・を包み隠さずお伝えしてはいました。
その後・・18日の金曜日にお電話をくださって「ケンタくんのことを引き取りたいと思い、色々お聞きしたい」
そうおっしゃられて、カフェに来てくださいました。

噛んでも可愛いねと言ってくださる方は何人かいたけれど、本気で里親様に名乗りを上げてくださる方は今までいませんでしたので、その時はまだ私は半信半疑でした。
ですが抱っこ出来ないことはもちろんのこと、噛むこともご承知の上で、心を開かずにいるケンタが気になって、引き取って幸せにしたい・・・。
豊かな生活をさせてあげたい・・・。
たくさんいるワンちゃんの中で、ケンタだけが気にかかる・・。
そう言ってくださったのです。
お父様にもお母様にも同意を取り付けてくださってのお申し出。
私は信じられない思いでした。

まだ、そーっと触れることしか出来ないケンタを、優しく見守ってくださいました。
私は何度も何度も「噛むけど大丈夫ですか?」と繰り返していました。
「今日一度帰られてもお気持ちが変わらないのであればお返事ください」
とお伝えしお見送りをしたのですが、その日のうちに
「やっぱりケンタの里親になりたいと思います」
そうお申し出くださったのです。
そのお気持ちは本物でした。
私にとっても、一番手を焼くけれど一番気になって一番可愛くて、本当に大好きなケンタです。
全てをご理解くださって、可愛いと言ってもらえる場所へ送り出せること。
それは私の願いでした。

今日ご契約を終え、ケンタの里親様が決まったということが何よりも嬉しくて胸がいっぱいになり、今でも信じられない気持ちです。
でもこれはケンタ自身が手繰り寄せた糸。
これもケンタの実力と強運なのだと思います。

卒業は里親様のご都合で、1月28日(月)の予定です。
可愛いタッタくんはこの日から飼い犬になります。
では。
今日、卒業待ちだったジャックラッセルテリアのトックちゃんが無事卒業しました

そして、トイプードルのケンタくんにご縁が繋がり、里親様が決まりました



木曜日にご契約くださった時に、既に「つむぎちゃん」という新しい名前を付けてもらっていました。
ご家族全員揃ってお迎えに来られるまでの3日間を、カフェで過ごしていたつむぎちゃん。
でも昨日の土曜日、待ち遠しいからとおっしゃられてご主人がつむぎちゃんに会いに来られていました。

その時のつむぎちゃんは、玄関でお出迎えした後、まっしぐらにご主人の元へ・・・。
そしてご主人も満面の笑みを浮かべてくださって、抱っこをしてくれていました。
大切に大切にしてくださるであろうこと。
可愛がってくださるであろうこと。
望まれて、請われて、待ち遠しいと言われてお家の子になるつむぎちゃん。
その様子を拝見していて、なんだか胸がいっぱいになりました。
そして今日、お約束通りの時間にご家族全員でお迎えに来てくださいましたが、その時のつむぎちゃんの行動は・・。


昨日と同じく、待ってたよ・・と言わんばかりに、一番に玄関へお出迎え。
その後、里親様のご一家がお席に着かれるや否やご家族の元へ行き、ひと暴れした後、お決まりのパターンのご主人に抱っこされて満面の笑顔を見せるつぐみちゃんなのでした。


「最初に一目見た時から、この子しか考えられないくらいの運命を感じた・・・」
今日帰られてからいただいたメールに、つむぎちゃんを選ばれたその理由を明かしてくださったご主人。
そう感じられた運命はまぎれもなく現実へと繋がりました。
それはご主人だけでなく、一緒に会いに来てくだださった奥様も同じだったと思います。
そして今日初対面の2人のお嬢様も、とっても笑顔でした。
そうなのです。
つむぎちゃんには周りの皆んなを笑顔にする力を持っています。
ONとOFFの切り替えのギャップもそう。


天真爛漫な行動や、無邪気に遊ぶその姿も全て。

それがつむぎちゃんの最大の魅力。
だから、たくさん遊んでもらってたくさん愛してもらって、幸せになって欲しいと心から思いました。
里親様。
私が思い描いた通りのお家。
つぐみちゃんにとって、まさに理想のご家族だと思います。
たくさん触れ合ってくださって、慎重にお考えいただいて決めてくっださった事。
その運命とご縁に、心から感謝しています。

これからのつむぎちゃんの未来をどうぞよろしくお願いいたします。
またぜひ、遊びにきてくださいね~。
そして帰られてから、直ぐにメールを送ってくださいました。
そのご報告によると・・。
早速おもちゃで遊んで、ちゃんとトイレでおしっこして、お散歩に行って、ご飯もガツガツ食べたそうです。



お嬢様とも仲良く遊んでもらってゴキゲンなつむぎちゃん。
楽しい暮らしがスタートしたようですよ


つむぎちゃん、本当に卒業おめでとう


ケンタがカフェにやって来たのは、昨年の7月26日でした。

小さなトイプードルの男の子。
おメメがくりくりの可愛い顔立ちと可愛い仕草。

歩き方も軽やかで、側に来て後ろ向きでちょこんと座る姿は本当に可愛いです。

軽やかな足取りから「ケンタッタ」と呼ばれていて、最近では略して「タッタ」とも呼ばれています。
だけど、ケンタは半年もの間、里親様が決まりませんでした。
何故なら・・・ケンタは噛み犬です。
手を伸ばして抱っこしようとするその手を噛みました。
最初は噛んだりしなかったのですが、先輩ヨーキーのイージーくんとの相性が悪く、顔を合わせるとガウガウとケンカ。
その頃からおむつを替えたり、洋服を着せたりするだけでも手も噛み始めました。
ケンタとイージー。
一緒のフロアでは過ごせないほど険悪。
だからフロアに出るのは交代でした。

10月になると、チワワのシンくんがカフェに仲間入りしたのですが、シンもケンタとイージーとが相性が合わずケンカ。
どの組み合わせも相性が合わず、やむなくフロアは三交代。
フロアに出なければ里親様が決まらない・・・。
だけどケンタはお客様もスタッフも、触ると噛んでしまう。
いつの頃からかケンタはバックヤードで過ごす時間が増えていきました。


だけどバックヤードばかりのケンタでしたが、他のワンちゃんがいない場所ではご機嫌で過ごしています。
抱っこは難しいですが、触らなければ大丈夫。
膝に手を置いて甘えてくれることもあり、少しづつ人を信じれるようになって来ていました。

またごく最近までは立ったまま寝るか、ベッドの端っこに頭を置くだけで身体全体をベッドにいれることも出来なかったけれど、

やっとベッドで寝れるようになってきていました。

抱っこも後ろからではなくて、目を見て前から抱っこすると、噛まなくなることも増えて来ました。
半年の時間で、ケンタは少しづつ変わり始めていました。
きっと穏やかな場所であれば、時間がかかっても噛まなくなる日が来る。
ケンタにとっては自由に過ごさせてくれる環境と、優しく見守ってくれる場所が必要。
そして時間も必要なのだと思います。
私は、ワンちゃんが噛むのには噛む理由があるのだと思っています。
話せない分、過去に何があったかを知ることは出来ません。
ワンちゃんにとっての唯一の抵抗。
それが噛むという行為。
過去に人を信じることが出来ない何かがあり、噛むのだと思います。

だけど、心を許した飼い主には噛まなくなる日がきっと来ます。
それは時間がかかるかもしれません。
でも、それを信じて気長に待ってくれること。
それがケンタには必要な事なのだと思います。
イージーくんが昨年卒業して、現在はシンくんと2交代。
フロアに出る時間も増えていました。
見た目は申し分ない可愛さですが、やはりお客様が抱っこしようと手を伸ばすと噛んでしまうので、
「不用意に触ったり、抱っこしようとすると噛みますので、気を付けてください」
と必ずお伝えしながら過ごすフロアでした。
そんな不器用ケンタを気にしてくださる方がいました。
飼っておられたフレンチブルドッグを昨年末に亡くされていて、年明けお母様と一緒に初めてカフェを訪れてくださった一人のお嬢様でした。
その1週間後くらいに再度カフェに来てくださった時も、お母様とご一緒でした。
その時、フロアにいたケンタくんに目を留めてくださいましたので、ケンタの性格・・を包み隠さずお伝えしてはいました。
その後・・18日の金曜日にお電話をくださって「ケンタくんのことを引き取りたいと思い、色々お聞きしたい」
そうおっしゃられて、カフェに来てくださいました。

噛んでも可愛いねと言ってくださる方は何人かいたけれど、本気で里親様に名乗りを上げてくださる方は今までいませんでしたので、その時はまだ私は半信半疑でした。
ですが抱っこ出来ないことはもちろんのこと、噛むこともご承知の上で、心を開かずにいるケンタが気になって、引き取って幸せにしたい・・・。
豊かな生活をさせてあげたい・・・。
たくさんいるワンちゃんの中で、ケンタだけが気にかかる・・。
そう言ってくださったのです。
お父様にもお母様にも同意を取り付けてくださってのお申し出。
私は信じられない思いでした。

まだ、そーっと触れることしか出来ないケンタを、優しく見守ってくださいました。
私は何度も何度も「噛むけど大丈夫ですか?」と繰り返していました。
「今日一度帰られてもお気持ちが変わらないのであればお返事ください」
とお伝えしお見送りをしたのですが、その日のうちに
「やっぱりケンタの里親になりたいと思います」
そうお申し出くださったのです。
そのお気持ちは本物でした。
私にとっても、一番手を焼くけれど一番気になって一番可愛くて、本当に大好きなケンタです。
全てをご理解くださって、可愛いと言ってもらえる場所へ送り出せること。
それは私の願いでした。

今日ご契約を終え、ケンタの里親様が決まったということが何よりも嬉しくて胸がいっぱいになり、今でも信じられない気持ちです。
でもこれはケンタ自身が手繰り寄せた糸。
これもケンタの実力と強運なのだと思います。

卒業は里親様のご都合で、1月28日(月)の予定です。
可愛いタッタくんはこの日から飼い犬になります。
では。
トックちゃんのお家が決まりました
[No.655] 2019/01/18 (Fri) 02:20
こんばんは。
今日、ジャックラッセルテリアのトックちゃんの里親様が決まりました

どんなお付き合いになるのか全く未知数の中、1月4日に川西にやって来たトック嬢。
生後半年のジャックラッセルテリアって、まだ子供でしょ・・
と・・、そんな私の心配をよそに、年末年始と4頭のお家が決まり少し寂しくなっていたカフェが、トックのおかげで一気に明るくなりました

もちろん元気。
好奇心満々でフロアを全速力で駆け抜け、とにかく楽しそう。
他のワンちゃん達にも興味津々。
嫌がられようがなんのその。
おもちゃはみんなトックさんのもの。

ありとあらゆるおもちゃ、特にピープー鳴るおもちゃを独り占めして遊ぶ姿はなんとも可愛いものでした。
特技は天真爛漫。
運動量豊富。
ひとしきり遊んだ後は電池が切れたようにおとなしくなります。

そして抱っこが出来ました。
抱っこするとまるで赤ちゃんのように大人しくなってお膝でおねんね。
その可愛いギャップもトックさんの魅力でした。
川西で初めてのジャックラッセルテリア。
しかも生後半年とあって、たくさんのお客様が見に来てくださいました。
里親様もそのなかの一組でした。
最初に来てくださったのが1月5日。
ご夫婦でのご来店でした。
お声を掛けさせていただくと、昨年ダックスフンドを亡くされていて、もしご縁があれば保護犬をお迎えしたいとお話しくださいました。
その時カフェにはダックスがいなかったのですが、特に犬種にはこだわらないとお伝えくださいました。
そして・・。
カフェに来られてすぐにトックを見つけられたご主人。
可愛いとおっしゃられて、ずっと抱っこをしてくださっていました。

ご主人がトックちゃんを抱っこしていて、傍らの奥様がそれを笑顔で見守ってくださっていて、その温かな雰囲気に思わず頬が緩んでしまったほどです。
なので、お席でたくさんお話をさせていただきました。
その日は決められずにカフェを後にされましたが、トックとても気に入ってくださっているように思いました。
そして1月14日に再度ご来店。
もちろんトックちゃんに会いに来てくださいました。
閉店までの長い時間を、トックと過ごしてくださった里親様。
この時もまた、トックはずっとご主人のお膝でおネンネしていました。
あどけない寝顔。

その真逆のお転婆な姿も目を細めて見守ってくださっていました。
お散歩にも参加くださっていましたので、この時既にお気持ちが固まっていたのだと思います。

それから2日を経た今日、お昼にご主人からお電話をいただき、トックを引き取るご意思をお伝えくださったご主人。
その後奥様がご契約に来てくださり、正式にトックのお家が決まりました。
「主人は初めてトックちゃんに会った時から、きっと決めていたのだと思います」
「トックちゃんが夢に出てきたようです」
と、今日奥様が明かされたように、引く手あまたのトックが、たった一つだけ繋がる運命。
それはこのご家族でした。
昨年愛犬を亡くされていたけれど、もう一度ワンちゃんを育てたいと思い訪ねてくださったカフェ。
お家にはお嬢様がお2人いらっしゃるそうですが・・。
助けてあげられる命があることを知り、ご家族全員で考えられて、そして繋がったご縁でした。
ご契約後に、奥様に抱っこされたトックちゃん。

やっぱりお利口に抱っこされていて、とっても良い子。
だけど抱っこされたまま私をちらっと見たトックは、少し自慢気でした(笑)

もしかして本当にすべて理解していて、ちょっと得意げだったのかも・・。
新しい名前は既に決めてくださっていて・・。
「つむぎちゃん」
つむぎちゃんの卒業は、1月20日(日)の予定です。
最後に・・・。
私事ですが、1月14日の朝、我が家の猫くぅちゃんがお空へ旅立ちました。

カフェの準備をボランティアスタッフさんに助けていただいて、最後の瞬間を見送ってあげることができました。
2004年7月3日に、当時働いていた会社の管理物件のマンションの一部屋にいた猫達。
その部屋には全部で15頭ほど猫が放置されていました。
ペット禁止のマンション。
多頭飼いの上に家賃が払えなくて夜逃げ。
そして猫達は放棄されたまま。
劣悪な環境で生き延びていました。
自分が寂しいからと猫を飼ったのだろうけれど、その無責任な飼い方は不幸な猫を生み出していました。
その中の何頭かは息絶えていました。
くぅは、主人と2人でレスキューしたそのネコ達のうちの1頭でした。
連れて帰ったものの、我が家の先住猫(2016年12月他界)とは折り合いが悪く、その人生のほとんどを我が家の食器棚の上で過ごしたくぅ。

甲状腺異常。肝臓疾患。腎臓疾患。貧血。腸リンパ腫。
昨年からたくさんの疾患との戦いでした。
6.4㎏あった体重は、最後はたったの1.6㎏。
骨と皮だけになってもなお、頑張って生きてくれていました。


少しでも食べてくれればと、何種類も飼い続けたキャットフード。
食べてくれるのならば、どんなことをしても、いくら高くても、買ってあげようと思いました。
だけど食いしん坊だったころの面影も無く、最後は強制給餌で命を支えていました。
引き取ってから約15年間。
お留守番ばかりでした。
でも帰宅したら食器棚の上から必ず大きなにゃーでお帰りを言ってくれて、
撫でてあげると、大音量のゴロゴロを聞かせてくれました。
疲れた私を癒してくれました。

くぅのその優しさが私の一日を締めくくってくれていました。
それは母のようでもありました。
助けたつもりが、本当はいっぱい助けてもらっていたこと。
いまさらながら、改めてそう感じています。
いまはもうそのゴロゴロは聞こえてきません。
名前を呼んでも可愛い元気なお返事は返って来ません。

今も会いたいです。
会いたくて会いたくてたまりません。
台所に立つと食器棚の上にいたくぅちゃんを思い出し、その気配がないことに涙が溢れます。
だけど、私が生きている間は絶対に忘れない。
私の心の中で生き続けていて欲しい。

そしてまた出会えたら・・・。
そう願っています。
では。
今日、ジャックラッセルテリアのトックちゃんの里親様が決まりました


どんなお付き合いになるのか全く未知数の中、1月4日に川西にやって来たトック嬢。
生後半年のジャックラッセルテリアって、まだ子供でしょ・・

と・・、そんな私の心配をよそに、年末年始と4頭のお家が決まり少し寂しくなっていたカフェが、トックのおかげで一気に明るくなりました


もちろん元気。
好奇心満々でフロアを全速力で駆け抜け、とにかく楽しそう。
他のワンちゃん達にも興味津々。
嫌がられようがなんのその。
おもちゃはみんなトックさんのもの。

ありとあらゆるおもちゃ、特にピープー鳴るおもちゃを独り占めして遊ぶ姿はなんとも可愛いものでした。
特技は天真爛漫。
運動量豊富。
ひとしきり遊んだ後は電池が切れたようにおとなしくなります。

そして抱っこが出来ました。
抱っこするとまるで赤ちゃんのように大人しくなってお膝でおねんね。
その可愛いギャップもトックさんの魅力でした。
川西で初めてのジャックラッセルテリア。
しかも生後半年とあって、たくさんのお客様が見に来てくださいました。
里親様もそのなかの一組でした。
最初に来てくださったのが1月5日。
ご夫婦でのご来店でした。
お声を掛けさせていただくと、昨年ダックスフンドを亡くされていて、もしご縁があれば保護犬をお迎えしたいとお話しくださいました。
その時カフェにはダックスがいなかったのですが、特に犬種にはこだわらないとお伝えくださいました。
そして・・。
カフェに来られてすぐにトックを見つけられたご主人。
可愛いとおっしゃられて、ずっと抱っこをしてくださっていました。

ご主人がトックちゃんを抱っこしていて、傍らの奥様がそれを笑顔で見守ってくださっていて、その温かな雰囲気に思わず頬が緩んでしまったほどです。
なので、お席でたくさんお話をさせていただきました。
その日は決められずにカフェを後にされましたが、トックとても気に入ってくださっているように思いました。
そして1月14日に再度ご来店。
もちろんトックちゃんに会いに来てくださいました。
閉店までの長い時間を、トックと過ごしてくださった里親様。
この時もまた、トックはずっとご主人のお膝でおネンネしていました。
あどけない寝顔。

その真逆のお転婆な姿も目を細めて見守ってくださっていました。
お散歩にも参加くださっていましたので、この時既にお気持ちが固まっていたのだと思います。

それから2日を経た今日、お昼にご主人からお電話をいただき、トックを引き取るご意思をお伝えくださったご主人。
その後奥様がご契約に来てくださり、正式にトックのお家が決まりました。
「主人は初めてトックちゃんに会った時から、きっと決めていたのだと思います」
「トックちゃんが夢に出てきたようです」
と、今日奥様が明かされたように、引く手あまたのトックが、たった一つだけ繋がる運命。
それはこのご家族でした。
昨年愛犬を亡くされていたけれど、もう一度ワンちゃんを育てたいと思い訪ねてくださったカフェ。
お家にはお嬢様がお2人いらっしゃるそうですが・・。
助けてあげられる命があることを知り、ご家族全員で考えられて、そして繋がったご縁でした。
ご契約後に、奥様に抱っこされたトックちゃん。

やっぱりお利口に抱っこされていて、とっても良い子。
だけど抱っこされたまま私をちらっと見たトックは、少し自慢気でした(笑)

もしかして本当にすべて理解していて、ちょっと得意げだったのかも・・。
新しい名前は既に決めてくださっていて・・。
「つむぎちゃん」

つむぎちゃんの卒業は、1月20日(日)の予定です。

私事ですが、1月14日の朝、我が家の猫くぅちゃんがお空へ旅立ちました。

カフェの準備をボランティアスタッフさんに助けていただいて、最後の瞬間を見送ってあげることができました。
2004年7月3日に、当時働いていた会社の管理物件のマンションの一部屋にいた猫達。
その部屋には全部で15頭ほど猫が放置されていました。
ペット禁止のマンション。
多頭飼いの上に家賃が払えなくて夜逃げ。
そして猫達は放棄されたまま。
劣悪な環境で生き延びていました。
自分が寂しいからと猫を飼ったのだろうけれど、その無責任な飼い方は不幸な猫を生み出していました。
その中の何頭かは息絶えていました。
くぅは、主人と2人でレスキューしたそのネコ達のうちの1頭でした。
連れて帰ったものの、我が家の先住猫(2016年12月他界)とは折り合いが悪く、その人生のほとんどを我が家の食器棚の上で過ごしたくぅ。

甲状腺異常。肝臓疾患。腎臓疾患。貧血。腸リンパ腫。
昨年からたくさんの疾患との戦いでした。
6.4㎏あった体重は、最後はたったの1.6㎏。
骨と皮だけになってもなお、頑張って生きてくれていました。


少しでも食べてくれればと、何種類も飼い続けたキャットフード。
食べてくれるのならば、どんなことをしても、いくら高くても、買ってあげようと思いました。
だけど食いしん坊だったころの面影も無く、最後は強制給餌で命を支えていました。
引き取ってから約15年間。
お留守番ばかりでした。
でも帰宅したら食器棚の上から必ず大きなにゃーでお帰りを言ってくれて、
撫でてあげると、大音量のゴロゴロを聞かせてくれました。
疲れた私を癒してくれました。

くぅのその優しさが私の一日を締めくくってくれていました。
それは母のようでもありました。
助けたつもりが、本当はいっぱい助けてもらっていたこと。
いまさらながら、改めてそう感じています。
いまはもうそのゴロゴロは聞こえてきません。
名前を呼んでも可愛い元気なお返事は返って来ません。

今も会いたいです。
会いたくて会いたくてたまりません。
台所に立つと食器棚の上にいたくぅちゃんを思い出し、その気配がないことに涙が溢れます。
だけど、私が生きている間は絶対に忘れない。
私の心の中で生き続けていて欲しい。

そしてまた出会えたら・・・。
そう願っています。
では。
新メンバー(ワン130期生・ニャン23期生)
[No.653] 2019/01/11 (Fri) 03:03
こんばんは。
今夜、
ワンちゃん(130期生)3頭と、
ニャンコ(23期生)1頭が、新しくカフェに仲間入りしました~
早速ご紹介しますね~
ワンちゃんの部
えんたくん ミニチュアダックスフンド ♂
2005年生まれ(推定13~4歳) 5.4㎏
色:レッド

飼主入院のため保健所に持ち込まれています。
お耳がほとんど聞こえず、オメメも見えていません。
音も光もない世界にいるえんたくん。

ですが、そんな絶望を覆すようにフロアをシッポブンブン振りながら、まるで見えているかのように散策。

抱っこしたり撫でてあげると、ちょっとだけペロペロもしてくれました。
そして、撫でるとすぐにお腹も見せてくれて愛嬌たっぷりです。




笑顔がとっても可愛くて、若々しいえんたくん。
とても元気です。

お散歩も出来るようですよ。
最後まで一緒に過ごしてくれる優しいお家を、見つけてあげたいです。
もなかちゃん スムースコートチワワ ♀
2013年6月2日生まれ(5歳) 3.8㎏
色:ホワイト

わちゃわちゃなもなかちゃんは、常にナデナデ希望の構ってちゃん。
自分から近づいて来るとにかく甘えたさんです。


だから人見知り無し。
チュー
もしてくれます。
それ以外は、だいたいフロアを元気に走り回って楽しそう・・。

楽しくて嬉しくて、オシッポフリフリの可愛いレディちゃんです。
オメメは溢れそうなくらい大っきくて魅力的。


後追いもしてくれるので、ぜひ会いに来てくださいね。
エンデバーちゃん ミニチュアピンシャー ♀
2013年11月10日生まれ(5歳) 5.2㎏
色:ブラックタン

少しビビりんちょの怖がりさん。


今日のフロアは隅っこ専門でした。

お顔を隠して気配を消して端っこに潜む姿は、いじらし過ぎました。
でも、抱っこは大好き。


抱っこするとウトウト
寝てしまいます。
人が好きでワンちゃんともとても平和。
お顔はたれ耳で、優しくてキュート

とっても可愛くて、守ってあげたくなる女の子です。
ネコちゃんの部
ニコルちゃん メインクーン ♀
2015年2月15日生まれ(3歳) 3.3㎏
色:レッドタビーホワイト


ニコルちゃんは元気。
楽しくてフロアの色んな場所に興味津々。
そして楽しそうに疾走していました。

被毛はゴージャス。
特にシッポがとってもご立派。

その立派な尻尾をピン!と上に伸ばしてご機嫌に過ごしていました。
肉球ピンク。
おひげも長くて気品たっぷり。

綺麗で美人な、ちょっと小さめニコルちゃん。
おもちゃが大好きです。


同室のゴットンくんは気になって仕方がない様子でしたが、

初対面の今日はご挨拶は出来ましたが、その後ちょっとつれなくされて淋しそうでした。。

新しいワンちゃんが3頭、新しいネコちゃんが1頭増えて、カフェでは9頭のワンちゃんと2頭のネコちゃんが皆様をお待ちしています。
「カフェ募集メンバー」
保護犬・保護猫の里親ご希望の方、または飼おうかどうか迷っている方は、お気軽にスタッフまたはボランティアにお声をかけてください。
気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(
土日祝は13:00~16:00の間は混み合っていることが多いですので、里親ご希望の方はそれ以外の時間、または平日ががお勧めです)
そしてネコちゃん部屋ですが、ネコちゃん達は警戒心が強い生き物です。
そのため色々なお客様と触れ合うことにストレスを感じ、なかなか環境に慣れてくれないなどの問題が生じています。
現在猫部屋は里親希望の方のみの入室とさせて頂いております。
ご期待に沿えず申し訳ございませんが、触れ合い目的のお店ではないため、どうかご理解いただけますと幸いです。
里親希望の方、保護猫をお家にお迎えすることを少しでもお考えの方は、お気軽に近くのスタッフにお声掛けください。
よろしくお願い致します。
では。
今夜、



早速ご紹介しますね~



2005年生まれ(推定13~4歳) 5.4㎏
色:レッド

飼主入院のため保健所に持ち込まれています。
お耳がほとんど聞こえず、オメメも見えていません。
音も光もない世界にいるえんたくん。

ですが、そんな絶望を覆すようにフロアをシッポブンブン振りながら、まるで見えているかのように散策。

抱っこしたり撫でてあげると、ちょっとだけペロペロもしてくれました。
そして、撫でるとすぐにお腹も見せてくれて愛嬌たっぷりです。




笑顔がとっても可愛くて、若々しいえんたくん。
とても元気です。

お散歩も出来るようですよ。
最後まで一緒に過ごしてくれる優しいお家を、見つけてあげたいです。

2013年6月2日生まれ(5歳) 3.8㎏
色:ホワイト

わちゃわちゃなもなかちゃんは、常にナデナデ希望の構ってちゃん。
自分から近づいて来るとにかく甘えたさんです。


だから人見知り無し。
チュー

それ以外は、だいたいフロアを元気に走り回って楽しそう・・。

楽しくて嬉しくて、オシッポフリフリの可愛いレディちゃんです。
オメメは溢れそうなくらい大っきくて魅力的。


後追いもしてくれるので、ぜひ会いに来てくださいね。

2013年11月10日生まれ(5歳) 5.2㎏
色:ブラックタン

少しビビりんちょの怖がりさん。


今日のフロアは隅っこ専門でした。

お顔を隠して気配を消して端っこに潜む姿は、いじらし過ぎました。
でも、抱っこは大好き。


抱っこするとウトウト

人が好きでワンちゃんともとても平和。
お顔はたれ耳で、優しくてキュート


とっても可愛くて、守ってあげたくなる女の子です。


2015年2月15日生まれ(3歳) 3.3㎏
色:レッドタビーホワイト


ニコルちゃんは元気。
楽しくてフロアの色んな場所に興味津々。
そして楽しそうに疾走していました。

被毛はゴージャス。
特にシッポがとってもご立派。

その立派な尻尾をピン!と上に伸ばしてご機嫌に過ごしていました。
肉球ピンク。
おひげも長くて気品たっぷり。

綺麗で美人な、ちょっと小さめニコルちゃん。
おもちゃが大好きです。


同室のゴットンくんは気になって仕方がない様子でしたが、

初対面の今日はご挨拶は出来ましたが、その後ちょっとつれなくされて淋しそうでした。。


「カフェ募集メンバー」

気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(


そのため色々なお客様と触れ合うことにストレスを感じ、なかなか環境に慣れてくれないなどの問題が生じています。
現在猫部屋は里親希望の方のみの入室とさせて頂いております。
ご期待に沿えず申し訳ございませんが、触れ合い目的のお店ではないため、どうかご理解いただけますと幸いです。
里親希望の方、保護猫をお家にお迎えすることを少しでもお考えの方は、お気軽に近くのスタッフにお声掛けください。
よろしくお願い致します。
では。
アンリーちゃん、ミルクちゃんがお空へ
[No.651] 2019/01/06 (Sun) 07:38
本日、ふたたび悲しいご報告をさせていただきます。
カフェから卒業したロングコートチワワのアンリーくん、トイプードルのミルクちゃんがお空に旅立って行きました。
そうそれぞれの里親様からご連絡をいただきました。
アンリーくん
昨日の朝、9時過ぎに里親様からお電話をいただき、
「先ほどアンリーが亡くなってしまいました」
そう涙声でお伝えくださったのです。
前日の晩ご飯の後、突然様子がおかしくなったアンリーくんを救急病院へ連れて行かれたそうですが、診断は肺水腫だったそうです。
その夜は一旦帰宅され、翌朝のかかりつけの病院(ミネルバ動物病院)を予約。
ですが、病院へ行くその車中で急変。
病院に着かれたものの、そのまま息を引き取ったとのことでした。
信じられない思いでした。
昨年10月の末にアンリーくんに会ったばかりでした。

いつもお会いしたときに体調の事をお聞きしていて、いつも「元気です」・・・そうおっしゃれていました。
ですが、アンリーくんはたくさん持病を抱えていました。
2016年11月4日に川西にお預かりしたアンリーくんは、心雑音G4。
歯は歯石歯肉炎超重度で下顎骨折。
目は白く濁り、耳ダニにパテラ。

もちろん投薬は開始をしていましたが、アンリーくんは日がな一日中カフェフロアのベッドで寝ていました。

里親様はそんなアンリーくんと出会ってくださり、お家に連れて帰ってくださいました。
卒業は2016年11月27日。
その日はアンリーくんのお誕生日。
ハッピーバースディを歌ってお見送りをしたことを、今でもとても覚えています。

その後は病院でしっかり診てくださり、身体のケアをしてくださっていました。
落ち着いたお家の環境と愛情で、見る見る元気を取り戻していったアンリーくん。
時折カフェにも遊びに連れて来てくださっていたのですが、確かにカフェにいた時に弱々しい雰囲気が消えていたこと。
フロアを歩き回る姿に驚くほどでした。
昨年の11月末には、定期健診で見つかった胆石の手術を受け、手術は成功。
その日はアンリーの9歳のお誕生日だったそうです。
2年余りの幸せでした。
たった2年。
ですが、里親様ご夫婦に見守られた大切な時間。
幸せな幸せな2年でした。
でも、まだまだこれからも生きていて欲しかったです。
里親様はアンリーくんを引き取られた後、寺田町店からもう一頭チワワのニコちゃんを引き取られています。
一緒に幸せに暮らした日々。
小さな身体にたくさん十字架を背負っていたアンリーくんが、お家の子として暮らした2年余りのその日々はこの世に生まれてきた証です。
そして里親様の腕の中でお空に旅立てたこと。
繁殖犬として生きていた過去など帳消しにできるほどの温かな最期でした。
里親様は病院からカフェに立ち寄ってくださり、私自身もアンリーくんに直接お別れを伝えさせていただくことが出来ました。
その時、抱っこさせてもらったアンリーくんはまだ温もりがあり、眠っているようでした。

「ありがとうね、アンリー。頑張ったね」
私はそう話しかけるのが精一杯でした。
里親様。
ただただ、今は感謝の言葉しか思い浮かびません。
アンリーくんにたくさんの愛情と幸せを、本当に本当にありがとうございました。
心から、本当に心から感謝しています。
ありがとうございました。

アンリーくんは今日(1月6日)の午前10時に荼毘に付されるそうです。
その時間お空を見上げて、しっかり虹の橋を渡れるように見送っていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
ミルクちゃん
ミルクちゃんの訃報を知ったのは昨日夕方。
里親様からのメールでした。
「1月2日の朝、ミルクが息を引き取りました」
から始まる文章でした。
享年15歳でした。
保護されてから長く他店で里親様を募集していましたが決まらす、最後にたどり着いてくれた川西。
お預かりした日は2016年12月16日でした。
その時すでに13歳。
全盲でした。

今まで辿ってきた13年もの長い過去を思い、早く里親様をみつけて上げたい一心でした。
ですが、カフェでお預かりしている間、歯石と歯肉炎超重度のため頬に穴が開いて出血。

更に右目の奥が腐り始めてることが判り、眼球摘出をしています。

歯と目。
傷まないはずがないその身体を、何も言わずに堪えていたミルクちゃん。
我慢強い頑張り屋さんでした。
日中はいつも誰かのお膝で寝て過ごす日々。
里親様を待ち続けていました。
里親様はそんなシルクちゃんと出会ってくださり、お家へと連れて帰ってくださいました。

そしてそれはそれは愛情たっぷり注いてくださっていました。
卒業1か月後に届いた動画は、お鼻を押すとハイタッチしてくれるミルクちゃんの動画。

心が通じ合ったそんな姿に、嬉しくて涙が溢れました。
その後ご結婚されてお子様が生まれた里親様。
息子さんの側で一緒に過ごしていたそうです。
2年しか一緒にいてやることが出来ず、正直もっとしてあげれることがあっただろうなと後悔ばかりです。
そう綴ってくださった里親様。
「動物は天国へ行くと、痛みや不自由さは消えると聞きました。だから今頃久しぶりに目が見えるようになって、先住のペットたちと楽しく走り回っていると思います」
「生まれ変わっても私のところへおいでと約束しましたので、きっと天国で思う存分遊んだら、また戻ってきてくれると思っています」
優しいそのお言葉に私、は大泣きしてしまいました。
生まれた時から辿ってきた運命は過酷であはったけれど、最後に最高の里親様に巡り合えたミルクちゃん。
確かに愛してもらっていました。




送ってくださった最後のお写真は、カフェにいた時とは見違えるほどの真っ白でふわふわの姿でした。
生まれてきて良かったね。
幸せだったね。
だから胸張って虹の橋を渡って、そしてまた姿かたちは変わったとしても、里親様のもとへ帰ってね。
そうお空に向かって話しかけていました。

里親様。
温かな時間をミルクちゃんと過ごしてくださったことを、心から感謝しています。
また、ぜひよかったらミルクちゃんとのお話をたくさん聞かせていただければ幸いです。
可愛がってくださり、幸せにしてくださり、本当に本当にありがとうございました。
アンリーくんとミルクちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。
カフェから卒業したロングコートチワワのアンリーくん、トイプードルのミルクちゃんがお空に旅立って行きました。
そうそれぞれの里親様からご連絡をいただきました。

昨日の朝、9時過ぎに里親様からお電話をいただき、
「先ほどアンリーが亡くなってしまいました」
そう涙声でお伝えくださったのです。
前日の晩ご飯の後、突然様子がおかしくなったアンリーくんを救急病院へ連れて行かれたそうですが、診断は肺水腫だったそうです。
その夜は一旦帰宅され、翌朝のかかりつけの病院(ミネルバ動物病院)を予約。
ですが、病院へ行くその車中で急変。
病院に着かれたものの、そのまま息を引き取ったとのことでした。
信じられない思いでした。
昨年10月の末にアンリーくんに会ったばかりでした。

いつもお会いしたときに体調の事をお聞きしていて、いつも「元気です」・・・そうおっしゃれていました。
ですが、アンリーくんはたくさん持病を抱えていました。
2016年11月4日に川西にお預かりしたアンリーくんは、心雑音G4。
歯は歯石歯肉炎超重度で下顎骨折。
目は白く濁り、耳ダニにパテラ。

もちろん投薬は開始をしていましたが、アンリーくんは日がな一日中カフェフロアのベッドで寝ていました。

里親様はそんなアンリーくんと出会ってくださり、お家に連れて帰ってくださいました。
卒業は2016年11月27日。
その日はアンリーくんのお誕生日。
ハッピーバースディを歌ってお見送りをしたことを、今でもとても覚えています。

その後は病院でしっかり診てくださり、身体のケアをしてくださっていました。
落ち着いたお家の環境と愛情で、見る見る元気を取り戻していったアンリーくん。
時折カフェにも遊びに連れて来てくださっていたのですが、確かにカフェにいた時に弱々しい雰囲気が消えていたこと。
フロアを歩き回る姿に驚くほどでした。
昨年の11月末には、定期健診で見つかった胆石の手術を受け、手術は成功。
その日はアンリーの9歳のお誕生日だったそうです。
2年余りの幸せでした。
たった2年。
ですが、里親様ご夫婦に見守られた大切な時間。
幸せな幸せな2年でした。
でも、まだまだこれからも生きていて欲しかったです。
里親様はアンリーくんを引き取られた後、寺田町店からもう一頭チワワのニコちゃんを引き取られています。
一緒に幸せに暮らした日々。
小さな身体にたくさん十字架を背負っていたアンリーくんが、お家の子として暮らした2年余りのその日々はこの世に生まれてきた証です。
そして里親様の腕の中でお空に旅立てたこと。
繁殖犬として生きていた過去など帳消しにできるほどの温かな最期でした。
里親様は病院からカフェに立ち寄ってくださり、私自身もアンリーくんに直接お別れを伝えさせていただくことが出来ました。
その時、抱っこさせてもらったアンリーくんはまだ温もりがあり、眠っているようでした。

「ありがとうね、アンリー。頑張ったね」
私はそう話しかけるのが精一杯でした。
里親様。
ただただ、今は感謝の言葉しか思い浮かびません。
アンリーくんにたくさんの愛情と幸せを、本当に本当にありがとうございました。
心から、本当に心から感謝しています。
ありがとうございました。

アンリーくんは今日(1月6日)の午前10時に荼毘に付されるそうです。
その時間お空を見上げて、しっかり虹の橋を渡れるように見送っていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。

ミルクちゃんの訃報を知ったのは昨日夕方。
里親様からのメールでした。
「1月2日の朝、ミルクが息を引き取りました」
から始まる文章でした。
享年15歳でした。
保護されてから長く他店で里親様を募集していましたが決まらす、最後にたどり着いてくれた川西。
お預かりした日は2016年12月16日でした。
その時すでに13歳。
全盲でした。

今まで辿ってきた13年もの長い過去を思い、早く里親様をみつけて上げたい一心でした。
ですが、カフェでお預かりしている間、歯石と歯肉炎超重度のため頬に穴が開いて出血。

更に右目の奥が腐り始めてることが判り、眼球摘出をしています。

歯と目。
傷まないはずがないその身体を、何も言わずに堪えていたミルクちゃん。
我慢強い頑張り屋さんでした。
日中はいつも誰かのお膝で寝て過ごす日々。
里親様を待ち続けていました。
里親様はそんなシルクちゃんと出会ってくださり、お家へと連れて帰ってくださいました。

そしてそれはそれは愛情たっぷり注いてくださっていました。
卒業1か月後に届いた動画は、お鼻を押すとハイタッチしてくれるミルクちゃんの動画。

心が通じ合ったそんな姿に、嬉しくて涙が溢れました。
その後ご結婚されてお子様が生まれた里親様。
息子さんの側で一緒に過ごしていたそうです。
2年しか一緒にいてやることが出来ず、正直もっとしてあげれることがあっただろうなと後悔ばかりです。
そう綴ってくださった里親様。
「動物は天国へ行くと、痛みや不自由さは消えると聞きました。だから今頃久しぶりに目が見えるようになって、先住のペットたちと楽しく走り回っていると思います」
「生まれ変わっても私のところへおいでと約束しましたので、きっと天国で思う存分遊んだら、また戻ってきてくれると思っています」
優しいそのお言葉に私、は大泣きしてしまいました。
生まれた時から辿ってきた運命は過酷であはったけれど、最後に最高の里親様に巡り合えたミルクちゃん。
確かに愛してもらっていました。




送ってくださった最後のお写真は、カフェにいた時とは見違えるほどの真っ白でふわふわの姿でした。
生まれてきて良かったね。
幸せだったね。
だから胸張って虹の橋を渡って、そしてまた姿かたちは変わったとしても、里親様のもとへ帰ってね。
そうお空に向かって話しかけていました。

里親様。
温かな時間をミルクちゃんと過ごしてくださったことを、心から感謝しています。
また、ぜひよかったらミルクちゃんとのお話をたくさん聞かせていただければ幸いです。
可愛がってくださり、幸せにしてくださり、本当に本当にありがとうございました。
アンリーくんとミルクちゃんのご冥福を心よりお祈りいたします。
マッジちゃん、無事卒業しました
[No.649] 2019/01/06 (Sun) 00:30
こんばんは。
お迎え待ちだったロングコートチワワのマッジちゃんが、無事卒業しました

恐る恐るマッジちゃんに近づいてご挨拶をしてくださったお嬢様。
最初はぎこちなかったけれど、徐々に打ち解けてくれるようになり・・。



やがてお帰りになる時には笑顔になってくれました。

そしてマッジちゃんは、飼ってもらったばかりの真新しいハーネスとリードを付けてもらい、たくさんの拍手に見送られて卒業していきました。

ワンちゃんが大好きなお家。
そしてほとんどお留守がないお家。
お母様とお嬢様がいつもマッジの側にいてくれます。

一軒家でお庭もあるので、過ごしやすい季節はお庭で遊べます。
里親様。
この度はマッジちゃんとの素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。
2歳のマッジちゃんは、3歳のお嬢様と一緒に時を重ねて、姉妹のようになってもらえたら・・・。
そう願っています。

また時折カフェに遊びに来ていただければ嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
そして・・・。
里親様は帰られてからお写真を送ってくださいました。
それは、お嬢さんとのツーショットとお庭でのお写真。



お家にも少しづつ慣れて、初めてのおしっこもトイレで出来たそうです。
可愛さだけでなく、お利口さも併せ持っているマッジちゃん。
順調な滑り出しのようです。
マッジちゃん。

早くに素敵なお家が出来てほんとに良かった
たった1週間のカフェ滞在だったけど、マッジの真直ぐな目とシッポブンブンを忘れないよ。


高いところには飛び乗りには注意して
いっぱい可愛がってもらって幸せにね・・・。
卒業おめでとう
マッジちゃんの名前はそのまま・・。
「マッジちゃん」です
では。
お迎え待ちだったロングコートチワワのマッジちゃんが、無事卒業しました


恐る恐るマッジちゃんに近づいてご挨拶をしてくださったお嬢様。
最初はぎこちなかったけれど、徐々に打ち解けてくれるようになり・・。



やがてお帰りになる時には笑顔になってくれました。

そしてマッジちゃんは、飼ってもらったばかりの真新しいハーネスとリードを付けてもらい、たくさんの拍手に見送られて卒業していきました。

ワンちゃんが大好きなお家。
そしてほとんどお留守がないお家。
お母様とお嬢様がいつもマッジの側にいてくれます。

一軒家でお庭もあるので、過ごしやすい季節はお庭で遊べます。
里親様。
この度はマッジちゃんとの素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。
2歳のマッジちゃんは、3歳のお嬢様と一緒に時を重ねて、姉妹のようになってもらえたら・・・。
そう願っています。

また時折カフェに遊びに来ていただければ嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
そして・・・。
里親様は帰られてからお写真を送ってくださいました。
それは、お嬢さんとのツーショットとお庭でのお写真。



お家にも少しづつ慣れて、初めてのおしっこもトイレで出来たそうです。
可愛さだけでなく、お利口さも併せ持っているマッジちゃん。
順調な滑り出しのようです。
マッジちゃん。

早くに素敵なお家が出来てほんとに良かった

たった1週間のカフェ滞在だったけど、マッジの真直ぐな目とシッポブンブンを忘れないよ。


高いところには飛び乗りには注意して
いっぱい可愛がってもらって幸せにね・・・。
卒業おめでとう

マッジちゃんの名前はそのまま・・。
「マッジちゃん」です

では。
新メンバー(ワン129期生)
[No.648] 2019/01/04 (Fri) 22:07
こんばんは。
今夜、
ワンちゃん(129期生)1頭が、新しくカフェに仲間入りしました~
早速ご紹介しますね~
ワンちゃんの部
トックちゃん ジャックラッセルテリア ♀
2018年7月4日生まれ(生後半年) 5.1㎏
色:タンホワイト

川西初のジャックラッセルテリアは、生後半年の子犬ちゃん
お顔の色が半分ずつ違います(笑)

元気印がトレードマークのトックちゃんは、とにかく楽しくて仕方がない様子。
フロアを所狭しとスピードMAXで駆け抜けていきます。

そして好奇心も旺盛。
すでにおもちゃの場所を覚えて・・
おもちゃを見つけてはカジカジわちゃわちゃ・・。

人に遊んでもらってわちゃわちゃ・・。

だけど無駄吠えいっさいなくて、ただ楽しく遊んでいます。
そして、一度抱っこしてあげると、どんな時も動きを止めて大人しいモードに変更。


しがみついて甘えてくれます。
そして何より可愛いのが、天真爛漫な満面の笑み。

見ているだけで元気をもらえます。
ユニークな行動や活発な動作は一緒に遊びたい方にピッタリ。

ぜひ会いに来てくださいね
都合により、今回は1頭だけのメンバーになりましたが、カフェでは6頭のワンちゃんと1頭のネコちゃんが皆様をお待ちしています。
「カフェ募集メンバー」
保護犬・保護猫の里親ご希望の方、または飼おうかどうか迷っている方は、お気軽にスタッフまたはボランティアにお声をかけてください。
気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(
土日祝は13:00~16:00の間は混み合っていることが多いですので、里親ご希望の方はそれ以外の時間、または平日ががお勧めです)
そしてネコちゃん部屋ですが、ネコちゃん達は警戒心が強い生き物です。
そのため色々なお客様と触れ合うことにストレスを感じ、なかなか環境に慣れてくれないなどの問題が生じています。
現在猫部屋は里親希望の方のみの入室とさせて頂いております。
ご期待に沿えず申し訳ございませんが、触れ合い目的のお店ではないため、どうかご理解いただけますと幸いです。
里親希望の方、保護猫をお家にお迎えすることを少しでもお考えの方は、お気軽に近くのスタッフにお声掛けください。
よろしくお願い致します。
では。
今夜、


早速ご紹介しますね~



2018年7月4日生まれ(生後半年) 5.1㎏
色:タンホワイト

川西初のジャックラッセルテリアは、生後半年の子犬ちゃん

お顔の色が半分ずつ違います(笑)

元気印がトレードマークのトックちゃんは、とにかく楽しくて仕方がない様子。
フロアを所狭しとスピードMAXで駆け抜けていきます。

そして好奇心も旺盛。
すでにおもちゃの場所を覚えて・・
おもちゃを見つけてはカジカジわちゃわちゃ・・。

人に遊んでもらってわちゃわちゃ・・。

だけど無駄吠えいっさいなくて、ただ楽しく遊んでいます。
そして、一度抱っこしてあげると、どんな時も動きを止めて大人しいモードに変更。


しがみついて甘えてくれます。
そして何より可愛いのが、天真爛漫な満面の笑み。

見ているだけで元気をもらえます。
ユニークな行動や活発な動作は一緒に遊びたい方にピッタリ。

ぜひ会いに来てくださいね


「カフェ募集メンバー」

気になった子とゆっくりふれ合えるように、ご配慮させていただきます。
またワンちゃん達は既往症もありますので、詳しくご説明をさせていただきます。
(


そのため色々なお客様と触れ合うことにストレスを感じ、なかなか環境に慣れてくれないなどの問題が生じています。
現在猫部屋は里親希望の方のみの入室とさせて頂いております。
ご期待に沿えず申し訳ございませんが、触れ合い目的のお店ではないため、どうかご理解いただけますと幸いです。
里親希望の方、保護猫をお家にお迎えすることを少しでもお考えの方は、お気軽に近くのスタッフにお声掛けください。
よろしくお願い致します。
では。
シルクちゃん卒業 マッジちゃんも里親様決定
[No.647] 2019/01/04 (Fri) 07:10
こんばんは。
今日は嬉しい一日になりました
ロングコートチワワのマッジちゃんとトイプードルのシルクちゃんの里親様が決まり、シルクちゃんはそのまま卒業となりました
マッジちゃん

マッジちゃんは昨年の暮れに川西に来たばかりの2.5キロのちっちゃな女の子です。
最初だけ少し緊張していましたが・・。
見た目の可愛さに加えて、性格も甘えたさん。
人が大好き。

「マッジ!」って呼ぶと振り向いて寄ってきてくれます。
ちょこまかと動く姿も愛らしく、きっとすぐに里親様が決まる予感でした。

里親様は以前も一度カフェに来てくださったご家族です。
今日はご家族3人でマッジちゃんに会いに来てくれました。
奥様のご実家ではワンちゃん(チワワ)がいるのだそうですが、残念ながらお子様嫌い。
里親様のお嬢様はワンちゃんが好きなので、もしマッジちゃんがお嬢様の事を受けいれてくれるのならお家にお迎えをしたいと思い、来てくださったとのことでした。
マッジはどうだろうか・・・。
そう思って、まずはお子様と一緒に触れだ合っていただきました。

里親様はご実家でワンちゃんと長く一緒に暮らされていて飼育経験がおありでした。
だから優しく優しくお嬢様とマッジを会わせてくださったのです。
マッジは大丈夫でした
お嬢様と向き合ってくれたのです。
今日は今年の営業初日。
開店と同時に賑わう中、2019年初の里親様決定になりました。

里親様のお家は留守のないお家。
楽しくて人が大好きなマッジは、マッジにぴったりのお家が見つかったのです。
卒業は明後日1月5日予定です・・。
シルクちゃん

シルクちゃんが保護されたのは昨年の5月。
その後他店で里親様とのご縁を待っていましたが、8月16日に川西へ移動となりました。

シルクは川西に来た当初から、大きく円を描くように一日中フロアを走り続けていました。

他店にいた時も、ほどんどの時間フロアを回り続けていたとのこと。
それまでを狭いケージの中で過ごしてきたからなのか、ただ運動能力が高くてエネルギーを持て余していたのか。
まだ6歳でしたが、ずっと回り続ける異様な光景に、思わず・・・。
「もう回らなくてもいいよ」
と途中で止めてしまうことも度々でした。
甘え方も分からず、抱っこは出来ても一瞬だけ。

一日の大半を動き、他のワンちゃんのようにベッドで休むことほとんど無く、夕方近くにやっとフロアで横になる・・。
そんな毎日でした。
でも人は大好きでした。
構ってもらえると嬉しそうに賑やかに遊んでいました。
最近ではチャロと朝決まってワンプロ。
1時間でもそうして遊んでいました。
そう・・シルクちゃんはただ楽しく遊びたいワンちゃん。
そして食いしん坊です。
人に迷惑をかけるでもなく、他のワンちゃんと争うわけでなく、
ましてや吠えたり噛んだりすることも全く無い、お利口ワンちゃんでした。

10月に入り毛も半端なく伸びてきたので、ボランティアさんにトリミングをしてもらったシルク。

毛量が多くてふわふわでしたが、もつれすぎている毛を全身バリカンでカット。


その時初めて、シルクのオメメが大きかったことに気づきました。


こんなに可愛いなんて・・・。
その時改めてそう思いました。
それから、みんなに「可愛い可愛い」と言われ始め・・。
不思議なことにそのころから抱っこが出来るようになっていきました。


抱っこしてもらったままお膝で寝れるようにもなったシルク。
更に可愛さが増していました。
里親様は半年くらい前、カフェに来てくださったお客様でした。
以前3頭アメリカンコッカースパニエルを飼っておられたそうですが、一昨年最後の1頭が亡くなられたそうです。
それから1か月に一度ほどカフェを訪ねてくださっていました。
最近では一週間に一度ほど。
そして年末には2度ほど息子さんとご一緒にカフェに来られていた里親様。
何度もお顔を合わせるうちに、たくさん色々お話をさせていただく機会がありました。
里親様は豊富な知識をお持ちでした。
その中で保護犬へのご理解も深く、カフェの子達にも分け隔てなく接してくださり可愛がってくださっていました。
当初はワンちゃんを飼われるおつもりがあまり無いように感じていたのですが・・。
昨年年末にお越しくださった時に、シルクちゃんをお家にお迎えしたいようにおっしゃってくださいました。

でも、息子さんは違うワンちゃんを可愛いといってくださっていたため、ご家族でご相談されることお伝えしていました。
そして年末営業最終日、お電話をいただきました。
シルクちゃんをお迎えしたいと考えているので、明日詳しくお伺いしたいとのことでした。
残念ながら翌日は休業。
お話は年を越した2019年へ持ち越しとなり、今日息子さんを伴ってご来店となり・・・。
お家の子にと決めてくださたのです。

里親様がカフェに来られた時からぐるぐる回り続けていたシルク。
その姿を気にしてくださっていたそうです。




回る姿も、遊ぶ姿も、抱っこ出来る様子も、一人ポツンとしていることも、食いしん坊ぶりも
ずっと見続けてくださったから分かることでした。
そのうえでシルクを選んでくださった結果でした。
そのお気持ちがただ嬉しくて、胸がいっぱいでした。
里親様のお家はお留守がほとんどありません。
お庭もあり、お庭で遊ぶこともできるご環境。
人が好きで、遊びも大すきで、走り回りたいシルクにはピッタリ。
カフェにいた4ヵ月半。
保護されて約7か月。

それはこのご家族へと繋がるための時間でした。
里親様。
この度は素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。
シルクを見続けてくださっていて決めてくださったことが、何より嬉しく思いました。

これからのシルクちゃんの未来をどうぞよろしくお願い致します。
そしてまた、遊びに来ていただけると幸いです。
帰られてから送ってくださったお便りには・・。
私の心配をよそに、ご飯完食とのご報告。
で・・ご主人のお膝で寝ているシルクちゃんが映っていました(笑)

シルク良かったね。
シルクにピッタリのお家が出来たね。
これからはいっぱい甘えて幸せにくらしてね。

卒業おめでとう
シルクちゃんの名前はそのまま・・
「シルクちゃん」です。
では。
今日は嬉しい一日になりました

ロングコートチワワのマッジちゃんとトイプードルのシルクちゃんの里親様が決まり、シルクちゃんはそのまま卒業となりました



マッジちゃんは昨年の暮れに川西に来たばかりの2.5キロのちっちゃな女の子です。
最初だけ少し緊張していましたが・・。
見た目の可愛さに加えて、性格も甘えたさん。
人が大好き。

「マッジ!」って呼ぶと振り向いて寄ってきてくれます。
ちょこまかと動く姿も愛らしく、きっとすぐに里親様が決まる予感でした。

里親様は以前も一度カフェに来てくださったご家族です。
今日はご家族3人でマッジちゃんに会いに来てくれました。
奥様のご実家ではワンちゃん(チワワ)がいるのだそうですが、残念ながらお子様嫌い。
里親様のお嬢様はワンちゃんが好きなので、もしマッジちゃんがお嬢様の事を受けいれてくれるのならお家にお迎えをしたいと思い、来てくださったとのことでした。
マッジはどうだろうか・・・。
そう思って、まずはお子様と一緒に触れだ合っていただきました。

里親様はご実家でワンちゃんと長く一緒に暮らされていて飼育経験がおありでした。
だから優しく優しくお嬢様とマッジを会わせてくださったのです。
マッジは大丈夫でした

お嬢様と向き合ってくれたのです。
今日は今年の営業初日。
開店と同時に賑わう中、2019年初の里親様決定になりました。

里親様のお家は留守のないお家。
楽しくて人が大好きなマッジは、マッジにぴったりのお家が見つかったのです。
卒業は明後日1月5日予定です・・。


シルクちゃんが保護されたのは昨年の5月。
その後他店で里親様とのご縁を待っていましたが、8月16日に川西へ移動となりました。

シルクは川西に来た当初から、大きく円を描くように一日中フロアを走り続けていました。

他店にいた時も、ほどんどの時間フロアを回り続けていたとのこと。
それまでを狭いケージの中で過ごしてきたからなのか、ただ運動能力が高くてエネルギーを持て余していたのか。
まだ6歳でしたが、ずっと回り続ける異様な光景に、思わず・・・。
「もう回らなくてもいいよ」
と途中で止めてしまうことも度々でした。
甘え方も分からず、抱っこは出来ても一瞬だけ。

一日の大半を動き、他のワンちゃんのようにベッドで休むことほとんど無く、夕方近くにやっとフロアで横になる・・。
そんな毎日でした。
でも人は大好きでした。
構ってもらえると嬉しそうに賑やかに遊んでいました。
最近ではチャロと朝決まってワンプロ。
1時間でもそうして遊んでいました。
そう・・シルクちゃんはただ楽しく遊びたいワンちゃん。
そして食いしん坊です。
人に迷惑をかけるでもなく、他のワンちゃんと争うわけでなく、
ましてや吠えたり噛んだりすることも全く無い、お利口ワンちゃんでした。

10月に入り毛も半端なく伸びてきたので、ボランティアさんにトリミングをしてもらったシルク。

毛量が多くてふわふわでしたが、もつれすぎている毛を全身バリカンでカット。


その時初めて、シルクのオメメが大きかったことに気づきました。


こんなに可愛いなんて・・・。
その時改めてそう思いました。
それから、みんなに「可愛い可愛い」と言われ始め・・。
不思議なことにそのころから抱っこが出来るようになっていきました。


抱っこしてもらったままお膝で寝れるようにもなったシルク。
更に可愛さが増していました。
里親様は半年くらい前、カフェに来てくださったお客様でした。
以前3頭アメリカンコッカースパニエルを飼っておられたそうですが、一昨年最後の1頭が亡くなられたそうです。
それから1か月に一度ほどカフェを訪ねてくださっていました。
最近では一週間に一度ほど。
そして年末には2度ほど息子さんとご一緒にカフェに来られていた里親様。
何度もお顔を合わせるうちに、たくさん色々お話をさせていただく機会がありました。
里親様は豊富な知識をお持ちでした。
その中で保護犬へのご理解も深く、カフェの子達にも分け隔てなく接してくださり可愛がってくださっていました。
当初はワンちゃんを飼われるおつもりがあまり無いように感じていたのですが・・。
昨年年末にお越しくださった時に、シルクちゃんをお家にお迎えしたいようにおっしゃってくださいました。

でも、息子さんは違うワンちゃんを可愛いといってくださっていたため、ご家族でご相談されることお伝えしていました。
そして年末営業最終日、お電話をいただきました。
シルクちゃんをお迎えしたいと考えているので、明日詳しくお伺いしたいとのことでした。
残念ながら翌日は休業。
お話は年を越した2019年へ持ち越しとなり、今日息子さんを伴ってご来店となり・・・。
お家の子にと決めてくださたのです。

里親様がカフェに来られた時からぐるぐる回り続けていたシルク。
その姿を気にしてくださっていたそうです。




回る姿も、遊ぶ姿も、抱っこ出来る様子も、一人ポツンとしていることも、食いしん坊ぶりも
ずっと見続けてくださったから分かることでした。
そのうえでシルクを選んでくださった結果でした。
そのお気持ちがただ嬉しくて、胸がいっぱいでした。
里親様のお家はお留守がほとんどありません。
お庭もあり、お庭で遊ぶこともできるご環境。
人が好きで、遊びも大すきで、走り回りたいシルクにはピッタリ。
カフェにいた4ヵ月半。
保護されて約7か月。

それはこのご家族へと繋がるための時間でした。
里親様。
この度は素敵なご縁を繋いでくださいまして、本当にありがとうございました。
シルクを見続けてくださっていて決めてくださったことが、何より嬉しく思いました。

これからのシルクちゃんの未来をどうぞよろしくお願い致します。
そしてまた、遊びに来ていただけると幸いです。
帰られてから送ってくださったお便りには・・。
私の心配をよそに、ご飯完食とのご報告。
で・・ご主人のお膝で寝ているシルクちゃんが映っていました(笑)

シルク良かったね。
シルクにピッタリのお家が出来たね。
これからはいっぱい甘えて幸せにくらしてね。

卒業おめでとう

シルクちゃんの名前はそのまま・・
「シルクちゃん」です。
では。